atoris33 さん プロフィール

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atoris33さん: カミーノ ことばの巡礼
ハンドル名atoris33 さん
ブログタイトルカミーノ ことばの巡礼
ブログURLhttp://parasuatena2005.hateblo.jp/
サイト紹介文カミーノ巡礼の旅は深いところで私を変えてくれました。記憶を言葉に変えて世界に還していきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 23日(平均5.5回/週) - 参加 2018/01/31 22:35

atoris33 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 巡礼11日目 足にマメが10個あって痛いからバスだよバスっ!
  • 巡礼11日目 グラニョン → ビジャンビスティア朝の食事で名前をきいた。デンマークからきたと言う、彼の名前はタイス。アルベルゲを出てしばらく一緒に歩いた。けれど歩くスピードが随分違う。私が速いのだ。ペースが合わない。数分歩いた後に、私は先に行くことにした。またどこかで縁があればあえるだろうと思った。日が射してきた坂道で、別れることにした。「ブエン・カミーノ!」笑顔で手を振って別れた。 [続きを読む]
  • 巡礼10日目③ 私が歩いているのではない 導かれているのだ
  • 巡礼10日目③ グラニョン止んでいた雨がまた降りはじめていた。手袋をしていない手がかじかんだ。上りの道がじわじわ続いていた。早くアルベルゲのある村に入りたかった。凍えそうに寒くて、それでもまだ坂道で、だんだん腹が立ってきた。誰もいないのを確認して大声で叫んだ。「もうやだああああー!もうやだあああー!」午後四時を過ぎて、やっとグラニョンに到着。地図によると、アルベルゲは数件あるようだった [続きを読む]
  • 巡礼10日目②
  • 犬が吠えたら前兆 小さな違和感を無視しないこと巡礼10日目② サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダ → グラニョン私道に入って巡礼道を逸れるたび、家畜が騒いだり、犬が吠えたりしたものだ。だから「犬が吠える」のは前兆だと思ってずっと用心していた。けれど私はだんだんカミーノに慣れてきていた。だからこの日の午後、鶏や犬たちが私に向かって騒ぎ立てたときも、さほど気にせず、ずんずん先へ進んだ。本当は、 [続きを読む]
  • 巡礼10日目①
  • 誰かから与えられる言葉は、次の冒険への切符なのだ巡礼10日目① ナヘラ→サント・ドミンゴ・デ・ラ・カルサーダこの日は試練の一日だった。午前中はゆっくり歩いた。道の途中でイレーヌに会った。彼女は言った。「今日泊まるならグラニョン。そこにいいアルベルゲがある」そのアルベルゲの何がいいのか、英語力のない私にはわからなかったが、とにかくグラニョンに泊まることにした。誰かから与えられる言葉は、次の [続きを読む]
  • 巡礼9日目
  • 出会いは奇蹟 その後ろに流れている大いなる意志に身を委ねる巡礼9日目 ログローニョ → ナヘラ巡礼道を歩いていると話しかけてくる。ローカルのスペイン人たちの親切さ。「今日君が泊まるアルベルゲはあっちだ」「君は○○のカテドラルに行くべきだ」「この町の○○は食べたほうがいい」「向こうの方が近道だ」とか、いろいろ。スペイン語はわからない。でも伝えたがっている気持ちは伝わるし、なんとなくわかる。町 [続きを読む]
  • 巡礼8日目
  • 神様のなさることはすべて 時にかなって美しい巡礼8日目 トリス・デル・リオ → ログローニョログローニョ。ここでは、アルベルゲではなくペンションに泊まった。私は疲れていた。英語もスペイン語も聞きたくなかったし、ひとりになりたかった。そして思いっきり、バスタブ付きのお風呂に入りたかった!市街にあるペンションは普通のアパルトマンの一室だった。13時前についてしまったが、ホテルと違って受付がな [続きを読む]
  • 巡礼7日目
  • あなたの両目を神に捧げなさい 神が美しいものを見ることができるように巡礼7日目 エステージャ → トレス・デル・リオロスアルコスを通過して28キロ以上歩いた。ワインの泉のあるイラーチェでは、確かに蛇口をひねるとワインがジャーッと出てきた。美味しく飲み干した。風の吹く一本道。ぶどう畑。麦畑。畑の中の古い遺跡の廃墟。人の住む町に道は続き、道が町と町とをつないでいた。道がある限り、歩 [続きを読む]
  • 巡礼6日目
  • あなたが手を合わせて祈るとき 私はその両手の中にいる巡礼6日目 プエンテ・ラ・レイナ → エステージャエステージャの町の入口には聖墳墓教会。おーっ、と思わず唸ってしまう見事なファザード。中に入ると、これぞスペインという感じの黒衣のマリアが滂沱と涙を流していた。教会の前に流れる川と、橋。川を渡ると旧市街。にぎわうバールで軽食。カフェコンレチェが安くてうまい。どうやらこの町では、いつものメン [続きを読む]
  • 巡礼5日目②
  • 君はカミーノを歩いている この道は霊的な道だ 巡礼5日目 パンプローナ → プエンテ・ラ・レイナ ②エウナテの教会で自転車に乗った修道士に会った。彼は私にオレンジと洋梨をくれた。そして話し続けた。神と悪魔のこと。天国と地獄のこと。仏陀のいう輪廻転生はないこと。一度さよならと言って去っていったのだが、もう一度戻って来てまた語り続けた。私は英語がわからないのだ。単語だけ引っかかってくることに答え [続きを読む]
  • 巡礼5日目①
  • 巡礼5日目 パンプローナ → プエンテ・ラ・レイナ ①道の途上のマリア様は美しかった。青空と木々の緑と大地の中で白く光っていた。思わず手を合わせ、祈った。この日も途中でイレーヌに出会った。お互い元気に挨拶する。一緒に歩くことはなくても、ただ会えただけで無性に嬉しいのだ。ペルドン峠朝は雪がまだ残っていたが、10時過ぎるともう暑い。しかも昇りが続いて汗びっしょりだ。ペルドン峠の手前にあ [続きを読む]
  • 巡礼4日目
  • 自分のペースは道が教えてくれる 頭とではなく道と歩こう巡礼4日目 ララソアーニャ→パンプローナ頭とではなく道と歩こう自分のペースは道が教えてくれる人に心を開くのが難しいなら今は道に開こう必要なものはすべて与えられているすべては最善パンプローナではアルベルゲに一番乗りだった。ベッド数が114もある大きなアルベルゲ。荷物を置いてから、いつもの如く散歩へ出た。ちょうどシェスタの時間で、町 [続きを読む]
  • 巡礼3日目
  • どんな自分も受け入れて愛します 私が世界でできることはなんだろう巡礼3日目 エスピナル→ララソアーニャエスピナルのアルベルゲでは、またキムさん一家と一緒になった。オランダ人の女性もいて、話かけられたがよくわからなかった。夜、ペリグリーノ・メニューのディナーをみんなでいただいた。キムさんパパとママ、二人の息子たちとオランダ人女性。キムさんの10代の息子たちですら英語ができるのに、私だけ会話に入 [続きを読む]
  • 巡礼2日目
  • 矢印をたどってただ歩く それだけのことが舞い上がるほど嬉しいのだ 巡礼2日目 バルカルロス→エスピナルバルカルロスから先も国道が続いた。N135と看板が出ている道を黙々と歩く。雨が時々降っては止んだ。凍そうになるくらい寒かった。風が強かった。スペインとの国境近くにあるイバニェタ峠まで出ると、白い靄。吹きすさぶ風で飛ばされそうになりながら、ガイドブックに出ていた「ローランの碑」まで昇った。 [続きを読む]
  • 巡礼の行程
  • 私の記憶は私のものではない「私の記憶は私のものではない」記憶の断捨離をするように閉じ込めている記憶を手放し、光に還します。もともと私は物を持たない人間なので、旅の写真や日記はほとんど捨ててしまいました。でも記憶だけは、捨てられないまま張り付いて残っているのです。この記憶は、私の物ではないと感じます。もしかしたら必要とする誰かがいるかもしれません。それならば、感謝をこめて還したいと思う [続きを読む]
  • 「ありがとう、おひさま」
  • 巡礼とは大地につながることだそこへ行きたいと思う気持ちはどこからやってくるのか?この体に入る前の人生でやりそこねた夢を、現世で昇華させようというプログラムなのか。それならそれでも構わない。思いを成仏させよう。その夢を叶えてしまわないと、新しい夢が出てこられない。カミーノ巡礼のあの日々。まだ金星が輝いている夜明け前に出発し、昇りくる太陽の光とあたたかさを全身で感じて [続きを読む]
  • 「世界は心を映し出す」
  • 迷ったら頭ではなく世界を受信する そこには兆しがあり神様が教えてくれるバイヨンヌからバスに揺られて、サンジャン・ピエ・ド・ポールについたのは夜遅く。もう真っ暗だった。数名の巡礼者が地図を出して道を探していた。私は疲れ切っていた。彼らについて歩き出した。巡礼に出発したのは翌朝。やはり雨だった。巡礼事務所で手続きをする。クレデンシャルは無料でくれた。これからの道の行程・宿泊表ももらった。ピレネ [続きを読む]
  • 「自分を信じて旅に出る」
  • 行きたいところは行けるところ 行きたいと思うのは行ってしまった未来が呼ぶからだ「すべては完璧なタイミングで起こることが起こる」サンチャゴ・コンポステーラの巡礼の道を歩いた日々。最高に幸せだった。最初は歩きながら、頭の中は雑念でいっぱいだった。道を間違えていないかどうかとか。どこでお昼を食べようかとか。今日の宿はどうなるのだろうかとか。でも旅の終わりにはガイドブックを手放していた。道は道 [続きを読む]
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