寺沢重法 さん プロフィール

  •  
寺沢重法さん: Blog 寺沢重法
ハンドル名寺沢重法 さん
ブログタイトルBlog 寺沢重法
ブログURLhttp://blogpratieka.seesaa.net/
サイト紹介文社会心理学や台湾、金融行動の研究に興味があります。書籍や論文などを紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 165日(平均1.1回/週) - 参加 2018/02/22 03:48

寺沢重法 さんのブログ記事

  • 倫理・規範がうみだす暴力に関する文献コーナーを新設
  •  個人サイトの中の倫理と暴力に関する資料コーナーを作成しました。 寺沢重法のサイト「倫理がうみだす暴力」 倫理や社会正義、常識、ルール、礼儀、誠実など、社会通念上望ましいとされ、それがより良き社会の形成につながるとされる価値観が、意図せざる価値観として人を傷つけたり、不寛容な社会、窮屈な社会、理不尽な社会をうみだしてしまっている現象を取り上げた文献などを整理・提供しています。網羅的な情報ではなく、 [続きを読む]
  • 「日大VS暴力行為を行ってしまった学生」という構図のかなしさ
  •  アメフトを巡る一連の会見で、「日大VS暴力行為を行ってしまった学生」という構図ができあがっている状況は残念である。 すなわち日大側の会見から私が感じ取るのは「日大=事件で迷惑をこうむった側/学生=迷惑をかけた側」「日大=処分する側/学生=処分される側」という図式ができあがっているように見受けられるのだ。「強い立場にある機関」と「弱い立場にある構成員」の権力関係である。 大学は機関としての見解を審議 [続きを読む]
  • 2018年上半期に発信したもの
  •  2018年上半期には、以下のものを整理・発信しました。<ホームページ上の情報提供> 下記のコーナーを新設・大幅リニューアルしました。・台湾研究2(階層・階級)・台湾研究3(エスニシティ)・台湾研究7(歴史)・歴史社会学・知識・科学社会学・社会意識論・経済社会学1(金融)・経済社会学2(宗教)<書評> 下記の書評が刊行されました。・寺沢重法(2018)「沼崎一郎『台湾社会の形成と変容──二元・二層構造から多元・多層構造 [続きを読む]
  • 【読了感】木谷勤『帝国主義と世界の一体化』
  • 木谷勤(1997)『帝国主義と世界の一体化』山川出版社 帝国主義に関する比較史的論考である。目次は以下のようになっている。 帝国主義とはなにか 1 多彩な帝国主義理論  2 パラダイムの転換  3 グローバリゼーション  4 労働力の大移動  5 支配・差別・排除  6 ヨーロッパの分裂と「周辺」民族主義のめざめ 第1章と第2章で帝国主義に関する諸理論を概観したうえで、第3章以降は交通機関の発達やそれに伴う人の移動の [続きを読む]
  • 【読了感】A-Chin Hsiau "Contemporary Taiwanese Cultural Nationalism“
  • Hsiau,A-Chin(2000)Contemporary Taiwanese Cultural Nationalism,London:Routledge. 台湾ナショナリズムの歴史的変遷について、特に作家や政治家、歴史学者、言語学者による著作の言説を分析対象として詳細に検討した書籍である。  台湾に関わり始めた6年ほど前に読んだ書籍であり、以下のこの記事のは、その時に少し書いた感想を内容をあまり変えずにアレンジしたものである。 本書の目次は以下の通りである。Chapter.. [続きを読む]
  • 【読了感】下條信輔『「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤―』
  • 下條信輔(1999)『「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤―』講談社 本書のメインとなる主張を私なりに一言で要約してしまうと、「人は、自らの意識によって主体的に行動していると実感するが、必ずしも主体的に行っているわけではない。意識して行っていると思った行動が実は無意識のうちに始まっていたり、いろいろな錯誤や認知エラーが含まれていたりすることがしばしばである」といったとこになる。 社会通念上は「 [続きを読む]
  • 【読了感】南博『日本人の心理』
  • 南博(1956)『日本人の心理』岩波書店 日本人の心理的特性を扱った代表的な書籍である。1953年初版の相対的に古い書物ではあるが、今でも十分読み応えのあるものだと感じた。本書の特徴は、江戸時代の各種養生所や処世書に加え、出版時期に刊行された処世書も参照しながら、日本人の心理の特徴を整理しているところにある。いわゆる「日本人論」と呼ばれる書籍の初期作品の1つと言ってよいのかもしれない。  もっとも、日本人 [続きを読む]
  • 【読了感】宮崎聖子『植民地期台湾における青年団と地域の変容』
  • 宮崎聖子(2008)『植民地期台湾における青年団と地域の変容』御茶の水書房。 日本統治時代台湾における青年団を対象とした歴史人類学的研究である。当時の歴史資料の分析に加えて、当時青年団員だった人々へのライフヒストリーインタビューなど行い、青年団組織がどのように変容したのか、青年団メンバーの心理的変化はどのようなものだったのかを丹念に探っている。 最も興味深く感じられたのは、本書を通じて、青年団の変化を [続きを読む]