猫柳キキ さん プロフィール

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猫柳キキさん: じわっとくる怖いもの
ハンドル名猫柳キキ さん
ブログタイトルじわっとくる怖いもの
ブログURLhttp://scarystory.net/
サイト紹介文恐怖 実話 怖い話 古典 古文
自由文筆者、友人、親戚が体験した怖い話や古典文学より怖い話を訳しています
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供99回 / 238日(平均2.9回/週) - 参加 2017/12/05 21:27

猫柳キキ さんのブログ記事

  • 絵姿女房
  • 出雲国(島根県)に調介という大百姓がいた。ある日友人の家を訪れた調介がその家の床の間にある掛け軸に目が止まった。 調介の視線を読んだ友人は顔をほころばせて「ああ、その掛け軸かい。実は最近都へ上った時にある人から譲り受けた […] [続きを読む]
  • 湯治場の美女
  • 摂津国(兵庫県)に伝左衛門という男がいた。この男は腰痛持ちでそれが悪化したため有馬へ湯治へ出た。 湯煙越しに見える景色に満足し、伝左衛門は大きく息をついた。時間が早いせいか誰もいなかった。ゆったりと四肢を伸ばし身体中手ぬ […] [続きを読む]
  • 恐怖のツーリング
  • ある日の夜、男がバイクを走らせていた。後ろには恋人を乗せていた。 本当は宿泊するホテルにもう着いてもいい時刻だったので、男は少し焦っていた。対向車もなく山をくだる道は空いていた。 男は腰に強くまかれた恋人の腕の感触を確認 […] [続きを読む]
  • ついてきた兵隊さん
  • Yさんは大学の卒業旅行で南の島へ行くことになった。メンバーは全員女ばっかりで4人。みんな初めて行く島だったので、初日は有名な観光地を回り、夕方にはホテルで綺麗な夕焼けを見ながらのんびりしていた。 その時、友達の一人が「明 […] [続きを読む]
  • 生まれ変わり
  • 夏休みも終わり2学期が始まった始業式の日、担任の先生が転校生を連れて入ってきた。 「○○K子さんだ、仲良くしてあげるように」 その女の子を見たNさんは一瞬ハッとした。(どこかで会ったような気がする) 1時間目が終わりNさ […] [続きを読む]
  • 鐘の音
  • 浅野正恭という者が静岡にいた時、久能山の下を通り宿まで行っていると途中に持仏堂があり、そこからカンカンと鐘の音が聞こえてきた。ふと覗いていると20歳くらいの青い顔して頸へ白い布きれを巻いた青年がいて、その人が鳴らしていた […] [続きを読む]
  • 乃木将軍の愛馬
  • 日露戦争の頃、乃木希典将軍と露将ステッセルが会見して、旅順の開城のことを議した時のことである。 ステッセルが水師営のナツメの木の下で乃木将軍に贈った愛馬は、とても立派な白馬であった。その馬は乃木将軍が亡くなると、島根県の […] [続きを読む]
  • ヴラド・ツェペシュ
  • 日に当たる事を拒み、夜になると棺桶から起きだして美女の血を吸って何百年も生きるという吸血鬼。 有名なのでご存じだろうが、この吸血鬼のモデルがヴラド・ツェペシュ公である。モデルなだけで人間であり、そして人の血を実際に吸うな […] [続きを読む]
  • 血の窓
  • 明治14か15年頃の事である。河内の生駒山の麓にある住道村に沖村辰造という農民がいた。歳は26,7で最近結婚したばかりで夫婦仲も良く、お互い助け合って働き貧しい中でも幸せに暮らしていた。 夏が過ぎ、9月頃から辰造は眼が悪 […] [続きを読む]
  • ひょっとこ
  • 戦後すぐの頃であるので物や食べ物もない時代であった。 ある家に中学生の息子とその友達が3人遊んでいた。男の子たちは物々交換(闇市では現金の代わりにそういうのもしてくれた)ができる物はないかと蔵の中を漁っていた。 そのうち […] [続きを読む]
  • 通りがかりの人
  • ある女性が足を骨折した時の話。 ある日の昼にその女性は付き添いの看護師さんに車椅子を押してもらい、階下の売店へ行く途中だった。その時前から年配の知らない患者さんらしき女性が歩いてきた。 「こんにちは」 その患者さんは絵画 […] [続きを読む]
  • 古い鏡
  • とある学校の渡り廊下の壁には古い鏡が埋め込まれている。『昭和○○年寄贈』ち書かれているようだがもうすりきれて見えないほどだという。 その学校に若くて美しい新任の先生がやってきた。その先生は最初の授業に向かう途中でその古い […] [続きを読む]
  • 生霊
  • 死霊より生霊の方が怖いという。それは生きてる限りエネルギーが補給されているからだ。生霊を出してる人の中には自覚していない人もいるようだ。 相模国(神奈川県)に信久という身分の高い人がいた。この人の奥方は土岐玄春という人の […] [続きを読む]
  • 子を食べた母
  • 文政年間(1818〜1830年)の頃、信州の某の山里に住む夫婦の間に一人息子がいた。 ある日、夫が外に出て妻と息子が残っていた。息子は5歳であったが、小刀で指を切ってしまった。そして血を見て思い切り泣き叫びだした。 母は […] [続きを読む]
  • ロバに変えられた旅人
  • 唐の時代、河南省の西に板橋店(はんきょうてん)という旅籠があった。主人は身寄りもない一人暮らしの女で名を三娘子(さんじょうし)と言った。少し歳はいっていたが愛嬌がありそこそこ繁盛していた。 宿では何故かロバをたくさん飼っ […] [続きを読む]
  • 血染めの屋敷
  • 備後国(広島県)の尾道に小左衛門という男がいた。代々富豪の家柄であった。この小左衛門の父は観勇といい、いつのころか病に伏すようになり、名医や薬など色々試してみたが快方へ向かうことはなく、それとは逆に日に日に弱り果てていた […] [続きを読む]
  • 殺した実母が迎えに来る
  • 昭和3年6月27日の夕方、大阪の玉造署へ40代の男が「母を殺しました」と言って自首してきた。 この男は箪笥職人のKという者であるが、大正10年8月28日午前2時ごろ当時住んでいた天理教会所で62歳になる実母のIは胃癌で永 […] [続きを読む]
  • 天井裏の妖婆
  • 鏑木清方画伯の夫人の話である。夫人が産褥熱で入院したのだがその時はもう夜で時間も遅かった。目的の病院に着いた時には救急の方がいっぱいだったので仕方なく死体を出し入れする非常口から入った。 入院して2〜3日経った頃、夜中に […] [続きを読む]
  • 針食い虫
  • 備前(岡山県)で住み込みの針子をしていた女がいた。裁縫で折れてしまった針は針箱の底に納め、針供養をすることになっていた。彼女もその習いに従って折れた針を大事に集めていた。 ある日、針箱を開けると中が空っぽになっていた。不 […] [続きを読む]
  • 死人の船室
  • 上海を出航したK丸は夜の中、長崎へ向かっていた。夜だけあって静まり返っていたが、機関の音だけが不気味に音を立てていた。 Sという男が二等船室で眠っていたが自分の足を引っ張られたり、寝台の下から細い手が出てきたりして思わず […] [続きを読む]
  • 同行する幽霊
  • この話は当時の新聞に掲載された事件である。 昭和元年2月12日の夜、大垣市のある町の自転車店へ強盗が入って熟睡中の店主F氏が殺害された。警察は必死に犯人を探し、ついに別の町の精米屋の次男であるYを検挙した。 そのYを検挙 […] [続きを読む]
  • オバケ沢
  • 場所は神奈川県愛甲郡にある。 大正時代、狂った女が髪を振り乱し、破れた着物を着てこの沢をさまよっていた。女は山にある蛇やトカゲなどを食べて何とか生きながらえていた。 しかし、その日暮らしの生活のため風呂に入るでもなく髪は […] [続きを読む]
  • 泣く生首
  • 京都のある学僧が師匠から関東へ行くように命ぜられた。その学僧には密かに愛し合っていた恋人がいた。しかし離れてしまうためその恋人に別れを告げた。しかしなかなか承知してくれなかった。 関東へ行く日、夜に一緒に都から出てきた。 […] [続きを読む]
  • 美味しいトンカツ屋
  • ある青年がK県へ行ったときの事。空腹だったので一軒のトンカツ屋に入った。夫婦でやってるらしく店は小さく古びた店だった。 奥の座敷は住居になってるようで子供がテレビを観ている姿がチラリと見える。 夫も妻も無愛想で顔色が悪か […] [続きを読む]