Tomo さん プロフィール

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Tomoさん: TomoPoetry
ハンドル名Tomo さん
ブログタイトルTomoPoetry
ブログURLhttps://ameblo.jp/masapoetry/
サイト紹介文日々書きためた詩です。いろいろなテーマについて書きます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 356日(平均0.9回/週) - 参加 2018/01/31 03:51

Tomo さんのブログ記事

  • この世では眠れない
  • 目が覚めるとバクの歌が聞こえるこの世では眠れない空しさで眠れないきみが見たのは何か子守唄あるいはセレナーデのかわりに語ってくれ地は赤く空は黒くひとは透きとおり雨で流れ去り思うことはオルガンのダンスオレガノかおる肉灰がながれる排水溝角を曲がるとどこまでも藍色のもだえる夜ブルーの死とブルーに染められる夢その国でもひとは倒れ腐敗し土で覆われるこれでは眠れないバクが歌う早く違う世界へ連れていってくれ次の角 [続きを読む]
  • 10月のカタコンベ
  • 言葉よオクトーバーのカタコンベを生きのびる者を吹いていく風を聴き逃すな夏の死が詰まった袋いっぱいの毛根から育つジャガイモ化粧瓶や鏡から湧いてくる黒い雲灰を吹きあげる青白い唇骨壷をゆする精神が揺れる裸にしていびつなところは内と外から削る穴は密封する腐敗する内臓は風葬にする木箱をくぐり聖なる都市へと侵入しようとする存在の膨らみを搾る時代の天体図の汚れ流れ出るもので声が刻まれる白黒のネガを空に焼きつけ [続きを読む]
  • 家計簿とわたしの手帳
  • 今月革の手帳を買った一枚一枚積みあげると人生の半分ほどの高さになる畳の縁や絨毯の滲みから空っぽの空からひっぱり出した言葉をフライパンに残るトマトケチャップのように指で擦りつける手帳は重量を黒色星雲のように増し続けるからだは少し軽くなる台所のテーブルに置くとテーブルが傾く深夜家計簿が何年も飾られた位牌のようにテーブルでひかっているシーチキンと白味噌と白胡椒祖先への塩と子孫へのそこふかい策略合計で言葉 [続きを読む]
  • 世界は穴だらけ
  • 穴、あな、あなたあなだらけの大地を歩む一瞬のよろこびと命が抜け出たガラスの皮あなたの脚は丸い穴 あるいは青い球体をとおりぬけ白い氷と霧を踏んでいるあなたの世界のむこうがわでは無数の脚が踊る徐々にこわれゆくラインダンス東京駅は今日もリズミカルに唄っているあなたへのレクイエム共鳴する穴のあなたよそこを過ぎるのはスターリンの風 そして死刑宣告の共鳴今日もあなたは穴を歩む響くのは沈黙とほそくねじれた悲鳴 [続きを読む]
  • 触れることができないわたしたち
  • わたしたちは私たちの肉体に触れることができないきみの肉体は銀河系の外側を富士急ハイランドの流水のように流れるわたしの肉体は昨夜排尿した神田川に燃え尽きる流星のように沈むわたしたちの欲望だけは古い映画館のラブシーンの熱をもち昼は太陽のために夜はベッドライトのために影となって絡みあい転げまわり銃をぶっぱなし化学物質のにおいと煙を出して真っ黒になるわたしは何処から来たのかきみは何処へ行くのか剣の音レンズ [続きを読む]
  • あたらしい道
  • きみが今日踏む道は銀河系を秒速240キロで滑って明日にはそこに見ることはできない接吻するなら今だ宇宙に響く木管楽器飛び続ける組み合わされた手手巻きオルゴールに積みあげた日記人類の言葉を乾燥させたラベンダー未来から香ってくるのは人類の呼吸きみの髪を揺らす過去を手でかき回す星雲はきみの存在の形になる夜 空にはガラスの像今日きみの時間はだれかの記憶で満たされるシャッターの落ちないカメラ八万光年の向こうから [続きを読む]
  • 今見えるものーーー口笛を吹きながら
  • 銀座のスカートはあれこれ揺れるのをみた汗かいて死んでもいいという頂きは息ぎれしながらみた心臓が東京のように膨張していく夜の深さをみた今日はみている空のむこうの星の雲がながれるのをきみは白い骨のように輝いていた握りつぶしたビール缶のようにうえでは銀の蝶がゆらゆら揺れる枕のしたを鉄の車輪がころがる目的地はしらない列車にはあおい顔がつり革に揺れる今日はみている夜空のむこうの星の雲が手をふっている目を閉じ [続きを読む]
  • ねぇーあさだよ
  • きみの身体には手榴弾がまかれている愛してる死んでから言ってねわたしたちは2世紀キスをする2世紀互いの死を記憶してきたわたしはきみの言葉をしらないきみはわたしの言葉を知らない唇だけが知っている今夜死んでもいい その言葉を遠隔操縦のミサイルが少女をくだいたわたしの手が発射した銃弾が少年を肉片にした朝 テレビが地球の膨張をかたるわたしの手も足も膨らみ友人からの言葉もぶよぶよとしている毒蛇が枯れ枝に巻き [続きを読む]
  • きみのかなしみ
  • きみのかなしみの流れその流れをたどる濡れるのはきみの頰 そしてわたしの足きみの死への下り坂をたどるあるいは崖を落ちる砕けるのはきみの肉体 そしてわたしの未来深夜 わたしはきみを殺したいや それは少し違うわたしはわたしを殺したきみとうり二つのわたしを水に浮いた頭をふたつに割り溢れた果実のような脳ときみの遺品が浮かんだ朝の白い皿にはプルーン、桃、フレンチトーストだれかはっきりしないきみはわたし殺され [続きを読む]
  • 教育?直接欲望語(教育勅語?)
  • 声がきこえない空は鳥の死とながれていく羽毛で満ちている国は塵箱と火葬場から煙のように始まった幾千年か前のある夜更けはじまりは記されることなく終わりを見るものはない殺すこと奪うことだれもが稲光の目をもっていた父を黒い額に母は和紙に透かし兄に脇差姉に簪夫に毒妻に三日月 その欠けらはるかで狼と狐が夜空をみあげている命を捨てるほどのものはあるか呟く声が窓をたたく砕けた骨を真っ直ぐに敷いた上を馬車がはしる道 [続きを読む]
  • 朝までのこる夜空
  • 夜空をふたつに折ると溝を星雲がながれる人類の過去すべてを藍と銀の粉にして孤独な農夫恐怖の権力者惨殺される女優自転車が飛ぶ画面を映すテレビそして わたしをながれる死への海流すべては夢のなかでひとつのパイになる真っ黒に焼けたパイ食べる朝の空をみあげるよこたわる泣きさけぶ抱擁するきみはいつかいなくなるという真実胸をもみながら夜 真実は人類の死滅までたどる明日シーツは乾いているだろうか世界には乾燥機が不 [続きを読む]
  • 空に続く足跡
  • 朝 宇宙を駆ける馬の列砕ける時計の金属音見あげると空に足跡があるきみが地球からはしりさった朝話し声や胃の痛みのないところできみが笑っている青く透きとおったきみの輪郭血液とため息のように星雲が膨らみ縮む宇宙の呼吸枕に頭を沈め海溝で揺れる埃となってわたしは呟くきみにきこえるだろうか生きるとは殺し続けることだ あるいは死に続けることだランボーは手紙に書いたアフリカの闇の奥どこか推測できないところできみ [続きを読む]
  • ありがとう 炭となった罪から
  • 積みあげて積みあげ残るのは黒い灰と重い罪エアフォーフワンが飛ぶ わたしたちの生のように罪を忘れかきあつめるとみに喜び突然に扉の向こうへ行くように外はいつも曇り 晴天でも曇り人類は晴れた一日を生きることはできない鉄条網のベッドでビーナスの破片を抱く夜空の赤い星は誰の目二万年前の光誰も無垢ではなかったビール瓶はくだけわたしたちの軌跡になる 赤い夢白い望み 夜空がわたしたちを吹きぬけていく玩具箱のよう [続きを読む]
  • 言葉を煮込んだスープ
  • きみがこの地を去るとき抱きしめるもの形のない楽器と歌いつずける人形扉のない写真館の記憶人類の言葉を煮込んだスープそこから未来をすくいとるスプーン宙を泳ぐきみの肘きみが舐めた食器を溶鉱炉に祈りつつ投げるきみの肉体のかたちになる朝 テーブルには石膏像日々わたしの時間はきみの記憶で満たされいつしか 火災報知器や八万光年の距離で回転する星がきみの乳首と性器になるとおいところで徐々に冷えていく記憶できたら [続きを読む]
  • モノクロのペーパーナプキン
  • ブルーのカーテンと深紅のカーペット小さな足跡とよこたわる陶器の肉体シーチキン缶詰工場からころがる球体の思想いろいろな色の声をあげるとぎれる絹の悦びや針金が風に鳴るかなしみや朝の綾のあかるさ夜の横縞にしまわれる闇色はひとびとを染めながら時代がながれるように死がしみていくようにながれる泥に染まった神学書をめくる音屈原が見あげる水底キャンバスに走るゴッホの動脈いくつもの世界をティンパニのように震わせなが [続きを読む]
  • 箒星のレクイエム
  • 声はわたしのうえを回転する独楽のように過ぎていく幾世紀も震えつづける弦楽器のように白楽天の泣き声ランボーの唾をのむ咽喉墓をもたない骨つま先で鳴りひびくレクイエムきみは聴いただろうか明日か千年後 あるいは星が金平糖になり舐められる朝きみはこの地に立っているだろう陶器のかわいた肌でそのとききみの身体はひびく銀河が巡る波の音に死にゆくわたしこの水の星コンクリートの窓の笑顔カメラのように一瞬で爆発するの [続きを読む]
  • さようなら、そして、またね
  • さようなら わたしは聞いたきみの声や死にゆく娘の声 そして二百年前のバイオリンの軋みと二千年前の石の車輪の悲鳴これがきみのこの世だ肉を潰し皮を干し言葉を砕き時間を粉末にするきみはこの地にもどってくるだろうか自分の死を地表に塗ったこの水とコンクリートの星に生きる意味を言葉で掬おうとするカメラのシャッター音の連続どこにもきみはいないわたしはいるかとなりの死者に質問するといいわたしのスーツわたしのブラ [続きを読む]
  • 声で編まれた歴史
  • きみがこの地上に降りてくるとき握りしめていたもの青銅の船とガラスのナイフ行きつく所のない道の木洩れ陽象形文字で記された遺書を読み解くメガネきみの軌跡ときみの触れた肉体について調べるいないきみを光で表現しようとする毎晩のこころみ一日ごとにきみはなめらかな平面になり鼻も性器もなめされた皮の古文書になり擦りきれていくせめて涙の跡のように あるいは喘いだときの汗のあたたかさのように肉のはだざわりを残してお [続きを読む]
  • 朝の誰のものでもない時間
  • きみが倒れているところは青い金属の花がおおっているはしりつづけて銀河系のはずれの方で眠るもう背も痛くないだろうきみは花になりつつある今朝 わたしはおおきな冒険をした記憶のなかのきみをカミソリで死から切りはなそうと空から降ってきたのは青い雨この星は青い水に浮いているきみはバス亭で時間を待っている自転車も乳母車も街角で倒れるきみは待ち続ける恋人も過去の記憶もやってこないバス停でながい歴史書のインクの [続きを読む]
  • 朝の海月
  • 電線が銀色の風に鳴るように星がガラス瓶のなかをめぐるようにきみの声が遠いさようならそう言っているのか半身を地にもぐらせた遺跡の化石のようなわたしには音も映像も届かないこごえる海藻がゆれる目できみはなにとさようならするのだ?過去の地図の複雑な道と昨夜の都市を駆けめぐった足跡とピンクの唇がひらいたような明日とそして 黒い影絵のわたしとこの地上で生きることのできない魂としかし 行かないでくれ海月がいない [続きを読む]
  • 鏡のなかの青空
  • 昨夜 かれはおおきな賭けをした空から垂れるかなしみを記憶の世界の剃刀で剃り落とそうとオレンジのような夕焼けが残っていたのに朝 すべてが通りぬける道からはずれかれはちいさな駅に立っている機関車も郵便配達人もこない駅を歴史の恐怖とかろやかなピアノの波がすぎていくどの時代にも存在しない狭い箱のなかかれはそこに人生のすべてを残すいくまいもいくまいも積みかさね沈黙する都会を光がはしる恋角を曲がる前に肉体を [続きを読む]
  • 青空の電気髭剃り
  • 星から星へと飛びつづける過去は毎朝 ひとつの場所でたちどまるのだ両手を濡らして白くなった地表を撫ぜまわしながらブラウンの青い髭剃り宇宙飛行船よりきらびやかな髭剃り青い記憶のなかのガラスの青をさがす歯磨き粉を鼻につけすでにできあがったパンケーキが飛びまわるわたしの一日を始めるには銀や陶器の食器でなく 青い髭剃りが必要だ死までの空を毎日清掃する青死の世界を刈りとり寝ころぶスペースをつくるのは芝刈り機 [続きを読む]
  • 乳母車にのった地球
  • か天と地がさかさまに 生きているものは青い球の内側をはしるわたしの考えが世界にさか立ちしてるとは今日はまだ藍色のまま足跡は小鳥のものだけだ七色の風船かハイヒールで空を破る死者のよろこびとこれからベッドにはいるよろこびはベッドと青空にポツポツと音符をしるす愛もかなしみもない空間モノクロの自然旅行のようにこういう一日があるとは想わなかった腰の痛み朝の憂鬱水着での倒立人生をささえてきた棒を折るおせち料理 [続きを読む]
  • 鳥がとびたつ人類の朝
  • 死者をおくった昼 世界は静寂にみちている二千年のあいだ 昼の一瞬星は震えそのあと静まりかえるまんなかにまるい空洞ひとびとのさまざまな言葉がのぼっていくさけび声と悲鳴そして観覧車のカラカラと戦車がふきだす黒い噴煙子どもたちの足がおこす花吹雪人類ののぞみは人類の朝にとおくで聞こえてくるオーボエの森のささやきのように鳥の羽音夜を胸に抱いたまま飛ぶアンドロメダが回転する自転車で走りさる 漆黒の鳥わたした [続きを読む]
  • 飛びたつ氷の船
  • 死をえらぶか迷った真夜中 世界の静寂のなかかれは飛びたつ氷のシーツから寝そべったままかれは飛びたつ銃で穴だらけにするなら今だトランペットと太鼓が突然なりひびくひとのいのちがこんなに短いなんて青い きみの瞳を舐めることはできない赤い きみの魂を手のひらにのせることはできない氷の船が銀の帆をゆらしかれの絶望をばらまくかれは飛ぶ かれの絶望を拾いながらかれは飛ぶ 誰かの双眼鏡で確認しながら顔はキリマン [続きを読む]