横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さん プロフィール

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横須賀市立うわまち病院心臓血管外科さん: 横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
ハンドル名横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さん
ブログタイトル横須賀市立うわまち病院心臓血管外科
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/gregoirechick
サイト紹介文横須賀市立うわまち病院心臓血管外科の紹介 最新の心臓血管外科治療の紹介
自由文心臓血管外科に関連する最新の診断、治療、トピックなどについてのご紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供168回 / 274日(平均4.3回/週) - 参加 2018/02/18 12:19

横須賀市立うわまち病院心臓血管外科 さんのブログ記事

  • 受動喫煙
  •  毎年の日本国内での受動喫煙による死亡者数は15000人にも上るそうです。先進国ではWHOの勧告指導に従って飲食店や屋内では全面禁煙が行われるところが多く、すでに49か国で喫煙室を残さない全面禁煙になっており、心筋梗塞や脳梗塞、喘息による入院が最大39%減少しているそうです。受動喫煙に関して世界で初めて論文を書いたのは、平山雄という日本人だそうです。 日本は、受動喫煙に対する対策は世界最低レベルとW [続きを読む]
  • 心臓手術後の大網充填術を行った患者さんのその後
  •  胸骨骨髄炎や縦隔炎に対して、感染の制御および閉創目的に大網充填術を行い、感染が終息したあと、その後はどうなっているか。 退院して外来通院されている患者さんの創部をみると、創は残りますが、血流が改善するためか、創部の癒合が悪いという患者さんはほとんどいません。大網自体に血流があり、そこから周囲に血流を供給するというよりも、皮膚や組織にかかる緊張が除かれていることが状態を良くする理由かもしれません。 [続きを読む]
  • NCD Feedback 医療の質プロジェクト
  •  現在は国内のほとんどの心臓血管外科施設が参加して、詳細な手術の情報を学会のデータベースに登録するようになっています。そのデータベース事業が始まって10年以上がたち、データの蓄積から、新しい知見が得られたり、全国平均の成績なども評価可能となりました。 このデータベースを利用して、各施設の成績が、全国平均よりも優れているのか、またはその逆か、なども計算できるようになりました。しかしながら、ハイリスクを [続きを読む]
  • 心臓血管外科ウィンターセミナー2019
  • http://www.winter-seminar33.com/index.html心臓血管外科ウィンターセミナー2019は、自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科が当番幹事となっております。約20年ぶりの当番幹事です。前回は、越後湯沢で開催した時で、秋田のへき地勤務中だったので、雪国から雪国という感じで参加したことを記憶しております。今回は北海道で、移動が少したいへんですが、横須賀市立うわまち病院心臓血管外科スタッフも医局員として、 [続きを読む]
  • 心臓血管外科ウィンターセミナー2019
  • http://www.winter-seminar33.com/index.html心臓血管外科ウィンターセミナー2019は、自治医科大学附属さいたま医療センター心臓血管外科が当番幹事となっております。約20年ぶりの当番幹事です。前回は、越後湯沢で開催した時で、秋田のへき地勤務中だったので、雪国から雪国という感じで参加したことを記憶しております。今回は北海道で、移動が少したいへんですが、横須賀市立うわまち病院心臓血管外科スタッフも医局員として、 [続きを読む]
  • 関東手術手技研究会
  •  11月10日 関東手術手技研究会が都内で開かれました。毎年開かれる研究会で、心臓血管外科手術のなかでも、特にその道のプロが、専門医向けに講演するかなりニッチな、専門性の高い研究会で100名以上の参加者がありました。 今回のテーマは、一針から学ぶ でした内容として① 冠動脈バイパス術  心拍動下冠動脈バイパス術は麻酔科とのコラボ手術である ② 僧帽弁形成術    運針 完璧な僧帽弁形成で長期の逆流 [続きを読む]
  • 社会問題としての処方箋薬物の薬物依存
  •  昨日、おとといと、たまたま連続して聞いた話。 アメリカでは、術後の疼痛や慢性の疼痛に容易にオキシコンチンという麻薬性鎮痛薬を処方されることが多く、若年者のこの処方箋薬物に対する依存が増えていて社会問題になっているという、というアメリカ人の話。高校生などでこの薬物依存による死亡者も身近に出ているらしいのですが、処方箋薬物のため、あまりニュースなどでは問題になっていないといいます。不用意に、そして不 [続きを読む]
  • 第3回 心不全パンデミック講演会(小開胸大動脈弁置換術)
  • 今年から始まった心不全パンデミック講演会、第3回になる次回2019年3月の内容で、小開胸の大動脈弁置換術について講演させていただきます。横須賀市立うわまち病院で行っているStonehenge Techniqueは、神奈川県内ではまだ実施している施設がほとんどなく、この術式の導入によって合併症なく、回復が速いことを実感しているため、その新しい手術方法の紹介をする予定です。横須賀市立うわまち病院では、小開胸大動脈弁置換術 [続きを読む]
  • 上大静脈の切除・人工血管置換術
  •  上大静脈を切除または人工血管置換する必要のある疾患、心臓血管外科医にとっては珍しい手術となりますが、主に肺癌や縦隔腫瘍による上大静脈への直接浸潤がある場合に適応となります。 切除の仕方として、部分切除を行い残った静脈壁を縫合して血流を維持する方法と、完全に人工血管置換する必要があります。人工血管置換には主にゴアテックスを素材にした人工血管を使用することが多いです。大静脈は低速系の血管なので血栓閉 [続きを読む]
  • 人工弁縫着に関して糸結びをする順番(大動脈弁・僧帽弁)
  • 大動脈弁における、Supra-Annular Positionに対して行う人工弁縫着 これは特にRCC⇒LCC⇒NCCのNadir(英和辞典によると、ネイダー、もしくはネイディア、と発音します Nadirとは(人生の)どん底という意味だそうです)から結紮していきます。深いところを最初に人工弁輪のカフと縫着させて、あとは順番に交連に向かって上がっていく方向に結紮します。これが一般的な方法です。これを逆に、交連部から結紮して、最後にNadirを結 [続きを読む]
  • Avalus
  • http://www.medtronic.com/us-en/healthcare-professionals/products/cardiovascular/heart-valves-surgical/avalus-bioprostheses.html新しい人工弁がMedtronicから発売されました。Medtronicの人工弁というと、豚弁のMosaicでしたが、あたらしく牛弁を製作しました。弁尖の辺縁にかかるストレスが、ステントの柔らかさにより低減し、より長期間の使用に耐えうる構造になっているといわれています。弁口面積もMagana弁よりも大き [続きを読む]
  • 胸部外科学会関東甲信越地方会
  •  胸部外科学会の関東甲信越地方会が11月3日 開催されました。横須賀市立うわまち病院心臓血管外科からも、左室形成術後の感染性心内膜炎による左室仮性瘤形成に対する再左室形成術についての症例報告を行いました。感染性心内膜炎が左室形成部に発生すること自体、報告なく、またこれを再度の左室形成術で根治させること自体が非常に珍しい治療経験です。また、初回手術は胸骨正中切開で、冠動脈バイパス術も併施していること [続きを読む]
  • 医局人事
  • 横須賀市立うまわち病院心臓血管外科チームは、自治医科大学さいたま医療センター心臓血管外科の医局から派遣されています。グループ内で統一した手技、治療内容として、クオリティの維持に努める一方、人事に関してもスタッフミーティングで話し合われます。最終的には、医局のリーダーである教授が最終決定します。筆者もいままでのこの10年間、1-2年おきに移動を繰り返してきましたが、今の施設は既に三年目に入っており、立ち [続きを読む]
  • 寒くなってきました =急性大動脈症候群の季節
  •  大動脈瘤破裂や大動脈解離など、大動脈の急性の疾患を急性大動脈症候群とよぶ場合があります。 こうした突然発症する重篤な病気は往往にして、同時期に同時多発的に発症する印象があります。特に急に冷え込む季節の変わり目など多い印象があります。横須賀市立うわまち病院でもこの一週間で、大動脈解離や腹部大動脈瘤破裂など複数の緊急症例が搬送され緊急手術を実施しました。 こういうときこそ、血圧を自分で測定したりして [続きを読む]
  • 心臓血管外科のチーム力
  •  心臓血管外科の診療は、チーム医療といわれています。特に最近は、ハートチームといい、循環器内科、心臓血管外科、麻酔科、集中治療部、看護師、薬剤師、リハビリ担当者、栄養士など病院の総合力をあげて治療にあたる体制をいいます。 特に、TAVIなどにおいては、チームにおいて診断、治療方針などを決定していくプロセスが重要視されています。 心臓血管外科のチーム力としては、手術中に一人の術者がすべての内容に責任を持 [続きを読む]
  • 低侵襲心臓手術・小開胸心臓手術のリスク
  •  MICS = Minimally Invasive Cardiac Surgery 最近注目の低侵襲心臓手術ですが、患者さんのご家族に、そのリスクは?という質問をあらためてされました。  低侵襲だからリスクが少ない、というのはもちろん合理的ですが、メリットばかりが強調される懸念があるのも事実です。 右小開胸の弁膜症手術において、胸骨正中切開と比較した場合のリスクは① 片肺換気で手術するため術中の低酸素血症が起きやすい・術後の無気肺や [続きを読む]
  • 出血に対する下行大動脈遮断
  •  ドラマなどでは出血性ショックに対して下行大動脈を遮断して、下半身への血流を少なくする分、冠動脈や脳への血流を優先することで救命を試みる、というシーンが見られます。 しかしながら、実際にそれで救命できた患者さんはどれだけいるのか、きわめて疑問です。 大動脈遮断を最も多く経験する心臓血管外科医としての常識として、大動脈遮断して、その次の治療手技に直ちに移行しなければ救命は不可能です。心臓血管外科領域 [続きを読む]
  • うわまち病院建て替えについての説明会
  • 健康部長うわまち病院移転建て替えについての説明会を開催しますうわまち病院の建て替えについては、現地て゛の建替えを断念し、移転建て替えを行う方針決定をした旨の発表を本年8月に行ないましたか゛、本決定に至った経緯等についての市民説明会を開催します。日時場所第1回 10月28日(日)15:00〜16:30 うわまち病院南館5階 総合リハヒ゛リテーションセンター 第2回 10月29日(月)18:30〜20:00 ウェルシティ市民フ゜ラサ゛3階 [続きを読む]
  • 国民保護研修会
  •  医療は患者さんの命を守るために遂行するミッションですが、そのミッションも病院の施設や、医療器具、薬剤、そしてそれを駆使する医療スタッフなど総合的にすべてそろって初めて実施可能です。しかしながら、それを根底から脅かす事態があるとすると、巨大災害やテロリズムや戦争行為による攻撃などでしょうか。そうした緊急事態に対処することも普段から想定して準備しておくことが国家として重要です。2020年に行われる東 [続きを読む]
  • やはり病気の最も多いのは内科
  •  心臓血管外科は範囲の狭い領域に対する疾患を治療対象にしています。その代わり、一つの疾患を治療するのに深い知識と、複雑な治療プロセスが必要になることが多いです。 一方、心臓血管外科が扱う病気を紹介してくれるのは主に内科医です。内科の医師は、幅広く、そして数多くの患者さんと疾患に接し、その中から適切に治療先を紹介したりしています。なので、病院にとって、内科医や救急医は、基本中の基本です。内科医の活躍 [続きを読む]
  • 心臓血管外科手術後の疼痛とその対策②
  •  最近増加している小開胸の心臓手術(MICS=Minimally Invasive Cardiac Surgery)では、特に開胸操作による肋間神経の障害により、術後の疼痛はそのままですと、胸骨正中切開の従来の手術術式よりも術後の疼痛が強くなってしまう可能性があります。胸骨正中切開は、皮膚も骨も正中部でおそらく神経も血流もあまり発達していない部位を手術するため、感染や創部の治癒に問題が起きやすい反面、疼痛も少ない傾向にあるからです。血流 [続きを読む]
  • 食欲の秋・美食の秋・美食学=ガストロノミー
  •  心臓血管外科で扱う疾患には、生活習慣病が多いので、治療や予防が食事に直結します。 今は、食欲の秋、世の中にはおいしいものが氾濫しています。この誘惑は何物にもまして強いものがあります。人生の幸せの一つがおいしいものを食べること、といって反対する人はいないと思います。まさに、葛藤の秋であります。 ガストロノミー = 日本語では「美食学の追求」という意味合いでしょうか。日本料理やフランス料理では美食の [続きを読む]
  • 癌関連凝固障害・静脈血栓症
  •  癌細胞が賛成するいろいろなサイトカインや蛋白などによって、凝固活性が上昇し、血栓ができやすくなる状態ができるそうです。 一般に癌患者さんの死因の半数以上は癌そのものが進展したことによる腫瘍死ですが、死因の第2位は静脈血栓に起因する凝固異常(9%)だそうです。また、逆に静脈血栓症をみたとき、それをきっかけに癌が見つかる可能性も、静脈血栓症がない人に比べて有意に高いそうです。静脈血栓症を前触れなく発 [続きを読む]