ノーテ さん プロフィール

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ノーテさん: 表現を磨く
ハンドル名ノーテ さん
ブログタイトル表現を磨く
ブログURLhttp://expressing.blog.jp/
サイト紹介文彫刻や絵画から動作や脱力を学んだり、感情を掘り下げて、それを自分の表現へ繋げています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 26日(平均4.3回/週) - 参加 2018/03/24 01:08

ノーテ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 形そのものの美しさ
  • 私は作品そのものの美しさというのをあまり感じられません。ほとんどの場合、感情と結びついています。例えば「美しかりしオーミエール」を観て、感情的な印象を抱かず純粋に”形”を見て美しいと感じることができないのです。作品、作者、モデル、自分...とにかくそこに人間の感情を見てしまうのです。意識して感情を除こうとすると感覚全体にフタがされて鈍ってしまい、どうもうまくいきません。音楽においても、音そのものの美 [続きを読む]
  • ピュエシュ、曙。奥行きを捉えて彫刻を楽しむ
  • 私は、彫刻は奥行きを同時に捉えられるととても楽しいと思います(実物はもちろんですが写真でも)。そう気づいて、彫刻が俄然楽しくなりました。これが大きく影響して、以前は彫刻がよく分からなかったのに今では楽しめるようになれたと思います。私の場合、それは絵画を観る時とは違う焦点の合わせ方です。絵画を観る時は文明人としての目、つまり普段の目。対して彫刻にはサバンナ(動物園ではなく)で生きる動物の目。ですので彫 [続きを読む]
  • 本物の絶望を_オルフェウス(後)
  • 上野で観たロダン作品の考察シリーズ、第2回オルフェウスの後編です。【上肢】今この瞬間、オルフェウスの指先から何かに捕まる力は消えた、と感じます。だから次の瞬間には重力に従い、物のようにドタリと落ちるのみです。webで検索すると手を俯瞰でとった写真もありました。西洋美術館の実物では見られない、私は大喜びの構図です。こちら↓の下の方ですhttps://jasoninhollywood.blogspot.jp/2009/05/discovering-delights-of- [続きを読む]
  • 本物の絶望を_オルフェウス(前)
  • 国立西洋美術館で観たロダン作品を考察するシリーズ、2回目はオルフェウスです。この作品は事前に見ていたロダンの本や世界美術大全集では見ていなかったので、美術館で初めて知った作品でした。圧倒され、全身、ドンと突かれました。オーミエールは私には観るのがしんどすぎる部分もあるのですが、こちらは純粋に好き!と言える彫刻です。全身の脱力。全ての力が失われた瞬間の、崩れ落ちる身体。そう感じます。冥府から地上への [続きを読む]
  • 美術解剖学の講座
  • 某所で、絵を描く人のための美術解剖学の講座を受講しています。今回は私が大好きな上肢がテーマでした!勉強しているつもりでも、先生のお話をお聞きするとまだまだなんだなぁと改めて思います。「これは手を横におろしている状態ならば後面にある筋肉がこの腕を上げる動作によって前面に見えるようになっている」などは目からウロコでした(先生はもっとわかりやすい言葉でした)。また、回内・回外の動きの理解がまだまだ「分か [続きを読む]
  • 座っていなかったオーミエール(美術館で観て)
  • 美しかりしオーミエールの考察、2回目です。(1回目はこちら)上野の国立西洋美術館についに行くことができ、洗濯機に放り込まれたような心境で帰って参りました。前回の記事でロダン部屋 (?)での衝撃を全体的に書きましたので、今度は個別に。今回はまずオーミエールです。行くまで写真だけで観ていた時よりも大変な衝撃でした。1回目で書きましたが、写真で見た時から体勢がリアルにイメージできずにいました。webで違う角度 [続きを読む]
  • ロダンの彫刻にドンと突かれた日
  • 部屋に入る。像が目に飛び込む。圧倒的な塊。対峙。観ながら周囲を歩いてみようと一歩踏み出した、その瞬間。ドンと私を突く。波打つ皮膚。脈打つ身体。いやそれよりももっと深く内部から突き上げている感情。一瞬もとどまらず身体のそこかしこでこっちを見ろ、いや俺を見ろ、どこを見ているこっちだ、と叫び、喚き、怒号飛び交う覚醒。次々に押し寄せ消えまた生まれる無数の波。塊であったそれが激しく打つ。奥行きと空間がもつれ [続きを読む]
  • ルネサンスの美術と音楽〜その瞬間に現れたもの
  • 先日、世界美術大全集(小学館)でルネサンス期をじっくり見てほくほくしていた時にふと、この時代の音楽を聴きながら見たいと思いました。過去に聞いた音楽を思い出したのです。覚えてはいないので調べて音楽がかかり始めた時は、「そうそう、こういう雰囲気だよね」程度にしか思いませんでした。私にとってゴシック〜ルネサンス期の音楽はちょっと怖い音楽でもあります。純粋すぎて、怖ろしい。ゆっくりと首を絞められながら深く [続きを読む]
  • 阿と吽の違い(東大寺金剛力士像)
  • 東大寺南大門の金剛力士像がテレビで一瞬写ったのを目にした時、今までは気づかなかった違いが見えました。改めて見直したので記事にします。...画質が悪い上に、脚で切れてるし、ちゃんと正面じゃないし...比較に不適な写真ですみません。。。こんなことなら、もうちょっとマシに撮影しておけば良かったなぁ。以下もしご興味がおありでしたら、ネット上の写真やお手持ちの綺麗な写真でご確認頂ければ幸いです。写真は全て、左が吽 [続きを読む]
  • オーミエールの拠り所のなさ、その美しさ
  • ロダンの彫刻「美しかりしオーミエール」を、受講している講座で知りました。頂いた写真を見て、とても不思議だと感じました。それは、他のロダン作品(といっても、不勉強でまだ数点だけ、しかも写真でですが)を見たときはは感じなかった不思議さでした。感覚的に表現すると、「ぐわっとこない」。どう捉えたらいいのか分からなかったのです。自分の目が像の表面を滑り、さ迷っているのが分かりました。実感を持って見られなかっ [続きを読む]
  • ミケランジェロ作品の動静を比較
  • 世界美術大全集(小学館)でミケランジェロ作品を順に見ていて、「勝利」に一目惚れしました!なんて美しく突き抜けた動きなのでしょう。感激したので、ミケランジェロ作品の動静とそこから生まれる表情を比べました。先に全体から感じたことを書きます。身体の細かなパーツ全てに生き生きとした表情があり、しかもそれが信じがたく精緻に表現し分けられ、それぞれが全身で語っていると感じました。私にはそれが天才からの「見える [続きを読む]
  • 彫刻写真と解剖学図の限界
  • 彫刻の奥深さを少しずつ感じられるようになり、早く上野に行きたいこの頃です。残念ながらすぐは無理そうなので、頂いた印刷物(写真をプリントしたもの)をじっくりと見直してみたり、インターネットで画像を見たりしています。また、もっと見たくなり図書館で世界美術大全集(小学館)を借りました。楽しいです。楽しいと同時に改めて、写真の限界も痛感します。きっと、みなさんそうなんじゃないかなぁと思うのですが、いかがで [続きを読む]
  • ダビデ像で体幹を変える
  • 人物の絵画や彫刻を観ながら、自分は体幹や下肢の掘り下げがまだまだ足りないと改めて感じました。絵画や彫刻を見た時の感じ方が、上肢から受けるものと、下肢・体幹から受けるものでは違うのです。上肢を見て流れや動きを感じとるようには、体幹・下肢では感じられませんし、捉え方が大まかにしかできないし、ピントがぼやけているし、身体で感じられず頭で考える比率がずっと高いし、自分の身体に映しこむこともできません。もち [続きを読む]
  • 運慶とロダンの共通点
  • 2年前に、テレビで運慶の彫像に一目惚れしました。その抜けっぷりに感激し、すぐに図書館で日本美術全集(小学館)を借りました。その本の写真は素晴らしかったのですが、やはり実物を見なければと伊豆の願成就院に拝観しに行きました。さらに昨年秋に上野で”史上最大規模の"運慶展があったのは、本当に幸運でした。見たくて仕方なかった像たちが、あちらから連れ立ってやって来てくれるだなんて!その運慶展がきっかけになり他 [続きを読む]
  • 脱力とは
  • 私にとって脱力は必要不可欠な道具で、最初の一歩です。”こう表現したい”を邪魔する身体の都合(制限)をできるだけ排していくのが目的で、脱力すること自体が目的ではありません。脱力できると力の発揮やスピードのコントロールができるようになっていきますので目的はそこにあり、根っこの目的は”それによって自在に表現する”です。今回は私がファーストステップである脱力をどう考え実践しているか、です。同じようにお考え [続きを読む]
  • はじめまして
  • こんにちは。お立ち寄りありがとうございます。ノーテと申します。つたないながらピアノを主軸とし、表現することが大好きです。ピアノで左手を故障したのをきっかけに、脱力やそのベースとなる解剖学にどっぷりハマりました。自分が根底から変わるのを実感し試行錯誤するうちに、「表現のために身体を変える」「身体から表現を変える」というテーマにたどり着きました。 思うようにいかない自分にしんどい時もありつつ、日々試行 [続きを読む]
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