yuki さん プロフィール

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yukiさん: シンイ二次創作サイト
ハンドル名yuki さん
ブログタイトルシンイ二次創作サイト
ブログURLhttps://ameblo.jp/yukiyon2/
サイト紹介文韓流ドラマ「シンイ」の二次創作サイトです
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 11日(平均16.5回/週) - 参加 2018/02/06 12:12

yuki さんのブログ記事

  • イ・ミンホブログ「シンイ物語」のアメ限記事掲載について
  • こんにちは。 いつも当ブログをお読みいただきましてありがとうございます。 さて、表記の件ですが「World Meal Travel Daily with LMH」のアメンバー様は基本イ・ミンホファンの皆さまを対象としているため同サイト掲載のシンイ物語・アメ限記事については当サイトにも掲載していく予定にしてます。 当サイトのアメンバー申請については「アメンバー申請について」の記事をお読みになり、申請ください。 どうぞ、よろしくお願い [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 12 ーチェ・ヨンの躰を覆う湯煙りー
  • 歩きながら、あの月を想い出し 「あの月を見ながら話した……」 そのように想えてならぬ刻を必死に脳裏に描き出し夢か現か、それすらもはっきりせぬのに 「どちらでもよいから」 「どうか、俺の身が清められたら」 「その刻は、どうか……」 その言葉を胸に隠し自分にすらも隠し先を急ぐチェ・ヨン。 チュンソクに唯一、命じてあった 「湯を並々と沸かせ」 「すべての湯屋を、熱い湯で満たし」 「湯けむりで満たせ」 という言葉 [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 11「皆の者と、入る」
  • 宿屋の部屋の扉を、ぱたん、と閉めた。 先ほどまで、微かすかではあったが確かに聞こえていた声が途切れてしまった。 「呼んでいただかなければ…」 「行くこと……叶わぬ…の…に……」 ほのかな星明りが差し込む窓へと寄り添いじっと、待つ。 あの声を。自分を、呼ぶ声を。 なのに、聞こえたのは扉の外から呼びかけるチュンソクの言葉だった。 「テジャン」 「準備ができております」 「テジャンから…まずは……」 「どう [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 10 「それ以上何か言ったら」
  • 特段、どこというあてがあったわけではない。 チェ・ヨンは、愛馬チュホンとともに光る矢のような姿で頼りなげな星明かりの悪路を駆け抜けたがその行く先は今、迂達赤隊員たちが目指している今宵の宿屋でしかなかった。 場所も分かっているわけではないのにすっと、そこへ連れて行くチュホン。 名馬たる所以。いや、名馬という言葉では言い尽くせぬ凄みをも持ち合わせている。 だからこそ、チェ・ヨンは「チュホンがいたからこそ」 [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 9 「お前がいたから、俺がいる」
  • あのチェ・ヨンが微笑んでいる。 愛馬はカンジル。 自分の愛して止まない同士がその頬をほころばせていることを。 チュホンの瞳が一つ。 ゆっくりと瞬きをした。 大小の石ころが無数に転がる夜道。足元を照らす頼りない星の瞬き。 あの空にチェ・ヨンの味方蒼白い月はいない。 だからこそ二人はチェ・ヨンとチュホンは二人で駆け抜けその後ろに雫の粒を流していく。 丸い粒。 透明で清らかなだが、哀しみも寂しさもたくさんつま [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 8 「俺は、ここにいる。本当の俺が」
  • なぜか、この時だけ。 その男の、左頬に、左の瞳に痛いほどのヒカリがぶつけられていたのにチェ・ヨンはまっすぐ前を、見つめていた。 逸らすことなく、じっと、前を、見つめている。 ヒカリの当たる瞳が赤くにじむ。 今にも零こぼれ落ちそうになるものを堪える。 気づかれぬように我慢する。 そのようなこと、この男には朝飯前。慣れすぎたカンカクが、何も指示しなくてもその躰を、そうさせる。 だが、いつもそうしかできない [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 7 ーチュホンと駆けるチェ・ヨンー
  • チェ・ヨンは、愛馬チュホンに身を任せながらあの湖の空を思い出していた。 幼少のころから一人あそこに行っては自分を抱き慰めてくれた場所。 今行く道を照らす空も似たような色へと変わり始め夜の帳を下ろそうとしていたが そこにきらめき始めた星たちはあの空のようにはなるはずもなかった。 あの湖で、次の生へついに行ってしまおうと 「母上のもとへ」 「俺の……」 そう想った時、それを止めた女人。頑なになった自分の心 [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 6 ー先を急ぐ男ー
  • 真っ白な濁りの一切ない瞳でだが、初めて出会った時の氷のように冷たい瞳ではなくほんの僅かだが、深い二重の間に微かな柔らかさを滲ませているチェ・ヨン。 その唇は一文字に結ばれ少しうつむき待っていた。 チュンソクの言葉を。 本来の自分を取り戻すその時を。 自分とは真逆の副隊長は驚くほど用意周到で常に全てを見回し段取りを整えていた。 判断も本来はずば抜けて早いはずなのに人の心の機微が分かりすぎそれゆえ鈍り、 [続きを読む]
  • 「高麗武士 崔 瑩」と物語について
  • こんばんわ。 「高麗武士 崔 瑩」をお読みいただきましてありがとうございます。 突如始まったシリーズですがこれは、その前に書いた 「あふれ出す想い」「しまい込む想い」「止められぬ想い」 三本の続きの物語となっています。 5話まで続いたところで少しだけこの物語について補足します。 私の物語を以前からお読みいただいてる方はご存知と思いますが、この物語もまたドラマラストからの始まりではありません。 私の物語は [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 5 「お前は俺の一番なのだろう?」
  • 「どうする」 「お前なら」 チェ・ヨンの瞳がそう言っていた。 あの、自分を見つめる目。他の隊員にはこのような瞳をしない。決して。 テマンにもしない。 チュンソクだけに与えられる視線。 チェ・ヨンの息がまるで自分の頬にかかっているかのように感じる、その刻。 その男の躰は、そこにあるままなのにチュンソクには、それがまるで自分を覆おうとしているように感じてならない。 真っ白になる頭。何も考えられなくなる。 [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 4 ー突き刺さる矢ー
  • 黒マントにすっぽりと身を包みその表情をそこにすべてしまい込んでいるチェ・ヨン。愛馬のゆっくりとした歩調とともに左右に触れるその躰は見るからに脱力そのものであった。 隊列の先頭を行くだが、まるで腑抜けのような姿の迂達赤隊長 チェ・ヨン。 周りを伺いながらその横につけた副隊長チュンソクが隊列へと戻りその副隊長の側に、今度はチェ・ヨン唯一の私兵テマンがすっとやってきて何やら二人が小声で話をしていたその時 [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 3 「すべてお前の判断で」
  • 「この部屋へ決して近寄るな」 チェ・ヨンのあの瞳で言われるとつい、従わざるを得なくなるチュンソク。 だが、 「今宵こそは、絶対に隊長から目を離さぬ」 まずはそう、固く心に誓った。 「それからだ」 「それから………」 「すべては、それから」 いつもそう心に決めるのにこの男は、チェ・ヨンにはあまりにも忠実だった。 結局、命令に従いでも心配でたまらず夜中にそっと来てみればそこはいつももぬけの空で、一人寒空の [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩 2 「生きてはいけぬ」
  • 「聞こえるのだ……」 「あの方の呼ぶ声が」 「俺には……」 「聞こえるのだ………」 自分の唇がそうつぶやいているのにはっと気づき慌てて、だが分からぬように視線を横に移したがそこにもうあの男は、いなかった。 確かに先ほどまで、副隊長のチュンソクがいつものあの必死の表情で何かを言っていたはずだが、気づけば後ろへと戻っている。 少しだけほっとして 「はぁっ」 と一つ。 後ろの者たちに感づかれぬよういつもの [続きを読む]
  • 高麗武士 崔 瑩1「俺に構うな」
  • 高麗武士 崔 瑩チェ・ヨン。 まだ二十そこそこの若輩者であるのに錚々そうそうたる他の武士たちとは明らかに異なる武術を持っていた。 まるで相手にならない同じ身分の武士たち。 そんな男の一線を画す武勇伝は高麗中の噂となり今や遠く元まで伝え及んでいた。 街道筋を行き来するたびにその男を羨望の眼差しで見つめる高麗の民。 普通の武士であれば意気揚々と胸を反り返るようにしてわざとゆっくり行進するものだったがチェ・ [続きを読む]
  • 止められぬ想い
  • 「隊長テジャン………」 言葉をかけるチュンソクに目もくれずチェ・ヨンは自分の部屋へと姿を消した。 「バタン」 扉が閉まる。 断絶するかのように。そこにいる迂達赤隊員たちと自分とを。 「来るな」 そう、その男の背中が言っていた。 チュンソクにはチェ・ヨンの背中が微かに震えているかのように見え慌てて飛び出していった隊長の身に何かあったのではないかと不安になった。 いつも力の抜けているように見えた隊長の拳 [続きを読む]
  • しまい込む想い
  • 爪の先までかじかみその指には、もう感覚などまったくないまでに痺れ切っているのに そこに佇む男はむしろそれをカイカンに感じている。 厳寒の地に赴くチェ・ヨン。 そこを舞う風はその男の頬を切り刻むかのように吹きすさぶ。 まるで痛めつけるかのように殴りかかる。 しかし今、ここでチェ・ヨンは早春の一番風のようなそんな温かさと優しさが頬を撫でるのを確かに感じた。 一瞬ではあったがはっきりと感じていた。 確かにあ [続きを読む]
  • あふれ出す想い
  • イムジャ……… イムジャ…… イムジャ…… イムジャ……… イムジャ………………。 チェ・ヨンの頬はいつしかあの瞳から流れ落ちる涙で覆い隠されていた。 なぜか分からない。 つい先ほどまで何事もなく過ごしていたのに 忙しいいつもの迂達赤の仕事に忙殺されていたのに 「今宵もまた、イムジャと会うことはない…………」 そう、彼の地で思い割り切っていたのに なぜか彷徨いあの場所を求め探し 「やはり…………」 「な [続きを読む]
  • 暗闇の草原に立つチェ・ヨン
  • ざぁぁぁぁぁぁぁぁ さぁぁぁぁぁぁぁぁ チェ・ヨンの衣の裾をそんな風がたなびかせる 寒風吹きすさぶ漆黒の草原 闇夜のそこに二つの濡れる煌めきが揺らいでいる じっと動かぬ鈍いヒカリ だが、よく見ると微かに揺れている 上に下に左に右に 僅かに揺らいでいる 意図的にしているのかそれとも無意識なのかわからぬが 定まっているようでまるで止まることができず瞬いている 真っ暗闇の中でまるで 「ここに来い」 と導いて [続きを読む]
  • 蒼い草むらに座るチェ・ヨン
  • 寒空の中チェ・ヨンは空を仰いでいた。 冬だというのにその草原はなぜか青々としていてその上をざ〜〜〜っと風が撫でていく。 根元からは揺れずにその葉先だけが次から次へとまるへと波をつなげるようにそよいでいく。 その中に、チェ・ヨンはまるで埋もれるように座っていた。 少しかさついた頬を蒼い葉の先が右から左へつつく。 まるで死んだように座っているチェ・ヨンを蒼い葉たちが寄ってたかってその男を起こすように触れて [続きを読む]
  • 森の中を彷徨うチェ・ヨン2「行くか、行かぬか」
  • チェ・ヨンはその川を渡るか否か迷っていた。 自分の本当の想いは、 「渡ってしまいたい」 それしかなかった。 だが、なぜかそれを止めようとする者たちがその背後にいる。 「なぜ」 「なぜ、俺をそのように止めるのだ」 「俺の勝手だろう」 「もうよいだろう」 「俺の好きにしても」 「よいではないか」 「なぜ、そうしていつも引き止めるのだ」 「俺を」「この俺を」 「なぜ」 「なぜ………」 自分ですべて決め、自分の力で進 [続きを読む]
  • 森の中を彷徨うチェ・ヨン
  • 早朝。 チェ・ヨンは深い森の中を歩いていた。 歩けば歩くほどに頬が、うなじが、腕が、手が、じわりと滲んでいく。 その艶やかな肌に雫が浮き上がりつぅぅぅぅぅっと首筋を流れ出ていくまでの濃すぎる緑の生気たち。 影薄くなっていくチェ・ヨンをその者たちが包みこもうと必死になっている。 そんな蒼の匂いしかない森の中。 誰もいない森の中。 チェ・ヨンと深い樹々と その者たちが放つ生気しかないそんな空間。 重たい鎧を身 [続きを読む]
  • Ture Love 短編1 ー微笑むジュンー
  • 「俺、行かなきゃ」  タバコを吸ってたジュンはそう言い、後ろにある茶色の建物へ吸い込まれていった。  しばらくそこで、見知らぬ人たちと何とはなしに談笑していたジュン。その表情は心なしか、リラックスしていた。今、いる場所は厳しいところのはずなのに、笑っている。いつもより、もっと、素の表情で。何も飾ってない、そんな表情のジュン。  ジュンの愛犬、マーフィーが、寂しそうに後ろ姿を見つめている。追いかけたい [続きを読む]
  • 幻ヨン 愛の樹にキスするチェヨン
  • イムジャ…… 暑いですね……今日もまた あの時のように暑い……… 暑くて 暑すぎて この衣脱いでもよいでしょうか……………… ここで脱ぎ捨てても よい………か………? 誰もいないのだからいいだろう どうせ誰もこないのだ イムジャもくるはずがない……… そう………だろ………う?天穴はすぐそこにあるのに イムジャはいつまでたってもこぬ………のだろ………う? 俺が迎えに行けば良いのか 俺があの天穴からお前をイムジ [続きを読む]
  • 幻ヨン 滲む瞳。斬る心。
  • 喉が……… い…た…い… の…で…す…… なぜ…なのか…… 分からぬ…… なぜ…… なぜ……なの……か…… なんでもなかったはずなのに少しは大丈夫だったはずなのにこの音を聞いた瞬間に 喉が……… 俺の喉がこの喉が ぎゅっと締め付けられ息がつまるほどに痛くなり 鼻がつんとして喉の裏側のその痛みへと落ちていく 息ができず苦しくて思わず無理矢理にはあっという息をやっとの想いで吐き出す なのに今度は俺の胸…… きり [続きを読む]
  • 幻ヨン 夏の気だるい午後に想い叫ぶチェヨン
  • イムジャ… 暑いですね。今日も蒸し蒸しと暑く……暑苦しく………  イムジャ…… 今何をしておられますか?今日は、どのような衣を着ておられるのでしょう。 まさか……。 まさか、またあの時のように暑いからといって、衣の裾を切り捨てその…白…く、透明…な…透き通るような細い足をむき出しになど、してはおるまいな? まさか……。 暑いからといって、俺とともに過ごしたあの夏の日のように胸元の合わせを緩めたりなどして [続きを読む]