contemporain さん プロフィール

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contemporainさん: 異文化ガイド
ハンドル名contemporain さん
ブログタイトル異文化ガイド
ブログURLhttps://ibunkaguide.blogspot.jp/
サイト紹介文フランスで結婚、出産。ベルギー、日本で子育て。文化の違いはおもしろい!留学、赴任なさる方もどうぞ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供113回 / 313日(平均2.5回/週) - 参加 2017/12/25 21:58

contemporain さんのブログ記事

  • ハロウィーン、皆で羽目を外せば怖くない?
  • 南瓜と菊ヨーロッパでハロウィンといえば、お墓参りだった。そのヨーロッパでも、もちろん人は羽目を外すことがある。一部のサッカーファンが羽目を外しすぎて周りの人達に迷惑をかけてしまうことなどもある。だからサッカーなんて大嫌いだ、というヨーロッパ人もいる。ヨーロッパの人なら皆サッカーが好きなわけではない。人間というものは、年がら年中、四六時中、真面目にしていられるものではない。どこかで羽目を外さないと持 [続きを読む]
  • ハロウィン!ハロウィン?渋谷で軽トラックが倒された!
  • なぜここまで加熱してしまったのか?と考えてみると、ハロウィンがかつての祭のような役割を担っているからかもしれない。日本各地に残る奇祭とハロウィンの違いはなにかと言えば、祭には社会のコンセンサスがあるけどハロウィンにはない、この一つに尽きるだろう。祭の役割の一つは、一年間真面目に働いてきた人たちが一年に一度羽目を外すことでもあった。普段真面目に働いているからこそ、羽目を外す時は思い切り外す。コンセン [続きを読む]
  • ノーベル賞受賞の本庶佑さんを見てあることに気付いた
  • ノーベル医学生理学賞、2018年は本庶佑先生に決定。昨夜その報せを告げるニュースを見ていて、気がついたことがある。受賞した研究者があまりにも美男子であることだ。まるで二枚目俳優。(これまで受賞した先生方も、もちろん素敵なお顔をなさっていました、念のため。)今76歳でこんなイケメンなら若かりし頃はさぞかし、と思った。 今朝、若い時の映像が出て二度びっくり。ふ、ふつーではないか。そうか。 遠い地平線を見つめるか [続きを読む]
  • 塾の選び方を現役講師に聞いた - 意外なポイントとは
  • 夏休みといえば、海、山、おじいちゃん、おばあちゃんの季節だが、塾の夏期講習の季節でもある。これからお盆で、夏期講習も一息つく塾が多いようだ。複数の塾で講師をした経験があり、数多の受験生を合格に導いた友人に先日愚痴を聞かされた。塾をどうやって選んだらいいか迷っている方や、これから塾で教えたいと思っている方にも参考になりそうな話だった。難関校狙い専門の塾もあれば、いわゆる補習塾もある。一クラスの人数が [続きを読む]
  • 老いた親が障害のある子どもを殺すという事件はなぜ止まない 2
  • 親が心配のあまり子どもの命を奪ってしまうという事件。実は、社会と個人の関係とも絡んでいるのではないかと思う。日本では、家族という集団が他者である外部に閉じられている。自分の子どものことは自分で何とかしなければならない。他人様に迷惑を掛けてはならない。子どものことだけではなく、年老いた親や夫婦間の介護もまた同じである。自分がいなければこの子はおしまいだとしか思えない。神様が面倒を見てくださるだろうと [続きを読む]
  • 老いた親が障害のある子どもを殺すという事件はなぜ止まない
  • しばらく前になるが、 年老いた母親が心臓に障害のある娘を殴って死なせてしまうという痛ましい事件が起こった。母親は自分がいなくなった後、娘がどうなるのかと思いつめてしまったという。この種の事件が後を絶たないのはなぜだろう。実は西洋では極めて少ない。一つの文化圏が別の文化圏より倫理的に優れているとか劣っているということは普通考えられないが、こうした事件に関しては日本の方がずっと多い。その説明としてよく [続きを読む]
  • 日本の警察はフランスの警察に倣って作られたとか
  • 現代の日本の警察の基礎はフランスに倣って作られたものだそうだ。私はこれを司馬遼太郎さんの『翔ぶが如く』を読んで知った。初代大警視となった川路利良はフランスに視察に行った際、大切なカバンを無くしてしまった。もう見つかるまいと思っていたが、警察から連絡があって行ってみるとカバンが届けられていた。中身を確かめるよう言われて見てみると、何も無くなっていなかった。日本ではあり得ない!と川路はすっかり感心し、 [続きを読む]
  • 交番襲撃事件 ー 幼い日の交番の想い出
  • 銃の発砲事件は日本では珍しい。しかも凶器は交番の警官を殺害して盗んだものだった…まるで、どこか他所の国で起きた事件みたい。だが、日本だから起きた事件だとも言える。 どこの国にでも交番と言うものがあり、おまわりさんが道を教えてくれるなどと思ってはいけない。そして日本の交番には、誰もが入って行くことができる。幼い頃、友達と遊んでいて十円玉を一つ拾った。「十円玉だ。どうする?」「道に落ちてるものは交番に [続きを読む]
  • 新幹線殺傷事件で思う連帯という言葉の意味 -4- 個人主義とは
  • 西洋は個人主義だと言われる。個人主義という言葉が何を意味しているかは難しい。というか使われ方が曖昧で、フランスですらいい加減に使っている人が多いという印象だ。いずれにせよ、個人主義だからチームワークがないということにはならない。チームワークというものは、それなりにどんな文化にもある。人類が協力して大自然の中で暮らしていた、原始の時に始まったものなのだから。個人主義の観点からチームワークを見れば、 [続きを読む]
  • 新幹線殺傷事件で思う連帯という言葉の意味 -3-
  • ワールドカップの初戦で日本がコロンビアに勝つという快挙を成し遂げ、渋谷に集まっていた人々は沸き返った。普段、東京では知らない者同士が声を掛け合うということは少ない。「サッカー」という共通項で、見知らぬ人々が喜びを共にした。これもスポーツの効用にちがいない。普段の生活に戻れば、日本人が知らない者同士で声を掛けにくくなったのはいつからだろう。都市部と小さな町、村でも違いがある。ある若いフランス人の女の [続きを読む]
  • 新幹線殺傷事件で思う連帯という言葉の意味 -2-
  • (前回よりの続き)新幹線殺傷事件を知って私が思い出した出来事とは、次のようなものだった。知人のフランス人が東京を旅行していた時、ある駅の近くで一人の男が通りがかりの人たちに暴力を振るっているのを見た。お年寄りや子どもを殴り、子どもは泣き出したと言う。そのフランス人は日本語はあまりできないのだが、その男の肩を掴むと壁に押し付けた。すると幸いなことに、男は大人しくなった。ところで、その時フランス人が驚い [続きを読む]
  • 新幹線殺傷事件に思う連帯という言葉の意味
  • フランス語や英語でよく使われる言葉で日本人があまり使わないものの一つに、「連帯」がある。日本語で連帯と言うと左翼活動家みたいになってしまうのだが、フランスなどでは政治的な意味に限らず色々な場面で使われる言葉だ。「連帯」、英語でsolidarityフランス語でsolidarite (最後のeの上には何か付きますが、文字化けする恐れがあるのでここでは省きます)。日本語では「団結」と訳されることも多いが、「団結」では合わないこ [続きを読む]
  • 目黒で五歳の子が虐待死 - 子どもを守る法律、海外ではどうなっているの?
  • 「どうして助けてあげられなかったのか。」目黒で5歳の女の子が虐待死した事件を受け、こう思った人が多かったことだろう。私もその一人。児童相談所が虐待の事実を掴み、二度も施設に入っていたのに。これまでも似たようなケースがあり、その都度なぜ救えなかったのかという声が挙がった。児童相談所が手一杯だからなのか、それとも、法律が整備されていないからなのか。家庭内での子どもの虐待は残念ながらどの国にもあるが、 法 [続きを読む]
  • 炭酸水をフランスではどう使っているか
  • 先日NHK朝イチで炭酸水の特集をやっていた。そこで私があっと驚いたのは、専門家らしきゲストの方が「炭酸水に飲み過ぎはない。」とおっしゃっていたことだ。フランスでは、医師達は炭酸水を飲み過ぎないよう注意を促すことがある。もちろん炭酸水にはいいこともたくさんある。その中の一つは、番組で紹介されていたように、食事をとりながら飲めば消化を助けるということ。炭酸水と一口で言っても、自然なガス水もあれば、フツー [続きを読む]
  • アメフト不正タックルと道徳の時間
  • まず、日大側の誰よりも早く誰よりもはっきりと謝罪した加害者の学生に敬意を表したいと思います。声明文を発表した日大アメフト部の部員の皆さんにも。そして、被害を受けながら加害者学生の復帰を望んでいる関西学院大の学生にも。内田監督と井上コーチがいかに言語道断であるかについては既に多くが言われているので省きます。「教育ではない」という指摘がありましたが、それどころの話ではなく、犯罪の領域に入っていると言う [続きを読む]
  • お家ディナーでフランス人に出して喜ばれた料理とは - 2
  • 私が試してみて好評だったものの一つに肉の漬け置きがある。どんな肉にも合うのでお試しあれ。その1肉を一口大か二口大に切る。リンゴをすりおろし、肉にまぶしてよく混ぜ、冷蔵庫へ。半日くらい寝かせておくのがいい。オーブンかフライパンで焼いて、焼きあがった頃、鍋肌から醤油を少々かけ、醤油にも火を通す。リンゴが肉をやわらかくしてくれるし、酸味と甘みがほどよく加わって、ヘルシーな照り焼きになる。焼き時間は肉の大 [続きを読む]
  • お家ディナーでフランス人に出して喜ばれた料理とは - 1
  • フランス生活のおもてなしで、ディナーに何を出したら喜んでもらえるだろう。スシが外国人に好評だとはいえ、生魚が苦手な人も普通にいる。最近はラーメンの人気が上がっているようだが、ディナーのメインとして、フランスではパスタや麺は認められない。(アントレにミニ・ラーメンを出したら喜ばれるかもしれない。麺が伸びないように気を使うけど。)では、どんなものが一般的に好まれるかと言えば、 鶏肉や牛肉なら間違いはな [続きを読む]
  • お家ディナーのメイン - フランスのおもてなし - パスタはメインにならない
  • 久々で、フランスやベルギーでのおもてなしについて。お家ディナーのアントレについて前に書いた。メインに移る前には必ず「もう少しいかがですか。」と聞くこと。もちろん、もうお代わりの分が無かったら聞けないけど。メインは普通、肉か魚に野菜の付け合わせとなる。フランスでは、人を招いた時にパスタをメインに出すことはない。(学生なら話は別です)麺類が好きな人には驚きかもしれないが、麺はフランスではご馳走にならない [続きを読む]
  • 5月1日はメーデーであると同時にスズランの日 - フランス - 2
  • 今日は子どもの日であると同時に端午の節句。子どもたちにとって楽しく健やかな日となりますように!さて、前回のブログの続き。5月1日にスズランを贈るという古い風習が消えた後で、なぜメーデーをきっかけに復活したかについて。フランスで最初にメーデーのデモが行われたのは1889年。その3年前の5月、アメリカではデモの参加者が警官によって射殺され、警官の側にも死者が出た事件があった。当時の工業国では、一日に10時間から [続きを読む]
  • 5月1日はメーデーであると共にスズランの日 - フランス
  • 5月1日、パリ市南にあるランジス市場(いちば)の代表が、パリのアンヌ・イダルゴ市長に大きな鈴蘭の花束を贈呈した。4月末にはマクロン大統領夫妻が花束を受け取っている。フランスでは、5月1日に多くの人がお母さんやパートナーにスズランの花を贈る。大統領やパリ市長が受け取ったものに比べると、ずっと小ぶりだが。この日だけは、普通の人や非営利団体が街角で花を売っていいとあって、ボーイスカウトにとっては稼ぎ時である [続きを読む]
  • 入国管理事務所で気づいた「些細な」こと
  • 先日入国管理局に行って驚いたことがある。全ての職員というわけではないだろうが、一部の日本人職員の話し方が、外国人に対してと日本人に対してで全く違うのである。横柄だとか、意地悪だというのではない。日本人である私には普通にですます調で話すのに、外国人には子ども相手のような口調。小学校の先生が生徒に話しているのに近い。たぶん悪気はないのだろう。親切な気持ちでそうしているのかもしれない。しかし、差別意識の [続きを読む]