LALA さん プロフィール

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LALAさん: Lα& Lα
ハンドル名LALA さん
ブログタイトルLα& Lα
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tukatuku123/
サイト紹介文つかつくサイトです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供80回 / 195日(平均2.9回/週) - 参加 2018/01/08 13:31

LALA さんのブログ記事

  • ごめんなさい
  • ご心配をかけ、申し訳ありません。現在、スマホのパケットを使い果たし、超低速モードに陥り、ネットに繋がりにくい状況になっています。そして、家庭的諸事情で、全く書けない状態です。妄想したくても、何も浮かんでこない自分が情けないです。復帰がいつかと、明言することができず申し訳ありません。皆さま、暑い、暑い毎日。どうか、お体に気をつけて。LALAより愛を込めて [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に9
  • 「全く、これが、ワシの遺伝子を受け継いだ孫だと言うのか?」H&S社会長、蜜石巌は、四年生になった歩の通信簿を見て、落胆していた。五段階評価で、殆どが、2。ものによれば、1。一番良いのは、体育で、3。どれもこれも、散々たる有様。自分の我を通し、本当の孫である歩を取り返したまでは良かったが、彼女の出来の悪さに、苛立ちばかりつのる。歩は、ある意味、巌のコピーのような人間だった。金の匂いに聡い。何を買うにしても [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に8
  • 「ママ?パパ?」「そうよ、つくし、私がママで、こっちがパパ」千恵子と晴男は、頭に包帯を巻かれた少女の前で腰を屈め、優しい眼差しで視線を合わした。身長100センチにも満たない彼女は、不思議そうに首を傾げ、「おかぁしゃまは?(お母様は?)」と聞いてくる。「お母様は・・・」千恵子は、言葉につまった。こんな幼子に、何と説明すれば良いのだろう。蜜石家の会長秘書と言う男が突然現れ、歩のDNA鑑定をすると言った。あれ [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に7
  • 「ただいま」「ねーちゃん、お帰り」いの一番、出迎えてくれるのは、可愛い弟の進。六畳一間に四人暮らし。暮らし向きは、決して良くはないが、やっと先日父、晴男の再就職が決まり、家の中は、明るさで満ちていた。「お帰り、つくし」野菜炒めを作りながら、母、千恵子も、声を掛けた。その背中を見ながら、つくしは、カバンから茶封筒を出した。「これ、今月のバイト代」ちゃぶ台の上に置くと、千恵子の背中が、微かに震えた。「 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に6
  • 「こう言う時は、何か、恩返しをしないといけないわよね?亀だって、竜宮城に連れていったんだから」ブツブツ呟くつくしを見下ろし、司は、笑いをかみ殺す。どうやら、この女は、思ったことが全部、口から出るタイプらしい。「えっと、何か、お礼、お礼、お礼・・・。そうだ!餡子食べられます?」「アンコ?」「えぇ、おやつに、おはぎを作ってきたんです」おはぎと言っても、普通のご飯を潰して、冷凍してあるあんこ玉を入れて、 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に5
  • 「あ・え・い・う・え・お・あ・お」滑舌良く、発声を繰り返すつくしに、滋は、目を輝かせて、「あ・え・い・う・え・お・あ・お」と続く。「先輩達、恥ずかしいからやめて下さい」「なによ、桜子。ノリが悪いわね。つくしがやってんだから、あんたもやりなさいよ」お弁当を食べ終わり、テーブルの上には、滋が用意した、フランス直輸入のマカロンがのっている。桜子は、それを一つ摘み、つくしの目の前に差し出した。「ほら、先輩 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に4
  • 放課後、司は、再び、あのお下げが来るかと思い、ずっと屋上で待っていた。しかし、彼女は、現れなかった。肩透かしにあった寂しさと、自分の不可解な行動に、司は、自嘲する。「ったく、何がやりてぇんだか」まさか、この英徳学園の生徒が、バイトの為に、下校チャイムと共に自転車で飛び出していったなどとは、思いもよらない。他の生徒達が、皆、帰宅した頃、やっと司は、F4専用ラウンジに戻ってきた。「よぉ、司!お前、今日 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に3
  • 「いっただっきまーす」「滋先輩、声、大きいです」「桜子、そんだけハデな見た目のあんたが、人目を気にするなんて、意味ナッシング」校舎と校舎の間に作られた庭園は、中庭と言うには大き過ぎる。緑の芝生。きらめく小川。西洋風東屋、『ガゼボ』の下には、テーブルと椅子が備え付けられている。だが、そこに弁当を広げる者など、創立以来初めての事だ。つくし一人なら、水風船の一つや二つ飛んで来ただろう。だが、日本屈指の大 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に2
  • チャリンチャリン「とおりまーす」真新しい英徳の制服に身を包み、おさげ頭でオンボロ自転車を漕ぐ彼女を、お高く止まった生徒達が目で追う。初めて見る女。転校生の様だが、あまりにも、この学園に、不釣り合いだ。我が校の品位を下げる。蔑み。憎しみ。嫌悪感。負の感情が、生徒それぞれの心に芽生えた。女が、一台の超高級車の前で停まったのを見て、罵倒の一つでも浴びれば良いと意地悪く思う。しかし、窓が開くと、その中に居 [続きを読む]
  • 陽だまりは、いつも側に1
  • にへら脱力感満載で笑う少女を四人の少年達が囲む。「なんだ、コイツ」英徳学園幼稚舎には不釣り合いな田舎臭さ。綱のように太い三つ編みが、ブランブランと顔の両サイドで揺れている。ペチャペチャペチャペチャ手も顔も、泥だらけ。それでも必死に、お団子を作っている。遠巻きに、彼女のお友達が心配げに見ていた。助けてあげたいが、親に、あの四人にだけは、絶対逆らってはいけないと言い聞かされている。道明寺財閥、花沢物産 [続きを読む]
  • 53完
  • 『現在、JFK空港は、強風と落雷の為、運行を見合わせおります』流れるアナウンスに、司が、舌打ちをする。空港内に設置された超VIP専用ラウンジには、何故か、多くの人が集まっていた。皆、楓の復帰会見に駆けつけた面々で、明日の仕事の為に、今すぐにでも帰国せねばならない。しかも、全員が、それぞれのプライベートジェットを飛ばそうと言うのだから、タチが悪い。ゆったりとホテルで待機などと言う穏やかな気持ちになれず、空 [続きを読む]
  • 52
  • ホテル メイプル NYで最も広い大広間には、楓の復帰を祝うべく、世界中から錚々たるメンバーが集まっていた。ゆったりと配置された丸テーブルには、テレビを賑わす企業のトップ達が顔を揃え、真剣な眼差しで、ビジネスについて語り合っている。極めて重要なのは、その中に、芸能人やセレブと言った、見目ばかり華やかな『お飾り』が居ないという事。世界を動かす数パーセントの人間がほぼ揃っており、厳正な審査を受けて入場を許 [続きを読む]
  • 51
  • ※ブラック司降臨。お嫌いな方は、スルーしてください。飛ばして頂いても、お話が続くように52話を書く予定にしています(^O^)薄暗い室内。周りを取り囲む屈強な男達。眼前には、この空間を支配する王が、1人掛けソファーに背を預けながら、ペラペラと資料に目を通している。その瞳は、一切の感情が見え取れず、彼の圧倒的な存在感は、ジュリエットの恐怖心を煽り立てた。彼が息を吐く度に、室内の温度が、五度は下がっていく。そん [続きを読む]
  • 50
  • 午前5時。つくしの瞼が、ゆっくりと上がる。二度、三度、瞬きを繰り返した後、彼女の大きな瞳が、いつも居るべき人の姿を探して部屋を彷徨った。昨日、本当に久しぶりに、一人で眠った。手で、ベッドを探ると、その冷たさばかりが伝わってきて、無意識にギュッとシーツを掴んだ。こんな事なら、何が起こったとしても、引き止めればよかった。ノロノロと起き上がり、洗面台まで歩くと、目の前の鏡を見る。たった一日で、疲れ切って [続きを読む]
  • 49
  • 総レース。白と言うより、純白。混じり気のない、絹本来の輝きを余すところなく発揮して、その品は、つくしの身を包み込む。よくありがちな、色気ばかりを振りまくランジェリーでは無い。ブラも、ショーツも、ベビードールも、エレガントで、気品と愛らしさも備えている。「お、おねぇさ〜〜ん」試着室から蚊の鳴くような声が聞こえ、椿は、予想通りの反応に笑いを噛み殺した。「椿様」たしなめるように名を呼ぶのは、リアンナ。椿 [続きを読む]
  • お詫び(追記)
  • こんばんは、LALAです。今日、『ありがとうございます?』の記事に頂いたコメントから、同じ名前のブログの存在を知りました。また、同じChemistryと言う名のお話を書かれていた事も、初めて知りました。その方は、何の文句もおっしゃらず、素敵なメッセージを添えてくださったのですが、私としては、申し訳ない気持ちで一杯です。逆の立場なら、私は、コメント主さまの様に、優しく出来たかどうか分かりません。知らぬこととは言 [続きを読む]
  • 48
  • 「牧野さま、お座りください」「え?でも・・・」夕飯を終え、食器を片付けようとしたら、メイド達に怒られた。手に持った皿を奪われ、もう一度座るよう、目力で威圧される。「これ以上、私達の仕事を取らないでください」料理、掃除、洗濯。メイドより手際よく、メイドより上手に全てをこなす若奥様など、聞いたことがない。明後日には、楓の復帰会見があり、その場に非公式ながら、つくしも参加する。婚約は、まだ先と言えども、 [続きを読む]
  • 47
  • Chemistry47「許さない、許さない、許さない」昔の栄華は見る影もない、山中の小さな古城で、ジュリエットは、復讐の時を狙っていた。両親は、脱税、汚職、贈賄、ありとあらゆる罪状が明るみに出て、有罪判決を受けた。被害者からの訴訟も後を絶たず、服役中だというのに、毎日ニュース番組を賑わしている。預金口座も、住んで居た屋敷も、全て差し押さえられた。傷心のジュリエットは、母方の祖母が所有しているこの城に、ひっそ [続きを読む]
  • 46
  • 青々と茂る街路樹。きらめく木漏れ日。大都会NYには、何となく不釣り合いな光景。正門をくぐってから、既に、数分経っている。乗り慣れないリムジンの後部座席で、つくしは、モゾモゾと体を動かした。「あの、ここは?」隣に座る、SPの勅使河原に問うと、ニッコリと笑って、何も言わない。つくしは、答えは返ってこないと察し、黙って車窓に目を向けた。司の苦境を知り、取るものもとりあえず渡米した為、大学にも、マスターにも、 [続きを読む]
  • ありがとうございます?
  • こんばんは、LALAです。亀更新の我が家へ来てくださる方皆様、本当に、ありがとうございます!感謝の気持ち一杯なのですが、その気持ちを伝えるには、やっぱり、更新する事なのかなと。そして、お礼には、やはり、Chemistryを着実に進めていくことが、最善なのかなと思っています。明日には、46話をお届けできると思います。待っててね?ここ最近、訪問者数が、劇的に増えております。やはり、新ドラマの影響でしょうか?司。類。 [続きを読む]
  • 45
  • 前日に仕込んだのは、きゅうりの浅漬けに、卯の花と、大豆、こんにゃく、人参などの入った五目煮。豆腐とわかめの味噌汁と炊きたての白米が、湯気を立てて、食欲を湧かせる。定番の卵焼きに、めざしをこんがりと焼いて、すり大根を添えた。箸休めの酢の物も、飢え切っていた司の胃袋を優しく満たしていく。「ゆっくり噛んで。慌てなくても、ご飯は、逃げないから」すぐ横で、つくしは、お代わりをついだり、自分のおかずを分けてや [続きを読む]
  • 44
  • 『うちの組織は、今後、アンタとは、一切関わらねぇ。二度と電話してくんじゃねーぞ、このクソヤローが』格下だと思っていた者からの三行半に、ロイド・スペクターは、怒りで、指の先が白くなるほど受話器を握り締めた。士爵の称号を持ち、英国を代表する名家の当主として、これほどの屈辱はない。だが、代々、裏の汚い仕事を一手に引き受けさせてきた相手。失うには惜しい。「下手な値段交渉は、止めろ。幾ら欲しいんだ?」金にた [続きを読む]
  • GW特別短編『許しの儀式』
  • 「ブス、テメーみたいなゴミが、類の側、彷徨くんじゃねーよ」腹の中に渦巻く苛立ちを、言葉の刃に変えて、俺は、『類の女』に投げ続けた。俺の快気祝いに、呼ばれもせずに現れて、言いたい事だけ言って、踵を返した女。コイツの所為で、俺は、何故か、悪者だ。この女に、冷ややかな目で見つめ返されると、心臓が、ギシギシ音を立てるように苦しくなる。「なんか言えよ、ブス」前を歩く女の背中を睨みつけながら、俺は、悪態をつき [続きを読む]
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  • ただでさえ、タイトなフライトスケジュール。成田空港では、次々と離発着を繰り返す飛行機に、管制官達が的確な指示を出していた。たった一つのミスが、多くの命を失う恐れがある仕事。新月の夜、空は漆黒に塗り込められ、滑走路の灯りが、やけに明るく見える。緊迫感に耐えながら、研修中の新人管制官浅倉は、先輩達の背中をじっと見つめていた。見たことを忘れぬように、必死にメモを取りながら。そこに、突然、ブザー音が鳴り始 [続きを読む]
  • 42
  • その日は、氷のように冷たい雨が降っていた。濡れたJFK空港の滑走路も黒く光り、身を刺す寒々しさに、楓は、首をすくめた。次々と離着陸を繰り返す航空機が、轟音を発し、耳など使い物にならない。無言のままタラップを降りる楓に、SPの一人が、傘をさしかけた。その前を、ダダダダダッ戦闘用防弾チョッキに身を包んだSP達が、駆け下りていく。NYでは、日本とは比べ物にならない警護が敷かれていた。他人の目には異様でも、楓達に [続きを読む]