m さん プロフィール

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mさん: Daydream 212
ハンドル名m さん
ブログタイトルDaydream 212
ブログURLhttp://hominff.blog.fc2.com/
サイト紹介文ホミンで妄想話、パラレルで甘切なく泣き笑いでシアワセに〜毎日12時に更新〜
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供254回 / 317日(平均5.6回/週) - 参加 2017/12/10 22:36

m さんのブログ記事

  • イルサンパラレルライン 22
  • 「なぜならこの症状はユノ博士の設計ミスが原因だからだ」その言葉に冷たい感情が呼び覚まされ食ってかかりにいきそうになる自分を抑えた。「ミスじゃない」「では故意的に設計を未完にした代償だ」「博士・・・・・・?」チャンミンの戸惑う声に今は応えられない。「チャンミン、席を外してくれるか」「でも僕の事ならちゃんと聞いておきたいので」「チャンミンさん、隣の部屋で秘書がもてなそう。君は飲み食いしないのかな?」「 [続きを読む]
  • サマーオセロ 21
  • ――部屋のドアが開く音と同時にやがやとした話声と共に人が入って来た。「あ、シム課長も先に帰ってたんですね」心を決めて振り向いた。「そうなんだ、雨すごかったでしょう。濡れてしまったからね」「いやぁここの雨はすごいですね。回り切れなかった事を部長に怒られるかなぁ。チョン部長は他の部屋ですか?」「部長だけ別の宿に取ってあるからそっちに向かわれたよ」「そりゃ俺らと同じ宿に泊まらないですよねぇ」「ここだって [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 21
  • 博士がうたた寝から覚めるとちょうど博士の身体に毛布を掛けなおすチャンミンと目が合った。急いで手を伸ばしたのに脱兎のごとく逃げられた。ぼりぼりと頭をかきながら心の中では軽い苛立ちがさざめいていた。「まだ治ってないの?」チャンミンにそう声を掛けると力なく肩を落とす。「自然に離れていくるのはまだ時間がかかるみたいです」「もう一週間も経つのに。病院も嫌って言うし・・・・・・やっぱり俺がそれ引っ張って取って [続きを読む]
  • 【拍手五万回感謝3】ユンホとスニ
  • こちらは以前連載していた話の続きとなります。詳しくはこちら一話目→こちら二話目→こちら今日が最終話です、以下よりお読みくださいm(__)m〜パーティーの後〜マスターのバーでのユノさんとチャンミンさんのお帰り会が終わった。久しぶりの再会のパーティ中に一番笑っていたのはスニだろう。「ハハハハ、笑った。楽しかったねぇ」一緒に家まで帰りながらこんなに笑ってるスニを見たのはいつぶりなんだろうと反省をしていた。最近 [続きを読む]
  • 【拍手五万回感謝2】チャンミンとユノ
  • こちらは以前連載していた話の続きとなります。詳しくはこちら昨日の一話目はこちら 〜お帰りパーティ当日〜差し入れとお土産を確認してマスターの店に向かう途中懐かしさに目を細めた。この道はあの日悔しくて怒りながら歩いた道この角はもめ事に巻き込まれて驚いた角全てが遥か昔のようにも感じ、時の早さに焦りも感じけれど去った時より成長した自分で皆と再会できるは嬉しい。「お久し振りでーす」店内に入ると料理はテーブル [続きを読む]
  • 【拍手五万回感謝1】マスターとチャンミニ 
  • こちらは以前連載していた話の続きとなります。詳しくはこちらマスターとチャンミニの話は「あだ花」としても続編を連載していましたが今回で最後です。よろしければ以下よりどうぞm(__)m〜パーティの三日前〜今日は店はチャンミニとバイトさんが出ていてくれたので俺は先に帰って珍しく料理をしていた。久しぶりに自宅で二人の為に料理を作る。最近はやってくれる事に甘えてしまい作ってもらう事が増え仕事以外でめっきり自分で料 [続きを読む]
  • サマーオセロ 20
  • 濡れた身体でタクシーへ乗り込み、運転手に告げた。「二か所で別々に下ろしてもらいたいんですが大丈夫ですか」「いいですよ」「ここから近い東風荘とそれから駅の東浜ホテルへお願いします」タクシーはなだらかに発車した。座席の隣でユノが驚いたようにこっちを見ている。「どう言う事?」「僕と部下の三人は東風荘に宿をとってあるんですがチョン部長だけホテルを用意しました」「なぜ?全員同じホテルでいいだろう、面倒だ」「 [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 20
  • 二人で到着した先の果樹園は大盛況で受付まで長蛇の列。待ち時間は60分とスタッフが言っている。「60分!?あっちゃあ・・・・・・やっぱり行き当たりばったりじゃダメかぁ」がっくりと肩を落としているチャンミンに「並ぼうか?」と一応聞くと力なく首を振って「博士が待てるとは思えません」と失礼な事を言う。むっとして「できる」と言い返すと「させられません」と言い張る助手それになんだか煽られた気分になって一緒に行列に [続きを読む]
  • サマーオセロ 19
  • 駅から駅への列車の中で未だ気持ちの切り替えに苦労していた。複雑な気持ちになるのは自然な事で正直昨日の夜はよく眠れなかった。そんな自分と同じ寝不足気味の顔でチョン部長は顔で書類をめくっている。但し二人の眠れない理由は全く違うだろう。出張の日を急きょ決めたためそれに合わせて資料をまとめあげる時間が絶対的に足りなかったはずだ。それならもっと準備ができてからにいけばいいのにと思わずにはいられなかったけれど [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 19
  • おやつの時間にノビをしながら部屋の中を歩いているとチャンミンが郵便物を持って上から降りてきた。毎月宅配をお願いしている製菓雑誌を抜きだして読みだしてしばらく同じページでチャンミンは眉間に皺を寄せていた。ユノは気になって背後からひょいと覗き込むとフルーツの紹介ページで止まっている。そんなに睨み付ける様なページには見えない。「どうかしたの」「うわっ!!」面白い声をあげた。「気配を消して後ろから来ないで [続きを読む]
  • サマーオセロ 18
  • 鳩が近くで地面をつついている。隣で女子社員が最近恋人ができたと同僚に話をしている。俺が座る隣のベンチまで聞こえてくるくらいに声は弾んでいる。お日様は昼食に心地よい光を降らせている。平和そのものだった。日常が戻ってから気付いたのは二週間の休暇じゃなく平凡に暮らして働く当たり前の日々が必要だったのだと言う事。隣の女子社員が声をひそめた後、きゃあっと声を上げたのが耳に飛び込んできて楽しそうで何よりですと [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 18
  • 「これは大変だ」そう思ってもめったに口に出さない博士がしてしまうほど「これは大変だ」の事態になっている。「博士〜〜助けてください」なにしろりんごサイスまで小さくなったチャンミンがぬいぐるみのカンガルーのポケットから手を振って助けを求めていたからだった。遡る事数時間前博士は発明に夢中になるとなくしがちな細々とした大事なものを小さくしてしまっておける場所が欲しいと思い窓辺に飾っていたカンガルーのぬいぐ [続きを読む]
  • サマーオセロ 17
  • 週末は自分の家でゆっくり過ごした。好きなワインを開けて観たかった映画を流してそれが終わったら音楽をかける。多少家賃を払ってでも観る価値があると言われていたこの部屋からの夜景を楽しめ始めたのはこっちに戻ってきてからだった。家を一歩も出る事のない有意義な週末だったので胃に無理をさせた休日明けの月曜日はあまり体調がいいとは言えなかった。昼食は社員食堂で胃に優しそうな温かい麺を選んで一人黙々と食べていると [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 16
  • 博士が魔法使いを連れて帰って来た。助手はそれに驚いた後に伸びた手を引っ込めて礼儀正しい態度を取った。「初めまして、こんにちは」と軽く挨拶をすると、上から下まで見られた後にニヒルな笑いを浮かべた魔法使いは博士と一緒にチャンミンに背を向ける。「あ、の・・・・・・」呼び止める間もなく研究室へ二人で行ってしまった。とてもじゃないけれど心穏やかでいられなかった。チャンミンは博士のやる事に文句なんて言わないし [続きを読む]
  • サマーオセロ 16
  • 外の陽の気配を感じて目を開けた。上手く寝付けない絶対に眠れないと思っていたのにアルコールも入っていたので結局上手く眠れてしまった自分に少しだけ呆れた。しっかりと掛け布団を独占している自分に気付き隣を見るとユノはもういなかった。部屋をゆっくりと見渡すと徐々に目が慣れてきてソファの上でこんもりしてる山を探し当てた。ベッドから起き上がりソファに近寄ってユノを見ると被せていたタオルケットはずり下がり身体を [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 15
  • 一方その頃、チャンミンは完全に落ち着きを失っていた。パンも焼いた、久しぶりに窓も拭いたし、銀の皿も食器も磨いたその作業の合間に習慣で研究室を覗きに行きそうになってしまう。ユノがいないのに。チャンミンは割り切って博士がいると出来ない事をしようとめんどくささの固まりの時間がかかる肉の燻製を作る事にした。燻製用の道具をセットしているところに透明さんがやって来た。腕をバツにしている。NGサインだ。「え?何 [続きを読む]
  • サマーオセロ 15
  • 一次会がお開きになったのでチャンミンはそこで帰る事を同僚達と別れた。ユノの方は歓迎会の二次会の誘いに当の本人が行かないのは誘ってくる部下の手前断る訳に行かなかったんだろうけど終電も近いしこの後二人で合流となるのは流れる事になりそうで内心ほっとしていた。ピロリンッと着信が鳴って見るとユノからで”着信拒否解除した?”と送られてきていた。”しました”とだけ返すと”よし”それから”何時までなら会える?”ユ [続きを読む]
  • 【世界設定】イルサンパラレルライン 
  • 【イルサンパラレルライン設定】舞台は近未来のどこかの星鮮やかな世界にありえない事がありえるここではないパラレルな世界線LoveLineのPVイメージをお借りしていますにほんブログ村☆用語集☆・天賦国に住む人間にのみ一つだけ与えられる生まれ持っての能力同じ天賦は持つ者が存命の間は存在しない役に立つものもあればないものもある力の強さは精神年齢に比例する・色雲人間が乗って空を移動する手段。色付きのものが人気小瓶 [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 14
  • 黙々と朝食の食器を片付けて洗うチャンミンをユノは右に左にと追いかける。それを分かっていながらわざと無視するチャンミンをどうやって懐柔すればいいのか博士はいまいち分からない。「チャンミン〜チャンミン」「・・・・・・」「チャーンミーン」「・・・・・・」「チャンミナァ〜〜〜〜」「唄っても駄目です、申請は却下です」「チャーーーーーーーー」「ボリューム上げても無駄ですっ」「俺が出掛ける間に家で留守番しててっ [続きを読む]
  • サマーオセロ 14
  • それからの会議での自分は散々だった。綿密に予行練習をしたにも関わらず言葉がつっかえてしまい資料の半分も説明ができなくて新しい案件の提案まで辿りつぐことなく次の人の番になった。周りの同僚からもどうしたんだろうと言う目で見られた。同僚たちと言えば会議が始まる前こそ本部から来る人間には期待しないといった態度だったのに会議が進むにつれ”今までいたパワハラ部長と違い新しい若い部長はなんと期待できる人なんだろ [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 13
  • どうにもこうにも思い通りにできない博士は朝から少々焦っていた。今回の難題”国立図書館の創立100年の記念碑”作成に今週はずっと取り組んでいるのだけど大体の土台はできたのになかなか仕上げの一筆目が降ってこない。緻密に計画を立てて作るタイプではないのでひらめきが降ってこない事には終わる事ができない。始まりから苦しんだ仕事だった。「こういうのを作って欲しい」と言う依頼が博士にとって一番頭を悩ませる。一番好 [続きを読む]
  • サマーオセロ 13
  • ――チャンミンside深呼吸一回、瞬き二回それから何でもない事のように会社に入って行き慣れた仕草で社員パスをタッチして健康の為に階段を昇っていく。二階の部署の見慣れたデスクを目指して無心で足を動かす。早速部下と目が合いカバンを持つ手が震える。「おはよう」「おはようございますシム係長。休暇はどうでしたか?」「よく休めました。迷惑を掛けました」「いいえそんな特に何も無かったですよ。それより髪お切りになった [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 12
  • トゥモローを探しに家を出たチャンミン親雲との取引により滞在先を聞きだしで小一時間雲を飛ばしてようやくスカイオアシスに辿り着いた。この場所は空なのに地と水がある変わった場所だ。家の広さにも満たない狭さだけれど鳥たちの羽休めや迷子になって一旦現在地を確認する為になど活用されている。トゥモローが迷子になる訳ないのに一体何の目的があるのだろう。チャンミンはスカイオアシスの青々とした芝に一歩踏み出し飛行雲を [続きを読む]
  • サマーオセロ 12
  • ――夏の終わりより先にチャンミンの休暇の終わりがもう見えている今日で二人が出会って12日目だ。俺達は相変わらずよくない遊びに毎夜夢中だった。それでもいい加減に抱いてる訳じゃない。好きなものを好きって言うには責任が伴うのを幼い頃から嫌と言うほど感じてきた。嫌いを嫌いと言っちゃいけない不自由さよりそれはずっと重い物だった。口には出せないけれどチャンミンは間違いなく俺の人生の好きのエリアにいる。チャンミン [続きを読む]
  • イルサンパラレルライン 11
  • キッチンの角砂糖ポットの蓋を開けしばらく待っていると寝ていた角砂糖たちがゆらゆらと浮き始めた。緩やかにポットの入り口から浮かんできた目の前の角砂糖指先でちょんと触れて研究室の博士のラテの中へ到着するよう言った。列を作っておりこうに向かっていく三個めをつまんで角砂糖ポットに戻した。「肥満は健康の大敵です」そうするとまた、無口な砂糖は寝に戻った。水回りをピカピカに片付けて気が済むと出掛ける支度をして博 [続きを読む]