softmachine さん プロフィール

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softmachineさん: 上級国民への道
ハンドル名softmachine さん
ブログタイトル上級国民への道
ブログURLhttp://softmachine.blog43.fc2.com/
サイト紹介文教育と投資によって上級国民へ至る道程を考えます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供71回 / 142日(平均3.5回/週) - 参加 2018/01/26 17:27

softmachine さんのブログ記事

  • 辞書の使い方を教えずに、辞書を使えるようになる方法とは?
  • できる子供は辞書が使えるとよくいいますが、小学校で辞書の使い方を学習するのは、小学3年時にたった1時間のみとのこと。つまり、事実上学校では辞書の引き方は教えていないということです。結局、もともと言語能力の優れた一部の子、文字に強い関心を持つ子は自分で使い方を覚えるが、そうでない子は放置されているのです。では、普通の子が辞書に興味を持って使えるようになるためにはどうしたらいいか?それが本書で紹介 [続きを読む]
  • 相手に得してもらうことが大事
  • 色々なことが書いてありますが、どれもなるほどと思うことが多いです。ただ、若い人にはピンと来ない思います。中年以降の人には思い当たることが多いのではないだろうか。マクロ経済の見方もシンプルで分かりやすい。景気が良くてもモノの値段が下がるのはなぜか。過去、同じような時期があって、それはイギリスが覇権を握っていた頃だという。戦争がなくなって、モノの値段が下がった。現在は、アメリカが軍事力では圧倒的な [続きを読む]
  • いじめの解決方法は「血をみせること」?
  • 人間は欲を持って生まれ、欲を満足させるために果てしなく競争する。欲は物質的な利得だけにとどまらず、他人に勝ちたいという願い、ひいては支配欲、権力欲、権勢欲に発展する。いじめは、この人間の本性に根ざす普遍的な現象である、と著者は言い切ります。普遍的な現象であるために、人間は一方で誰かをいじめ、他方においては誰かにいじめられている。大人の世界では、その手法が巧妙であるのに対し、子供の世界では露呈し [続きを読む]
  • 自己主張と自己抑制
  • 著者は学童期をオランダで過ごし、アメリカで修士、ロンドンで博士課程を修めたとのこと。そのような著者の比較教育論は非常に興味深い日英の幼児期の教育を比較した場合の傾向は以下の通り。・日本  集団の中の従順や協調性という自己抑制の発達に価値を置く 子供の知知的発達の責任は家庭で、社会性の発達は主に幼稚園責任を負う(いわゆる情操教育)・イギリス  子供の主体性や個性という自己主張と、従順という自己抑 [続きを読む]
  • 知恵と忍耐
  • お金の真理とは、「知恵と忍耐」この2点に集約される。忍耐とは、具体的に言えば収入の1割を手元に残すこと。もちろん、その前提として、仕事をして収入を得ることが必要です。収入の1割というのは、お金関連の本ではよく出てきます。しばしば「大富豪であるユダヤ人」がお金に関する指南本を書いたりする。ユダヤ教やキリスト教では、古くから収入の10分の1は神の取り分として教会が徴税していたが、この1割という数字 [続きを読む]
  • 日本人にとって自己主張が簡単でない理由
  • 欧米先進国では、生後すぐに子供は別室でひとりで寝るのが普通であるとのこと。そもそも家の構造が、親子が一緒に寝ることを想定していない。欧米では小児科医や精神科医が、「添い寝は子供の独立心の成長を妨害し、夫婦関係に問題を引き起こす」として、独り寝を奨励しています。それどころか、19世紀のプロイセンでは、たびたび議会で「添い寝禁止令」を出しているそうだ。添い寝は欧米文化にとっては「悪癖」なのです。こ [続きを読む]
  • 勝っても勝ったと言わないのが、本当の外交勝者である
  • 佐藤優氏によれば、インテリジェンス能力は国家の国力から大きく乖離しない、そうだ。日本は、中国に抜かれたとは言えGDPでは世界3位であり、潜在的にそれ相応のインテリジェンスを持っている。紛争解決手段としての軍事力を行使できない、となればなおさらインテリジェンスに拠るところが大きい。しかし、情報が縦割りで各処の分散していて集約されず、結局日本にある情報は、各国が日本に置いているインテリジェンス機関 [続きを読む]
  • 戦争はしたくないが、戦争になるなら勝つしかない
  • 孫子は、解釈が分かれることがなくて明快です。これは、同時代人である孔子の言行録である論語の解釈が様々に分かれ、中核概念である礼や仁すら明快ではないのと好対照です。論語は読み手によって幅広く解釈されるテキストである君子でいるということは、君子であろうとする心構えのことで、その評価は状況依存的である。これに対し、戦争の勝敗は勝ち負けが全てであり、その評価は結果のみである。おそらくこの差でしょう。本 [続きを読む]
  • 自己革新していく日本人
  • 司馬遼太郎は日本の歴史過程に、洗練化、自己革新していく日本人を発見していったといいます。その時代小説は、日本と日本人の歴史に関する最良のテキストである。従って、司馬遼太郎の作品に触れずに終わると日本人であることに何がしかの欠陥が生ずると。個々の作品の解説については、実際に読んでみるのが一番良いでしょう。本書での重要な指摘は、次の二つであると思います。一つは、バブル経済に突入していく1987年以 [続きを読む]
  • PTAは今後どうなるのでしょうか
  • 本来契約は双方の合意によるものなのに、契約書を交わすでもなく、なぜか全員強制加入のようになっている不思議な組織がPTAです。「加入は任意のはずなので加入しません」と言えばいいようなものだが、子供どうしの関係に害が及ぶのを恐れて、なかなかいい出せない。いわば子供が人質に取られているようなものです。移民が一定数入ってきたりすると、活動は成り立たなくなるだろう。そもそも、個人情報にうるさい昨今は、連絡 [続きを読む]
  • 子育てにも合理性があったほうがいい
  • 賛否はあるが、上は男の子3人だし、きっとお母さん子この男の子たちとてもかわいかったんだろうなということは伝わってきます。そうじゃないといくらご主人は弁護士で裕福だといっても、これだけ子供に手をかけられません。何はともあれ、目標を大学受験においたら、後はそれに有利に働くかどうかを合理的に考え、日々の生活のなかで取捨選択していくという姿勢は参考になります。金銭的に余裕があると、あれもこれもとなりが [続きを読む]
  • 3分割で考える訓練をするといいそうだ
  • あるテーマについて、素早く判断するために、3分割で考えると言いたいことがだいたいカバーできる、というのが筆者の主張です。こういうのは具体例で練習するといい。日本は、というテーマがあったとします。①「日本はいい国である」 という正の主張に対し、②「日本はひどい国である」 という反の主張を立てる。結論として③日本から出ていく、もしくは③日本に居続ける、などが導き出される。他人を説得するときに、①だ [続きを読む]
  • 旗本八万騎は飾りだった
  • タイトルは彰義隊ですが、中身はほとんど輪王寺宮(=北白川宮能久親王)の話です。生麦事件以降、どのように幕府が終焉したかを、輪王寺宮を通じて描いています。鳥羽伏見の敗戦をうけて、大阪城に詰めていた慶喜は徹底抗戦するでもなく、降伏するでもなく、こっそり船で江戸に逃げてしまいました。武家の棟梁たる将軍が陣頭指揮できず、敵前逃亡すること自体がすでに幕府の存在意義が失われていることを示している。徳川家の [続きを読む]
  • 教育の早期化は、都市化の要請である
  • 人間の意識(脳)の思考形式は、養老先生いわく、「こうすればああなる」というシュミレーションである。意識(脳)の考えが具体化したものが都市であり、文明である。そして、意識の思考形式からはみ出ているものが、自然ということになります。そして、都市化や文明化には特定の宗教がくっついてきます。孔子は社会や政治のことしか語らなかったので、儒教は明らかに都市イデオロギーになる。それは、孔子がいみじくも「怪力 [続きを読む]
  • 都市の少子化は必然だった
  • 意識が作り出した世界、つまり脳が作り出した世界が、文明であり都市であるという。人間の脳の機能は、原因から必然的に結果が生み出される、というシュミレーションが得意で、逆にいうと結果がばらつくことを扱うのは苦手ということになる。都市は、脳の得意なシュミレーションが成立しやすいように人間が作った環境なのです。これに対するものとして、著者は自然と身体を挙げています。身体は、意識でコントロールできないま [続きを読む]
  • 相続とは幼児教育から始まっている
  • 「金持ち三代続かず」という言葉には二つの意味があるという。一つは、日本の相続税の高さである。もう一つは、親が習得した資産管理のノウハウを子供に伝えるのが難しい、という問題である。高い相続税に対しては、生前贈与や法人の使う方法など色々な対策が説明されている。問題は、生前贈与などで相続税を回避しても、そのような対策で得られた不労所得が、子供をスポイルし勤労意欲を喪失させてしまいかねないことである。 [続きを読む]
  • ワンルームも場所がよければ十分使い道がある
  • 相続税対策として土地にアパートを建てるという手法が流行って、首都圏でさえも賃貸物件が過剰になっているという。アパートなど貸家は、建物の評価額が「固定資産税額X(1−借家権割合)」となって、この借家権割合が30%であることから、大抵は時価より低めの固定資産税額よりもさらに3割圧縮できるところがミソである。もちろん土地も路線価での評価になる。、アパートが建つような土地は路線価でもそこそこの評価になるの [続きを読む]
  • 尾張三河あたりの武士の文化が現代日本の組織の文化だった
  • 江戸時代の藩は約300だが、その大半が今の愛知県(尾張・三河)と遠州、美濃などその周辺国にルーツを持つといいます。筆者は、幕末まで存続した藩の成立を調べていったところ、そのことを知り驚いたのこと。幕藩体制は愛知県周辺の武士団の組織であり、その文化は現代にも引き継がれています。筆者はしばしば、幕藩体制や藩を企業に例えて表現します。たとえば、天下統一事業は、織田創業家の秀吉サラリーマン社長、家康は [続きを読む]
  • 自分で考える
  • 著者の考える技術は確かだと思います。それは、定年が延長され働く期間が延びることを、バブル崩壊後の時代に的確に予見していたことで、明らかである。個人にとって学校教育をどう意味づけたらよいのか当時それをはっきり言っていた言論人は記憶していない(興味がなかっただけかもしれませんが)。考えるためにはインプットが必要であり、もっとも思考に役立つのは読書であるといいます。好きなものも嫌いなものも読んでみる [続きを読む]
  • 個人にとって学校教育をどう意味づけたらよいのか
  • 四半世紀前に書かれた本だが、その考察はそれほど古くなっていない。特に、「人口減・高齢化に伴って、働く年齢が後ろにずれていく」という予見が20年経ってから見事に具体化している。これはいつの時代も社会構成員の半数くらいは労働に従事していない、というところから展開されたものです。そうなると、年をとっても学び続ける必要がある、との筆者の主張にも傾聴すべきところがあることになる。年をとっても学び続ける必要が [続きを読む]
  • 改革できないから、いつも改革といっている
  • どうも日本人は改革というスローガンが好きなようで、しばしば政治的手段として「改革」が多用される。実態は、改革ができないので、いつも改革がスローガンになるということなのではないだろうか。 江戸時代も吉宗以降、なんとかの改革が連発されたが、結局西欧に立ち遅れ、維新を迎えることになり幕府は終焉した。改革者のイメージがある吉宗ですが、実は吉宗の時代から大名の改易が極端に減り、ゴミが選別されなくなったとい [続きを読む]
  • できる子の特性とは、非認知的能力だった
  • 医学部受験、中学受験などの豊富な指導経験をもち、ロースクール講師でもある著者が、「できる子」の特性を論じています。 できる子の特性とは、次の4つにまとめられる。①能動性②継続性③粘着性④論理性エビデンスとは対極の経験論ですが、上記4点は奇しくも幼児教育のエビデンスから導き出された「非認知的能力」そのものです。幼児教育の有効性非認知的能力を高めるには幼児教育が有効であり、その効果は長期にわたって持 [続きを読む]
  • 学力の経済学
  • 幼児教育の経済学についてのアメリカの研究を踏まえて、エビデンスから教育の効果について日本の研究者が論じた本を読んでみた。なんと、幼児教育の社会収益率は年率で7〜10%にものぼるとのこと。これはほぼ公共投資のみで成長率を維持している中国の公式GDP成長率よりも上ということになるので、公共投資としては大変有効なものであることは疑いない。 本書では、すぐにでも個別に適用できるエビデンスが挙げられている。 [続きを読む]
  • 勤め人はリスクに敏感
  • バリ島へのヴィラ投資を手掛けてブログを書いている方が本を出版されたので早速購入してみた。 中身は著者が意図していたかどうかは別として、お金持ち本に近くなっています。共通する内容としては次の通り。・お金をまず第一に考える→お金は汚いとか儒教的な考え方をしない・お金の使い方を意識する→どんな支出にも投資の意識をもつ本書でユニークな視点は、いわゆる勤め人はリスクに敏感すぎるということで、とても納得でき [続きを読む]
  • 幼児教育の有効性
  • ノーベル経済学賞を受賞している著者が、経済学的観点から、就学前教育について論じている。結論から言うと、就学前教育は十分なリターンが期待できる投資であり、公平性と効率性がともに期待できる数少ない公共投資であるとのこと。また、社会的に成功するかどうかは、学力やIQなどの「認知的能力」とともに、根気強さや自信、意欲などの「非認知的能力」も重要であると指摘しており、就学前の介入はこの「非認知的能力」に [続きを読む]