Dufay さん プロフィール

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Dufayさん: わがまま科学者の英語講座
ハンドル名Dufay さん
ブログタイトルわがまま科学者の英語講座
ブログURLhttp://bioenglish.hatenablog.com/
サイト紹介文科学系の英語だけでなく、広く「英語」についての話題。
自由文上級者のための「かなり高度な英語についての話題」と初級者のための「基礎的な英語の話題」を扱っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 203日(平均1.8回/週) - 参加 2018/01/01 11:54

Dufay さんのブログ記事

  • 究極の英単語リストUVL10000(β版)を無料公開(その1)
  • 私は、日本の英語教育で欠けているのは、英語そのものを学ぶことではなく、英語で様々な知識を得ることができるようになるという観点だと思っています。Wikipediaの項目数では、英語は日本語の5倍の項目があります。それぞれの項目も10倍くらいの内容があるものが多い。英語で得られる情報量は日本語で得られる情報量の100倍とか、1000倍くらいありそうな感覚を私は持っています。自然科学の論文などは英語でしか存在しないのが基 [続きを読む]
  • 査読(その1)総論
  • 最初に、このブログ中のリンクを少し追加しましたのでお知らせしておきます。-------------------さて、今回から「査読」について考えてみます。まず、300年ほど前からあるという査読というのは、人類の科学研究の歴史から見ると、そんなに長い文化ではないということです。特に、ブランド科学雑誌やインパクトファクターが高いハイプロファイル雑誌なるものが出現してきて、査読によって、科学研究それぞれに価値を付けて、研究 [続きを読む]
  • プレゼンテーション(その1)プレゼンのおきて
  • 今回から、研究者のプレゼンテーションの方法についての話題です。この手のものは、日本語の成書も多数売られています。ただ、その多くがプレゼンテーションの本場ともいえる米国で毎日のようにセミナーなどを豊富に聞いたという著者によるものではなく、日本的な環境の中で日本人好みの発想で想像して執筆したという類のものが大多数を占めているような印象を受けます。プレゼンテーションが大切か、あるいはプレゼンテーション [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その10)場所、位置
  • 対比の最後は、場所と位置。このシリーズは今回で最後です。場所や位置の関係を対比するというのは、日常生活では常にありますが、論文でも写真などにある構造の場所や位置というのを対比するという場合にしばしば使います。これまでの10回分のリストを一つのxlsxファイルにまとめました。以下からダウンロードできます。1ヶ月くらいはダウンロード可能ですが、その後は忘れて、消去してしまうかもしれません。discourseMYsu [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その9)時、順番
  • 対比の3回目は、時、順番です。時間とは幻想である2018年5月初旬の新刊書Carlo Rovelliの「The Order of Time」という本が話題になっています。これまでもしばしば主張されてきたことですが、「時間とは幻想である」。Nature誌の書評から。というわけで、時間という幻想をどう表現するか、ということなのでしょうか。             対比(時, 順番)a minute latea minute laterafterafter a long timeafte [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その8)違い
  • 今回は、「違い」の表現。文章や論文を書く時は、何かを較べて、違うということを示す作業が大切です。米国の大学では、学生のレポートや論文書きなどを支援する専門のスタッフを配したWriting centerみたいなものが非常に充実しています。こんな教育を受ければ、論文もうまく沢山書けるようになるでしょう。そんなサイトから。。Comparing and Contrastinghttps://writingcenter.unc.edu/tips-and-tools/comparing-and-contra [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その7)同一、類似
  • このシリーズ、次は「対比」です。以下の4回分の内容があります。1.対比(同一、類似)2.対比(違い)3.対比(時, 順番)4.対比(場所, 位置)今回は、同一、類似。同一は同じということ。一方、類似というのは、似ている、ほぼ同じということなのでしょうが、「違う」ということが含まれているということが大切です。                対比(同一、類似)along the same linesas well asas withby the sam [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その6)結論
  • 追加、例示、強調、順接、逆接と考えてみましたが、今週は、「結論、まとめ」です。結論というのは、文章の最後や、最後のパラグラフの最初に使うようなものが典型でしょうか。ところで結論というのも考え出すと、そんな単純なものではありません。こういうものを本格的に考えるのが、論理学になるわけですが、超入門、娯楽として、NHK高校講座で「ロンリのちから」という講座を紹介しておきたいと思います。NHK高校講座 | [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その5)逆接
  • 前回は順接でしたが、今回は、but, however, althoughなどの「逆接」です。逆接とは、前と後が逆の関係にあったり、前の内容から予想されることをくつがえす、というような論理の接続です。ここで確認しておきたいのは、逆接というのは、しばしば主張の強調であるということです。つまり、本当に言いたいことは、逆接でひっくり返った後にあるということです。この方法を使うことで、主張を強調することができる。例えば、眠たい [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その4)順接
  • 追加、例示、強調と考えてみましたが、今週は、「順接」です。順接というのは、文や句の前後が、理由、目的、原因などの順当な関係になっている論理です。簡単なものでは、「〜について」「〜に関して」という言い回しも含まれます。理由と目的はしばしば分離できません。例えば、ある実験をやる理由、ある実験をやる目的というのは、同じでしょう。順接は、ディスコースマーカー(その1)の「追加」とも共通していますが、理 [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その3)強調
  • 今回も簡単なディスコースマーカーで「強調」です。「とりわけ」「重要なことは」などという言い方ですが、そのものを強調するやり方と、比較して間接的に強調するというやり方があると思います。bizacademy.nikkei.co.jp            強調especiallyparticularilysignificantlyin particularmore importantlymost importantlyabove allactuallyadmittedlyafter allall the sameapparentlyas a matter of factas [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その2)例示
  • 今回も簡単なディスコースマーカー。for exampleに代表される 「例示」です。例示とは、「例えば」「〜のような」ということなのだと思います。でも、考えてみると結構深いです。例えば、日本語で、「コーヒーでも飲みませんか?」と言いますが、この「でも」の使い方も例示であるわけです。つまり、いろいろな可能性があるなかで、「コーヒー」という例をあげている。ここでは、飲みませんか?が本当に言いたいことで、結果 [続きを読む]
  • ディスコースマーカー(その1)追加
  • ディスコースマーカー(談話標識)は、文脈の流れや構造、文と文との論理関係を表す単語や句です。簡単に言えば、つなぎや論理の言い回しです。論理の展開が大切な論文執筆では、非常に重要であるのは明らかです。Discourse marker - Wikipedia高校レベルの初級の英語学習でも、速読のためのパラグラフリーディングの方法として、ディスコースマーカーを利用することがあります。これを読むだけでなく、論文を書くため、発表するた [続きを読む]
  • 論文を書く(その4)
  • 今回は、バイオ基礎系を中心に、いろいろな雑誌に掲載されていた論文の書き方の案内みたいなものをまとめてみました。今まで、こういうものをまとめてみたことはなかったのですが、結局、既に紹介した「The Science of Scientific Writing」とStrunk-White 「The Elements of Style」の影響というのが大きいように感じました。それとともに、こういう記事というのは、臨床系ですと非常に多いということにも気づきました。必要性 [続きを読む]
  • 論文を書く(その3)
  • 今回は、自然科学分野の学術論文を書くという点では、直接役立つというわけではないが、何かの参考になるかもという「Caltech Rules カリフォルニア工科大・ルール」について。  CALTECH RULES FOR WRITING PAPERSHOW TO STRUCTURE YOUR PAPER AND WRITE AN INTRODUCTIONBarry R. Weingastスタンフォード大学の政治学者Weingast教授が、Caltechで学んだという論文の書き方をまとめた文章です。これが、Weingast教授のサイ [続きを読む]
  • 論文を書く(その2)
  • 今回は、ハーバード大学化学教室のWhitesides教授 (1939-)の論文執筆指南の紹介です。ジョージ・ホワイトサイズ - Wikipediaホワイトサイズ教授に聞く: プラズマナノテクノロジーWhitesides教授のラボがあるハーバード大学の建物。Whitesides教授の論文執筆指南は、この記事です。Whitesides’ Group: Writing a PaperWhitesides, G.M., Advanced Materials, 2004, 16, 1375-1377. 著作権の扱いが不明ですが、”Whitesi [続きを読む]
  • 論文を書く(その1)
  • しばらく前にネイチャー誌に「How to write a first-class paper」という記事がでていました。既に読まられ方もいるかもしれません。              www.nature.comこの記事の中でも紹介されているAngel Borjaさんによる論文の書き方の指南。Angel BorjaさんのTwitter。 [続きを読む]
  • シソーラスとコーパス(その2)
  • 今回は、英語論文のための表現集の紹介です。最近、ネットで時々話題になっていますが、まとめてみました。まず、ネットで話題になっていた英国マンチェスター大学のMorley博士の作製したサイトです。The Academic Phrasebank Dr John Morleyhttp://www.phrasebank.manchester.ac.ukこの「 The Academic Phrasebank」の内容のKindle本(日本のアマゾン)。価格が安い。              米国Purdue大学のサイト。Pur [続きを読む]
  • シソーラスとコーパス(その1)
  • 改めて言うまでもありませんが、英語論文を書くときは、同じ単語や似た言い回しを同じパラグラフの中では繰り返し使わないというのが原則です。おそらく、珍しい単語(専門用語以外)ですとパラグラフどころか、論文の中で一回使ったら2度と使わないくらいのつもりになると思います。例えば、こんな感じの文章は、みっともないということです。It is suggested that ….。It is suggested that…。It suggests…. , suggesting t [続きを読む]
  • 科学文章作製の科学(その3)
  • わかりやすいサイエンスライティングのための「The Science of Scientific Writing」という記事についての「その3」、最終回です。繰り返し言っているのは、文章の意味は、書き手ではなく、読み手が解釈することで決まるということです。その1とその2では、次の1から4までを説明してみました。1)読み手の期待に応えよ文の意味は、書く人の思いではなく、読み手の解釈で決まる。文中の情報は、読み手が期待している位置にあ [続きを読む]
  • 科学文章作製の科学(その2)
  • サイエンスライティング指南の「古典」のようにも言われる「The Science of Scientific Writing」という記事についての「その2」です。文章の意味は、書き手ではなく、読み手が解釈することで決まる。この観点から、読み手を想定し、読み手がよりよく理解できるための文章の書き方を、「The Science of Scientific Writing」では説いています。そして、文章の流れのなかで、読み手にとって、わかりやすく書くために、ストレス [続きを読む]
  • 科学文章作製の科学(その1)
  • 日本語ですと、サイエンス系文章の作製では、「理科系の作文技術(1981年)」が昔から有名で、今年になって、その「まんが」バージョンができたようです。          さて、英語のサイエンス系の文章作製で、前回紹介したParamedicメソッドとともに有名なのが、サイエンスライティングの「古典」のようにも言われる「The Science of Scientific Writing」という記事です。1990年にAmerican Scientistに掲載されたもの [続きを読む]