K子 さん プロフィール

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K子さん: 詩ブログ|めがねをかけてもぼやけてる
ハンドル名K子 さん
ブログタイトル詩ブログ|めがねをかけてもぼやけてる
ブログURLhttps://ameblo.jp/conoco2/
サイト紹介文詩、ポエムを書き留めています。海外で暮らすふつうの女。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供15回 / 71日(平均1.5回/週) - 参加 2018/02/23 07:17

K子 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • ぶんれつ
  • ぶんれつしていく それは数え切れないほどの 光になって 飛んでいく どこかでまた出会うことが決まっていたり たまたまだったり 呼び合ったり 触れ合ったり 憎み合ったりして ひまつぶしだと言う人もいれば ひまはないと言う人もいて でもみんないつかはぜったいに きみもあのこもあのひともあいつだって うみにかえる ひとつになる それでまた 飽きもせず またぶんれつして あの国で生まれたり この土地を踏みしめて また時代 [続きを読む]
  • 生まれかわりん
  • その花の蜜の味を知っていた気がした 日出るコンクリートの地面を這う感覚 潮がひいていったばかりのさらさらの砂をかむ感触 海の底からみる太陽 その街の香りを この肌の色を よく知っている気がした 一瞬だけだったけど そんな気がして 懐かしい気持ち へとへとになった日の朝焼け 路地裏で泣いたこと 知っている気がした そんな話をきみにすると ずっとずっとまえ 虫だったり かたつむりだったり 貝だったり 深海魚だったり [続きを読む]
  • タイムスリップマン
  • タイムスリップができるようになったら どこにいこう どの時代のどの人に会おう タイムスリップができるって聞いたけど タイムトラベラーが写り込んだ写真が 美術館で発見されたって サングラスかけてるんだって Tシャツ着て カメラまで手にもってて 1940年の白黒写真 うそっていう人もいるし ほんとうっていう人もいる どっちだっていいけど ほんとうなら サングラスは 何をしに、誰に会いに もしタイムスリップができるよう [続きを読む]
  • みっつのめ
  • ちょっと首を上にあげるだけで 広がる青 それはうそみたい だけどほんとう 雲がながれ とりがゆったりととぶ ちょっと首を下に向けると 砂利の道 歩きづらいし 糞だっておちてたりする ああうそみたい 気を付けないと またまっすぐ前を見てみれば 走る車、足早に歩くひと 高層ビル 味っけのない四角い窓が並んでいる そうこれがいつもの景色 ちょっと目をとじてみると 咲き乱れる花々 燃える炎 ほんとうにうそみたい だけど [続きを読む]
  • しんでたまるか
  • しんでたまるか あのこの肌に触れてみたいし できれば喫茶店でモーニングを一緒に 少し低めのそのこえをBGMに おいしいコーヒーを飲んで この短い髪だって 肩に届くまで伸ばしてみたい 意外と似合うかも シュメールの謎も もっと知りたい もしかしたら 何か新しい発見が しんでたまるか あいつには借りがある たくさん助けてもらった 一緒に飲んで腹をかかえた だからその何倍も あいつにはしてやりたい でもあいつなら大丈夫 [続きを読む]
  • ひょうひょう
  • いつもたすかるよ ひょうひょうとしたきみ がんばるきみ 溶けてなくなってしまうんじゃないかと思うくらい落ち込むきみ たつまきのようにいかりくるうきみ どろのように眠るきみ またひょうひょうとするきみ いつもたすかるよ 気づかないふりをしてくれるきみ 心配していないふりをしてくれるきみ 黙っていてくれるきみ 気にとめないふりをしてくれるきみ でもすべてわかってくれているきみ いつもたすかるよ まんがを読む [続きを読む]
  • コンビニの事情
  • コンビニの店員さんは考えている 明日外国から帰ってくる彼女のことを レジにならぶ数字のボタンをみながら考えている おにぎりを選ぶ大学生はほんとうはめんたいこが食べたかった 売り切れのようなので仕方なくこんぶとシャケを手に持った 仕事帰りのおねえさんはトイレの中で くちべにを塗ってアイラインをめのはしにきゅっと描いた これから駅で待ち合わせるすきな人のために 雑誌コーナーの前に立つ青年はおとつい日本に [続きを読む]
  • あいもかわらずぼくたちは
  • あいもかわらずぼくたちは 自分を認めてやりたくて 自分を大きく見せたくて 人を操ってみたり 自慢してみたり よいしょしてみたり あいもかわらずぼくたちは 愛が欲しいと泣き叫び 幸福はどこだと盲目に 執拗にあいしているかと訪ねたり いつわりの友達を集めてみたり 涙目でものをみてばかり あいもかわらずぼくたちは すがりついたり 嫉んだり 悲しみにふけてみたり ひねくれたり 数字ばかりを追いかけたり 焦ったり 勘違い [続きを読む]
  • けいたいでんわと東京と
  • ぴろぴろとなる携帯電話 色んなひとたちの想いが 電波にのってやってくる わたしの手もとにやってくる 約束事や今日の出来事 相談事や愚痴までも 電波でわたしの手の中に 超特急でやってくる ゆびさきで文字を打つならば それがまた超特急で 夜のしじまをびゅんと抜け 誰かの元に辿り着く それはなんて素敵なこと それはなんて陳腐なこと ぴろぴろとなる携帯電話 いくらことばが届いても わたしのため息はとまらない い [続きを読む]
  • コーヒーと雨、グァテマラ
  • 窓の外にみえるのは 容赦なくおちてくる雨粒 今日は仕事もおやすみ すうちゃんとの約束はぱー 「雨だからまた別の日に」 楽しみだった約束だけど なくなってちょっと嬉しい気もする だって することがないってとっても素敵 紅をひいて電車にのらなくても いいだなんて なんて素敵 その代わりにちょっとコロンを髪にふりかけて ザビア・クガートが奏でるそよ風と私を掛けたなら とっておきの コーヒーを淹れる 最初の一滴が落ちる [続きを読む]
  • 恋のたしなみ
  • 腹八分目がちょうどいい 七分目でもいいぐらい お酒だってそうでしょう 嗜むくらいに飲むほうが 溺れてしまうのは ふつつかだし 恋もほどほどに嗜むくらいが そのくらいがちょうどいい 決して溺れてしまわぬよう 優艶でいようとつとめるけれど 目前のあなた グラスにくちびるをつけるのを見るたびに いなずまが心に走ってゆく どうやってもあらがえず ほどほどに、と密かにしのぶも あなたはこちらをみて微笑みかけた [続きを読む]
  • コンクリートの憂鬱
  • ぼくは冷たくって重くって おまけに冴えない灰色で歴史も文化もなんにもない いままでここにきた人も 冷たくって哀しい人 隣の隣の木造の家みたいに あったかい人はなかなかこない だってぼくはコンクリート おまけに打ちっ放し あちこちで釘だって出放題 でもある日 彼女がやってきた たくさんの荷物を抱えて 最初にスタンドライトをみっつ置いた オレンジいろであたたかい ボタンはなさく季節のような そんない [続きを読む]
  • ワンピース
  • 君が着ていたワンピース 古臭いと言ったけど 赤い大きな花の模様 それはまるで君みたい 毅然としていて強くって 君が着ていたワンピース 丈が短くってひざこぞうが見えていて 僕は胸がざわついた それはまるで君がどこかに行ってしまうよう あまりにも暑い夏だった ワンピースの裾が僕の手に触れた それはとっても柔らかかった 僕が骨になったとき 君のワンピースのその赤いはなを添えて 筏にのせて川を流れた [続きを読む]
  • ばかやろう
  • あなたをほんとうに愛している ほんとうなんだ ばかやろうはそういった 肌触りがちがう、わかるだろ? いつまでもあなたの匂いを嗅いでいたい、わかるだろ? ばかやろうはそういった だけどあたしがいま腕に抱くのは 他のおとこの人 それで初めて気がついた 肌触りが違うこと いつまでもはなをこの愛おしいはだにくっつけて 嗅いでいたいと思うこと ばかやろうはもういない きっと今頃他のおんなの人の 肌の触りをか [続きを読む]
  • スーツと星と満員電車
  • 雪の積もった夜は 空気が澄んでいるから 星がきれいに見えるよと スーツのお兄さんがいっていた 満員電車の肥溜めで 遠く離れたところで もう一人のスーツのお兄さんにいっていた スーツたちの声は明るくて 疲れていたぼくははっとした 満員電車ではどうも空がよく見えない アパートに帰ってベランダに出て星を見てみた たくさん星が空にはりついているけどはっきりと見えない 視力が悪くなってきたみたいだ 僕はメガネをひっぱり [続きを読む]
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