Tomo さん プロフィール

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Tomoさん: TomoBookWorld
ハンドル名Tomo さん
ブログタイトルTomoBookWorld
ブログURLhttps://ameblo.jp/tomobookworld/
サイト紹介文読書日記、読んだ本の感想です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 137日(平均1.2回/週) - 参加 2018/02/06 09:01

Tomo さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 『ナショナリズムー名著でたどる日本思想入門』 浅羽通明
  • 『ナショナリズムー名著でたどる日本思想入門』 浅羽通明、ちくま新書。ナショナリズムに関する本を同時に、十数冊読み進めている。橋川文三氏で三冊、北一輝について五冊、丸山真男氏で四冊、久野収氏で二冊、他数冊という具合だ。いろいろな著者のいろいろな著書を同時に読み進めると、ひとつはっきりとしたメリットがある。読んでいる一冊を距離をおいて判断できることである。そして、その中には期待よりも著者の言葉、つま [続きを読む]
  • 『差別と日本人』野中広務・辛淑玉
  • 『差別と日本人』野中広務・辛淑玉、角川書店。野中広務氏、自民党時代、その考えは私と違うところが多かったが正直な人だという印象をもった。同じ自民党内で意見が違う政治家に対しては、他党の議員よりも人間関係が壊れてもかまわないという姿勢で語っていると思ったからだ。辛淑玉氏、次回に書くつもりの『悪あがきのすすめ』で知った。私は周りからは「わがまま」と見られているようだが、私自身は、相当辛抱して、その時の [続きを読む]
  • 『ナショナリズム』 姜尚中
  • 『ナショナリズム』 姜尚中、岩波書店ナショナリズム、何がナショナリズムか、それは国民にとってどういうものか、私たちはなかなか明確に言葉にできないのではないのではなかろうか。「国体」、「日本という国」について、過去の思想家、学者の書き遺したところから、探っていく。そして、分かるのは、ほとんどが、その言葉が意味するところを定義すること、歴史的に説明できないままに使って来たということである。本居宣長の [続きを読む]
  • 『日本浪漫派批判序説』 橋川文三
  • 『日本浪漫派批判序説』 橋川文三、未来社。ナショナリズムとは何かとかんがえて読んで来て、「日本浪漫派」に来てしまった。四十年前に読んだ本が多い。しかし、今読むと。昔はなんとポイントを間違えたり、重要なところをおとしていたと気づく。著者の言葉で言えば、「新しい『時代閉塞』の現状」にもがく学生だったと思う。その時には気づかないものだ。歳をとってみなおすということは良いものだ。しかし、歳をとってもかわ [続きを読む]
  • 『ナショナリズムーその神話と論理ー』橋川文三
  • 『ナショナリズムーその神話と論理ー』橋川文三 紀伊國屋書店。5年前に書いたが、考えはほとんど変わらないので、誤字を訂正する以外、手を加えないことにした。ーーーーーーーーーーーーーーーー日本のナショナリズムはどのように作られてきたか、いろいろな考えがあるだろう。橋川氏は歴史を追いながら、その時代の人びとの国に対する思いを探り、日本のナショナリズムの生れる様子を書いている。内容は、三章に分れている。 [続きを読む]
  • ヒトラー『わが闘争』
  • 『わが闘争(上・下)』アドルフ・ヒトラー。角川文庫。6年前に書いた。その時にはドイツでは州に没収されていた著作権が、2015年に著者であるヒトラーの死後70年になりフリーとなり、それまで研究のためとインターネットでひろがった形でしか読めなかったのが出版され販売された。そのために一部手を入れた。ーーーーーーーーーーーーーーーーー高校時代に読んだきりで関心もなかったが、今回は内容を確認しておこうと思って読ん [続きを読む]
  • 『2030年世界はこう変わる』米国国家情報会議編
  • 『2030年世界はこう変わる』米国国家情報会議編、講談社。もとCIAの内部にあった米国国家情報会議は、毎日、そして週、月、年単位で、さらに中・長期レポートを大統領に提出している。その中期レポートである。大きく立花隆氏の名があるが、序文を書いている。2012年12月のレポートである。内容は次のようになる。第1章 メガトレンド 『2030年世界』を決める4つの構造変化     ①個人の力の拡大     ②権力の拡 [続きを読む]
  • 『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』森巣博
  • 『日本を滅ぼす〈世間の良識〉』森巣博、講談社現代新書。いつもの鋭い斬り方の森巣節が、一段と鋭い。帯にこうある。「嘘つきメディア、舐めた政府、踊る国民、そろそろ現実を見ないか?・・・どうやら日本国内では、おかしなことに気づかない(あるいは気づかないふりをしている)ほうが安全なようだ。それゆえ、おかしな部分が見えてきだすと、自動的に制御がかかる。見えているのに、見えてないこととする。自衛本能による、メ [続きを読む]
  • 『想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン
  • 『想像の共同体』ベネディクト・アンダーソン、書籍工房早山。1983年発行。日本では1987年、リブロポートから翻訳本が出版された。原題は"Imagined Communities"である。東南アジア、特にインドシナの国家形成とナショナリズムの歴史を追いながら、何がナショナリズムの根底にあるかを探ろうとした研究書物である。最近の書籍の多くが、国家、国民、ナショナリズムを語る時、自身の言葉でなく歴史的書物から引用することで力尽き [続きを読む]
  • 『「日本」とは何か』 網野善彦
  • 『「日本」とは何か』 網野善彦 講談社学術文庫。日本とは何か、いつから、どの地域を支配するひとびとが自分たちを「日本」と呼んだのか。自分は日本人であると認識した人びとはいつから存在したのか、その問題をまともに考えた本はほとんどない。いつから、日本と呼ぶようになったか。その時の権力の範囲はどこまでか。また、その時の、その地域はどういう経済状態で、人びとはどのような生活をし、支配者はどのように「年貢 [続きを読む]
  • 『国家とはなにか』『ナショナリズムは悪なのか』萱野稔人著
  • 『国家とはなにか』『ナショナリズムは悪なのか』萱野稔人著。フランスのパリ大学哲学科卒業、津田塾大学国際関係学科准教授の萱野稔人氏の著書である。フランスで学んだ方なので、フランスの哲学者からの引用が続く。『国家とはなにか』は下の内容である。第一章 国家の概念規定第二章 暴力の組織化第三章 富の我有化と暴力第四章 方法的考察第五章 主権の成立第六章 国民国家の形成とナショナリズム第七章 国家と資本 [続きを読む]
  • 『日本の歴史をよみなおす』 網野義彦
  • 『日本の歴史をよみなおす』 網野義彦、ちくま学芸文庫。しばらく前に、右の『歴史を考えるヒント』を読んで、驚いた。日本といつから呼ばれたか、百姓とは農民ではなく一般人のことであり、残っている住民台帳から多くの日本人が農業で食べていたと考えてきたのは大きな誤解である、不自由民・被差別民はもともと神・寺に仕えるものであった、手形・切符・財務諸表はいつから使われたか・・・等々、驚くことが多く、それで、も [続きを読む]
  • 『日本のナショナリズム』 松本健一
  • 『日本のナショナリズム』 松本健一、ちくま新書。松本健一氏が現れた時、約四十年前、私は繊細な感性の小説家として記憶している。記憶違いかも知れない。今回、『日本のナショナリズム』を読んで、少しだがシメージが違った。内容は、四章に分かれていて、次のようになっている。第一章 日本国家の未来像第二章 日本ナショナリズムの曲がり角−対支二十一カ条要求とポピュリズム第三章 リアリズムとロマン主義の間でー斎藤隆 [続きを読む]
  • 『ナショナリズムの克服』 姜尚中・森巣博
  • 『ナショナリズムの克服』 姜尚中・森巣博、集英社新書。在日韓国人の姜尚中氏と、国際結婚し長年オーストラリアに住んでいる森巣博氏の対談である。内容は次のとおりである。序 章 石原慎太郎の「中国人犯罪者民族的DNA」発言を容認してしまう空気は何か?第一章 日本ナショナリズム小史第二章 知られざる在日韓国・朝鮮人二世の青春第三章 グローバリズムの渚における、森巣博の個人的体験第四章 民族概念をいかに克服する [続きを読む]
  • 『倫理としてのナショナリズム』佐伯啓思著
  • 『倫理としてのナショナリズム』佐伯啓思著、NTT出版。わたしの読書のテーマはいくつかに限られている。わたしにとってどうしても必要なものだけである。必要というのは、楽しみとして必要なことから、生きていく上で必要なことまで幅があるが、仕事として読書をする以外は、全く個人的な欲求あるいは必要を感じるからである。仕事関連では、出版書店業界についての本とコンピューターシステムについての本を読む。仕事だからとい [続きを読む]
  • 『在日』 姜尚中
  • 『在日』 姜尚中、集英社文庫。「インマヌエル(ドイツで著者が友人になったギリシャ人)は、自分の『故郷』が生んだ国民的作家を心から敬愛し、そして『ギリシャの中でももっともギリシャ的な』クレタを誇りに思っていた。その意味で、インマヌエルは、『パトリオット』(愛国者)だった。クレタについて語る彼の言葉の端々からそれが漏れ伝わってきた。インマヌエルにとって、クレタは同時にギリシャそのものであり、そして『パトリ [続きを読む]
  • 『貧困大国アメリカ』堤 未果
  • 『貧困大国アメリカ』堤 未果、岩波新書。国家の豊かさとは何か? 貧困な国家とは? 考えるためにきちんとしたデータを提供してくれる。なぜ貧困が肥満をうみだすか、健康保険の民営化による保険で病院行けない人々、医療費で破産する人々、利率の高い学資ローンでカード地獄に陥る学生たち、学費ために軍隊に入りそれでもローンを返せないわかものたち、全世界の困窮する人々を雇う軍隊、大学の学生の授業料と民営化された学資ロ [続きを読む]
  • 『愛国の作法』 姜尚中
  • 『愛国の作法』 姜尚中 、朝日新書。ナショナリズムとは何か? 国民とどういう関係にあるか? 国家とどういう関係にあるか? 考えていくと、あるいは本を読んでいくと、二つの問題が政治学者の前にあり、それを理性的に読者に理解させるのに苦労していることがわかる。ナショナリズムの歴史的な発展、あるいは隠れた陰鬱な部分には今は触れないでおこう。本書はできるだけ歴史の視点で考えるのでなく、現在のナショナリズム・・・・もっ [続きを読む]
  • 『コーラン』
  • 『コーラン』。コーランは仏典や聖書と違って、もともとアラビア語で読誦されるもので、翻訳も禁じられていた。イスラムでは、アラビア語以外のコーランはない。アラビア語で読み上げられるのがコーランで、他の言語は、翻訳であっても解説書であるという考えだった。コーランは、旧約聖書のユダヤ教、旧約・新約聖書のキリスト教と同じセム族に生まれた。7世紀、メッカにはユダヤ教徒、キリスト教徒がおり、アラビアの人々はいろ [続きを読む]
  • 『女のいない男たち』 村上春樹
  • 『女のいない男たち』 村上春樹、月刊文藝春秋。上は、文藝春秋に三か月連続で出た「女のいない男たち」のページを私がひとつにしたものである。他の記事がどうのではなく、狭いわが家、すでに妻から本のスペースについての不満を聴かされているわたしとしては、村上春樹氏の小説を一冊にした。『女のいない男たち』三部と考えていいだろう。「ドライブ・マイ・カー」「イエスタデイ」「木野」の三つのショート・ストーリーである [続きを読む]
  • 『1Q84』村上春樹
  • 村上春樹『1Q84』BOOK1-3を読んだのは六年前だ。その時と今、どのように違って感じられるか、そのことでわたし自身の文学への思いや考え方に変化があるのかどうか確認しようと思ったのだ。ジョージ・オーウェルにとって『1984』がこれからの時代への警鐘であったとすれば、『1Q84』は村上春樹の、国家社会が『1984』と少し違った現在の日本・アメリカ・ヨーロッパで生きる自分自身の生存と書くことの意味の再発見だろう。『1984 [続きを読む]
  • 『職業としての小説家』村上春樹著
  • 『職業としての小説家』村上春樹著、スイッチ・ハブリッシング。村上春樹氏が、どのように小説を書いてきたか、何を思いながらこれまでの小説家の道を決めてきたか、これから何を考えているか、素直に書いたエッセイである。正直な思いだろう。正直、素直過ぎて、文芸界でも特別に取り上げようもないのかもしれない。多分おおくの方が読んでいるだろうから取り上げる必要もないのかもしれない。『MONKEY』に連載した七回に書きおろ [続きを読む]
  • 『本の読み方』『小説の読み方』平野啓一郎著、PHP新書。
  • 『本の読み方』『小説の読み方』平野啓一郎著、PHP新書。『本の読み方 スロー・リーディングの実践』が2006年。続編になる『小説の読み方』が2009年の発行である。平野啓一郎氏が『日蝕』で芥川章を受章したのが、1999年である。三島由紀夫の再来と言われたが、わたしが三島由紀夫の作品を読んだのは、彼が1970年に自殺する頃からの高校大学時代の数年間で、『日蝕』を読む20年以上も昔になる。だから、三島由紀夫の作品の記憶が [続きを読む]
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