岩堀修明ブログ さん プロフィール

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岩堀修明ブログさん: 岩堀修明ブログ
ハンドル名岩堀修明ブログ さん
ブログタイトル岩堀修明ブログ
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/nobuharu-iwahori
サイト紹介文 ドクター岩堀の 「私設動物資料室」
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 177日(平均0.6回/週) - 参加 2018/03/11 16:47

岩堀修明ブログ さんのブログ記事

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  • ホヤの循環器系
  •  ホヤの循環器系は開放循環器系であり、血液は結合組織にある裂孔の中を流れる。血液が流れる裂孔は、ほぼ決まっているので、血液の流れる裂孔は、血管と呼ばれる。 心臓は動物体の腹後方部にあり、位置的に胃に隣接している。心臓は管状ないし細長い紡錘形をしている。全体の形は、直線状になっていることもあり、V字形に折れ曲がっていることもある。心臓の両端は、血管に続いている。 心臓の拍動は、一方の端から他方の端に [続きを読む]
  • ナマコの呼吸器
  •  ナマコの呼吸器は、皮膚と「呼吸樹」である。 呼吸樹は、後腸壁の一部が外方に向かって、細かく枝分かれした木の枝のような形に突出したもので、ナマコ特有の呼吸器である。左右一対あり、体腔内を前方に向かって伸びている。 呼吸樹の内部には、水が出入りできるようになっており、内部の水と呼吸樹壁との間でガス交換が行われる。呼吸樹は、私たちの肺とよく似ている。空気呼吸をする私たちの肺には、空気が出入りして、ガス [続きを読む]
  • カブトガニの呼吸器
  •  カブトガニの体は、「前体(頭胸部)」、「後体(腹部)」、および「尾剣」より構成される。呼吸器は鰓であり、後体にある。 後体の腹側面からは、6対の「腹肢」が出ている。腹肢のうち、第1腹肢は、「生殖蓋板」といい、その付け根の後部に生殖孔が開いている。第2〜6腹肢は「鰓肢」とも呼ばれ、その後面に鰓がある。 鰓は、鰓脚の後縁にできた約150枚の薄板状の「鰓葉」から構成されている。鰓葉は外胚葉性のヒダであり、 [続きを読む]
  • アカエイの鰭
  •  アカエイは、馴染みの深い軟骨魚である。殆どの水族館で飼育されており、海岸を歩いていると、遊泳している姿を見かけることもある。 体形は背腹方向に扁平で、胸鰭は外方に向かって大きく拡張している。尾部は細長く鞭状である。背側面は黄土色で、腹側面は白い。 アカエイは、食材としての価値は低い。長崎県を中心とした西九州地方では、胸鰭が酒のツマミとして利用されている。胸鰭を胴から切り離し、皮をむいて天日で2〜 [続きを読む]
  • ヒトデの骨格
  •  ヒトデの体は、中央部の「盤」と、外方に向かって放射状に突出する「腕」より構成される。腕は通常5本あるので、ヒトデは星形の体形をしている。 盤の中央部に口がある。口のある側を「口側」と呼ぶ。通常は、口側が海底に面するような体位をとっている。口側の反対側は「反口側」といい、盤の反口側の中心部に小さな肛門がある。 ヒトデの皮膚は、表皮と真皮より構成される。真皮は、結合組織層、骨板層および筋層より成る。 [続きを読む]
  • ワニの涙
  •  西欧では、ワニは、涙を流しながら餌を食べる、と言い伝えられてきた。ワニは肉食動物であり、生きた動物を捕獲するが、捕獲した獲物を食する際には、涙を流す。しかしその涙は、餌になった動物を憐れんで流す涙ではなく、偽善的な空涙でしかない、と思われてきた。ワニは非常に悪いイメージを持たれており、残忍で偽善的な動物であるとされてきたのである。ワニに対するこのイメージは、かなり古くからあったようで、シェイクス [続きを読む]
  • 昆虫類の循環器系
  •  昆虫類の循環器系は、心臓と短い動脈より構成される。心臓は、体の背側正中部にあり、前後方向に長く伸びる円筒形をしている。心臓の前後方向への広がりは、昆虫により種々である。ゴキブリの心臓は、腹部から胸部の尾方部にまで達している。これに対してある種のトンボの心臓は、腹部の尾方部に限局している。 心臓の前方部は、前大動脈に続いている。心臓や前大動脈からは、外方に向かって伸びる外側動脈が出ている。心臓や主 [続きを読む]
  • 環形動物の循環器系
  •  環形動物は、ミミズ、ゴカイ、チスイビルなど、私達になじみの深い動物達の仲間である。 ミミズの体をみると、消化管が体のほぼ中央部を、前端から後端まで貫通している。ミミズの循環器系は、閉鎖循環器系であり、「縦走血管」と「輪走血管」より構成される。縦走血管は、それぞれ消化管の背方と腹方を通る「背側血管」と「腹側血管」である。背側血管と腹側血管では、血流の方向が決まっており、背側血管では血液は前方に向か [続きを読む]
  • 紐形動物の循環器系
  •  紐形動物は、細長い円筒形をした動物である。体は柔らかく、伸縮性に富んでいる。体長は数ミリメートルから、長いものでは数メートルに及ぶものが知られている。体色はいろいろである。大部分は海に棲息している。 紐形動物は、初めて血管系が確認される動物群である。血管の中には、原始的な血液が流れている。血液は無色のことが多いが、一部の動物には、酸素を運搬するはたらきがある呼吸色素が認められることがある。 紐形 [続きを読む]
  • ヒトデの摂食
  •  ヒトデの消化管は非常に短く、口に始まり、短い食道を経て胃に続く。胃は中央に括れがあって、前半部の「噴門胃」と後半部の「幽門胃」に分かれている。噴門胃は反転して、口から体外に突出させることができる。幽門胃からは、多数の消化腺を含んだ「肝盲嚢」が外方に向かって伸びている。胃に続いて短い小腸と直腸があり、肛門に終わっている。 ヒトデは肉食性の動物である。ヒトデは緩慢な動きしかできないので、運動量の少な [続きを読む]
  • 鯨尺
  •  我国では、何種類もの物差が使われてきた。その中で代表的な物差は、「鯨尺(くじらじゃく)」と「曲尺(かねじゃく)」である。鯨尺は「呉服尺」とも呼ばれ、主に衣類関係の世界で用いられてきた。これに対して、曲尺は「大工金」とも言われ、建築や家具製造に携わる人達に使われてきた物差である。 クジラは、ヒゲクジラ類とハクジラ類に分けられる。ヒゲクジラ類は、歯肉が変化してできた「クジラヒゲ」を持っている。クジラ [続きを読む]
  • ナマコの消化器系
  •  ナマコの消化器系は、体の先端にある触手の中央に開く口に始まり、咽頭、食道、胃、小腸および大腸を経て肛門に終わっている。消化器系の長さは、変異に富んでおり、直線的な走行をし、ほぼ体長に等しいものから、屈曲した走行をし、体長の数倍に達するものまでいろいろである。消化器系は、体腔の中を走行しており、体腔液に浮遊した状態になっている。 触手は、食餌を感知すると共に、食餌を集めるはたらきをしている。ナマコ [続きを読む]
  • 真皮骨
  •  皮膚は、表皮、真皮および皮下組織より構成される。真皮には、骨質が分布していることがある。真皮にある骨質を「真皮骨」と総称する。 真皮骨は、非常に長い歴史を持っている。化石に残っている原始的な脊椎動物は、硬い骨性の甲冑をまとっていた。骨性の甲冑を作っていたのが、真皮骨である。 真皮骨は、現生動物にも、種々な形で残っている。 現生動物に見られる真皮骨の代表的なものは、魚類の鱗である。魚類の鱗には、軟 [続きを読む]
  • カイチュウの偽体腔
  •  カイチュウは、袋形動物の線虫類に属する動物であり、ヒトの腸内に寄生する。 カイチュウの体は、外方から、体壁、偽体腔、および消化管、精巣、卵巣などの体内にある器官より構成されている。 偽体腔は、体壁の内方に広がる大きな腔所であり、内部は偽体腔液に満たされている。消化管、精巣、卵巣などは、偽体腔の中に分布しており、偽体腔液内に浮遊した状態になっている。偽体腔ができたことにより、体壁と体内にある消化管 [続きを読む]
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