山本竜也 さん プロフィール

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山本竜也さん: 読んだ本の感想とか
ハンドル名山本竜也 さん
ブログタイトル読んだ本の感想とか
ブログURLhttp://kanknsou.blog.fc2.com/
サイト紹介文読んだ本の感想とか書いていきます。 読書の好きな方の参考になれば。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 118日(平均1.1回/週) - 参加 2018/03/04 21:36

山本竜也 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • プロ棋士を目指し、夢破れた将棋の子たち
  • 最近話題になる棋士と言えば史上最年少でプロ棋士となり、凄まじい勢いで昇段している藤井聡太七段だろうか。本書では藤井七段のような人気棋士ではなく、プロ棋士となる夢破れた天才たちにスポットライトを当てたノンフィクションである。これまでの人生で、将棋のほかのことは何もしていない。こんな自分が将棋をやめていったい何ができるというのだろう。同じ年頃の人間は大学を卒業し社会人としてのスタートを切っている。世界 [続きを読む]
  • 妖怪処刑人小泉ハーン
  • 1899年。徳川幕府と薩長同盟とで二分された日本。最後の大公儀魑魅魍魎改方、通称猟兵(ヤーヘル)として小泉八雲=ラフカディオ・ハーンが2丁拳銃やライフル、刀やダイナマイトで妖怪を狩る。ハードボイルドなスチームパンク伝記アクション。翻訳がニンジャスレイヤー翻訳チームなので雰囲気がかなり似ている。ニンジャスレイヤーに怪談要素をブチ込んだような作品。イザベラ・バードやブラム・ストーカーが化物を狩ったり、ター [続きを読む]
  • 北条氏康 関東に王道楽土を築いた男
  • 伊東潤の「実録 戦国北条記 戦史ドキュメント」を読んで、北条氏康について知りたくなったので手にとった一冊。内容は後北条氏の三代目北条氏康を中心に後北条氏についてまとめたもの。北条早雲や北条氏綱についてはかなり駆け足なので知りたい方は「戦国北条記」がオススメ。全体的に読みやすい文章でわかりやすかったのが好印象。「戦国北条記」では描かれていなかった氏康の行った民政についても記述があったのが嬉しい。・税制 [続きを読む]
  • 実録 戦国北条記 戦史ドキュメント
  • 私は信長の野望や太閤立志伝などの歴史シミュレーションゲームが好きでよくプレイする。しかし、関東の北条氏について「強いけどあまり良く知らない」と思ったので今回この本を手にとってみた。内容は関東の後北条氏(戦国北条氏)5代100年の軍事、外交について書かれている。特に北条早雲(伊勢新九郎盛時)については12章あるうちの5章も割かれており、かなりのボリューム。北条早雲について詳しく知りたい人にはオススメできる [続きを読む]
  • マネーボール
  • 2000年代初頭メジャーリーグで最低クラスの年俸総額でありながら黄金時代を築き上げたオークランド・アスレチックス。本書はアスレチックスのGMであるビリー・ビーンが独自の手法で強豪チームを作り上げていく様子を描いた作品である。私はプロスポーツでは資金力の差がチームの戦力を決定するものだと思っていた。なのでテレビで野球を見ていても「最終的に勝つのは巨人などのお金のあるチームなんだろうな」と冷めた目で見ていた [続きを読む]
  • 大江戸死体考
  • 死刑執行人サンソン ―国王ルイ十六世の首を刎ねた男を読んで日本の死刑執行人について知りたくなり本書を手にとって見た。人切り浅右衛門と呼ばれた山田浅右衛門の家業を軸に死体の扱いなど紹介するといった内容。本書に登場する山田浅右衛門は江戸時代に御様御用(おためしごよう)という刀剣の試し切り役を務めた山田家当主が代々名乗った名称。死刑執行人も兼ねていた。読んでいるとフランスの処刑人一族であるサンソン家と山 [続きを読む]
  • 家康、江戸を建てる
  • 家康が江戸で行った事業を5本の短編にした小説。流れを変える 利根川東遷金貨を延べる 小判鋳造飲み水を引く 上水事業石垣を積む 江戸城の石垣普請天守を起こす 天守閣建築以上の5本。「家康、江戸を建てる」というタイトルだが主人公は事業を担当した技術者たち。家康が江戸の街を巨大都市にするためにどんな事を考えてどんな事を実行したのかということが書かれているのかなと思っていたので、読んでいて意表を突かれた。内 [続きを読む]
  • お金で読み解く明治維新
  • 大村大二郎の「お金の流れから読み解く」シリーズの新作。今回は明治維新をお金の流れから読み解いていく。最近幕末に興味が出てきたので早速購入。幕府がなぜ力を失ったかがとてもわかり易く解説してある。江戸時代初期は経済の中心が米だった。しかし、江戸時代の後半になると商工業が発達し、経済の中心は米からお金に移行する。相対的に米の価値が下がった結果、幕府の財政が悪化。加えて江戸時代の税制は年貢が中心であり、商 [続きを読む]
  • お金の流れで見る戦国時代
  • 戦国時代に「お金」「経済」という観点を持ち込んでみるというなかなか面白いコンセプトの本。内容は著者の「お金の流れで読む日本の歴史」から戦国時代を抜き出してより詳しく解説が加えられている。中心はもちろん織田信長。彼がいかに経済的なセンスに優れていたのかということが解説してある。その後ライバルの戦国大名たちの経済事情についての解説があるのだが中々衝撃的だった。特に武田信玄が経済オンチで民に重税を敷いた [続きを読む]
  • 食と健康の一億年史
  • 本書は人類の進化の歴史や栄養学、自然人類学など様々な角度からアプローチし、なぜそれを食べるようになったのか、そして食べなくなったのかを明らかにして行く。テーマは・昆虫・果物・肉・魚・デンプン・水、アルコール、乳製品・病気、寄生虫・カロリーなど。例えば著者によると昆虫はかつては人間の主要なカロリー源だったという。昆虫を主要な栄養源としている霊長類は昆虫の外骨格の主成分であるキチン質を分解する消化酵素 [続きを読む]
  • ブッダはダメ人間だった 最古仏典から読み解く禁断の真実
  • 著者 大村 大次郎過激なタイトルだったので手にとって見てみると以前紹介したお金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう動いたの作者の著作だった。ダメ人間とタイトルにあるが、内容はブッダの駄目なエピソードが書いてあるのではなく・初期の仏教団は戒律がかなりゆるゆるだったこと・仏教の厳しい戒律(苦行)はバラモン教、ジャイナ教の影響を受けて後に付け加えられたものであること・バラモン教、ジ [続きを読む]
  • 3行しか書けない人のための文章教室
  • 私は文章を書くのが苦手である。昔から文章を長く書くということができなかった。せっかくブログをやり始めたのでなんとか改善しようと思い文章の書き方の本を見ていた時にこの本が目に入った。題名に惹かれたので購入。基本は文章を書く際に5W1Hを使っていく。When いつWhere どこでWho 誰がWhat 何をWhy なぜHow どのように上記の6つだ。特に重要な要素がWhyである。文章の骨の部分に「なぜ」「どうして」という問いを立て [続きを読む]
  • 武士の家計簿 「加賀藩御算用者」の幕末維新
  • 著者 磯田道史加賀藩の下級藩士で御算用者(会計処理の役人)をつとめた猪山家の家計簿から武士階級の風習などを読み解いていく作品。古文書の読み解いていくのだからもっと堅苦しいものを想像していたが自分のような素人にもわかりやすくまとまっていた。現代の価値観との違いを感じることができ、興味深い一冊だった。特に「身分費用」というものが興味深かった。これは武士身分としての格式を保つために支出を強いられる費用で [続きを読む]
  • 陰陽師
  • 舞台は平安時代。天才陰陽師の安倍晴明と親友で笛の名手である源博雅が鬼や物の怪などにまつわる事件を解決していくといったストーリー。私の一番好きな小説である。とても描写が美しい。このシリーズでは晴明と博雅が晴明の屋敷の庭で自然を肴に酒を飲むシーンがよくあるのだが、読んでいると草花の香りや月の光、温度などが伝わって来るように感じる。自分が晴明たちと同じ空間にいるのではないかと錯覚するのだ。私は下戸だが陰 [続きを読む]
  • 死刑執行人サンソン 国王ルイ16世の首を刎ねた男
  • これはフランス革命という激動の時代を生きた死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンの生涯を描いた作品である。死刑執行人と聞くとどんな想像をするだろうか。私は野蛮で教養のない、血に飢えた人物を想像した。しかしこの本に登場する死刑執行人シャルル=アンリ・サンソンは全く異なる人物だった。身分の分け隔てをしない平等主義で貧しい人たちに施しをしたり無償で治療を行っていたようである。(サンソン家は副業で医師をしてい [続きを読む]
  • お金の流れでわかる世界の歴史 富、経済、権力・・・・・・はこう動いた
  • 金融機関で仕事を仕事をしていたことがある。その頃、お金とは一体何かということが気になっていた。なので関係有りそうな本を色々と読んでいた。そんな時に見つけた一冊。古代から現代までの歴史のお金の流れを見ていくという本である。著者によると国家を維持していくためには2つの絶対条件がある。・徴税システムの整備・国民生活の安定上記の2つである。これらが満たされていれば国は繁栄し、崩れれば滅亡する。国家の盛衰のパ [続きを読む]
  • 史上最強の哲学入門
  • まえがきからすでに面白い。今までにない「史上最強の哲学入門書」を書くためには何が足りないか?それは「バキ」分が足りなかったからだと主張する著者。「バキ」とは格闘技を主題とした少年漫画。表紙を描いている板垣恵介の作品。格闘家と哲学者。一見正反対に見える両者だが、格闘家が強さに一生をかけた人間であるように哲学者も強い論(誰もが正しいと認めざるを得ない論)に一生をかけた人間である。とのこと。このまえがき [続きを読む]
  • ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。
  • 京都本大賞にノミネートされたということで気になって購入。内容はタイトルそのまま、京都に住んでいる17歳の女子高生・児島アリサがアルバイトの帰りに哲学の道でニーチェと名乗る男と出会う。この出会いをきっかけに様々な哲学者に哲学のことを教えてもらうという内容の小説。登場する哲学者は6人フリードリヒ・ニーチェセーレン・キルケゴールアルトゥル・ショーペンハウアージャン=ポール・サルトルマルティン・ハイデガーカー [続きを読む]
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