ColdSnap さん プロフィール

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ColdSnapさん: 密林の図書室
ハンドル名ColdSnap さん
ブログタイトル密林の図書室
ブログURLhttp://coldsnapbookworms.hatenablog.jp/
サイト紹介文日々の読書の備忘録用として運用しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供752回 / 327日(平均16.1回/週) - 参加 2017/12/28 19:10

ColdSnap さんのブログ記事

  • 科学の迷信 世界をまどわせた思い込みの真相
  • 編集:ナショナル ジオグラフィック 科学の迷信や、歴史に残るねつ造事件を100件取り上げて紹介した本。ナショナルグラフィックスらしく、写真が多く掲載されている。100件の中には、日本の旧石器発掘ねつ造事件も取り上げられている。 ジャンル別に、「物理と科学の迷信」「古代の迷信」「人体の迷信」「生物の迷信」「地球の迷信」「宇宙の迷信」に分けられている。以下のようなものが登場する。・ニュートリノが光より [続きを読む]
  • イルカと日本人: 追い込み漁の歴史と民俗
  • 著:中村 羊一郎 日本人とイルカのかかわりの歴史は長い。各地の縄文遺跡からイルカの骨が出る例は少なくなく、中にはなんらかの儀式に使われたと思われる規則的な配列がみられるものもある。 本書は、かつて日本各地でおこなわれていたイルカの追い込み漁が、それぞれの地域でどのように営まれてその成果が共有されていたかを詳細に解説し、それを通じて日本人にとってイルカおよびイルカ漁とはどのようなものであったのかと [続きを読む]
  • もっと知りたい刀剣: 名刀・刀装具・刀剣書
  • 著:内藤 直子、吉原 弘道 日本刀の名品を紹介しながら、その特徴と歩みを独自の視点で語った本。薄いムック本であるが、オールカラーで写真中心の構成である。刀剣そのものだけでなく、拵(こしらえ)についても紹介している。刀剣の姿は時代によって異なるが、その違いについても比較図を用いて書かれている。平安時代:三日月宗近、備前国包平(かねひら)鎌倉時代:長船光忠、明石国行、粟田口国久、当麻国行、山鳥毛、日 [続きを読む]
  • 容疑者Xの献身
  • 著:東野 圭吾 推理小説のレビューなので、中身についてあまり詳しくは書かない。たくさんある東野 圭吾の作品の中でも有名な長編のひとつである。ただ、読んでいて、実は、最後の50ページまでは、それほど特別な作品だとは思わなかった。しかし。。。終盤での怒涛の展開。そして、どんでん返し。これは傑作である。なぜなら、単に推理小説として優れているというのではなく、それが純愛と結びついて相乗効果を生んでいるから [続きを読む]
  • 日本懐かし遊園地大全
  • 著:佐々木 隆 遊園地のルーツは、博覧会にあるという。コースター、観覧車、回転木馬が、かつての遊園地の三種の神器だったが、コースターは明治23年に上野で開かれた「内国勧業博覧会」で自動鉄道が登場。明治36年に同博覧会の大阪開催で回転木馬、明治39年の「日露戦争戦捷記念博覧会」で観覧車が登場している、常設の遊園地については前身もふくめると諸説あるが、「浅草花やしき」「玉手山遊園地」「ひらかたパーク」「宝 [続きを読む]
  • 未来の稼ぎ方 ビジネス年表2019-2038
  • 著:坂口 孝則 人口動態の予測データ、産業構造の変化、技術の進展などから、今後、こういうところにこういうビジネス機会がある、ということを書いた本。 コンビニの飽和、シニア需要、クルマの自動運転、インフラ老朽化、代替エネルギー、スマート農業、アフリカの人口急増、インドの発展、人口のピークをむかえる中国、シニアビジネス、現代の若者の特質、女性の社会進出、宇宙関連、30%超が空き家になる、AI時代のビジ [続きを読む]
  • 「おもてなし」という残酷社会
  • 「おもてなし」という残酷社会 過剰・感情労働とどう向き合うか [ 榎本 博明 ]ジャンル: 本・雑誌・コミック > 文庫・新書 > 新書 > その他ショップ: 楽天ブックス価格: 842円著:榎本 博明 著者によると、海外の多くの国は「自己中心の文化」であるのに対し、日本はお互いに気遣いをし合う「間柄の文化」社会であるという。相手の気持ちや立場を思いやり、「イエス」でなくとも「ハイ」と返事をする。 近年、欧米流のCS(Cust [続きを読む]
  • カラー版 東京凸凹地形散歩
  • 著:今尾 恵介 東京23区は、大まかには、西に台地面が多く東は低地が多いという特徴がある。 台地面については下末吉面と武蔵野面に大きく分けられる。ただ、長い年月の間に浸食と堆積を繰り返して現在のようになっており、実際は凸凹で起伏に富んでいる。 低地の方も江戸時代の埋め立てによってできたところや、地下水のくみ上げによる地盤沈下もあった。関東平野全体では関東ローム層と呼ばれる火山灰質に覆われている。  [続きを読む]
  • 体と病気の科学知識 (ニュートン別冊)
  •  科学雑誌Newtonの別冊。タイトル通り、人間の体と病気について、過去のNewtonに掲載された記事をまとめた内容になっている。 大腸の悪玉菌はタンパク質を食料にするというのは知らなかった。腰痛の多くは実は原因不明。歯周病菌は、心筋梗塞、脳梗塞、動脈硬化、細菌性肺炎と関係が深い。 アレルギーの増加の原因には、衛生仮説(衛生状態の向上がアレルギーを増やした)のほかに、アレルギー原因物質の増加や大気汚染や飼料の [続きを読む]
  • ネイティブが「がっかり」する日本人の英語140
  • 著:デイビッド・セイン こういう言い回しの方がいい、という英語の表現を集めた本。1ページ1表現。以下のようなものが言い換えの推奨表現として載っている。Be careful. -> Take care.Can I borrow the toilet? -> Could I use your bathroom?How much? -> How much is it? /What’s the fare? /How much does it cost?I’m fine. -> Pretty good. / Quite well. / Couldn’t be better.Long time no see. -> It’s been a w [続きを読む]
  • ドビュッシー (作曲家・人と作品シリーズ)
  • 著:松橋 麻利 いわゆる印象派の音楽家といわれるドビッシーについて紹介した本。著者は19世紀から20世紀前半のフランス音楽の専門家。 本書の特徴は2つある。まず、第一に、ドビッシー研究家で有名だった故フランソワ・ルシュールが2005年にまとめて出版したドビッシーの書簡集と2003年の伝記を反映していることである。それ以外のアメリカやイギリスの注目すべき研究成果にも目を通し、これまでの誤った言い伝えや見方を修 [続きを読む]
  • イジリー岡田のニッポンのアイドル
  • 著:イジリー岡田 アイドルの本というより、著者自身が、こんなアイドルがこう好きだった、アイドルたちが登場するイベントの司会や番組をやった中でこういうエピソードがあった、という形で、アイドルを軸に子供のころから現在までの自身の歩みを語った本。 アイドルに興味を持ち始めたのは小学校3年生の頃の桜田淳子。人生で一番好きになったアイドルは石野真子。大人になって芸能界にデビューして最初に会って「愛してます [続きを読む]
  • 毛の人類史 なぜ人には毛が必要なのか
  • 著:カート・ステン、訳:藤井美佐子 脊椎動物の登場とともに、上皮が単層から多層に進化する。ここから、毛幹と毛包の構造が誕生する。 毛は温血性の生命体である哺乳類にとって断熱材であり体温を一定に保つために重要なものであり、感覚器としての役目も果たす。 人間の祖先が被毛を失った理由については多くの説があるが、有力なもののひとつは、熱の放射を効率よく行って温度の変化に敏感な脳を守るため、というものだ [続きを読む]
  • あの会社はこうして潰れた 日経プレミアシリーズ
  • 著:帝国データバンク情報部 藤森徹  経営に破綻をきたした企業の事例をまとめた本。日本経済新聞電子版の連載が元になっている。著者は帝国データバンクで倒産を扱う情報部に所属している。 老舗企業、短期間に急成長した会社、千鳥屋や白元など多くの人が名前を知っている企業など、多くの会社が登場する。 会社がダメになる背景としては、急激な景気変動、円高、東日本大震災といった外部環境の影響を強く受けたもの、新事 [続きを読む]
  • 誰も調べなかった日本文化史: 土下座・先生・牛・全裸
  • 著:パオロ マッツァリーノ 軽妙な文章で読ませる文化史の本。なかなか面白い。10のテーマが取り上げられている。 江戸時代の土下座とは今の平伏とは違うものだったし、実際にしなければならなかったのは将軍と御三家と将軍家から嫁いだ娘が通るときだけ。 寺子屋で教えていた人は先生ではなく師匠であり、今の使われ方は近代になってから。ちなみに、現代中国では先生は英語のミスターとほぼ同じ意味。 日本では「ストリー [続きを読む]
  • 奇跡のリンゴ。「リンゴの花が咲いたあと」
  • 著:木村 秋則 「奇跡のリンゴ」として有名になった大ベストセラー、『リンゴが教えてくれたこと』の続編である。 無農薬・無肥料のリンゴ栽培の挑戦。苦労と失敗を重ね、地元の強い風当たりと批判を受けた。役場の農業委員をはじめ人々は、さんざん著者を罵倒してゆく。金策に苦労し、借金は多重債務化。一時は29社のサラ金業者から金を借りていたそうだ。農協の天災融資制度で借りたお金の返済に関して理不尽な理由とやり [続きを読む]
  • 世界の美しい公園
  • 編集:パイ インターナショナル世界87か所の美しい公園を、写真中心に紹介している本。文章は少なめだが、その分写真が豊富できれいなので、引き付けられる。国境をまたぐ世界遺産のムスカウ公園(ドイツとポーランド)廃業した製鉄所を公園にしたランドシャフトパーク(ドイツ)世界最大の花の公園キューケンホフ公園(オランダ)12世紀の修道院の遺産を庭園にしたスタッドリー公園(イギリス)ルーブル美術館の前に位置する [続きを読む]
  • ブルマーの謎: 〈女子の身体〉と戦後日本
  • 著:山本 雄二 ブルマーは1990年代以降の学校の体育の授業からほぼ絶滅したので若い世代にはすでにそのような時代があったことを知らない人も増えているようだが、この本を手にとる中には、かつて学校の体育の時間や体育祭において女子生徒たちが太ももを露わにして中にはパンツがはみ出たりお尻の一部がはみでたりしている姿を目撃した記憶を持っている人もいるに違いない。それはそれで貴重な青春の一コマかもしれないが、確 [続きを読む]
  • 千年、働いてきました: 老舗企業大国ニッポン
  • 著:野村 進 以前、新書で出版されていたものを加筆修正して文庫にして再出版された本である。内容は面白い。着眼点がいい。一気に読んだ。日本にはそう大きくなくても、世界に誇れる独自の技術力を持っている会社がたくさんあるが、本書はその中から100年以上の歴史を持つ企業に焦点を当てて紹介している。  アジアには、100年以上の歴史を持つ企業はとても少ない。多くの国が植民地になったり、中国のように共産主義国にな [続きを読む]
  • 土 地球最後のナゾ 100億人を養う土壌を求めて
  • 著:藤井 一至 アメリカ農務省の土壌分類(Soil Taxonomy)に基づき、地球上の土の特性について説明した本である。 この本の特徴としては、大きく2点ある。まず第一に、12種類のすべてにおいて、著者が代表的な場所に赴いて調査した結果と共に開設が行われている点である。いくつか印象的なエピソードも載っていることである。第二に、地球の人口が100億人になることを想定した場合、食糧生産の基礎になるのが土であるという観点 [続きを読む]