アザラシ さん プロフィール

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アザラシさん: アザラシの本棚
ハンドル名アザラシ さん
ブログタイトルアザラシの本棚
ブログURLhttp://dokushoazarashi.blog.fc2.com/
サイト紹介文SF、ファンタジー、ビジネスなど、読んだ本を、しょうもない自分語りとともに紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 116日(平均3.0回/週) - 参加 2018/03/24 23:31

アザラシ さんのブログ記事

  • 『夏への扉』
  • 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン訳:福島 正実第75回の今回は有名SFのこちらです。日本人に人気のSFとして三本の指に入るほどの作品ですが、アザラシは今回まで未読でした。そろそろ読みたいと思っていたところ、つい先日都内某所の書店で友人同士と思われるお客さん達が「この本オススメだよ」と会話しているのを聞いてしまいまして、ついに読む事を決意したのでした。簡単なあらすじ主人公である「ぼく」が飼っている猫の [続きを読む]
  • 『最後のオオカミ』
  • 『最後のオオカミ』マイケル モーパーゴ訳:はら るいイラスト:黒須 高嶺第74回の今回は、ちょっと前に読んだこちらです。小学校3-4年生の読書感想文コンクール課題図書だそうです。「ジャコバイト蜂起」や「カロデンの戦い」という歴史に基づいた作品ですのでカテゴリは「歴史小説」としましたが、例によってカテゴリはあまり気になさらないでください。簡単なあらすじ現代のイギリスに生きるマイケル・マクロードは、インフルエ [続きを読む]
  • 『星空の16進数』
  • 『星空の16進数』逸木 裕第73回の今回は、Twitterで見つけた感動系ミステリであるこちらです。タイトルが「16進数」ですし、本記事が素数回という事もあってまた数学がらみか?と思われてしまうかもしれませんが、数学は関係ありません。簡単なあらすじ「子供の頃の私を誘拐した誘拐犯を捜してください」ウェブデザイナーの藍葉は幼少期に誘拐された事があります。最終的には無事に解放された藍葉ですが、この誘拐されていた時に「 [続きを読む]
  • 『ある天文学者の恋文』
  • 『ある天文学者の恋文』ジュゼッペ トルナトーレ中村 浩子 訳第72回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。もともとは映画だった作品のノベライズ版という事で、文字通り映画のワンシーンになるような綺麗な情景が思い浮かぶような文章が魅力の恋愛ものです。簡単なあらすじ天文学の教授であるエドと学生のエイミーは、教師と教え子の関係を超えた秘密を持っていました。とにかくマメなエドは、ことあるごとにエイミーに [続きを読む]
  • 『父からの手紙』
  • 『父からの手紙』小杉健治第71回の今回は、感動ミステリーの大傑作!と帯に書いてあったこちらです。という事で、カテゴリは「ミステリ」です。お察しのように、アザラシの家庭内におけるポジションは「父」であり、本書のような父と子の関係を題材にした本を比較的多く読む傾向があります。簡単なあらすじ主人公、麻美子の父は麻美子が中学生の時に家族を捨てて失踪しています。家族を捨てて新しい女性と生活をしているはずの父か [続きを読む]
  • 『カラスの教科書』
  • 『カラスの教科書』松原始第70回の今回は、前回に引き続きカラスシリーズでこちらです。なんでこんなにカラスシリーズが続いたのか、自分でもびっくりしているのですが、特に深い意味はありません。強いて挙げるなら、「身体は闘争を求める」的な流れを期待して、な気がしなくもありません。もちろん、何の事かさっぱり分からない、という方はスルーしてください。簡単な内容紹介カラスの生態、行動と進化を専門として研究している [続きを読む]
  • 『カラスの文化史』
  • 『カラスの文化史』カンダス・サビッジ松原 始 (監修)瀧下 哉代 (翻訳)第69回の今回は、真っ黒な装丁がかっこいいこちらです。ちょっと前の記事にも書きましたが、アザラシはカラスが好きなのです。簡単な内容紹介ある時は禍々しい凶兆の黒い鳥として、またある時は親しみを持って描かれる神の使いとして、世界各地の伝説に姿を現すカラス。一方で生物学的に見た時にも、道具を使ったり社会性があったりと高い知能を持った面白い存 [続きを読む]
  • 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』
  • 『ペンギンが教えてくれた物理のはなし』渡辺佑基第68回の今回は、ペンギンの表紙が可愛いこちらです。「バイオロギング」という手法を使って明かされる動物達の生態と、それを追う研究者達の楽しいエピソードがいっぱい詰まった一冊です。簡単な内容紹介水中を泳ぐ生き物や、空を飛ぶ生き物の生態を観察するのは難しく、これまで研究がなかなか進まなかった分野でもありました。近年では記録機器の小型化に伴い、動物の体に記録機 [続きを読む]
  • 『青の数学2 ユークリッド・エクスプローラー』
  • 『青の数学2 ユークリッド・エクスプローラー』王城夕紀第67回は素数回。満を持して、青春数学ノベル第2巻のこちらです。前回から続きのお話ですので、一部前巻のネタバレがある事をご了承ください。簡単なあらすじ数学にすべてを賭ける高校生、栢山は「夏合宿」の後からスランプに陥っていました。数学は才能がなければ極められないのか?果たして自分にはその才能があるのか?「秋の嵐」とも呼ばれる数学の天才集団「オイラー倶 [続きを読む]
  • 『一瞬の宇宙』
  • 『一瞬の宇宙』KAGAYA第66回の今回は、Twitterで見かけて絶対に読みたいと思っていたこちらです。星空写真家としても有名なアーティストであるKAGAYA氏の、吸い込まれそうなほど美しい写真と、撮影にまつわるエピソードが詰まったフォト&エッセイ集です。写真は星空だけでなく、クジラや桜、富士山の写真もあり、写真を眺めているだけでもうっとりとした気分に浸れます。アザラシは一時期、「空と高層ビル」という構図の写真を撮る [続きを読む]
  • 『片想い探偵 追掛日菜子』
  • 『片想い探偵 追掛日菜子』辻堂 ゆめ  第65回の今回はこちらです。アザラシは気付いていたのです。ある日を境に、物陰からこちらを覗き込んでいる女子高生が現れた事に。彼女はちょくちょく現れるのですが、その正体は杳として知れません。なんとか断片的に手に入れた情報は「推しを徹底的に追いかける」とか「SNSを駆使して」とか断片的な情報だけ。ますます気になるばかりのアザラシは、ついにその誘いに乗ってみる事にしまし [続きを読む]
  • 『小説BLAME! 大地の記憶』
  • 『小説BLAME! 大地の記憶』冲方丁第64回の今回は、本ブログにも名前が登場したことがある、弐瓶勉先生の名作『BLAME!』のノベライズ版です。アザラシは本作もTwitterで紹介していただきました。ご紹介ありがとうございます。なお、しばらくTwitterで知ったシリーズが続くと思われますが、ご了承ください。簡単なあらすじかつては、『ネット端末遺伝子』を持った人類が超構造体で作られた都市で暮らし、『ネットスフィア』とよばれ [続きを読む]
  • 『増補 夢の遠近法: 初期作品選』
  • 『増補 夢の遠近法: 初期作品選』山尾悠子第63回の今回はツイッターでご紹介していただいた本作です。アザラシも立派なツイッタラーですね。よくわかりませんけど。どうでも良い話になりそうなので、さっさとあらすじに移ります。簡単なあらすじ幻想的な小説を発表されている山尾悠子先生の初期の作品を収めた短編集です。代表作でもある「遠近法」では、上下に無限に回廊が重なって伸びている、円筒状の宇宙「腸詰宇宙」が舞台 [続きを読む]
  • 『横浜駅SF』
  • 『横浜駅SF』柞刈湯葉 イラスト:田中達之第62回の今回は、偶然書店で見つけて、思わず手に取ったこちらです。表紙を見て裏表紙の紹介文を読んで、アザラシはピーンと来てしまいましたね。これはアザラシ好みの本だと。簡単なあらすじ本州全土を覆い、自己増殖し続ける構造遺伝界「横浜駅」。その内部はエキナカと呼ばれ、体内に埋め込まれたSuikaによって人間が管理されています。Suikaを持たない人間やその資格を剥奪された人間 [続きを読む]
  • 『青の数学』
  • 『青の数学』王城夕紀第61回の今回は、例によってTwitterで見つけたこちらです。相変わらずカテゴリが微妙ですが、どうしたものか。。。ところで、61は素数ですが、59も素数でした。59と61のように差が2である素数の組を「双子素数」と呼ぶそうです。簡単なあらすじ主人公は、この春から高校生になる栢山(かやま)。高校入学前の数学オリンピック予選に向かう途中で、数学オリンピックを制した天才女子高生、京(かなどめ)に出会 [続きを読む]
  • 『羊と鋼の森』
  • 『羊と鋼の森』宮下奈都第60回の今回は、2018年6月現在映画が上映中!というこちらです。カテゴリが「お仕事小説」って、間違ってはいないと思いますが、そこはかとなく違和感があります。まぁ、本ブログにおけるカテゴリの意味ってあまりない気がするので、あまり気になさらないでください。簡単なあらすじ体育館のピアノを調律するのに偶然立ち会った17歳の外村は、その調律師の仕事に魅せられます。高校卒業と同時にピアノ調律 [続きを読む]
  • 『天地明察』
  • 『天地明察』冲方丁第59回の今回は、江戸時代の改暦をテーマにした歴史小説のこちらです。本作のために「歴史小説」ってカテゴリを作ってみました。歴史小説ですが、作中では天文学や数学も大事な要素として度々登場するので、アザラシのような数学好きにも大変楽しめる名作です。簡単なあらすじ時は江戸時代前期。800年前から使われている、中国の明から伝わったとされる宣明暦は徐々に実際の観測からずれ、月食の予測を外すよう [続きを読む]
  • 『キノの旅』
  • 『キノの旅』時雨沢恵一 イラスト:黒星紅白第58回の今回は、前回に引き続き「懐かしのライトノベル」ということでこちらをご紹介です。本作もアザラシが高校時代にハマっていたシリーズで、新刊が出る度に買っていました。2017年末にはアニメ化もされていますし、最近も毎年新刊が出ているアザラシ的には結構オススメなシリーズです。簡単なあらすじ旅人のキノは、言葉を話すモトラド(二輪車で空を飛ばないもの)のエルメスとと [続きを読む]
  • 『ブギーポップは笑わない』
  • 『ブギーポップは笑わない』上遠野浩平イラスト 緒方剛志第57回の今回は、つい先日「#推しのラノベ1作だけ選べ」で「推し」にさせていただいたこちらです。聞くところによると近々アニメ化されるんだとか。アザラシ的には楽しみにしていたりします。簡単なあらすじその人が「一番美しい時」に現れて殺してしまうという死神、「ブギーポップ」。いかにもな都市伝説的な噂を聞いた竹田啓司は、ある日街で不気味なコートを着た人物と [続きを読む]
  • 『旅猫リポート』
  • 『旅猫リポート』有川浩第56回の今回は、可愛らしい猫が表紙のこちらです。それにしても、カテゴリが非常に悩ましいのですが、見逃してやってください。。。簡単なあらすじ元野良猫のナナは、怪我をした時に助けてもらったのをきっかけに、サトルと一緒に暮らしていました。猫のナナからみてもサトルはたいへん面倒見のよい人間で、ナナはサトルにたいそうよくなついていました。しかし、サトルはある事情により、ナナを手放さなく [続きを読む]
  • 『グッバイ、スプリング (群雛NovelJam)』
  • 『グッバイ、スプリング (群雛NovelJam)』寧花第55回の今回は、『本が好き!』様の献本として頂いた本作です。『本が好き!』様にはすでに書評を投稿していますが、せっかくなのでこちらのブログにも記事を残しておこう、という魂胆です。若干、内容はブログ用に書き直していますが。簡単なあらすじ若くして不治の病にかかってしまった「私」は病院を受診したあとの帰り道でとある喫茶店に入ります。病は既に進行しているらしく、 [続きを読む]
  • 『夜のピクニック』
  • 『夜のピクニック』恩田陸第54回の今回は、Twitterの「#いいねした人に私の趣味の小説を1冊押し付ける」でオススメしていただいた本作です。あまりにピンポイントにアザラシの好みを言い当てられたので、よもやREAL WORLDのアザラシを知っている方ではあるまい、と無駄に動揺しました。もちろん、そんなはずはないのですけれど。簡単なあらすじ毎年、全校生徒が夜中歩く分も含めて80 kmもの距離を歩き続ける、というイベント「歩行 [続きを読む]
  • 『フェルマーの最終定理』
  • 『フェルマーの最終定理』サイモン・シン  青木薫訳 自然という書物は数学の言葉で書かれているさて、第53回目の今回は、数学界の一大ミステリーを巡るノンフィクションであるこちらです。なお、53という数字は素数ですが、53×2+1=107の107も素数です。このように、2p+1もまた素数になるような素数pのことを、ソフィー・ジェルマン素数と呼びます。簡単なあらすじ数論の父と呼ばれたピエール・ド・フェルマーは、有名なピタゴラ [続きを読む]
  • 『マレ・サカチのたったひとつの贈物』
  • 『マレ・サカチのたったひとつの贈物』王城 夕紀第52回目の今回は、Twitterで知ったこちらの作品です。「量子病」という謎の奇病にかかった女性が主人公のSFです。簡単なあらすじ「ワールドダウン」という大恐慌を経て貧富の格差が広がる近未来が舞台の物語。主人公の坂知稀は、そんな世界である時、自分の意志とは無関係に世界の色々な場所に飛ばされてしまう奇病、「量子病」にかかってしまいます。ある時どこかにいても、また別 [続きを読む]
  • 『虚妄』
  • 『虚妄』安部公房第51回目の今回は、ちょっと趣向を変えて安部公房さんの短編小説である『虚妄』です。この作品は『安部公房全集』の2巻に収録されています。1948年の作品ですので、安部公房さんの作品の中でもかなり初期の作品、ということになります。なお、2013年に新潮社から発売された『(霊媒の話より)題未定−安部公房初期短編集−』にも『虚妄』は収録されています。簡単なあらすじこの作品は主人公である「僕」が、今は [続きを読む]