本能寺あき子 さん プロフィール

  •  
本能寺あき子さん: 記憶の引き出し
ハンドル名本能寺あき子 さん
ブログタイトル記憶の引き出し
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/hkds/
サイト紹介文認知症の義母と暮らした日々の回想と現在の暮らしの事
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 31日(平均10.8回/週) - 参加 2018/03/20 13:30

本能寺あき子 さんのブログ記事

  • 一周忌に
  • まもなく義母が亡くなって一年になる。このあたりは一度に開発が進んだ住宅地なので最初に移り住んだ人たちが80代を迎える。春は訃報が多い。自治会では一軒で香典1万円出るのだが予算10万円でも足りなくなる日が近い。一人暮らしだと本人が亡くなったら受け取る人がいないか... [続きを読む]
  • 早期発見は良いことなのか
  • 実父の場合、若い頃から心療内科のお世話になっていて定期的に診察を受けていたので何となく言葉が出ないなーと思った時に付き添いの母が先生に相談したらしい。時々道がわからなくなったり、手先が急に不器用になったり潔癖性くらいなのに粗相をしても全然気にならなくなっ... [続きを読む]
  • 認知症と暮らす
  • 父は義母とほぼ同時にアルツハイマー性認知症を発症した。こちらは定年後祖母を97歳で看取り、といっても母や近くに住む姉妹に任せきりで特に何もせず、ただぼんやりと生活のストレスなしに暮らしていて発症したケースだ。二人の共通点といえばものすごく時間にきっちりして... [続きを読む]
  • 一周忌
  • まもなく義母の一周忌が来るので自宅でご住職に法要をお願いしている。特にお寺と付き合いがある訳でもなく、葬儀屋さんのリストに載っていたお寺を紹介してもらったというだけであまり信心深くないし、申し訳ないが檀家になる気もない。ただ仏式に統一してもらえれば仏壇の... [続きを読む]
  • ジェットコースター
  • 思いがけなく短期戦で終わった義母との生活だったが、認知症のこと介護サービスのこと同居の長所短所など、知らないことがいっぱいあった。それはもう何年も寝たきりの親を介護しておられる方仕事を続けながら遠距離介護をされている方などには到底顔向けできないほどのあま... [続きを読む]
  • これは介護うつなのか
  • トメさんの葬儀は少ない縁者で静かに終わり、お骨は四十九日法要でお墓に納められた。昔ならお百日に納骨というのが一般的だったのかもしれないが、今はこれくらいが普通になってきているとか。介護ベッドの引き取りを済ませ、部屋の片付けをした。残すべき遺品もほとんどな... [続きを読む]
  • 退院
  • 退院の準備をすすめるよう総合病院の先生から言われ、在宅医療クリニックへの紹介状を書いてもらう段取りをした、明くる朝早くトメさんは逝った。これから始まる本格的な介護に覚悟を決めようと必死になっていた、その夜お迎えが来たのだった。もうこの辺で...とトメさんはよ... [続きを読む]
  • 長生きリスク
  • あることで我が家の収入が激減した時期があり、トメさんへの仕送りが不可能になったこともあって同居がはじまった。かなり悪条件でのスタートに思えたが、借家だったトメさんの家賃が不要になり雀の涙ほどの年金でも最低限の医療は受けられおやつ代くらいは出ることが分かり... [続きを読む]
  • 認知症。誤解と偏見
  • 認知症についての知識はかなり一般的になってきて、知りたいと思えばいくらでも資料が手に入るようになった。 どんなタイプがあってどんな薬があってメカニズムはこうで、と。認知症には誰でもなりうるだけに、その周辺症状と言われる目立つ部分は人それぞれである。厚着をす... [続きを読む]
  • 多死時代に思う
  • 実家の隣のおじいさんが家をバリアフリーに改装して、完成を目にしてわずか2週間後亡くなってしまった。発作か何かが起きて自分で救急車を呼んだのに、救急隊が駆けつけたときにはすでに息を引き取っていた。そうなると次に警察が来て、近所の家にも事情徴収するは、奥さん... [続きを読む]
  • 在宅医療
  • 実家の父のことを書く。父はトメさんとほぼ同時にアルツハイマー性認知症と診断がついてアリセプトをずっと飲んでいる。一度インフルエンザをこじらせて入院中には昼夜逆転や暴力、徘徊ありの要介護4まで行ったが奇跡的に回復した。今は要介護2で楽しく?デイやショートに... [続きを読む]
  • 退院へ
  • 認知症のお蔭なのか全身がんに侵されても痛がる様子がない。少し眠っては起き、無邪気に手を振ったり呼びかけに答えるが分かっているのかどうなのか。カツオさんも来たがあんまりよく分かっていなかった。誰が来ても同じような反応で、夢の中に懐かしい人が現れては消えるよ... [続きを読む]
  • 入院
  • 急に衰弱したトメさんの介護をどうしたものか、とにかく診療所の先生に無理を言って最寄りの総合病院へなんとか入院させてもらう。先日検査をしてまだ結果が出ていないのだが、どう考えても末期症状なのは想像できた。これまでの病歴や状況、かかりつけ医の連絡先などをまと... [続きを読む]
  • 栄養ドリンク
  • 食事が出来ない高齢者向けに栄養ドリンクが販売されおり、市販のものだとメイバランスなどがドラッグストアでよくみかける。イチゴ味、ココア味、コーンスープ味など飽きがこないように味も様々で思うほどドロドロしていないのでストローでも楽に飲めるようだ。カップに入っ... [続きを読む]
  • 同居、近居、遠距離
  • 遠距離介護の肉体的、経済的な大変さは想像に難くない。本当になさっている方には頭が下がる思いだ。一緒に住んでみるとメリットとしては移動時間が必要ない、交通費がいらない、こちらのペースで空き時間に様子を見たり、毎食の薬の管理など負担なくできるなどがある。逆に... [続きを読む]
  • 認知機能の急速な衰え
  • 記憶と記憶はつながっている。日常の動作ひとつにしても情報と情報が複雑に連動してやっと成立することを改めて思う。例えば着替え。シャツとパンツの形を見て、裏と表を確認しどこから頭を入れるか手をどう動かしたら良いか切れ切れに記憶があるのに突然できなくなってしま... [続きを読む]
  • 人を送る生々しい話
  • 去年の暮れ、叔父が突然亡くなったと知らせを受け葬儀に参列した。元から糖尿病と心臓病がありカテーテル手術も10年前 受けていてそこそこ高齢なので別に驚くことはないのだが。夕飯を食べてしばらくして急に発作があり救急搬送、そのまま搬送先の病院で亡くなったそうだ。こ... [続きを読む]
  • PTA役員になる
  • トメさんが来た年、認知症の周辺症状は最悪の状態だったがこれ以上良くなることはないと思い込んでいただけに私はちょっと焦っていた。中学校のPTAの役員を出来るだけ軽い役目で終わらせてやろうと、1年生の春に学級委員に立候補することにした。本部役員になる選出はその年... [続きを読む]
  • 介護ベッドを買う
  • 要介護2から1に認定が下がるとサービス単価は安くなるが、利用出来る点数が下がりレンタルできる項目が減るなどの影響がある。介護ベッドのレンタルもそのひとつ。トメさんは同居から間もなくを除いて畳に布団を敷いて寝ており、起き上がるのもそんなに時間がかからなかっ... [続きを読む]
  • 介護保険を使う
  • 要介護2のトメさんは介護保険を使って様々なサービスをうけることができる。これまで受けたサービスは介護ベッドのレンタル週2回のデイサービス月5日ほどのショートステイ介護保険制度がたびたび改定になるのでまた来年どうなるかわからないが経済的にきつくても結構手厚... [続きを読む]
  • 病気と生きる
  • トメさんは若い頃から持病があって、いずれそれが原因で死を迎えると診断を受けていた。 経済的なこともあって高度な治療を受けることはなくそれでも70代をゆうに超えてこうして暮らしてきた。少しだるいことの他はどこが痛いわけでもなく飄々としている。同居が始まって3年... [続きを読む]
  • 高齢になっても検診?
  • 昨年の暮れ、実家の父のガン保険を解約した。今のところ後期高齢者になれば公的な補助が手厚く、お金がなくても最低限の医療は受けられる。 父は数年前まで毎年、人間ドックで身体中のチェックをしていた。確かに60代後半で大腸にポリープが見つかり手術したこともあったか... [続きを読む]
  • 兄弟を比べる
  • カツオさんとは相変わらず絶交状態であった。別に気にもしないし普段の暮らしには全く影響なかったがいずれはまた会う時もあるだろうし、その時どういう顔して挨拶するのかなぁと考えることもあった。トメさんは記憶があやふやになるずっと前から、私たちにいつも優しくして... [続きを読む]
  • 認知症の薬のこと
  • アルツハイマー性に限らずどんな認知症でも病気そのものは良くはならない、必然的に悪くなっていくのだろうと思っていた。だから介護もきっともっと大変になるし、今みたいな自由な時間はじきになくなっていくに違いない。そう思っていた。脳のMRIの画像を時系列で見ると若干... [続きを読む]