次男の小学校の入学式を迎えた。 朝はいつも通りに起きたものの、 私と夫が何度声をかけても、なかなかスイカ柄のパジャマを脱ごうとしない。 「もう着替えないと時間になっちゃうよ」 「・・・」 次男は知的好奇心旺盛なタイプで、 得た知識を誰かに聞いて欲しいときは 雄弁をふるいだすと止まらない。 その一方で、自分の心中を言語化するのが苦手なようで、 何かうまくいかないことや気に入らないことがあると、 いじけた顔で何も言わずに膨れている。 この日も例に漏れず30分近く膨れていた。 何でもいいから考えてること言ってみてくれない?とお願いすると 「自分で考えて」と。 次男、まあ拗らせているのである。 その瞬…