横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さん プロフィール

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横須賀市立うわまち病院心臓血管外科さん: 横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
ハンドル名横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さん
ブログタイトル横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/gregoirechick
サイト紹介文横須賀市立うわまち病院心臓血管外科の紹介 最新の心臓血管外科治療の紹介
自由文心臓血管外科に関連する最新の診断、治療、トピックなどについてのご紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供204回 / 336日(平均4.3回/週) - 参加 2018/02/18 12:19

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さんのブログ記事

  • フリースタイル弁
  •  フリースタイル弁は豚の大動脈基部をそのまま処理して大動脈基部ごと移植することができるタイプの人工弁です。冠動脈再建しての移植も可能ですが、多くは冠動脈口の部分をくりぬいて、その下部の大動脈弁だけを移植します。特殊な使用方法として、感染性心内膜炎に対して大動脈基部再建に使用したり、Apico-aotic counduitなどに使用します。 [続きを読む]
  • 移転後は、うわまち病院南館をどうするのか?
  •  国立横須賀病院から横須賀市立うわまち病院と新しく市の病院として生まれ変わってから、うわまち病院南館が建設され、そこには新しい病棟、リハビリテーションセンター、手術室、眼科外来などが設置されています。実際の病院の中心の一つである手術室には多くの最新の手術器材などが設置されています。泌尿器科で使用している手術ロボット「ダビンチ」もその一つです。心臓血管外科においても、診療の最も重要な手術はこの南館の [続きを読む]
  • 横須賀市立うわまち病院の名称変更 ⇒ 横須賀市立医療センター
  •  横須賀市立うわまち病院の移転のニュースが新聞にも報道され、今後、移転に向けての動くが出てくると思われますが、こちらは市立病院でもあり、市が中心になって病院の運営など行われていくものと思われます。地域医療振興協会 横須賀市立うわまち病院は、横須賀市からの管理委託を受けて開設以来病院運営を行い、大幅に経営を改善して、黒字経営を継続しており、診療科も28診療科、常勤医師数も100名以上と、この規模の病院 [続きを読む]
  • 副腎動脈Adrenal arteryと腎副動脈Accessory Renal Artery
  • 腹部大動脈瘤の手術の際には、左右の腎動脈と大動脈瘤・人工血管置換範囲との関係が重要になります。通常の腎動脈は左右1本ずつ腹部大動脈から分岐しましが、それ以外の腹部大動脈の枝から腎動脈以外の経路で腎臓を灌流する動脈が見つかることがあり、Accessory Renal Arteryと呼ぶことがあります。 このAccessory Renal Arteryを日本語ではなんと表記するのか、を調べたところ、腎副動脈と呼ぶそうです。非常に間違えやすいの [続きを読む]
  • 心臓血管外科ウィンターセミナー学術集会
  •  毎年スキー場で行われる心臓血管外科ウィンターセミナーは今年は富良野です。幹事は自治医科大学附属さいたま医療センターなので、その関連施設である横須賀市立うわまち病院からもスタッフが3名出席予定です。新富良野プリンスホテルを会場に、今年は過去最高の演題数のようです。 筆者は末梢血管のセッションでの座長を依頼されておりますが、横須賀市立うわまち病院からは、大動脈解離術中の手術術式変更により救命できた9 [続きを読む]
  • 心臓血管外科専門医修練基幹施設
  •  心臓血管外科の専門医は、胸部外科学会、心臓血管外科学会、血管外科学会の三学会で認定される専門医資格で、心臓血管外科学会を目指すには、まずは外科専門医を卒後5年めくらいに取得し、そのあと、心臓血管外科修練医に登録し、約3年間かけて心臓血管外科手術の修練を積んで、もっとも早くて8〜9年目に専門医試験を受けて、合格すれば晴れて専門医として認定されます。実際の手術の修練などは専門医を取得して、これから始 [続きを読む]
  • とある、早朝の外科科長宅への電話
  • 以前に勤務していた町立病院での出来事朝、5時半に電話がかかってきました。枕元の電話をとると、「おれだ、おれ!」    「はぁ?」「朝飯たべていいか?」  「はぁ?」「だからぁ、今日採血するなら、今、朝飯たべないし、採血しないなら今食べちゃうし、どっちよ!」その日受診予定の患者さんからの電話でした。糖尿病がある患者さんなので、血糖の採血項目があるから、朝食を食べないで受診した方がいいかどうか、という [続きを読む]
  • 急性大動脈解離手術の救命率
  •  急性大動脈解離の手術成績は年々改善しており、昨年発表された全国統計では手術死亡率は10%まで低下しています。海外では20%前後の死亡率が一般的かと思いますが、日本だけ抜き出た形になっております。 横須賀市立うわまち病院心臓血管外科における、急性大動脈解離の死亡率は現体制となった2016年9月からの27例のうち、死亡例は1例のみ(死因は悪性症候群の疑い)で、死亡率は3.4%となっています。当院のような [続きを読む]
  • 胸骨部分切開による大動脈弁置換術
  • 小開胸による弁膜症手術が広まるなか、小開胸には適さない症例の場合、出来るだけ低侵襲で手術をしようとした場合の一つのチョイスが、胸骨部分切開による手術です。通常の胸骨正中切開よりも半分以下の創で手術でき、特に、胸骨が左右に離断されていない分、胸郭の固定がいいため、術後の呼吸障害が起きにくいと考えられます。術中、片肺を虚脱する必要もないため、肺機能の悪い症例や、特に高齢の患者さんには適しています。右小 [続きを読む]
  • 高額医療制度:医療費の自己負担はどのくらい?
  • 自己負担限度額について  = 自己負担限度額は被保険者の所得区分によって分類されます。 実際の医療費はどのくらいかかるのか?患者さんとしては、自分の病気の心配もさることながら、治療費の心配も少なからずあるはずです。決してお安くはないかもしれませんが、日本の医療費は先進国の中でも最低に近く、おとなりの中国に比較しても半額、最高に御高いアメリカ合衆国に比較しても五分の一くらいかと思います。この低価格は [続きを読む]
  • OPE初め
  • OPE初めとかいて、オペぞめ、と呼ぶのでいいでしょうか?一年の計は元旦にあり。うわまち病院の元旦の準緊急手術は、ちょっとした課題があるも、無事に終わりました。また、年末には、メス納めをして、一年をしめくくる。東北地方においては、礼に始まり礼に終わる、そうしたことを重んじる風潮があります。忘年会とは言わずに、メス納め会と称して、一つのイベントにしておりました。昔、バスケット部の時も、年末の最後は、「 [続きを読む]
  • 年末のカンファレンス
  •  どこの心臓血管外科の施設でも年末はその年の締めくくりとして、一年間の症例をまとめ、カンファレンスなどを行うのが一般的です。 その内容を年報にまとめて、情報公開もしています。 当施設ではグループ内の施設が集まって、Mortality & Morbidity Conferenceを行って各施設の情報交換をかねて毎年年末にさいたまに集まって行っています。 うわまち病院心臓血管外科では、一年間で300件あまりの手術を実施し、その中で心 [続きを読む]
  • 化膿性脊椎炎と感染性心内膜炎の合併
  •  感染性心内膜炎に化膿性脊椎炎が合併する頻度は約10-15%と言われます。 化膿性脊椎炎は一般的に強い腰痛や背部痛を伴うため、見逃すことは少ないと思います。MRIでT2強調画像で脊椎がHigh Intensityに描出されれば強く疑います。確定診断は、生検で脊椎組織に感染所見を確認し、菌種の同定も行う事になります。化膿性脊椎炎は高熱を伴うとは限らず、比較的持続する微熱程度ということもあります。しかし、高熱がみられなくても [続きを読む]
  • 横須賀市立うわまち病院移転先
  • 横須賀市立うわまち病院 移転先は神明公園、京急久里浜近く横須賀市の上地克明市長は21日の会見で、老朽化する市立うわまち病院(同市上町)の移転先を、京急線京急久里浜駅に近い神明公園(同市神明町)に決定した、と発表した。市長は「駅から近く、救急搬送時間も大幅に短縮できる」と理由を説明。2025年夏の開院を目指すとした。 神明公園は京急久里浜駅から徒歩8分ほどの距離に位置。総面積は約2万5千平方メートル [続きを読む]
  • 大網充填、左上大静脈遺残、感染性心内膜炎、心室中隔せん孔
  • このブログ、始めてもうすぐ一年になりますが、徐々に読んでいただいている方の数も増えてきて、最近は多いときは1日400人以上の方に読んでいただいているようです。一専門医がその日思ったことなどを、短時間に思い付くままに書いているのですが、そのなかで最も多くの方に読んでいただいているのが、大網充填、左上大静脈遺残、感染性心内膜炎、心室中隔せん孔などについて記載したものです。多くのホームページが自分の病院の宣 [続きを読む]
  • 3次元内視鏡による心臓手術
  •  今年から内視鏡補助下の弁膜症手術やロボット手術が保険適応になりましたが、内視鏡といってもいろいろな種類とスペックがあります。 最近はより微細な画質を見ることができる、ハイビジョンから4K画像も実用化してきていますが、同時に三次元画像の内視鏡も開発されています。 二次元の画像では、立体的な対象物に対する手術は困難で、より平面的な画面でも可能な僧帽弁手術に比較して、より深さがある大動脈弁の手術では、 [続きを読む]
  • ARDSに対するサーファクタント治療
  • LI-NA ZHANG, et al. Exogenous pulmonary surfactant for acute respiratory distress syndrome in adults: A systematic review and meta
    -analysis Exp Ther Med. 2013 January; 5(1): 237?242. 人工肺サーファクタントのメタアナリシスです。ARDSに
    対する人工肺サーファクタントは死亡率減少に寄与せず、またサーファクタントの種類によって
    も結果は変わらず、という結果で、サーファクタントが有効と言う結論は出なかった。と [続きを読む]
  • 人工呼吸管理中の呼吸状態の指標
  •  人工呼吸管理中、何をもって良くなったといえるのか、どの指標で改善したと判断するのか。 最近の人工呼吸管理はより高度化しているためたくさんのパラメーターがあります。①吸入酸素濃度 FiO2 これが通常の空気20%に近いほど、人工呼吸管理不要の状態に近いので良い、という指標になります。具合が悪いほどこのFiO2は高くなります。人工呼吸器からの離脱は通常FiO2 40%くらいで行っています。②動脈血中の酸素分圧(Pa [続きを読む]
  • 再膨張性肺水腫 = MICS(小開胸手術)の合併症としての可能性
  •  最近件数が増えている小開胸の弁膜症手術は、右開胸した際に右肺を虚脱させて視野を確保して手術します。開胸しただけでは肺が邪魔をして心臓がみえないため、分離肺換気して左肺だけで換気し右肺は虚脱させます。 閉胸の時に肺を再び陽圧換気させて膨らませて、再び両肺の換気を再開します。 一度しぼんだ肺が急激に膨らむと肺水腫のように突然の肺胞の浮腫がおきて、喚起不全に陥ったり、胸部レントゲンやCTで異常陰影などが [続きを読む]
  • 人間の老化は、古い自動車を乗り続けているようなもの
  •  新車を買ったときは、エンジンの調子もよく、最初の5年くらいはほとんど修理もいらずに快適に運転できますが、10年近くなるといろいろと調子の悪いところが出てきて、修理代もかさんできます。 心臓の病気も、加齢に伴うものは同じようなことが言えると思います。古い車は、アクセルを踏んでもスピードが思うように出ないなんてこともありますが、もし心臓弁膜症のせいで同じようなことがとすれば、先日手術した患者さんも、家 [続きを読む]
  • 100歳まで生きるために
  •  高齢者が多くなった現在、100歳の患者さんに遭遇することも珍しくなくなってきました。心臓血管外科で100歳以上の手術をすることは珍しいですが、後輩医師が腹部大動脈瘤破裂の100歳の患者さんを手術で救命して地元新聞に大きく報じられたこともありました。 高齢者の患者さんは、今までは東京オリンピックまで生きたい、とおっしゃる方が多かったのが、最近はオリンピックは目前なので、今は100歳を目標にしている [続きを読む]