朱星姫 さん プロフィール

  •  
朱星姫さん: 朱星姫の詰め合わせ
ハンドル名朱星姫 さん
ブログタイトル朱星姫の詰め合わせ
ブログURLhttp://akasehime.blog.fc2.com/
サイト紹介文創作小説や、東方projectやオリジナルのイラストをかいています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 123日(平均0.7回/週) - 参加 2018/01/02 22:32

朱星姫 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 夜空を見上げた美しき庭で
  • 宮中。我が主が隣にいらっしゃる庭。二人しかいない、美しい庭。もう帰ろうかと思っていたら、我が主はただ一人でいらっしゃった。召使いも連れずに、ただ一人で。今日は、星がとても綺麗。恨めしいほどに、とても綺麗。私の心をとらえて離さない貴方は、夜空を見上げたその綺麗なお顔で、何を考えていらっしゃるのですか?___貴方は、私のこの想いを、ご存じないでしょうね……「お前はは、この庭が好きなのか?仕事がないとき [続きを読む]
  • 「月が綺麗」と言葉で遊ぶ 3
  • 気がつけば朝日が昇っていたようで辺りが明るかった。昨日あったことはなんとなく覚えてはいるが、ぼんやりとしか覚えていない。覚えているのか?よくわからない。二日酔いのせいだろうがまだ思考がはっきりしない。「大学行きます?」隣に寝ている恋人が話しかけてきた。「いや、行かない。こんな二日酔い引きずった状態で授業受けても意味ないし。」彼も酔っているのか「じゃあ、まだ寝ましょう」と言った。そして「まだ帰しませ [続きを読む]
  • 「月が綺麗」と言葉で遊ぶ 2
  • 窓の外を見てみると、彼の言う通り、綺麗な月が見えた。もう南中していて見えないと思ったが、意外と時間は経っていなかったようだ。今日は十六夜だから少し欠けているはずだ。「本当に綺麗ね。時が止まってしまえばいいのに。」「The moon shines bright. In such a night as this when the sweet wind did gently kiss the trees and they did make no noise, in such a night …」(月が明るく輝いている。そんな夜、甘い風が木 [続きを読む]
  • 「月が綺麗」と言葉で遊ぶ 1
  • 約束の時間になる五分前。雪がちらついている。私の後輩は私に気がつくと、小走りでこちらに来た。「今日は早いですね。」「別に早く来たっていいでしょ。気が向いただけよ。それより、早く行きましょ。」私が手袋を外すと、彼はポケットから手を出した。「やっぱり私より指が長いのね。何度見ても悲しくなるわ。」「貴方の手はふっくらとしていて綺麗だし、心地よいので好きですよ。」そう言って私の指の間に指を入れてくる恋人に [続きを読む]
  • 閉ざされた世界の花を風が撫でて去る 2
  • まだ空が白みかけてもいない、朝の早い時間、少女が静かに身体を起こす。丁寧に顔を洗い、普段より少し上等な服を身に付け、綺麗な銀髪を時間をかけて梳り、皆に気付かれないくらいにほんの少しだけ頬に赤みをさすと、少女はいつも以上に優美な乙女となった。一昔前の外の世界の暗い夜の街を歩くのは、ごく普通の人が歩くより何倍も危険だろう。少女は眠っている来訪者の枕元に横座りし、何かを堪えるような表情をした。そして、し [続きを読む]
  • 閉ざされた世界の花を風が撫でて去る 1
  • 何度かの世界大戦も経て、経済格差もなくなった未来的な時代にもかかわらず、古風な村が存在した。村人は、どこの国に属しているかも知らないほど、世界情勢に疎い。十人ほどの小ぢんまりとした村だったからかもしれないが、何故か世界に知られることはなかった。あるとき、村に来訪者が訪れた。初めての来訪者に村人は驚いた。村人と来訪者の容姿は全く違うのだ。肌の色、髪の色、目の形、瞳の色。来訪者のそれとは全く違う。来訪 [続きを読む]
  • どうか、忘れて…
  • 悲しくない、といえば嘘になるけれど。もう近いうちに私の身は虚しくなるでしょう。この牛の小車も私を忘れるでしょう。そう、憶えていても、悲しいだけです。悲しさを求める従者などいるのかしら?主も望んでいないのに。だから、あなたも忘れてしまいなさい。憶えていても、なにも良いことなど無いのだから。夢、遠く離れてしまったあの思い出を…どうか、手繰り寄せないで。 [続きを読む]
  • 純粋で永遠で在りたかった。
  • 紅に染まった鏡、玉のような鏡、答えておくれ。私はあと何度、そなたたちを見ることができる?瞼を閉じると、金色の烏と銀色の兎が見えはじめた。私は夢ではないことを確かめようとしたが、目を開けることすらままならない。全身の感覚が消えうせたようだ。「恐らく永くはないでしょう。」もしも、私に一片の穢れもなかったならば、このような感情にはならなかったでしょうに。しかし、定めは定め。命の限り輝かなければ。夢幻の想 [続きを読む]
  • 過去の記事 …