ジノ。 さん プロフィール

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ジノ。さん: ジノ。愛と青空の日々
ハンドル名ジノ。 さん
ブログタイトルジノ。愛と青空の日々
ブログURLhttp://xjino-love-sky.hatenablog.com/
サイト紹介文花の生活,虫なる日々,日々なる人生,四季を追う,行ってきました,それをなすもの。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 71日(平均4.5回/週) - 参加 2017/12/18 22:28

ジノ。 さんのブログ記事

  • 花物語 スイカズラ;連れてこられた花嫁はそれでも幸せになりました
  •  初夏の山野を歩くと,この芳醇にして濃厚な甘い香りに天界の花園を垣間見る感覚を覚えることがあります。 スイカズラ。吸い葛。金銀花,忍冬とも。 この花を見ただけで,それがたとえ写真であっても香りが鼻腔によみがえる,私には特別な意味を持つ花です。 昔の子供たちが花を引き抜いて蜜を吸ったところからついた名ですが,私の時代にはそういうことも廃れ,そもそも私が遊んだ高台の住宅地にスイカズラはありませんでし [続きを読む]
  • アサマイチモンジ飼育日記ダイジェスト
  •  スイカズラのお話を読んでからご覧いただくとよろしいかと。 とうとうアサマイチモンジがうちの庭で産卵してくれました。チョウを育てるためにスイカズラを採ってきて,そこで根付いたスイカズラにチョウが飛んでくる。一つの大循環が完成したと一人ほくそ笑んでおりました。 このまま我が家がアサマイチモンジの大発生地になったらうれしいなとか思いながら,産み付けられた6個の卵を大きくなれよふゅふゅふゅと言いな [続きを読む]
  • 宵闇のネムノキの森を抜けて
  •  数年間,水戸から日立に通勤しました。 二つの街は距離30キロ,国道6号1本でつながっているのですが……使えません。この道沿いには日立製作所関連の事業所が並び,特に日立市内は海と山に囲まれた幅2キロの市街地に道路が集中します。毎朝絶望的大渋滞。 なので,時間的に余裕の無いときは常磐高速道,ふつうは水戸から国道349号を北上し,阿武隈山地を横断する山越えルートで通いました。 これが意外にも楽しかった。毎 [続きを読む]
  • どこか遠くの神さまが
  •  今日いつものフィールドに出かけたら,湧き水のところで何か作業している男性がいました。ワイシャツの上に作業服,職員の方とは想像がつきました。 挨拶して聞いてみると,ここはサンショウウウオの産卵場所なのだとか。他所では卵嚢や幼生を見ましたが,へえ,ここも。             卵嚢です その職員さんが言うには,周辺何か所かで見つけた卵嚢を保護しては,孵化させて放しているのだと。 ……この人 [続きを読む]
  • とても遠くがみえた日
  •  1年前の1月28日の写真と文章です。今日,公開させていただきます。1年くらい時間が必要だったので。最後の一文への疑問に対するお答,先に言っておきます。「大丈夫でした」 二十年来お世話になっている自動車整備工場が,国道245が那珂川を渡る湊大橋のたもとにあります。12か月点検をお願いしに行きました。3時間ほどかかるので,いつもは折り畳み自転車で大洗までぶらつくのですが,今日は橋を渡って那珂湊の街を [続きを読む]
  • 人間ドック。
  •  そんな訳で(いきなり何だ),昨年の手術の元になった人間ドックに,今年も行ってきました。今年はもうコワくないぞ。だって胆嚢無いもん。残り全項目A判定だ! 実は昨年まで7年間,ずっと胆嚢ポリープを指摘され続けていました。ポリープが年々大きくなってます,どこかで取らなきゃね,と。 で,とうとう昨年,紹介状持たされて手術に行ったのでした。大きくなっているというのはガンの疑いもある訳で,全身麻酔の開腹手 [続きを読む]
  • ツノトンボが征く  【超絶虫本気】
  •  2014年の夏は,とても寒い夏でした。東北でいうところの「やませ」が吹き,茨城の海沿いは霧に覆われ,水戸にも冷たい東風が吹き過ぎていきます。 その日私は,いつものフィールドの草地で草原性植物の姿を追っていました。ここで唯一のオケラの株が草刈りされてしまったので,他に無いものかと,毒毛虫に気を付けながらまだ刈られていないやぶに踏み入っていました。 オケラ。好きな花です。 キキョウ咲くやぶ。 オ [続きを読む]
  • ザゼンソウが開花しました 遠い氷期を夢見ながら
  •     ザゼンソウです。近縁のミズバショウ同様,北辺の湿地に咲く花です。あずき色の部分は花びらと認識されそうですが,正しくは「仏炎苞」。中の丸いのが花の集まり「花序」。サトイモ科独特の不思議な構造です。 寒冷な気候を好むのですが,温暖な茨城県の平地でも水戸市や東海村に自生地があります。でもそれ以外に,多分地元の人以外は私しか知らない,秘密の産地があるんです。秘密だよ。 ザゼンソウの花期は本来の [続きを読む]
  • おふだが値上げ。ご利益も♪
  •  せっかく定期的に覗いてくださるお客様が増えたというのに,しばし更新が途絶えたこと,お詫びします。 大変でした。年間で最も大きな責任がかかる仕事があり,ストレスと風邪から体調を崩し,おまけに天体観測の泊まり込みまで入って,半鐘は鳴るわ火消は来るわというレベルの絶不調でありました。私はのんびり生きていたいのに。 で,新年行事の「村松山詣で」が今日にずれ込んでしまいました。正確には「村松山虚空蔵堂」 [続きを読む]
  • ゼフィルスの卵
  •  40年前に採ったミドリシジミの標本。このヘタクソな展翅が,そのまま私の大切な思い出です。 ゼフィルス,というのはチョウの一群の俗称です。でも我々虫屋(昆虫愛好家)には,単に昆虫の名前という以上の,たくさんの記憶,息遣い,そして郷愁を呼び起こす言葉です。 ゼフィルス,それはギリシャ神話の西風の神。その名を学名の「属」の名称としていただいたのは,美しい金緑色の翅をもつ一群のシジミチョウの仲間でした。 [続きを読む]
  • こんな水戸にもスズランは咲く
  •  私の「いつものフィールド」は花の宝庫で,行けば必ずネタがあります。こうしてブログなんて始めてしまうと,このフィールドの存在がとてもありがたい。 ……というわけで,今日は風邪ひいてるので少し手を抜かせてください。昨年にスズランの写真が撮れたので自慢半分に。 スズランというとやはり北海道のイメージでしょうか。冷涼な高原に自生します。実は有毒植物で,牧場では家畜が食べずに残すため,一面の群落になって [続きを読む]
  • クロアナバチの夏    【虫です】
  •  いつものフィールドの芝地に,8月も後半になると黒衣の戦士が現れます。体長だけなら小型のスズメバチに匹敵。細く黒い矢のようなボディ。白化粧した顔に漆黒の大きな眼,強圧的な大あご。糸のように細い腰はあらゆる方位に毒針を繰り出す砲のターレット。名をクロアナバチといいます。素早く飛んで身を伏せて,夏の終わりの黒忍者。 このハチは,出現するとまずトンネル穴を掘ります。掘りまくります。一か所に3つ。掘り [続きを読む]
  • 茨城のスミレ
  •  ジノです。日頃のご愛顧に感謝して,今日はキレイなものだけお見せします笑。 漱石に負けない私のスミレ好きはご存じ(花物語 スミレ - ジノ。参照)のことと思いますが,長年撮り貯めた茨城県内のスミレ全種の写真をご披露したいと思うのです。 日本はスミレの王国ですけど,茨城県は中途半端な地理上の位置ゆえさほど種類は多くありません。特にキスミレの類は一種も産しませんし,高山性の種もありません。文章少な目でご [続きを読む]
  • 続・赤い実食べた?
  • 赤い実,続編です。 いつものフィールドに今年はガマズミが豊作でした。 ↑ 10月のころ。 完熟した実をガマズミ酒に,と考えていたのですが,今年のフィールド計画がすべてそうであるように,出遅れました。 12月末にのこのこと出かけていきましたところ,実はあらかた鳥さんの腹の中。わずかに残った実を口に入れてみたところ……すっぱ〜。 本来のクエン酸系の酸っぱさじゃありません。なんというか,酢酸そのものの [続きを読む]
  • 今日も負けた
  •  今日も負けました。何にって? 喫茶店にです。 市内某所,それはそれはステキな喫茶店があります。毎日通勤に使う道沿いにあります。なにがステキって,まずその外観。木造平屋,洋館ではないけど洋風,木目の浮いた木にペンキ手塗り,かなり古く元は物置だったかも知れない雑な造り,でもペンキの色調がセンス良く,古さや雑さが味になっています。夕刻になると灯がともりますが,それが電球。店内も壁材や梁のむき出しにペ [続きを読む]
  • 赤い実食べた?
  •  前の冬に,うちの庭の赤い実が全滅しました。ええ,すべて鳥のフンになったんです。 隣家が餌付けをしているようで,スズメやヒヨドリの姿が目に付くようになってはいたのですが,いつの間にかムクドリやドバトまで家の周りに群れています。収穫を楽しみにしているブルーベリーが昨年あたりからやられてます。なぜかコムラサキシキブやラズベリーには手を出してきません。そして12月になると庭の赤い実が標的になり始めます [続きを読む]
  • トンビがぞろりと輪を描いた
  •  今日買い物に出た時,遠くに黒雲のようなものが舞っているのが見えました。メガネ野郎だけど動体視力はいいんです。 なんだありゃ。 しばし観察して,それが鳥だと確信しました。明らかに帆翔しています。ものすごい数がいます。 数の多さからカラスかな,と思いました。カラスも,風の強いときによく群れて風と遊んでいたりします。でもなんか様子が違う。 ちょうど急ぎの用事もない休日です。一つ正体を確かめてやろうと [続きを読む]
  • 茨城県北芸術祭5 最終回 大子から袋田の滝へ
  • 常陸大子篇 いよいよ県北芸術祭事後レポート最終回,大子篇に到達しました。読み方「だいご」ですよ。どうでもいいですか。今回も長いですよー。すごく長いですよー。F−01  8days in daigo、Kindecoプロジェクト、ほかF−02  8days in daigo、Kindecoプロジェクト、ほかF−17  8days in daigo、Kindecoプロジェクト、ほか 公式HPではこういう扱いになってます。いきなりよくわかりません。どこからどこ [続きを読む]
  • 山上のワークショップ
  •  はい,合同合宿でワークショップやってきました。福島県との県境近く,里見牧場の中にある県営の宿泊施設,プラトーさとみ。牧草地を成す高い丘の上にあります。星を見る人の聖地です。生徒は一泊目グループか二泊目かを学校ごとに選択して一晩泊まるのですが,運営の高校の先生たちは二泊ともこの山上です。頭が下がります。 晴れたらこんな絶景のはずが。 一泊目。吹雪。 雪の少ない茨城県ですが,宿泊地の里見牧場, [続きを読む]
  • 貴石のプレゼントを買いに,秘密のパワーストーン屋さんへ
  •  次の金・土・日に,例の合同合宿(科学とオカルトの間に - ジノ。)の冬季版があります。二泊ともワークショップの講師でお手伝いに行きます。2回ずつ二日間,計4回のワークショップ。 大変だ。高校生たちにプレゼントする貴石の小石が百個以上必要だ。買いに行かねば。 というわけで車を飛ばしてやってきたのが,日立にある古いなじみのパワーストーン屋さん。珍しいものが格安で手に入る秘密のお店です。本当は宣伝してあ [続きを読む]
  • ブログを始めて3か月め。 ありがとうございます。
  •  このブログを始めて3か月経ちました。毎週2〜3篇更新できてます。我ながら驚いてます。お客様のアクセス数はようやく3ケタになりました。 若い人ならツイッターを併用してアクセス数をぽんぽん上げるなんてこともできるのでしょうが,私ガラケーだし。仕事も忙しいし。そもそもアクセス数をあげることが目的じゃない。 ブログを始めても3か月もたない方が多いとか。わかります。誰も見に来てくれないというのはかな [続きを読む]
  • コウヤボウキを拾いました。高野箒です。
  •  コウヤボウキの高野箒を拾いました。いや,ふざけてはいません。 いつものフィールドを歩いていたら,(植物の)コウヤボウキを束ねてほうきにしたものが落ちていたのです。誰かがコウヤボウキを刈って歩いて,形になったあたりで落としたのでしょうか。もったいないことです。 むかし(今でも?)高野山ではこうして作った箒で掃除をしたのだとか。これがこの植物名の起こりですが,床しいことです。驚くべきは,こんな聖域 [続きを読む]
  • 暑い日はここ,大谷資料館
  •  わんわんと鳴くセミの声。ねっとりとまとわりつく水蒸気に満ちた大気。吹き出す汗は午後の微睡も許してくれません。およそヒトが暮らすに不適な,その発祥の地から遠く遠く離れたアジア東端の島国の夏です。われわれの身体はこんな気候で快適に暮らせるようにはできておりません。 11月にこんな文章書いていると,文字というものの不思議さを感じずにはいられません。時間の流れからその「とき」が切り離されて存在し続ける [続きを読む]
  • 秋の終わりのものたち  【虫】
  •  昔のさだまさしの曲に「空蝉うつせみ」というのがありました。老いた夫婦が寂れた駅のホームで都会から迎えに来る息子を待ち続けるという歌でした。伴侶がいるのなら幸せですか。立派に育った息子が都会で働いているなら勝ち組ですか。でも歌われているのは,ただ寂しく悲しい,肩を寄せ合うことしかできない二人の老人でした。 生物学的に見れば。このつがいは繁殖に成功し,次世代が繁殖年齢に達している。生物の個体として成 [続きを読む]
  • 茨城県北芸術祭4
  • 常陸大宮篇 さてこの芸術祭。出不精の私がなぜ全作品制覇をすることになったのか。・・・たまたま閉校になった美和中学校が現代美術の展示会場になっていると聞いたからでした。閉校って言葉に弱いんです。行ってみるとなかなかにぎわっています。受付で全会場に入れるフリーパスを売っていて,全部回るならお得になりますよと言われたことで私の会場巡りが始まったのでした。フリーパスがそのままスタンプカードなのね。 そん [続きを読む]