野風 さん プロフィール

  •  
野風さん: ある日、突然、未亡人…〜突然死でダンナを失って〜
ハンドル名野風 さん
ブログタイトルある日、突然、未亡人…〜突然死でダンナを失って〜
ブログURLhttps://ameblo.jp/tukiyo8266/
サイト紹介文幼い頃から波乱万丈 結婚生活も波乱万丈 そんな私がとうとう未亡人に…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 18日(平均6.6回/週) - 参加 2018/02/01 10:29

野風 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 霊安室での再会 〜私の気持ち〜③
  • 「この方は前にも脳出血を起こされているようですね。」「はい…今まで二度ほど脳出血を起こしています。」私の言葉に医師は、CT画像が私たちによく見えるよう自分が座っていた椅子を横にスライドさせて静かに話し始めた。「出血の範囲が広すぎて手の施しようがありませんでした…」この時、病状について詳しい説明を受けたと思うけど、CTの画像があまりにも衝撃的すぎて当時の記憶が飛んでしまっている。その画像は真っ白だった… [続きを読む]
  • 三度目に迎えにきた死神
  • 医師が指し示したダンナのレントゲンは頭部のCT画像だった。「この方は前にも脳出血を起こされているようですね。」脳出血…そう…ダンナは以前にも二度脳出血を起こしていた。一度目は2012年の12月…手が痺れてチカラが入らないという自覚症状が出て、心配した取引先の人から病院を紹介してもらい受診することにした。病院でCTを撮ったところ脳内に小さな出血痕が見つかる。早退をして会社から病院まで電車を乗り継いでいったダン [続きを読む]
  • 霊安室での再会 〜私の気持ち〜②
  • タクシーは懐かしい街並みを走り続ける…ふと、外を見ていると遠くにお城の名前が書かれた標識が見えてきた。ダンナは戦国武将や日本のお城が大好きだ。出張先にお城があると仕事の合間に時間を見つけてはお城巡りを楽しんでいた。そして、この街にあるお城もダンナの大好きなお城のひとつ…「もうすぐ着きますよ」タクシーの運転手さんが標識を確認しながら声をかけてくれると、次の瞬間、不思議な運命の巡り合わせに胸が締め付け [続きを読む]
  • 霊安室での再会 〜私の気持ち〜①
  • 「間もなく…」車内に到着を告げるアナウンスが流れた。ようやくダンナの出張先に到着する。これから起こることを頭の中で軽くシュミレーションするだけで心臓がキュッと締め付けられた。娘たちも緊張しているようで言葉数が少ない。車内の乗客たちも降車に向けてバタバタと準備を始めている。矢が放たれたように目まぐるしく変わっていった景色も次第にゆるりゆるりと流れホームの端っこが見え始めてきた。私たちも荷物をまとめて [続きを読む]
  • 霊安室での再会 〜プロローグ〜
  • はじめまして!!野風と申します(^-^)まだ始めたばかりの拙い私のブログに、毎日たくさんのアクセスをありがとうございます。ダンナの突然死から半年を過ぎて、ようやく少しずつ日常を取り戻せてきました。伴侶を亡くされた方の死別ブログはたくさんありますが、その多くが愛しい伴侶に想いを馳せるようなブログだと思います。でも、私の場合は決して幸せな結婚生活を送ってきたわけではなく、ダンナからモラハラを受けてきたこと [続きを読む]
  • 遅すぎる時速275キロ 〜後編〜
  • ダンナの出張先までは新幹線で数時間。新幹線に乗るのもかなり久しぶり…そしてダンナが訪れている出張先は私にとって独身時代に仕事で何度も訪れていた想い出の地でもあり、親友が住んでいる親しみ深い場所でもあったのだ。自分にとって楽しい想い出ばかりが刻まれている場所に、まさかダンナ絶命というアップデートが待ち受けていたなんて…なんという皮肉な運命の巡り合わせだろうか…新幹線の予約なんてしている余裕はない。自 [続きを読む]
  • 遅すぎる時速275キロ 〜前編〜
  • 「さっき病院に電話をしてもう一度確認をしたんですけど既に息を引き取ったようです…」息を引き取ったということは死んでしまったということ…死んでしまったということは、もうこの世にダンナは存在していないということ…死んでしまったって、この世に存在していないって一体どういうことなんだろう?ダンナの弟からの電話…それはダンナの人生終了をお知らせする電話だった。私の指先はもはや血の気がなく氷のように冷たくなっ [続きを読む]
  • パパ…死んじゃったかも…
  • 自宅最寄り駅に電車がようやく到着した。手足の震えはまだ止まらない…鼓動の速さも次第に増していく。呼吸をするのがだんだん苦しくなってきて、深呼吸をしようとおもいっきり息を吸い込むけど苦しさは何も変わらなかった。なんとか駅の外に出ると真夏の太陽のまぶしさに思わず目をつぶる。ゆっくり目を開けると、「ここはどこなんだろう?」そこは、ほんの数十分前に見た駅前の景色とはまるで違っていた。車窓の外に広がっていた [続きを読む]
  • モノクロに染まる街並み
  • 2017年7月5日…朝の9時過ぎ…「このまま、お看取りになります…」そう電話口で告げた医師の言葉が頭の中を右に左にと何度もラリーを繰り返し続ける。状況が飲み込めないままホームに茫然と立ち尽くす私。医師はそんな私のことなどお構いなく話し続ける。「ご主人はこちらに出張で来られたようですが今からすぐに来て頂けますか?」「はい…わかりました」そういうのが精一杯でやっとの思いで電話をきる。電話をきったあと私はすぐ [続きを読む]
  • お死らせ③
  • 2017年7月4日…私はホットヨガの体験教室に来ていた。長年、冷え性に悩まされていたこともあって前々からホットヨガに興味はあったけど、趣味で私が習い事を出来るほどの、生活の余裕がそれまでの我が家にはなかった。ダンナが今の会社に転職して、ようやく僅かばかりの生活の余裕が出来たことと、長女が春から社会人になったことで我が家の働き手が3人になった。3人で働けばこの先もなんとかやっていける。私もこれからは頑張っ [続きを読む]
  • お死らせ②
  • すす法事も無事終わり予定通りホームセンターに向かうことになった。ホームセンターでの目的はダイニングテーブルの購入。ウチにあるダイニングテーブルは、ダンナが前の会社の社長から無理矢理譲り受けたもので私はそのテーブルが大嫌いだった。ダンナは結婚生活25年の間に4回も転職をしている。その中でも今の会社に入社する一つ前の会社は最悪だった。転職する寸前は給料未払いが暫く続き、結局未払いのまま会社は倒産してし [続きを読む]
  • お死らせ①
  • 2017年6月の上旬…私とダンナでホームセンターに行った。二人で出かけるなんてことは滅多にない私達。でもその日は親戚の法事があり、運転手役を頼まれたダンナから私は付き添いを頼まれていた。ウチは車を所有してないのでレンタカーを借り、法事の帰りにホームセンターに寄ろうという話しをあらかじめしていた。ダンナはとにかく短気だ。瞬間湯沸かし器のごとくあっという間に沸点に達してすぐにカッカするのは日常茶飯事。ダン [続きを読む]
  • さよならへのカウントダウン
  • 2017年7月3日、夜の11時過ぎ…飲んべえのダンナが恒例のごとく大騒ぎで帰ってきた。 「ただいまぁーーーーー!!」玄関を開けた途端、割れんばかりの大声でダンナは叫んだ。靴を脱ぎ捨てると廊下からリビングに向かってお約束のスライディング。これもいつものこと…酔っ払ったダンナに絡まれるのがイヤで、ふたりの娘たちは慌てて自分の部屋に逃げ込む。こんなふうに泥酔して大騒ぎしながら帰ってくるダンナのことを、年頃の娘た [続きを読む]
  • このまま、お看取りになります…③
  • 電車が次の駅のホームに滑り込むとドアが開いた瞬間に飛び降りた…気がつくと手のひらがぐっしょり汗ばんでいて、左手に握りしめたスマホを危うく落としそうになる。もしかしたらこれは夢の中の出来事なのかもしれない。もうすぐすると目が覚めて、「な〜んだ、やっぱり夢なのか」なんてホッと苦笑いしている自分に1秒でも早く会いたい。というか、私の頭がこの暑さで急におかしくなってる?いま起ころうとしている全てが妄想と [続きを読む]
  • このまま、お看取りになります…②
  • 駅に着くといつもの駐輪場に自転車を乱暴に押し込む。カギをかける時間ももどかしく視線はすでに駅のほうに向かってる私は、そのままドタバタと慌ただしく走り始めた。その日は出勤前にホットヨガの体験教室があったのだ。仕事と言っても今日はいつもお世話をしている伯母の介護の仕事。時間的にも融通がきくので伯母のところに行く前にホットヨガの体験教室の予約を入れていた。駅のエスカレーターを駆け上ると、ホームに電車が [続きを読む]
  • このまま、お看取りになります…①
  • ウチの家電話はいつも留守電にしっぱなしだ。今ではほとんどスマホにしか電話がかかって来ないし、たまに家電話に出るとセールスばかり。本当に用事があるのだったら留守電にメッセージを残すはず。だから在宅中に電話がかかってきても留守電に切り替わるまでコールが鳴っても受話器を取ることもない。2017年7月5日、朝の9時過ぎ…その日はやけにしつこく家電話が何度も鳴った。電話がかかってくる度に留守電に切り替わり、切り [続きを読む]
  • ある日、突然、未亡人…
  • 2017年7月5日…私は突然「未亡人」になった…こんなに早く未亡人になるなんて、昨日まで、ううん、ほんの数分前…いや数秒前まで思いもしなかった。人生、何が起こるか解らない…今まで幾度となく突き落とされてきた人生の中でそんなことはイヤというほど思い知っていた。突き落とされることにかけてはビギナーではない。ビギナーではないから、今度はこう来たか!なんて、やけに他人事のように冷めたふりを必死に演じている自分 [続きを読む]
  • 過去の記事 …