Hare さん プロフィール

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Hareさん: Hanes fik
ハンドル名Hare さん
ブログタイトルHanes fik
ブログURLhttp://yukarihane.hatenablog.com/
サイト紹介文『スウェーデン語源』本を電子書籍にしました。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供155回 / 323日(平均3.4回/週) - 参加 2018/01/08 03:18

Hare さんのブログ記事

  • 【読書感想】ハンス・ロスリング自伝ーその3
  • 1979年10月、ハンス・ロスリング医師はモザンビークの町ナカラの病院に赴任した。助産師の妻とふたりの子どもも一緒に。手元にある資料から逆算すると、当時ロスリングは31歳、息子のオーラは4歳。お姉さんのアンナは6歳くらいか? こんなに幼い子どもたちを連れ、夫と共にアフリカへ赴任したロスリング夫人アグネータは尊敬に値する。しかもスウェーデン帰国後は医学部に入り、自分も医者になっているのだ。すごいとしかいいよ [続きを読む]
  • 【読書感想】ハンス・ロスリング自伝ーその2
  • Gapminder のサイトのトップに掲載されているビデオにも「動く統計」誕生の経過が語られている。youtu.be頭の固い学生たちに理解させるためにロスリング教授はグラフを作った。上記ビデオより1998年9月、息子夫婦が実家を訪れ、食卓を囲んだ。彼らは23歳。息子の妻アンナは文化社会学を学んだ後、写真大学に入学していた。息子のオーラは経済史の勉強をしていたが、その理由はもっぱら勉学手当(*)をもらうためで、その金で絵の [続きを読む]
  • 【読書感想】ハンス・ロスリング自伝ーその1
  • 原題:Hur jag lärde mig förstå världen 直訳:私はどうやって世界を理解してきたか 著者:Hans Rosling & Fanny Härgestam 出版年:2017年11月 ページ数:332 世界的ベストセラーになった『Factfulness』は日本でも来年1月に刊行される予定だ。https://www.amazon.co.jp/dp/4822289605 内容については、この方の書評が詳しい。スウェーデン出身の医師・公衆衛生学者であるロスリングを有名にしたのはTEDでのトークだろう [続きを読む]
  • Åsa: スウェーデンの人名
  • 北欧らしい女性名 Åsa、発音は「オーサ」で、その意味は「女神」です。古ノルド語で Ás, Áss は北欧神話の「神」を意味していました。詳しくはウィキペディアの「アース神族」の項目をどうぞ。また、「雷」を意味する åska とも関係があります。「天翔ける神」のことなので。詳しくは拙訳書の åska の項目をどうぞ。日本で有名なオーサさんといえば、漫画家のオーサ・イェークストロムさんでしょうね。『北欧女子』シリーズ、 [続きを読む]
  • 目次D『スウェーデン単語の語源』
  • D◆dag〔日〕◆dator〔コンピューター〕◆detektiv〔探偵、刑事〕◆djur〔動物〕◆-dom〔接尾辞〕◆drottning〔女王〕◆dusch〔シャワー〕◆dygd〔美徳、高潔〕◆dygn〔丸一日、一昼夜〕◆dykdalb〔係船杭〕個人的に印象深いのは dykdalb〔係船杭〕の語源ですね。夫の郷里 Karlstad では川から突き出しているこの杭をよく見かけるので、その度に「アルバ公爵のフランス語名」を思い出しています。https://amzn.to/2PbB2A3値上げ [続きを読む]
  • 目次B『スウェーデン語単語の語源』
  • B◆badvatten〔沐浴の水〕◆bamse〔バムセ〕◆banta〔ダイエットする〕◆-bar〔接尾辞〕◆barn〔子ども(たち)〕◆be-〔接頭辞〕◆bi-〔接頭辞〕◆björk〔白樺〕◆björn〔熊〕◆björntjänst〔いらぬお節介、余計なお世話〕◆blåögd〔青い目をした;うぶな〕◆bokstav〔文字〕◆bomull〔綿〕◆borgenär〔債権者〕◆borstbindare〔ブラシ職人〕◆bort-〔接頭辞〕◆brittsommar〔暖かい秋の日〕◆broms〔ブレーキ;アブ〕◆br [続きを読む]
  • 目次A『スウェーデン語単語の語源』
  • A◆affär〔商店、取引、経済状態、事件、情事〕◆aktie〔株、株式〕◆aktuell〔現在の、時局の〕◆aldrig〔けっして〜ない〕◆allvar〔真剣、本気〕◆an-〔接頭辞〕◆angöra〔寄港する、係留する〕◆anka〔アヒル〕◆anrika〔濃縮する〕◆ansjovis〔アンチョビ〕◆apelsin〔オレンジ〕◆apotek〔薬局〕◆arbete〔仕事、労働〕◆arsle(または arsel)〔ケツ〕◆arton〔18〕◆ask〔セイヨウトネリコ;小箱〕◆aska〔灰、燃えかす [続きを読む]
  • Jakob: スウェーデンの人名
  • この夏、フランス南西部のボルドーやトゥールーズ周辺を旅行してきました。あの辺りは、スペイン北部サンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路にあたります。 サンテミリオンの街並み。巡礼者の通過地点として栄えた。トゥールーズのジャコバン修道院で説明書きを読んでいると混乱してきました。スペイン語では Santiago(サンティアゴ)、フランス語では Saint-Jacques(サン・ジャック)、英語では Saint James(セイント [続きを読む]
  • 【読書感想】少女と負い目2〜同情できない女たち〜
  • Katarina Wennstam 著『Flickan och skulden』についての昨日の記事への補足事項。本書の問題提起は何点もある。前回も述べたが、当時(2002年)刑法上、被害者が事件当時「無力状態」であれば、罪名が「レイプ」ではなく「性的搾取」となった。著者によると、当時の刑法の解釈はこのようであった。女性が犯人に強制的に酒を飲まされたりクスリを打たれたりした後に、犯人から暴行を受けた場合はレイプになる。しかし、女性が [続きを読む]
  • 『スウェーデン語の語源』本を出版しました
  • このブログで連載していたスウェーデン語単語の語源。その内容をまとめて電子書籍にしました。Kindle 自己出版です。画像を するとアマゾンに飛びます「オレンジは中国のリンゴ」「綿は木になる羊毛」「結婚式は“花嫁が走ること”?」「否定を表す aldrig や ej には ne が付いていた」「子ども barn の英語の親戚語は…」「いらぬお節介、熊のサービス」「挨拶 Tjäna! の起源は…」など、スウェーデン語の単語や成句の成 [続きを読む]
  • 『スウェーデン語の語源』本を出版しました
  • このブログで連載していたスウェーデン語単語の語源。その内容をまとめて電子書籍にしました。Kindle 自己出版です。画像を するとアマゾンに飛びます「オレンジは中国のリンゴ」「綿は木になる羊毛」「結婚式は“花嫁が走ること”?」「否定を表す aldrig や ej には ne が付いていた」「子ども barn の英語の親戚語は…」「いらぬお節介、熊のサービス」「挨拶 Tjäna! の起源は…」など、スウェーデン語の単語や成句の成 [続きを読む]
  • 【読書感想】少女と負い目:レイプを見る社会の視線
  • 原題:Flickan och skulden: En bok om samhällets syn på våldtäkt直訳:少女と負い目:レイプを見る社会の視線著者:Katarina Wennstam(カタリーナ・ヴェンスタム)出版年:2002年(改訂版2012年)ページ数:2862002年に発表されたこの本はスウェーデンの文学賞・アウグスト賞ノンフィクションの候補になった。また中高校生向けのディスカッション用資料としても使われている。財布を盗まれた場合は窃盗である。財布の [続きを読む]
  • Göran:スウェーデンの人名
  • これはピンとこないでしょうが、英語の George にあたります。Göran を日本語で表記すると「ヨーラン」ですが、ヨに軽い摩擦音があります。スウェーデン語では Göran の他に Georg(ヨーリ)、Örjan(オリヤン)という形もあります。(他に Jörgen もあるらしい)George はヨーロッパに古くからある名前で、「ドラゴンを倒す聖ジョージ」伝説のおかげで病院の名前によく使われています。(ドラゴンは疫病を表す)英語:George [続きを読む]
  • Celsius の意味
  • こんなコメントをいただきました。摂氏で有名なAnders Celsiusさんの名前の意味を調べてたらたどり着きました。Celsiusの方の意味をご存知ないでしょうか?というわけで調べてみました。まずファミリーネームに...us が付くのは、「牧師さんが出身地名などをラテン語っぽくした」と思って間違いないと思います。有名な音楽家の Kalle Moraeus は以前テレビで「先祖は Mora(地名)の牧師だよ」と言っていました。で、Wikipedia [続きを読む]
  • Kjell:スウェーデンの人名
  • 今回は北欧らしい名前を。北欧圏外の人には、どー発音していいのかわからない Kjell。男性名です。自分の名前を外国人に発音させている、こんなビデオもあります。ご本人は「チェルだよ」と言っているのですが、ビデオの中で他の人たちが「ノルウェー語ではシェルだよ」とか「彼はスウェーデン人だけどフィンランドで育っているし」と言っているので、たぶんご本人の発音はフィンランドのスウェーデン語式だと思います。私の知る限 [続きを読む]
  • 『ス語源』372 クルミ=外国のナッツ
  • ◆valnöt〔クルミ〕はゲルマン諸語に共通の言葉で、前半部分の val- は「外国の;ケルトの、フランスの、イタリアの、ローマの」などを意味していた。クルミはイタリアおよびケルト人が居住したガリアからゲルマン民族に伝わったためだ。スウェーデン語で valnöt は中世から使われている。この val は形容詞 välsk にも含まれている。この形容詞はもっぱら välska seder という成句で使われており、「外国の習慣;贅沢な生活 [続きを読む]
  • Anders:スウェーデンの人名
  • Anders は察しがつきますね。ああ、英語の Andrew だなあと。発音はスウェーデン中部だと「アンデシュ」、南部だと「アンデルス」。こちらもご参考に。『スウェーデン語の発音 RとRS』これは Andreas(アンドレアス)の一種だそうです。語源はギリシャ語の「男」で、キリストの使途のひとり。フランス語では Andre(アンドレ)。おお、ベルばらの世界…と胸騒ぐ昭和の私。ポーランド語では Andrzej(アンジェイ)。有名な映画監督 [続きを読む]
  • Malin:スウェーデンの人名
  • 「ヨーロッパで一般的な名前はスウェーデンでは短くなる」の4例目、Malin さん。カタカナにするとマーリンまたはモーリン。これは Magdalena が縮んだものです。今度は G と D が飛んで行ったのね。Magdalena とは「マグダラから来た(女)」のことで、聖書に登場する「マグダラのマリア」のこと。イギリスのケンブリッジ大学とオックスフォード大学には Magdalen(e) の名の付いたカレッジがあり、この発音は「モードリン」だとか [続きを読む]
  • Måns:スウェーデンの人名
  • 「ヨーロッパで一般的な名前はスウェーデンでは短くなる」の3例目、Måns(モンス)くん。これは Magnus(マグヌス)が縮んだものだそうです。今度は G が抜け落ちたのか。Magnus くん自体もスウェーデンで一般的な名前ですよね。Magnus の起源はラテン語の「偉大な(者)」で、ノルウェーとスウェーデンでは昔の王様の名前でした。スウェーデンで有名なモンスといえば歌手の Måns Zelmerlöw かな。2015年のヨーロヴィジョン・ [続きを読む]
  • Karin:スウェーデンの人名
  • 自説「ヨーロッパで一般的な名前はスウェーデンでは短くなる」の例その2、Karin さん。(発音はカーリン、あるいはコーリン)なんとこれ、Katarina が縮んだものなんですね。T が抜け落ちちゃったのか。Katarina も一般的な名前なんですけどね。Katarina をヨーロッパの主要言語で表すと英語:Catherine(キャサリン)フランス語:Catherine(カトリーヌ)ドイツ語:Katharina(カタリーナ)スペイン語:Catalina(カタリーナ)R [続きを読む]
  • 『ス語源』371 枕カバー
  • örngott〔枕カバー〕の前半部分は öra〔耳〕の複数属格の古い形である。後半部分は古くは gat/ gåt(h) と綴られていた。これから「配慮、世話」あるいは「快適」を連想することができる。この gott は古語の gättas「快適に思う」と親戚だと考えられている。Örngott の現在の語義は「枕カバー」なのだが、古スウェーデン語時代以来長きにわたって、この単語は「枕」を意味していた。枕も枕カバーも、耳を保護するもの、耳に [続きを読む]
  • 『ス語源』370 ビール
  • öl〔ビール〕ゲルマン諸語に共通の単語 öl の原義は「苦い飲み物」だったのではないだろうか。Ölは、ラテン語の alumen「ミョウバン」に由来する alun〔ミョウバン〕と aluminium〔アルミニウム〕と親戚である。フィンランド語の olut「ビール」はゲルマン語からの借用である。Öl はかつて非常に一般的な飲み物だったので、「酒席、宴会」の意味も持つようになった。Barnsöl「幼児洗礼式(とその酒席)」および gravöl、li [続きを読む]