おくら さん プロフィール

  •  
おくらさん: ピッパラの樹の上は
ハンドル名おくら さん
ブログタイトルピッパラの樹の上は
ブログURLhttp://rakutonasu27.jugem.jp/
サイト紹介文日々感じていることやミステリー、宗教、民俗学、死生観、スピリチュアル、夢の話など書き記します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供169回 / 189日(平均6.3回/週) - 参加 2018/03/15 07:40

おくら さんのブログ記事

  • 四法印「涅槃寂静」
  •  こんにちは、おくらです!今日は「四法印」の4つ目、「涅槃寂静 (ねはんじゃくじょう)」についてです。涅槃寂静(「涅槃は寂静である)意味:煩悩のはたらきを滅すれば、   完全な静けさが得られる 「涅槃」(ニルヴァーナ)とは、火を吹き消すこと、吹き消された状態を意味します。ここでは煩悩を「火」に譬えており、涅槃とは、「無明」や「渇愛」などの煩悩を滅し尽くした状態をいいます。<ブログ内 関連記事>★三毒煩悩http://rakuton [続きを読む]
  • 四法印「一切皆苦」
  •  こんにちは、おくらです!今日は「四法印」の3つ目、「一切皆苦(いっさいかいく)」についてです。一切皆苦(一切は皆苦なり)意味:この世界で何をなしても苦という結果を招く  お釈迦様は、この世界は「娑婆(しゃば)」であると言われました。「娑婆」とは、耐え忍ぶ・忍耐という意味です。人はこの世界で何をなしても、結局それは「苦」につながるので、この世界は基本的に、耐え忍ばなければならない性質をもっているということです。そ [続きを読む]
  • 縁起から空へ
  •  こんにちは、おくらです!数回に分けてお話している「縁起」ですが、今日は、この縁起説を深化、発展させた「空」という思想についてお話します。 『般若心経(はんにゃしんぎょう)』という有名なお経がありますが、これは元々、玄奘三蔵がインドから中国に持ち帰って翻訳した、全600巻にもなる『大般若経』という膨大なお経から、主要な部分だけを、わずか276文字で簡潔にまとめたものです。<ブログ内 関連記事>★三蔵法師「玄 [続きを読む]
  • 四法印「諸法無我」
  •  こんにちは、おくらです!今日は「四法印」の2つ目、「諸法無我(しょほうむが)」についてです。諸法無我(諸法は無我なり)意味:あらゆる物事には主体となるものはない 「諸法」とは、「あらゆる物事」という意味です。「我」とは、「主体となるもの=私」という意味で、他のはたらきによらず、他とは無関係に、それ自体で単独に成り立つもののことです。ですので、「無我」は、「そのような我(私)は存在しない」ということです。 私という「我 [続きを読む]
  • 日本人の無常観
  •  こんにちは、おくらです!前回「四法印」の中の「諸行無常」について説明いたしましたが、その続きとして、「日本人の無常観」についてお話します。 諸行無常とは、前回の記事にも挙げましたが、「この世のあらゆる物事や現象に、一定不変のものはなく、いつも変化し続けている」という意味です。私たちも生まれ、成長し、衰え、死んでいく、という現象の1つです。 日本人の無常観を如実に表しているのが、鎌倉時代に成立した [続きを読む]
  • 四法印「諸行無常」
  •  こんにちは、おくらです。今日は、お釈迦様の教えの中から、四法印について説明いたします。 以前、お釈迦様の根本教説である「縁起」について述べましたが、この道理を整理してもう少し詳しくしたのが「四法印」です。<ブログ内 関連記事>★お釈迦様の教え「縁起」http://rakutonasu27.jugem.jp/?day=20180404 縁起の法についての4つの目印ということですが、諸行無常(しょぎょうむじょう)諸法無我(しょほうむが)一切皆苦(いっ [続きを読む]
  • 三蔵法師「玄奘三蔵」
  •  こんにちは、おくらです!皆様、三蔵法師をご存じですよね。『西遊記』に出てきます。『西遊記』は、三蔵法師が孫悟空と沙悟浄、猪八戒と出会い、天竺(インド)へ旅をするお話です。 過去の西遊記のTVドラマでは、香取慎吾さんや堺正章さんが孫悟空役をやってました。三蔵法師役は、深津絵里さんや夏目まさ子さんでした。(ちなみに、女性が演じているだけで三蔵法師は女性ではありません。男です) 実は三蔵法師は何人もいるんで [続きを読む]
  • ジャイナ教
  •  こんにちは、おくらです!皆様は、ジャイナ教という宗教をご存知でしょうか。インドにおいて、仏教と同時代に「マハーヴィーラ」によって開かれた、禁欲・苦行・不殺生の教えを徹底する宗教です。 当時のバラモン教(ヒンドゥ教)に対する新興宗教として始まり、現在、ジャイナ教徒の信者は数百万人いるそうですが、そのほとんどがインド国内に集中しているということです。 ジャイナ教は戒律が厳しく、徹底した禁欲主義で知られ [続きを読む]
  • 筑紫文字(つくしもじ)
  •  こんにちは、おくらです!先日、福岡県うきは市に点在しているという古墳群の1つ、朝田古墳群の中の装飾古墳である重定古墳(しげさだこふん)に行ってきました。  住宅地の中に、一か所だけこじんまりとした丘あって、そこに木々が茂っている状態です。入口の石碑 以前、神代文字について記事を書きましたが、その重定古墳の石室には、筑紫文字という神代文字が記されているというのです。 <ブログ内 関連記事>★古代文字「神 [続きを読む]
  • 合掌の心
  •  こんにちは、おくらです!合掌(がっしょう)といえば、手を合わせることですが、皆様はどんな時に手を合わせますか? 寺や神社で参拝する時に合掌するのはもちろんのこと(正式には、神社は「合掌」ではなく「柏手」です)、自宅でも朝、仏壇や神棚の前で合掌しますし、食前食後に「いただきます・ご馳走様」と合掌します。他にも、「ありがとう」とお礼を言う時、「ごめんなさい」と謝る時、「お願いします」と頼み事をする時など、私たちは、 [続きを読む]
  • お釈迦様の骨は宝石に変化している
  •  こんにちは、おくらです!今日は、にわかには信じがたいでしょうが、お釈迦様のように深い境地に達した方々の遺骨は、宝石に変化するというお話です まず、仏舎利(ぶっしゃり)とはお釈迦様の遺骨のことで、仏舎利塔はお釈迦様の遺骨を納めた仏塔で、日本では五重塔や三重塔などのことです。 しかし仏舎利塔は、世界各国の仏教聖地に数多くありますので、その全てに仏舎利を分骨することはできません。日本にも本物の仏舎利を奉 [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「象と犬の友情」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、像と犬の深い友情がとても微笑ましい、心和むお話です。 昔、ある国の王様が、1頭の象を宝物のように、とても大切に飼っていました。象のために立派な家を建て、水浴び用の池も造り、食事にも気を遣い、象番もつけて、象は何一つ不自由なく暮らしていました。 しかし象は、たった1頭で毎日を過ごしており、友達もおらず、唯一の象番は与えられた仕事をするだけで、そっけない [続きを読む]
  • お盆の由来
  •  こんにちは、おくらです!酷暑が続きますが、皆様はお盆参りは行かれましたでしょうか。今日は、そんなお盆にまつわるお話です。 「盂蘭盆経(うらぼんきょう)」というお経に載っている物語が、お盆の由来ですが、まず、目連(もくれん)尊者についてお話しなくてはなりません。 目連はお釈迦様が最も信頼していた二大弟子の1人で、不思議な力を自在に操れるため「神通第一」と称された人物でした。 そんな目連が、ある日のこと [続きを読む]
  • スーパーフルーツ「マキベリー」
  •  こんにちは、おくらです!こんな日差しの強い夏場に、私が積極的に摂っているスーパーフルーツ「マキベリー」について、今日はお話いたします。 ポリフェノールの一種アントシアニンが豊富に含まれたフルーツと言えば、ブルーベリーやアサイーを思い浮かべますが、それよりも多い、世界最強レベルのフルーツが、今、話題のマキベリーなのです。 マキベリーは、チリ南部のパタゴニアに自生する野生種ベリーのことで、地元では 「 [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「親不孝者ミッタヴィンダカ」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、欲望の赴くままに自分勝手な生き方をすると真実を見失いますよ、といったお話です。 昔、ある町の大資産家に、ミッタヴィンダカという品行の悪い息子が住んでおり、父が死んだ後も母の言いつけを守らず、やりたい放題に暮らしていました。 篤い仏教信者の母は、彼に言いました。「私たちは、生まれることの難しい人間に、こうして生まれることができたのだよ。だから仏の教え [続きを読む]
  • 如意輪寺(にょいりんじ)(別名:かえる寺)
  •  こんにちは、おくらです!先日、福岡県小郡市にある「かえる寺」で有名な「如意輪寺(にょいりんじ)」へ行ってきました。 如意輪寺は真言宗のお寺です。天平年間(729年)、行基菩薩により開創されたと伝えられています。如意輪寺 正門如意輪寺 かえるのお出迎え 如意輪寺は「かえる寺」という別名で有名になっています。なんでもご住職が、中国土産でかえるを買ってきたのがきっかけで、徐々にかえるが増え続け、現在ではお寺に5,000 [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「山のハゲタカ」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、息子の死をもって、自分の傲慢さを思い知らされ、すっかり心を改めたハゲタカの王様のお話です。 ある山の険しい岩の崖に、幾つもの洞穴があり、そこに沢山のハゲタカが住んでいました。 ハゲタカの王様アバランナは、若くて誰よりもカが強く、大きな体で鋭い口ばしをしていました。ライオンと戦っても負けたことがなく、乱暴者で、命令を聞かぬものは、容赦なく酷い目に合わ [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「クラーマの堪忍」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、六波羅蜜の忍辱(にんにく)の実践を通して、どんなにひどい仕打ちを受けても、王様を慈しみの心で満たした修行者のお話です。 昔、ある国で財産家に息子が生まれ、名をクラーマと言いました。彼は子どもの時から意志が強く、思慮深い優しい人柄で、あらゆる勉学や修行に励みました。 大人になり両親が亡くなると、使いきれない程の莫大な財産を手にしましたが、「財産がどれだ [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「夜叉女の島」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、仏の慈悲深さを空飛ぶ馬で表現したお話です。 昔、ある島に、人食い鬼の女夜叉たちが住んでいました。夜叉たちは美しい人間の女に化け、島に難破船が流れ着くと、その船に乗っていた男たちを、初めは優しくもてなして自分たちの夫にし、また次の難破船が漂着したら、その船の新しい男たちをだまし、いらなくなった前の男たちを殺して食べていました。 ある朝、500人の商人を [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「黒牛の恩返し」
  •  こんにちは、おくらです!今日は、おばあさんと飼い牛の心温まるお話です。 昔、ある村に1人の老婆が住んでいました。ある日のこと、旅人が家に一晩泊めてもらったお礼にと、1頭の子牛を置いていきました。 老婆はこの牛を我が子のように可愛がり、大事に育てました。そうして、毛艶の良い立派な黒牛に成長しました。いつも老婆の後をついて歩き、皆から「婆さんのホクロ」と呼ばれる程でした。 近所の子どもたちも、すっかり [続きを読む]
  • 『ジャータカ物語』とは
  •  こんにちは、おくらです!ジャータカ物語とは、お釈迦様の前生物語で、お釈迦様が前世において菩薩であった時、生きとし生ける者を救ったという善行を集めた物語であるということは、以前お話しましたが、今日は、もうちょっと詳しくご説明致します。※田辺和子『仏教物語ジャータカをよむ』参照 ジャータカ物語は、誕生・生まれていた時のことという意味で、「本生話」、「本生談」、「本生物語」、「本生譚(ほんじょうたん)」などと呼 [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「弓の名人」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、ある国の2人の王子の物語です。 昔、インドのベナレスという国に2人の王子がいました。兄の方は、心優しい人柄で、頭も良く文武両道、誰からも慕われていました。また弓の名人として、名が知られており、「あの王子がいる限り、ベナレスには手が出せない」と、周りの国から恐れられていました。 一方弟の方は、欲張りでねたみ心が強く、何をさせても中途半端で自分勝手なため [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「シカ王ナンディヤ」
  •  こんにちは、おくらです!今日は、慈悲深いシカの王が、心を尽くして、人間の王様を改心させたお話です。 昔、ある国にシカ狩りの好きな王様がいました。村人に畑仕事を禁じ、辺りをすべてシカ狩りに使っていたため、村人は作物1つ収穫できず、生活がままならなくなっていました。 「困ったものだ。何か良い方法はないものか」人々が集まって話し合うと、1人の男が言いました。「牧場のように囲いを造って、その中にシカを集め [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「ライオンと山犬」
  •  こんにちは、おくらです!今日のジャータカ物語は、固い絆で結ばれたライオンと山犬の友情物語です。 ある日、ライオンが獲物を探してさまよっていると、湖中の小さな島にシカがいました。「獲物を見つけた。よし、捕まえよう」 弾みをつけて湖のふちを蹴ると、なんとライオンの体は、泥の中にブスリとのめり込んでしまいました。「しまった!」この島は、泥の島だったのです。 身軽なシカは、ピョンと泥の上を飛んで逃げまし [続きを読む]
  • お釈迦様の前生物語「父母の後悔」
  •  こんにちは、おくらです!今日は、2000年以上も昔のインドで老人介護を行う家族の、現代にも通ずるお話です。 昔、ヴァシッタカという貧しい男がいました。早くに母親を亡くし、懸命に働いた僅かな稼ぎで、年老いた父の世話をしていました。 ある日父は、ヴァシッタカのために嫁を探してきました。嫁は初め、義父の言うことをよく聞き、夫にもよく仕える、素直ないい嫁でした。 ヴァシッタカは、そんな妻に感謝の気持ちを込め [続きを読む]