contemporain さん プロフィール

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contemporainさん: 異文化ガイド
ハンドル名contemporain さん
ブログタイトル異文化ガイド
ブログURLhttps://ibunkaguide.blogspot.jp/
サイト紹介文フランスで結婚、出産。ベルギー、日本で子育て。文化の違いはおもしろい!留学、赴任なさる方もどうぞ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供102回 / 175日(平均4.1回/週) - 参加 2017/12/25 21:58

contemporain さんのブログ記事

  • 新幹線殺傷事件で思う連帯という言葉の意味 -2-
  • (前回よりの続き)新幹線殺傷事件を知って私が思い出した出来事とは、次のようなものだった。知人のフランス人が東京を旅行していた時、ある駅の近くで一人の男が通りがかりの人たちに暴力を振るっているのを見た。お年寄りや子どもを殴り、子どもは泣き出したと言う。そのフランス人は日本語はあまりできないのだが、その男の肩を掴むと壁に押し付けた。すると幸いなことに、男は大人しくなった。ところで、その時フランス人が驚い [続きを読む]
  • 新幹線殺傷事件に思う連帯という言葉の意味
  • フランス語や英語でよく使われる言葉で日本人があまり使わないものの一つに、「連帯」がある。日本語で連帯と言うと左翼活動家みたいになってしまうのだが、フランスなどでは政治的な意味に限らず色々な場面で使われる言葉だ。「連帯」、英語でsolidarityフランス語でsolidarite (最後のeの上には何か付きますが、文字化けする恐れがあるのでここでは省きます)。日本語では「団結」と訳されることも多いが、「団結」では合わないこ [続きを読む]
  • 目黒で五歳の子が虐待死 - 子どもを守る法律、海外ではどうなっているの?
  • 「どうして助けてあげられなかったのか。」目黒で5歳の女の子が虐待死した事件を受け、こう思った人が多かったことだろう。私もその一人。児童相談所が虐待の事実を掴み、二度も施設に入っていたのに。これまでも似たようなケースがあり、その都度なぜ救えなかったのかという声が挙がった。児童相談所が手一杯だからなのか、それとも、法律が整備されていないからなのか。家庭内での子どもの虐待は残念ながらどの国にもあるが、 法 [続きを読む]
  • 炭酸水をフランスではどう使っているか
  • 先日NHK朝イチで炭酸水の特集をやっていた。そこで私があっと驚いたのは、専門家らしきゲストの方が「炭酸水に飲み過ぎはない。」とおっしゃっていたことだ。フランスでは、医師達は炭酸水を飲み過ぎないよう注意を促すことがある。もちろん炭酸水にはいいこともたくさんある。その中の一つは、番組で紹介されていたように、食事をとりながら飲めば消化を助けるということ。炭酸水と一口で言っても、自然なガス水もあれば、フツー [続きを読む]
  • アメフト不正タックルと道徳の時間
  • まず、日大側の誰よりも早く誰よりもはっきりと謝罪した加害者の学生に敬意を表したいと思います。声明文を発表した日大アメフト部の部員の皆さんにも。そして、被害を受けながら加害者学生の復帰を望んでいる関西学院大の学生にも。内田監督と井上コーチがいかに言語道断であるかについては既に多くが言われているので省きます。「教育ではない」という指摘がありましたが、それどころの話ではなく、犯罪の領域に入っていると言う [続きを読む]
  • お家ディナーでフランス人に出して喜ばれた料理とは - 2
  • 私が試してみて好評だったものの一つに肉の漬け置きがある。どんな肉にも合うのでお試しあれ。その1肉を一口大か二口大に切る。リンゴをすりおろし、肉にまぶしてよく混ぜ、冷蔵庫へ。半日くらい寝かせておくのがいい。オーブンかフライパンで焼いて、焼きあがった頃、鍋肌から醤油を少々かけ、醤油にも火を通す。リンゴが肉をやわらかくしてくれるし、酸味と甘みがほどよく加わって、ヘルシーな照り焼きになる。焼き時間は肉の大 [続きを読む]
  • お家ディナーでフランス人に出して喜ばれた料理とは - 1
  • フランス生活のおもてなしで、ディナーに何を出したら喜んでもらえるだろう。スシが外国人に好評だとはいえ、生魚が苦手な人も普通にいる。最近はラーメンの人気が上がっているようだが、ディナーのメインとして、フランスではパスタや麺は認められない。(アントレにミニ・ラーメンを出したら喜ばれるかもしれない。麺が伸びないように気を使うけど。)では、どんなものが一般的に好まれるかと言えば、 鶏肉や牛肉なら間違いはな [続きを読む]
  • お家ディナーのメイン - フランスのおもてなし - パスタはメインにならない
  • 久々で、フランスやベルギーでのおもてなしについて。お家ディナーのアントレについて前に書いた。メインに移る前には必ず「もう少しいかがですか。」と聞くこと。もちろん、もうお代わりの分が無かったら聞けないけど。メインは普通、肉か魚に野菜の付け合わせとなる。フランスでは、人を招いた時にパスタをメインに出すことはない。(学生なら話は別です)麺類が好きな人には驚きかもしれないが、麺はフランスではご馳走にならない [続きを読む]
  • 5月1日はメーデーであると同時にスズランの日 - フランス - 2
  • 今日は子どもの日であると同時に端午の節句。子どもたちにとって楽しく健やかな日となりますように!さて、前回のブログの続き。5月1日にスズランを贈るという古い風習が消えた後で、なぜメーデーをきっかけに復活したかについて。フランスで最初にメーデーのデモが行われたのは1889年。その3年前の5月、アメリカではデモの参加者が警官によって射殺され、警官の側にも死者が出た事件があった。当時の工業国では、一日に10時間から [続きを読む]
  • 5月1日はメーデーであると共にスズランの日 - フランス
  • 5月1日、パリ市南にあるランジス市場(いちば)の代表が、パリのアンヌ・イダルゴ市長に大きな鈴蘭の花束を贈呈した。4月末にはマクロン大統領夫妻が花束を受け取っている。フランスでは、5月1日に多くの人がお母さんやパートナーにスズランの花を贈る。大統領やパリ市長が受け取ったものに比べると、ずっと小ぶりだが。この日だけは、普通の人や非営利団体が街角で花を売っていいとあって、ボーイスカウトにとっては稼ぎ時である [続きを読む]
  • 入国管理事務所で気づいた「些細な」こと
  • 先日入国管理局に行って驚いたことがある。全ての職員というわけではないだろうが、一部の日本人職員の話し方が、外国人に対してと日本人に対してで全く違うのである。横柄だとか、意地悪だというのではない。日本人である私には普通にですます調で話すのに、外国人には子ども相手のような口調。小学校の先生が生徒に話しているのに近い。たぶん悪気はないのだろう。親切な気持ちでそうしているのかもしれない。しかし、差別意識の [続きを読む]
  • 難民・移民政策で遅れを取らないで - 入管収容センターで外国人の自殺
  • フランス人が人権問題に敏感なのは、1789年に人権宣言を制定したという自負があるからだと前の記事で書いた。人権宣言の後ですぐに全ての人に平等な権利が与えられたわけではないということは誰でも知っている。植民地主義や奴隷制度、人種差別、男女差別…宣言後の歴史の中で、人権に関する考え方も進化しなければならなかった。今では男にも女にも、大人にも子どもにも、金持ちにも貧乏人にも、そして肌の色に関係なく人権は同じ [続きを読む]
  • 日本の入国管理局収容センターで外国人が自殺という悲劇
  • 入管収容センターでインド人の男性が自殺、収容者は待遇の改善を求めてハンガーストライキをしているという。この事件にショックを受けた理由は、貴重な人命が失われたということだけではない。ハンガーストライキを引き起こすほど待遇に問題があるということだけでもない。この事件の扱いがあまりにも小さいということが更にショッキングだ。ヨーロッパやアメリカで同じような事件が起きたら、もっと大きく取り上げられるのではな [続きを読む]
  • お家ディナーのアントレ - フランス、ベルギーと日本の違いは?
  • フランスやベルギーのお家ディナーは8時頃に始めるのが普通。もう何度も書いたが、決して8時に全員が揃うことを期待してはいけない。しかも食事は全員が揃うまで始めないのが礼儀とされている。だから、みんなが揃うまでのアペリティフも用意しておくこと。ワイン等の飲み物とツマミを出しておけばいい。8時に招いたら、8時までにテーブルに出しておくのは人数分のグラスとツマミ。飲むのは他の人を待たないでいい。来た人ごとに飲 [続きを読む]
  • セクハラの二次被害はどうして起こるのか - 財務省事務次官セクハラ問題
  • ハラスメントはそれだけでも恐ろしいものだが、「二次被害」というものが存在するのは異常だと言わねばなるまい。被害者が責められ、更に苦しまなければならない法はない。もちろんどんな罪にも冤罪というものはあり、告発された側にも弁明する権利はある。圧力によってではなく、正当な方法で弁明するならば。セクハラの告発でなくとも、告発者は圧力を受けることがある。通常圧力をかけるのは告発が都合悪い人たちで卑劣極まるわ [続きを読む]
  • 欧米で人を招く時 - 日本と決定的に違うこととは
  • 日本では最近あまり人を招かなくなったようだ。なぜかと考えてみる。かつては家に人を招くとなると女性が台所にこもりっきりだった。女性が忙しくなると共に、招きにくくなったのか?でも今は、料理の得意な男性も増えている。パリのアパルトマンも必ずしも広くはない。それでも人を招くのは、招く方も楽しむからかもしれない。日本では心づくしの料理を用意するのがおもてなし。欧米では、料理はもちろん美味しくなくちゃいやだけ [続きを読む]
  • フランスで人を招く時 - 小さな子どもがいる時は?
  • 前にも書いたが、誰かのお家に招かれた時、小さな子どもはベビーシッターに預ける。親戚や仲のいい友達など、親しい場合はもちろん別だが。わからなければ、子どもを連れて行っていいですか、と聞くこと。ヨーロッパでは今は小さな子どもに留守番をさせない。小学生であっても子どもだけで家に残すのはNGである。では、自分が人を招く場合はどうだろう。多くの場合、お客さんが来る前に子どもの食事は済ませておく。年齢にもよるが [続きを読む]
  • フランスのおもてなし - アペリティフ(アペロ)に人を招く時2
  • お家アペリティフは、フランスでは7時頃始めるのが普通。ただ、7時と言って招いても、お客さんが7時に揃うとは期待しないこと。お客さんが着いたら、まず「何を飲みますか」と聞く。アペロの場合はディナーのように全員が揃うまで始めるのを待つことはない。来た人ごとに飲み物とツマミをすすめる。(ディナーの時も、飲み物とツマミは誰か来ればすぐにすすめるから、アペロでみんなを待たないのは当たり前か。)ツマミは全部一度 [続きを読む]
  • フランスのおもてなし - アペリティフ(アペロ)に人を招く時
  • 欧米で最高のおもてなしとは自宅に招くこと。そして招き方には大体3つの形式があると前に書いた。(ちょっとお茶飲んでかない?というのを数に入れないとして)その中で一番気楽に招くことができるのがアペリティフだ。アペリティフを短く、くだけた感じで言ったのがアペロ。これから私が住んでいたフランスでのことを書こう。欧米と言っても他の国はちょっと違うかもしれない。アペリティフは元々食前酒ということ。頑張って手作り [続きを読む]
  • 少子化の果てに - 「妊娠してすみません」な状態が続いたらどうなるの?
  • 日本人の出生率がこのまま減って行ってもゴーストカントリーにならない道もないわけではない。難民や移民に門戸を開くとか、海外からの養子を奨励するという方法もある。重要なのは血の繋がりよりも教育なのだから。妊娠も迷惑、難民も迷惑ならAIで人口を補うのだろうか。昔読んだ松谷みよ子再話による日本の民話にこんなものがあった。ある猟師が獲物を取ろうと山に入ると、一人の妊婦が座り込んでいる。彼女は苦しそうに水を求め [続きを読む]