津籠睦月 さん プロフィール

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津籠睦月さん: コトバのラクガキ
ハンドル名津籠睦月 さん
ブログタイトルコトバのラクガキ
ブログURLhttp://yaplog.jp/poem-rakugaki/
サイト紹介文日々感じること、ささやかな風景などをポエム的な散文で心のおもむくままに書き綴ったブログです。
自由文ファンタジー小説サイト「言ノ葉ノ森」(http://kotonohano25mori.web.fc2.com/)も運営中。ブログと内容的にリンクした部分もありますので、合わせて読んでいただくと面白いかも知れません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供151回 / 196日(平均5.4回/週) - 参加 2018/01/28 15:57

津籠睦月 さんのブログ記事

  • 世界のノイズの中に意味を探す
  • 人間の発する言葉だって、 言語を解さなかったら ただの意味不明な雑音でしかない。 ともすれば耳が音を拾うのを 忘れてしまうくらいの単なるノイズ。 だから、ひょっとすると 人間が何も気にせず聞き流している 風の音や虫の音にも 人間が理解していないだけで 意味があったりするのかも知れない ……なんて思ったりするんだ  [続きを読む]
  • 揺らがないのは、強さか、それとも…
  •  泣かなくなったのは、強くなったことと同義だろうか だけど、心を凍てつかせて泣くことを忘れるのは 強さなんかじゃない気がする それは むしろ自分を失うことと同義な気がするんだ  [続きを読む]
  • 窓の外の雷雨
  • 久しぶりの雷雨だった。 目が眩むほどの稲光。 身が竦むほどの神鳴。 雲一枚も隔てない、鮮烈な雷光だった。 絶え間無く、空が白光に染められる。 くもり硝子を隔ててそれを眺めながら、 夜空も一面光に照らされると 昼の空の色に見えるのだな、と思った。  [続きを読む]
  • あきらめがちで、あきらめさせたがりな大人たち
  • 大人はだいたい皆、 大人になる過程の中であきらめてるんだ。 いろんな世の中のこと知って、 自分がちっぽけだって知って、 悟ったような気になって 実はたくさん持っていたものをあきらめてるんだ。 あきらめて、解き放たれるんだ。 たくさんの子供のころのゆめから。 そしてほとんど忘れ去る。 だから、自分も持っていたはずなのに、 子供がガラクタ抱えてると、言うんだ。 “そんなもの捨ててしまいなさい”って。  [続きを読む]
  • 7月31日
  • じわりと暑さが にじんでくる 窓ごしの夏の光 すき間なく押し寄せるセミの声 いつの間にか7月が終わっていた。 惑いにからめとられたまま 秋のことなんて想像もつかないのに、 もう、夏も盛りの8月になる  [続きを読む]
  • 充実とは違う、忙しき日々
  •  充実しているとは言えない毎日 なのに、予定ばかりが増えていく。 幸せなことじゃない。 何もかもが中途半端で不安定なんだ、今は。 ただもう疲れ過ぎて、 あの青空でさえ最近は ちゃんと見えていないから。  [続きを読む]
  • 他人に教えられえるのではなく、自分で考えることに意義がある。
  • 自分が必死に絞り出した考えや答えを、 過去の偉人が既に出していた、なんてこと 結構ざらにある  それを先に知っていれば苦労しなかったのにとか 時間とエネルギーをムダにしてしまったとか そんな風に思ったりもするけれど  だけど、きっと、 他人に教えられるのでなく、 自分でたどり着くことに、意味がある  誰かの名言を探さなくても 自分の頭だけで答えにたどり着ける、 その思考回路を組み立てることに意味が [続きを読む]
  • 知らないくせに決めたがりな、この世の中
  • 誰ひとり、本当のことなんて分かっていないのに 誰が良い悪いを決められるのだろう 人間なんて、自分の住むこの宇宙のことや 自分の肉体や命のことさえ 完全に分かってなどいないのに そんな知らないことだらけの生き物が 何を真っ当に決められると言うのだろう  [続きを読む]
  • 自分だけの歌を、くちびるに乗せたくて
  • 元気になろうと思って くちびるにメロディをのせる だけどどれもピッタリこない どれもこれもピンとこない 自分自身の歌が欲しいよ 世界でただひとつ自分のためだけの歌が欲しい そうすれば朝だって夜だって春だって冬だって ずぅっと歌ってられるのに しかたがないから今は、他人の歌をくちずさむ だけどやっぱりしっくりこない もっと綺麗な声で上手に歌うことができたなら 誰かが歌をつくってくれるだろうか   [続きを読む]
  • 雲場池の夕暮れ
  • 雲場池は夕暮れの光を反射してきらきらしていた。池の周りに立つ木々から、茜色の木洩れ日が零れていた。森に囲まれた、かなり奥行きのある広い池だ。水の上には鴨が無数に浮いていた。静かで、きれいで、世界が仄かに朱金の色に染まっていた。木々の落とす影が地面に繊細に模様をつけていて、あまりの美しさにカメラを出しシャッターを切った。写真に写った風景は妙に暗く、 眼に映るものとは違っていたけれど。  [続きを読む]
  • 軽井沢の朝の道
  • 朝の森の道は、昨日夕方通った道とは雰囲気が違っていた。砂利道には水溜りがいくつもできて昨夜の雷雨の名残りを残していた。朝の湿気を含んだ涼やかな空気の中、木々の透き間から零れる白い光が筋をつくる。   [続きを読む]
  • “報われない”のは、世の中のせいと言うより…
  • 頑張っても報われないのは 「そういう世の中だから」と言うよりも、 その中に生きる一人一人の人間が 原因なのだと思う  どんなに努力しても報われないのは ヒトが他人の努力に関心を持っていないからだ  血のにじむような努力をしても評価されないのは ヒトが口では努力を賛美しながらも 本当はこれっぽっちも、 努力に価値を置いていないからだ  そうして他人の努力には目も向けず 下手すると、その存在にさえ気づ [続きを読む]
  • 思い出の中の雨と、今の家
  • 朝 起きたら、雨だった。 しとしと降る雨だった。 白い傘さして郵便ポストまではがきを出しにいった。 途中、黄色いレインコートを着た男の子と、 その母親らしき人を見た。 小学生の頃を思い出して、なんだかすごくなつかしかった。 子どもの頃のように、水たまりのどろ水を バチャバチャはねさせて家に帰った。 あの頃とはちっとも違うわが家…… それでもここは帰るべき 唯一(ただひとつ)の、家。  [続きを読む]