matsuhisakayu さん プロフィール

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matsuhisakayuさん: 松久佳遊 祈りの世界−仏画と仏像
ハンドル名matsuhisakayu さん
ブログタイトル松久佳遊 祈りの世界−仏画と仏像
ブログURLhttp://matsuhisakayu.jp/
サイト紹介文仏画や仏像彫刻への想いや、日々の諸活動など、私・松久佳遊が幅広く綴ってまいります。[京都、教室]
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供78回 / 152日(平均3.6回/週) - 参加 2018/03/11 18:47

matsuhisakayu さんのブログ記事

  • 六道の辻 西福寺
  • 真夏の暑い季節に「ろくどさん」と言って六道まいりというのがあります。夕方涼しくなってから出かけるのがお決まりになっていて五条通りの鴨川東あたりから東大路にかけてずらっと並ぶ陶器市を見ながら歩いていきます。五条から北へそれて六波羅蜜寺へ参りそのままさらに... [続きを読む]
  • 成功の元
  • 失敗をしないんですか?こっそり?失敗しております、じつは。周りに人がいようがいまいがあっ!と思うミスをしても決して口にしてはなりません。些細なミスでも、いかにフォローするかが大切なんです。そういう場面に何度も遭遇するうちに、大抵のことに対処できるように... [続きを読む]
  • つかめそうで
  • 何度も描いてる飛天です。今年の展覧会のための作品づくりなんですがまた懲りずに原稿から新しく描いております。この暑さのせいか涼しげな表情、感じにならないかな。何が良いのかわからない。どんな色なんだろうなと、さぐりさぐり色をさしたり線をいれたり。なんとなく... [続きを読む]
  • 描く道具
  • 絵を描くのに欠かせない道具の一つに筆やハケがあります。筆の種類で連筆(れんぴつ)というのがあります。同じ筆を5本ないし7本を連結したものなんですが、専門の店で見かける事もあると思います。筆の太さと本数で、幅とボリュームが異なる訳です。似たものにハケがあり... [続きを読む]
  • 紙に描く
  • 絵を描く紙を選びます。和紙も種類がたくさんあって全てのものを試してみたわけではありません。私が使う紙は限られていて数種類ていどです。ちなみに画仙紙の類は、本画仙と言われる中国の紙を好んで使ってます。なかでも玉版箋はイチオシの好きな紙です。私の場合は、先... [続きを読む]
  • 祇園後祭と屏風祭
  • 記録的な暑さが続いてます。出かけるのが躊躇われる程の暑さで、とうとう祇園祭りの前祭も出かけずに終わってしまいました。これではイカン!と後祭に行ってまいりました。日が落ちてから三条の新町、室町辺りを下手に六角から蛸薬師通りまで、ぐるっと回ってきました。3... [続きを読む]
  • 掲載していただきました
  • 大法輪の編集部から原稿の依頼をいただきました。仏教雑誌なので、お坊さまや学者の方々のお話が多いなかでの仏師の視点からという事でした。観音の特集をやる中で私の担当は観音さまにちなんだエッセイを、というものでした。エッセイ?なるものは初めてなので、周りの方... [続きを読む]
  • 密陀僧 みつだそう
  • 秘密の密仏陀の陀僧侶の僧みつだそうこの言葉は何を指しているのでしょうか?お坊さんの事ではありませんよ。なんだか怪しげ?な言葉ですね。調べモノをしてる中にこの言葉が出てきます。8世紀頃に使われた技法に密陀絵なるものが出てきます。今で言うところの油絵の技法... [続きを読む]
  • 近くのお花屋さんに入ると、蓮の花を見かけました。鉢で咲かせておられたので、私の目線の辺りにすらっと茎を伸ばした姿の涼やかで美しいこと。外の暑さとは打って変わって店内は、お花の為にエアコンが効いて涼しいものです。あれ?普通なら店の外にあって道行く人の目を... [続きを読む]
  • 祈り
  • 降り続いた大雨で、ずいぶん被害が出てるいとの情報で心が痛みます。いつもながら災害は容赦なく、無事でいた事が申し訳ないほどです。これまでもたくさんの天災や戦争がありながらその都度見事に復興してきたことを、長い歴史の中で知るにつけて昔も今もかわらぬ人々の悲... [続きを読む]
  • 聖徳太子のお寺
  • 法隆寺と四天王寺。ともに聖徳太子の御寺として名高いお寺です。創建は、わずかに四天王寺の方が古くはあるもののかたや奈良の斑鳩にかたや大阪の難波宮の近くに1400年の歳月を超えてお太子さんのお寺は存在します。法隆寺は、今なお当時の姿を残して世界遺産にまで登録さ... [続きを読む]
  • 新しくなりました
  • 仏所はここから 仏所の ホームページをリニューアルしました!予定よりずいぶん遅れたものの、ガラリと変わっておりますので、ぜひご覧くださいませ。とはいうものの、まだ内容は工事中?ですので、追い追い出来上がって来ると思います。ちょっと嬉しい事でしたので... [続きを読む]
  • 新しくなりました
  • 仏所はここから 仏所の ホームページをリニューアルしました!予定よりずいぶん遅れたものの、ガラリと変わっておりますので、ぜひご覧くださいませ。とはいうものの、まだ内容は工事中?ですので、追い追い出来上がって来ると思います。ちょっと嬉しい事でしたので、お知らせします。7月に入って祇園祭りのシーズン到来です。すでに京都は真夏のようです。私の苦手なこの蒸し暑さでぐったりですね。仏所のあるあたりも八坂神社 [続きを読む]
  • 日野 法界寺
  • 醍醐からさらに南へ行くと日野というところがあります。街道を左手に曲がって山に向かうと法界寺があります。随分と前に父と一度訪れたことがありました。日野薬師と言ってお薬師さまが有名ですが私の目的は阿弥陀堂にあります。藤原時代の創建で平等院鳳凰堂と同じ頃にこのお堂は建立されたとあります。鳳凰堂の中心にあたるお堂の部分のみがあると想像していただくとわかりやすいかな。中はもちろん阿弥陀さまがおられます。ほわ [続きを読む]
  • 彩雲堂さんで
  • 絵を描くのに、どんな材料を使いますか?という質問をよくされます。とりあえず「日本画の材料です。」と答えますが、もともと古くから仏画などの材料として使われてきたものが近代の日本画に繋がって来たのです。日本画の材料と説明するのは変な感じがしてなんだかなー。胡粉、岩絵具、膠、そして筆やハケ、紙本、絹本…あらゆる材料、およそ日本で昔から使われて来たものが手に入るのが彩雲堂さんです。こちらのご主人は材料に関 [続きを読む]
  • 絵を描こう
  • そろそろ絵を描こうと思います。ずっと彫刻をしてると絵が描きたくなりずっと絵を描いていると彫刻がしたくなります。絵ばっかり描いてると、どうやって彫刻するんだっけ?となります。今まで彫刻してたので、どうやって描くんだっけ?いまここです。下絵から好みのサイズにしながら、紙に描こうか、絹本にしようか?素材から仕上げまで、頭の中で出来上がりを想像していきます。これはとても大事な時間です。出来上がりを想像する [続きを読む]
  • 荘厳する
  • 仕上げの段階になると、いろいろな選択肢がでてきます。彫刻だと最後の仕上げのけずりが終わると截金彩師の真やさんに預ける事になります。仏さまの衣装には様々な文様で彩られます。昔から使われている古典文様やそれをアレンジしたもの、全く新しい真やさんのオリジナルなど様々です。文様も大切ですが、仏さまに対する柄の大きさや詰めかた、他の文様とのバランスなど配慮しなくてはならない事がたくさんあります。配色もとても [続きを読む]
  • 彫刻のじかん
  • とうとう。とうとう左右が合体いたしましたー!少しずつ進めていたので、ずいぶんと長くかかってしまいました。いつかはこの日がやって来るとは思ってましたが、とうとうです。まだジョイント部分の修正など、やることは残っているものの完成が間近に迫ってきたことを実感したのでした。観音さまの光背になるのですが、つい手間のかかる舟形にしてしまいいつになったらできるのやらと他人ゴトのように思っているあいだに季節も変わ [続きを読む]
  • 文殊さまのおしゃれ
  • おしゃれなのは人ばかりではありません。仏さまの世界はどの仏さまもおしゃれなのですが、この文殊菩薩のいでたちもなかなかです。袈裟に見立てた大衣の下が甲冑という、クールでカッコいい姿が特徴です。もちろん昔の作例があっての事ですけれど、すてきだと思いませんか... [続きを読む]
  • 文殊さまのおしゃれ
  • おしゃれなのは人ばかりではありません。 仏さまの世界はどの仏さまもおしゃれなのですが、この文殊菩薩のいでたちもなかなかです。  袈裟に見立てた大衣の下が甲冑という、クールでカッコいい姿が特徴です。 もちろん昔の作例があっての事ですけれど、すてきだと思いませんか? 普通の菩薩いわゆる条帛・裙・天衣の組み合わせではないところが面白いのと、髪形も一髻(ほかに五、六、八髻とあります)の上に経箱を乗せていま [続きを読む]
  • 身に纏う
  • 仏さまの衣装といえばチョット変わってますよね。日本ならではの着物ではないし、もちろん洋服は違うし、仏教のルーツであるインドの衣装でさえもちと違う。お坊さまの袈裟に関しては如来の纏う大衣と共通したものもあります。袈裟については、お釈迦さまの糞掃衣に由来します。明王や菩薩の衣装の多くは、裙(くん)条帛(じょうはく)天衣(てんね)と呼ばれる3種類からなります。裙はいわゆる腰巻きみたいなカンジでしょうか。 [続きを読む]
  • 彫刻のじかん
  • ずいぶんと仕上がってきたと思いませんか?唐草の部分の厚みも薄く、端っこの始末も整ってきた所で頭光と真光の飾りも彫っていきます。これは結構オーソドックスなやり方です。フチから、キク座、ヒモ、玉、ヒモ…なんのことかいな?キク座、たぶん菊の花びらを様式化した飾りヒモ、一定の巾の縁取りタマ、丸いつぶつぶヒモ、一定の巾の縁取りこの4種類の組み合わせはよく使うやり方で珍しくもないけどキレイで好きな部分です。こ [続きを読む]
  • 蓮のはな
  • 仏さまはいろいろなモノを持っていますね。聖観音さまにはハスの花がよく似合います。ほかの観音さまは、水瓶や、宝珠や 輪宝。宝剣や五鈷杵などの法具など様々なモノをお持ちになっています。普通腕は、人と同じ二本ですね。二臂ともいいます。仏さまはほかに四臂、六臂、八臂、十臂、はては千本の千手観音さまなど様々です。大抵は何かアイテムをお持ちです。腕の数はパワーを表すとすれば、アイテムは効能というところでしょう [続きを読む]
  • 金沢にて
  • 新緑美しい金沢城や兼六園、金沢21世紀美術館に囲まれた一角にしいのき迎賓館はあります。そのギャラリーにおいて恒例の北陸仏像彫刻.仏画教室は38回を迎えました。故、斎藤?琳(こうりん)先生の後を継がれ息子さんの斎藤?信(こうしん)先生が教室を主宰されています。先代からの生徒さんたちの意欲的な作品のなかには、仏像もさることながら先代の歴史上の人物を題材にした彫刻的な作品を題材にされていたりもします。仏像だけ [続きを読む]
  • 仏さまの足
  • 足。仏さまの足って、以外と難しいです。手ほどの難しさはないものの、ちょっと捉えどころのないカンジがしませんか?お顔と手と足はちゃんと関連しています。ちなみに仏さまの額の髪の生え際から唇とあごの間くらいの長さを基準とします。それと同寸が手のサイズ。1.5倍くらいが足のサイズ。いずれもだいたいかな。なんかすごーくアバウトなんですが、以外と使える基準です。じゃあ手の幅は、長さの約半分。足の幅は、手の幅と同 [続きを読む]