bekomochi さん プロフィール

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bekomochiさん: 古伊万里の猪口と鉱物
ハンドル名bekomochi さん
ブログタイトル古伊万里の猪口と鉱物
ブログURLhttp://choko-mineral.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文古伊万里の猪口と鉱物のコレクションを紹介。とくに、のぞき猪口と秋田県産の鉱物の写真を掲載しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供90回 / 176日(平均3.6回/週) - 参加 2017/12/29 20:26

bekomochi さんのブログ記事

  • 黄銅鉱と燐灰石 Chalcopyrite & Apatite
  • Dashkasan District, Azerbaijan幅 width 50 mm / 重さ weight 157 g四面体状の黄銅鉱の単結晶はなかなか大きく、一辺が最大で 2 cm ほどある。表面は緑青をふいたがごとく変質しており、本来の輝きはない。そのとなりの方解石は、3 cm x 2.5 cm くらいの広い結晶面をみせており、さらに直径と高さがともに 1.2 cm くらいの柱状の燐灰石も寄り添っている。母岩は磁鉄鉱が主体のようで、磁石がよく吸いつく。燐灰石は表面は白っぽい [続きを読む]
  • 古伊万里の買い方 How to buy Imari ware
  • 「自分も古伊万里(の猪口)を手元におきたい」とおもった方のために、おすすめの入手法を紹介する。上の写真は、二匹の蝶を陽刻であらわした瑠璃釉の変形皿(19世紀、幅 15.5 cm、大江戸骨董市にて)。I introduce how to buy Imari ware in Japan from my experience. The above is a blue-glaze butterfly plate (19th century, 15.5 cm, at Oedo Antique Market).古伊万里の器は、キレイで、耐久性があって、実用性もあり、か [続きを読む]
  • ブーランジェ鉱 Boulangerite
  • Trepca Mine, Mitrovica, Kosovo幅 width 65 mmしろうと目にはよくわからないが、方解石の表面に、毛状のブーランジェ鉱(Pb5Sb4S11)がまとわりつくように結晶しているようだ。薄茶色のもこもこは菱鉄鉱(FeCO3)らしい。ルーペで拡大するとバラの花のようである。菱鉄鉱にはブーランジェ鉱があまりくっついていない。針状の石英もみられる。裏側には、鉄を多く含んだ閃亜鉛鉱の結晶が光っている。小さな菱餅型の硫砒鉄鉱もみられ [続きを読む]
  • プロ野球 巨人ー日本ハム戦
  • 東京ドームでプロ野球交流戦「巨人ー日本ハム」戦を観戦。清宮くんがでるかと思っていたのだが、今週から2軍落ち。。。しかし実はそれ以上のドラマがあった。野球はあんまり興味ないけど、この時期、巨人ー日ハム戦が東京ドームであると、ふと見に行きたくなる、選手とかよく知らないながら。あとで知ったが、日ハム先発の村田透は、大阪体育大卒で巨人にドラフト1位で入団。しかし1軍にあがれず、戦力外となり、マイナー契約で [続きを読む]
  • 染付 剣先文様 Swords
  • 19世紀 19c口径 width 44 mm / 高さ height 52 mmやや小ぶりなのぞき猪口。タイトルには剣先文様とはしたものの、先っぽが丸いので、垣根か板塀のようなものをデザイン化したのか、なにかの植物か、ちょっとよくわからない。裏銘は「太明年製」。中国の磁器にならったもので、雰囲気をだす、文様のひとつとして描かれたものだろう。Relatively a small Nozoki-type cup. As the upper part of the pattern is not pointed, this is [続きを読む]
  • 染付 竹文様 Bamboo
  • 19世紀 19c口径 width 64 mm / 高さ height 54 mmちょっと地味ではあるが、竹の絵がていねいに描かれ、デザイン的にもすぐれているとおもう。ろくろもじょうずだ。この手のチューリップ型の猪口は19世紀にしばしばみられる。高台に小キズがあるが、ほとんど目立たない。A simple but good design of bamboo forest. The cup itself is good probably made by a wheel technician. This kind of tulip-like cup is seen in the 19th [続きを読む]
  • 染付 瓔珞文様 Ornaments
  • 18世紀後半 Late 18c口径 width 50 mm / 高さ height 50 mmペンダントのようなものがたくさんぶらさがったこの文様は、瓔珞(ようらく)といって、仏像の装身具や寺院の飾りを図案化したもの。古伊万里の絵柄としてはありふれているが、これは比較的ていねいに描いている(とくに猪口だともっと簡略化されているのがおおい)。口縁部の裏は四方襷、腰は袴文様、そして見込みは五弁花で、これらはすべて、18世紀に流行したのぞき猪 [続きを読む]
  • 染付 稲束と鳥 Bird and Bundled Rice
  • 18世紀末 Late 18c口径 width 61 mm / 高さ height 51 mm稲の根本の部分を束ねたものを、まるでプリントか、と思われるくらい、きれいに描いている。それにくらべて、鳥の絵はあんまりじょうずではない。Bundles of rice plants are skillfully drawn like a print. However, a bird that is about to fly is not very good.見込みには「火炎宝珠」が描かれる。このような「広東(かんとん)」形の猪口に多くみられる文様で、18世 [続きを読む]
  • 染付 人物と漢詩 Man and Chinese Poem
  • 19世紀はじめ Early 19c口径 width 54 mm / 高さ height 62 mm木の下に中国人っぽい人物がひとり腰掛け、余白に漢詩の一節が書かれている。樹下人物図は古伊万里に限らず、東洋美術ではよくあるモチーフである。器はやや厚ぼったく、18世紀末から19世紀前半の古伊万里のようにおもわれる。There are a Chinese man sitting under a tree and a Chinese poem in the margin. This design of a man under a tree is widely seen in [続きを読む]
  • 大相撲夏場所初日 Grand Sumo Summer Tournament Day 1st
  • 国技館2階席にて大相撲を観戦。初日にくるのは初めてだ。上はむすびの一番、鶴竜と遠藤を呼び上げる拓郎のうしろ姿。鶴竜をはじめ、上位陣は安泰だった。The chief Yobidashi Takuro calls the last match of the day, Yokozuna Kakuryu vs. Endo. Kakuryu and other high-ranking wrestlers won.前日の土曜日、本所吾妻橋のあたりを通ったら、ちょうど触れ太鼓(ふれだいこ)をやっていた。これは呼出さん数人で、町のごひいき [続きを読む]
  • 黄銅鉱 Chalcopyrite
  • 秋田県北秋田市 阿仁鉱山Ani Mine, Kita-Akita City, Akita, Japan最大幅 max. width 80 mm / 重さ weight 77 g石英脈の壁面に黄銅鉱が結晶した、うすい板状の標本。複雑な双晶をなしており、結晶面には条線が発達する。阿仁鉱山は、旧阿仁町北部に点在するいくつかの鉱山の総称で、主に銅を産出した。江戸〜明治期に栄え、秋田藩の財政、日本の近代化を支えた。昭和50年頃まで開発されたが、鉱脈は枯渇し、閉山した。Thin plate-l [続きを読む]
  • 染付 白抜き鷺 White Egret
  • 19世紀はじめ Early 19c口径 width 46 mm / 高さ height 49 mm三羽の鷺と草花とを白磁であらわし、背景を染付で塗り込めている。このような「白抜き」で白鷺を描く意匠は、17世紀の古伊万里からしばしばみられ、定番の柄といえる。染付の色合い、縁裏や腰の文様などからして、江戸後期の作品であろう。Three birds (egrets) and flowering plants are expressed by a blue-colored background. A design of egrets with this techn [続きを読む]
  • 染付 草花文 Flowering Plants
  • 17世紀後半 Late 17c口径 width 79 mm / 高さ height 53 mm骨董屋は江戸中期の猪口だと言っていたが、この猪口との類似性をかんがみると、藍九谷の流れをくむ17世紀後半の古伊万里ではないかと思われ、いまの時代には珍しい掘り出し物だった(ちがうかも...)。時代はともあれ、造形や絵付けの感覚も悪くなく、これでどっしりした純米酒などのんだら最高である。The shopkeeper said it was a mid-Edo (18th century) Imari cup. H [続きを読む]
  • つつじ満開 Azaleas in full bloom
  • 東京はいまつつじが満開。根津神社のつつじ苑も見頃をむかえている。Azaleas are in full bloom at Nezu Jinja (shrine), Bunkyo-Ku, Tokyo.こどもの頃、つつじの花をむしって、つけねの蜜をよくなめてた。サルビアも。いまおもうとキタナイ。下の写真は、ワイヤーを保護する筒(?)の中に枝がはいりこんで、その先でつつじが開花した。本能っていうのはすごい。 [続きを読む]
  • 方解石 Calcite
  • 岐阜県飛騨市神岡町 神岡鉱山 栃洞Tochibora Deposit, Kamioka Mine, Kamioka-Cho, Hida City, Gifu, Japan幅 width 55 mm / 重さ weight 77 gそろばん玉のような形をした方解石の結晶が仏塔状に積み重なっている。一個一個の結晶の形は釘頭(ていとう)状とか陣笠状とか呼ばれているものとおもわれるが、大きめの笠をよく観察すると、いろんな結晶面がでているようで、簡単ではなさそうである。方解石の結晶の形(晶癖)には800種 [続きを読む]
  • 色絵 樹木文 Tree
  • 18世紀後半 Late 18c口径 width 52 mm / 高さ height 60 mm木が二本、表と裏に色絵で描かれる。背景は赤絵の花弁文様。幹は紫色、葉っぱには緑、?、青、金がつかわれていて、伝統的な古伊万里の色絵の具が総動員されている。江戸後期(19世紀)になると、さらにウグイス色(萌黄)、ピンク(正円子)、白などが加わるようである。Two trees are drawn with color glazes. The background is flower-petal pattern. Major traditio [続きを読む]
  • 苦灰石 Dolomite
  • 幅 width 65 mm / 重さ weight 94 g新潟県新発田市東赤谷 飯豊鉱山Iide Mine, Higashi-Akatani, Shibata City, Niigata, Japan苦灰石(CaMg(CO3)2)の結晶は牛乳のような白色で、ツヤツヤしている。先端がとがった方解石(CaCO3)の結晶もいくつかみられる。表面がギザギザして、結晶の形が全体的に湾曲しているのは、苦灰石に典型的なものであって、鞍状とか爪状などと形容される。飯豊鉱山は、そのすぐ西隣の赤谷鉱山とともに、 [続きを読む]
  • 色絵 斜線文 Oblique Lines
  • 19世紀 19c幅 width 50 mm / 高さ height 54 mmまず染付で斜線文様をえがいて本焼き、ついで色絵付けをほどこして焼き、さらに金彩をのせてまた焼くという、たいへんな手間がかかったのぞき猪口である。絵付けの感覚もよく、器も薄造りで、江戸後期の上手作といってよいだろう。This cup requires three firings; glazing blue oblique lines at first, some color patterns next, and the last firing is for glazing gold. Good [続きを読む]
  • 東京大学博物館 Tokyo University Museum
  • 東京大学総合研究博物館・本郷本館の常設展示「UMUTオープンラボ〜太陽系から人類へ」を見た。写真はイラクの土器(前3世紀)、茨城の埴輪、ボリビア・ティワナク遺跡の杯(前2〜11世紀)、ペルー・クントゥルワシ遺跡の黄金製装身具(前8世紀)、日本産の原油、など。Permanent collection of University Museum, University of Tokyo. Picture shows an Iraqi earthenware (3c BC); Haniwa (a clay image), Ibaraki; A cup, [続きを読む]
  • 閃亜鉛鉱 Sphalerite
  • 幅 width 55 mm / 重さ weight 170 g秋田県北秋田市阿仁萱草 佐山鉱山Sayama Mine, Ani Kayakusa, Kita-Akita City, Akita, Japan閃亜鉛鉱の結晶の集合。石英が積もった雪のようにみえる。佐山鉱山は戦前までは阿仁鉱山の一部だったが、戦後経営が変わったので、独立した鉱山として扱われている。鉱山自体は小規模だが、直径 10 cm を超える閃亜鉛鉱の大結晶を産出したことで知られている(たとえば国立科学博物館や神奈川県立生命 [続きを読む]
  • 染付 唐草文 二種 Arabesque Pattern
  • 左 Left: 口径 width 54 mm / 高さ height 65 mm / 江戸中期 Mid Edo右 Right: 口径 width 40 mm / 高さ height 40 mm / 江戸中期 Mid Edoこの手の筒形の器を「のぞき猪口」とか「酢猪口」などと呼ぶ。上からのぞかないと、中に何が入ってるかわからないから、また酢などの調味料を入れてお膳に添えたから、と言われる。日常の器というよりも、正月とか冠婚葬祭などのあらたまった会食でつかわれたものであろう。標準的なのぞきは [続きを読む]
  • 信州での出会い
  • 長野を旅行した。写真は追分宿のお寺で出会った「カーリング地蔵」。まずはTBSラジオ「爆笑問題カーボーイ」2018年2月13日放送分より、「CD田中」のコーナーの以下のクリップを約1分間ほどお聴きください:YouTube動画狩人の「コスモス街道」(詞:竜真知子、曲:都倉俊一、1977年)ははじめて知ったけど、たしかにおもしろい歌だ。むかしの歌は本当におもしろいのが多い。あんまりおもしろいので、長野旅行のついでに「その場所 [続きを読む]
  • 染付 菊花文半筒猪口 二種 Chrysanthemum
  • 右 Right: 18世紀 18c / 口径 width 65 mm / 高さ height 50 mm左 Left: 19世紀 19c / 口径 width 61 mm / 高さ height 45 mm菊の花を縦に半分に割ってそれらを上下に配する、独特のデザインの猪口である。右は18世紀前半の古伊万里で、このような形状のものを半筒(はんつつ)と呼んでいる。呉須の発色がよくなく、くすんだ色をしている。しかしこれが逆に味があるといって、民藝運動などで盛んにもてはやしたのである。見込 [続きを読む]
  • 竜文猪口二種 Dragons
  • 19世紀 19c左 Left: 口径 width 58 mm / 高さ height 58 mm右 Right: 口径 width 70 mm / 高さ height 59 mmどちらも竜をモチーフにした古伊万里の猪口である。一つは染付で、タツノオトシゴのような骨ばった体をした竜が炎を吹きながら空を飛んでいる。怖い顔をしているが、どこか滑稽な感じがする。Both are old Imari cups with a motif of dragon. One is a blue-and-white cup of a bony dragon blowing fire in the sky. The [続きを読む]