SuperT さん プロフィール

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SuperTさん: アフター・フェア
ハンドル名SuperT さん
ブログタイトルアフター・フェア
ブログURLhttp://air.ap.teacup.com/supert/
サイト紹介文教育を中心に日々の関心事を書いています。基本的に週日更新。学校に合わせて長期休業も取っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 33日(平均6.2回/週) - 参加 2017/12/16 15:08

SuperT さんのブログ記事

  • 「考える力は必要なのか」〜答えのない問い4
  •  最近、“考える力”の必要性ということがよくわからなくなってきました。指導要領などで求められている“考える力”のレベルが高すぎて、ほんとうにこれ、すべての児童生徒が目指すべきものかわからなくなったという意味です。【“考える力”の歴史】 平成30年度から施行される新学習指導要領は、 知識及び技能の習得と思考力、判断力、表現力等の育成のバランスを重視する現行学習指導要領の枠組みや教育内容を維持した上で、 [続きを読む]
  • 「お釣りの計算はできなくてもいい?」〜答えのない問い2
  •  先週金曜日、カーラジオでテレビ放送を聞いてたら、子どもに関する視聴者の相談を、タレントたちが話し合う番組をやっていました。 その中に出てきた相談のひとつ。「小学2年生の息子に買い物を頼む際、電子マネーを持たせた。買い物は無事済んだがそのことを夫に話したら、『電子マネーじゃない方がよかったんじゃない? お金のやり取りも含めて買い物だろ』と言われた。たしかにそれも分かるが、これからは電子マネーの時代 [続きを読む]
  • 「出生前診断」〜子どもたちは生まれる前から選別される
  •  昨年末に終わったTBS金曜ドラマ「コウノドリ」についてひとこと書いておこうと思ったのですが、他に書くことがあり、今日まで延び延びになってしまいました。[画像]  「コウノドリ」は今回が第二節で、前回も興味深く見ました(2015/11/17「テレビドラマ『コウノドリ』のリアリティと原作マンガの裾野」)が、今回も全11話、丁寧に見させてもらいましたが、その中で特に心に残ったのが第10話(12月15日)の回です。 出生前診断 [続きを読む]
  • 「人材」〜新しい意味を付与される言葉たち
  •  先月5日の当ブログで、 娘のシーナは「直火(じかび)」を「ちょくび」と言って父親(私)を絶望させますし、婿のエージュは最近まで紅白歌合戦が男女別だということを知らなかった(中略)かくいう私も30歳過ぎまで「あさくさ寺(浅草寺)」と「せんそう寺(浅草寺)」が同じものだと知りませんでした(中略)。しかしそうした数々の無知は、圧倒的な“それ以外の知識”によって相殺され、“かわいいミス”くらいの扱いで見過 [続きを読む]
  • 「答えのない問い」〜小学校英語は作文より大切なのか?
  •  オバちゃんから電話がありました。 オバちゃんと言っても親戚筋ではなく、中学校時代の同級生です。結婚して苗字が変わったのに、旧姓からつけられたニックネームで今も呼ばれています。 中学生の頃はむしろ男の子みたいな爽やかな印象で、“オバちゃん”の愛称もかえって違和感がなかったのですが、中年になってすっかりそれらしくなると“オバちゃんをオバちゃんと呼んでいいのか?”という素朴な疑問に悩まされたりします。 [続きを読む]
  • 「犬の話」〜3学期初日の話のネタに 2
  •  いよいよ新学期。 書初めやら給食袋やら、山ほどの荷物を抱え、寒い朝を元気に登校してくる子どもたちの様子が目に浮かぶようです。 この子たちは荷物以外に、いったい何を抱えて学校に向かうのでしょう? 新学期といってもほとんどの教師にとっては何回も経験した学校再開の一齣にすぎません。しかし子どもの中には本気で気持ちを改めて来る子がいます。ましてや新年新学期です。 実は蓋を開けたら去年のその子と全く同じ、 [続きを読む]
  • 「今年はこんな年になります」〜3学期初日の話のネタに
  •  年末年始休業は今日も含めてあと四日(みんな! 宿題終わっているかな?)。学校ではいよいよ2018年が本格的に始まります。 今年はどんな年になるのでしょう? 現在予定されているもの、分かっていることについて、簡単に拾い上げてみました。学校の先生は3学期始業式の日に、子どもに話す話のネタとして参考にしてみてください。[画像]【今年予定されているできごと】・皆既月食(日本全国で見られる)(1月31日)・平昌オ [続きを読む]
  • 「今年の年賀状」〜  私の年賀状を紹介します。
  •  もう30年以上も旧年を振り返るこの形式で年賀状を作っていますが、最近とみに小さな字の読めなくなった友人からは極めて不評。 そんな人たちには、「字だとは思わないで、細かな模様くらいに思っていてくれればいい」などとうそぶいています。 ときどき昔の年賀状を読み直すと、自分が何をしてきたか簡潔にまとまっているので、その意味でも便利なやりかたです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [続きを読む]
  • 「お世話になりました」〜2017年を気分よく終わらせるために
  •  2017年の最後の記事が、今年最も気分の悪い事件(大相撲問題)というのも面白くないので、ひとこと挨拶をして終わりにします。[画像] 2017年、お世話になりました。 今年は私にとって、「この先、数年間はこんなふうに暮らし、生活の様式はさほど変わらないだろうな」と目星のついた一年でした。 あれこれ野心もなく、淡々と過ごす日々、それだって悪くはありません。結構やることはありますから。 しかし私が淡々と動かなく [続きを読む]
  • 「忖度報道の行方」〜日馬富士暴行事件と2・26
  •   22日の記事で今年は終わるつもりでしたが、昨日貴乃花親方の処分が出て、様々な方面からの多様な意見を聞くうちに、いろいろ考えさせられるところがあって文を書く気になりました。[画像]  様々な意見というのは例えばDIAMOND ONLINEの『貴乃花親方バッシングに見る相撲協会とマスコミの「狂気」』のような記事です。タイトルにある通り、相撲協会と結託したマスコミによって貴乃花親方が袋叩きにあっている現状を憤る内容 [続きを読む]
  • 「ともに考える」〜ブラック校則をなくせ 4
  • [画像] もういい加減にしてくれよ。 オレたちは茶髪だとかパーマだとか、女の子の下着指導がしたくて教師になったわけじゃない。 数式の美しさだとか化学変化の不思議、日本語の魅力だとか歴史の面白さとかを教えたくて教師になった。自分の思いを英語で伝えたり音楽で伝えたり、絵が描けたり家の中のものが簡単に直せたり作れたり――そういうことを教えたくて教師になったのに、今やっていることは何なんだ! なあ、頼むから [続きを読む]
  • 「人権は矛盾する」〜ブラック校則をなくせ 3
  •  2017.12.17付け毎日新聞『茶色の髪問題契機「ブラック校則なくそう」運動スタート』)で記事になった「キッズドア」は総務省のサイトでも紹介されているかなりまじめなNPO法人です。[画像] サイトによると、 生まれてきた環境や、災害によって子どもたちの将来の夢や希望に不平等が生じる社会はおかしいと私たちは考えます。 貧困などの困難な環境にある子どもたちにも、公平なチャンスを与えるために、私たちは活動していま [続きを読む]
  • 「校則の原則」〜ブラック校則をなくせ 1
  • 「ブラック校則をなくそう」という運動が始まったそうです。「昔の常識でつくられた校則が子どもたちを苦しめている。新しい時代の校則はどういうものか、社会全体で議論したい」(2017.12.17毎日新聞『茶色の髪問題契機「ブラック校則なくそう」運動スタート』) そういう趣旨らしいのですが、この主題、「ブラック校則」というネーミングが新しいだけで、古くから繰り返し出されてきたものです。[画像]  遡れば1990年(平成2) [続きを読む]
  • 「胃を絞り、氷柱を背に差し込む」〜ノロ感染に苦しむ
  • 【乗り換え駅で】 乗り換え駅で特急列車を待っているうちに、不意の便意があり少し迷いました。列車が到着するまでの6分間我慢できるかは自信がなく、その6分間でトイレを探して用を足してくることにも自信が持てない。もしかしたらガスかもしれないとも思ったのですが、試す勇気を持つには少々感じが違います。そこで、急ぐ旅ではなし、一本電車を遅らせてもいいやということで階段を駆け上ると幸いトイレは目の前で、さらに幸 [続きを読む]
  • 「サイレンス イズ ゴールデン」〜無口の功罪
  •  いい気になって3日に渡ってサンタクロースについて話していたら、古い友人から一言、「世界中の子ども15億人とか平気で言ってるけど、少なくともイスラム教徒の子どものところへは行ってないんじゃないか、サンタクロース。敬虔な仏教徒の家とかも・・・」 この話を人にするようになてから十数年間、そのことに全く気づきませんでした。 気づかなかったこともショックですが、サンタさんが そんな差別的な活動をしていたという [続きを読む]
  • 「童話『サンタは生きている』」〜子どもと一緒に勉強する会話
  •  週日ほぼ毎日ブログを書きながら、ネタに困ってあれこれ考えているうちに気づくのは、「結局私のやっていることは同じことの繰り返しなんだな」ということです。 今日思いついた新鮮なアイデアが何年も前の焼き直しだったり、ふと目に留まった大昔の自分の原稿がえらく新鮮だったり、同じところをグルグル回っているようなものです。 もっとも以前は「同じところをグルグル回っているように見えて、しかし回りながら発展してい [続きを読む]
  • 「サンタは実在する2」〜何のために勉強をするのか(付録)
  •  昔、中学生に語った「サンタは実在する」の続きです。 [画像] 著作者:Kick Back しかしそれにしても、サンタさんの仕事量は半端ではありません。世界中を回るのですから。 【サンタのお仕事2】 現在の世界の人口を知っていますか? 昨年まではこの質問をしても答えられる人は少なかったのです。けれど今年はほとんどの人が「地球上の男の数は35億」と知っていますから、世界人口はその倍の70億人だとすぐに計算できま [続きを読む]
  • 「サンタは実在する1」〜何のために勉強をするのか(付録)
  •  クリスマス・シーズンです。 私はかつて中学生相手に「サンタクロースは実在する」という話を20分もかけてやったことがあります。 大切な授業時間を使っての話ですからどこかに教育的配慮がなくてはならないと思い、最後は「だから勉強はしなくちゃね」といった教訓めいた話にまとめましたが、ほんとうは私自身がおもしろがって話したことです。 ただし、これまでの知識を使い、あれこれ調べて組み立てて遊ぶ私の姿は、それ [続きを読む]
  • 「北修羅場、ディール・ザ・トランプ、大相撲」〜今週書き残したこと
  •  今週もいろいろあって書きたいことを書ききれませんでした。 そこでほとんど書きなぐりのように記録を残しておきます。[画像]【戦争は既に始まっている】 先々週、というか前々回の「女城主 井伊直虎」に、徳川家康が武田の要衝「高天神城」を半年にわたって取り囲み、補給路を一つひとつ断ったうえで兵糧攻めにする場面が出てきました。 織田信長の命令によって降伏を認めない方針をとった家康は、「干上がるか、討ち死にす [続きを読む]