アザラシ さん プロフィール

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アザラシさん: アザラシの本棚
ハンドル名アザラシ さん
ブログタイトルアザラシの本棚
ブログURLhttp://dokushoazarashi.blog.fc2.com/
サイト紹介文SF、ファンタジー、ビジネスなど、読んだ本を、しょうもない自分語りとともに紹介するブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供73回 / 182日(平均2.8回/週) - 参加 2018/03/24 23:31

アザラシ さんのブログ記事

  • 『ノラや』
  • 『ノラや』?田 百?第98回の今回も、お世話になっている七迦 寧巴さんがご紹介してくださったこちらです。七迦さんにとっての『一番好きな本』ということで、背筋を正して読ませていただきました。美しくて格調があって、それでいて気取りすぎないユーモアに溢れた素敵な日本語に触れられる一冊です。簡単なあらすじ夏目漱石の門人であり、小説家、随筆家として知られる?田百?先生はとあるきっかけで野良猫を飼い始めました。元 [続きを読む]
  • 『Boy's Surface』
  • 『Boy's Surface』円城 塔第97回の今回は、これまたTwitterでご紹介いただいたこちらです。25番目の素数である「97」の数字にふさわしく、数理的恋愛小説とも称される本作ですが、当ブログでのカテゴリは『SF』とします。簡単なあらすじ表題作『Boy's Surface』を含む4編の短編と、その解説とされる1編が納められた短編集です。表題作の『Boy's Surface』では、数学者であるレフラーと一人の女性との間の恋が描かれています。ただ [続きを読む]
  • 『さがしもの』
  • 『さがしもの』角田 光代第96回の今回は、いつもお世話になっている七迦 寧巴さんが紹介してくださったこちらです。本にまつわる短編集ということで、アザラシとしては思わず「この感じ、わかるなぁ」としんみりした一冊です。簡単なあらすじ『開くだけでどこへでも連れてってくれるものなんか、本しかないだろう』旅行先の古本屋で出会った本、旅館の棚の中にあった本、恋人と共用していた本棚の本、そんな様々な本との物語が9編 [続きを読む]
  • 『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』
  • 『宇宙に命はあるのか 人類が旅した一千億分の八』小野 雅裕第95回の今回は、宇宙をめぐるノンフィクションのこちらです。宇宙が好きな人も、今のところあまり興味がない人も、読めばきっと宇宙に「魅せられる」こと間違いなし、の一冊です。簡単なあらすじ1957年、人類は初めて宇宙に人工衛星を飛ばすことに成功します。1969年、アポロ11号に乗った宇宙飛行士が月面を歩き、1976年には火星に観測機が着陸します。ジュール・ベルヌ [続きを読む]
  • 『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』
  • 『「私が笑ったら、死にますから」と、水品さんは言ったんだ。』隙名 こと第94回の今回は、不思議なタイトルがいきなり興味をひくこちらです。アザラシは本書をTwitterで発見しました。色々と感想を書きますが、まどろっこしいので先に結論を書きます。本作は、あらゆる人にオススメの一冊です。簡単なあらすじ小学生の頃に不幸な事故で父親を亡くした駒田悟理が主人公の物語です。駒田はクラスでも目立たず友達もいない男子高校生 [続きを読む]
  • 『そして雪解けの頃に』
  • 『そして雪解けの頃に』七迦 寧巴第92回の今回は、前々回同様、ブログ繫がりでお世話になっている七迦 寧巴先生のKindle本であるこちらです。最近アザラシが気付いたKindleの利点はスマホで読めるので、明かりがないところで寝転がっても読めること、です。これは結構大きなメリットで、例えば寝る前に少し読もうかなという気軽な気持ちで読み始めることが出来ます。ただし、そのままハマってしまうと寝不足になってしまうので注意 [続きを読む]
  • 『その時までサヨナラ』
  • 『その時までサヨナラ』山田 悠介第91回の今回は、WOWOWでドラマ化もされたこちらです。本作もまた、空港の書店で手に取った一冊です。というか、配偶者様が帯にあるコピーを指差して「最後は号泣!だってよ」と勧めてくれた、というのが正確な表現なのですが、今にして思うと配偶者様も何か思うところがあったのかもしれません…。簡単なあらすじ主人公の悟は出版社の凄腕編集者として多忙な毎日を送っていました。仕事に情熱を傾 [続きを読む]
  • 『蝉の声』
  • 『蝉の声』七迦 寧巴第90回の今回は、ブログ繋がりでお世話になっている七迦 寧巴先生のKindle本であるこちらです。なお、七迦先生のブログはこちらです。もう9月という事で、蝉の季節は終わってしまいますが、夏のイメージとぴったりなこの奄美大島で撮影された表紙の写真も素敵ですよね。簡単なあらすじ表題作である『蝉の声』をはじめとして『湖の灯り』『露桜』『なにもなくなった日』『迷い路の月』の五編が納められた短編集 [続きを読む]
  • 『面白くて眠れなくなる物理』
  • 『面白くて眠れなくなる物理』左巻 健男第89回の今回は、物理の面白さが詰まったこちらの一冊です。アザラシはこれを夏休みの旅行に行くための空港で購入しました。飛行機が空を飛べるのも揚力のおかげですが、これもまた物理です。簡単な内容紹介物理は面白い!を合い言葉に物理の様々なテーマを面白く紹介してくれる一冊です。光の性質や、重さと質量の話、重力の話、静電気の話、などなど。どのテーマも身近な話題で物理の不思 [続きを読む]
  • 『書店主フィクリーのものがたり』
  • 『書店主フィクリーのものがたり』ガブリエル ゼヴィン訳:小尾 芙佐イラスト:姫野 はやみ第88回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらです。恋愛ものに分類するには若干抵抗があったものの、結局恋愛ものカテゴリにしています。物語の主題は必ずしも「恋愛」限定ではないので、純粋に恋愛ものをお求めの方には期待はずれの紹介になってしまうかもしれませんが。とはいえ、とにかく「本が好き」という方には絶対オススメ、な [続きを読む]
  • 『空飛ぶタイヤ』
  • 『空飛ぶタイヤ』池井戸 潤第87回の今回は映画化もされたこちらです。映画も面白そうだなぁと思いつつ結局未視聴だったのですが、今回本書を読んで映画も観たくなりました。簡単なあらすじ物語は、とある運送会社が起こした脱輪事故から始まります。走行中のトレーラーから外れたタイヤは、歩道を歩いていた親子を直撃、不幸な事に死者を出してしまいます。メーカーによる調査の結果、事故は運送会社の整備不良が原因と断定されま [続きを読む]
  • 『きみはポラリス』
  • 『きみはポラリス』三浦 しをん第86回の今回は、様々な形態の「恋愛」を見事に切り取った短編集である本作です。たまたまTwitterのTLでどなたかが読了ツイートしていたのを見かけて、ずっと気になっていた一冊でもあります。ただ、ちょっと探しても件のツイートを見つける事が出来ず、直接ご紹介のお礼を申し上げられないのが残念です。簡単なあらすじ三浦しをん先生が様々な「お題」で書いた「恋愛をテーマにした短編」を集めた短 [続きを読む]
  • 『モノクロの君に恋をする』
  • 『モノクロの君に恋をする』坂上 秋成第85回の今回は、漫画をこよなく愛する人ならきっと分かってもらえる青春モノのこちらです。さて…。「バイオレンス漫画の至高、と言ったら『フリージア』でしょ。あの意味不明な言動と、不安をかき立てるような世界観、そんな中で文字通り成立しない対話と無慈悲な暴力。これほどスリリングな漫画が他にありますか?え?線がガタガタしてて絵柄が好きになれない?いやいや、あの悪夢を見てい [続きを読む]
  • 『火花』
  • 『火花』又吉 直樹第84回目の今回は、漫才師が主人公であるこちらです。漫才師が主人公なので「お仕事小説」かな、とも思っていましたが、読んでみるとそれも何だか違う感じがして結局「“純”文学」カテゴリです。この違和感を適格に表現する言葉を持たないアザラシは、矮小な自分に落胆したのでした。簡単なあらすじ新人漫才師の徳永は、相方とともにとある花火大会で余興として漫才を披露していました。様々な不手際のおかげで [続きを読む]
  • 『花埋み』
  • 『花埋み』渡辺 淳一第83回は日本人女性初の国家資格を持った医師、荻野吟子先生の生涯を追ったノンフィクションであるこちらです。昨今の点数操作をめぐるアレの流れで紹介されていた本ですが、確かにそんな今だからこそ、医師を目指している方にはオススメな一冊です。簡単なあらすじ男女が同じ教育を受ける事すらも「風紀を乱す」という理由で禁じられていた明治初期。男性医師による屈辱的な診察をきっかけに、荻野ぎんは女医 [続きを読む]
  • 『わたしが少女型ロボットだったころ』
  • 『わたしが少女型ロボットだったころ』石川 宏千花第82回の今回は、Twitterでご紹介いただいたこちらになります。児童文学ながら、大人が読んでも胸に響く事請け合いのやさしい物語です。簡単なあらすじ中学卒業を目前に控えた少女、多鶴はふと「自分はもともとロボットで、今まで人間だと思い込んでいただけだった」ということに「気付いて」しまいます。ロボットであるとすれば、人間のように食事をする必要はないはずで、結果と [続きを読む]
  • 『手のひらの音符』
  • 『手のひらの音符』藤岡 陽子第81回は、以前に『むかえびと』を紹介した藤岡陽子先生の作品です。じわじわと温かい気持ちになれる、美しい一冊です。簡単なあらすじ服のデザイナーとして働いていた45歳の水樹が主人公の物語。仕事にやりがいを感じながら過ごしていた彼女のもとに、突如会社から「服飾の事業から撤退する予定である」と衝撃の通達を受けてしまいます。職を失いそうになっている水樹のもとに、さらに追い打ちのよう [続きを読む]
  • 『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』
  • 『Team Geek ―Googleのギークたちはいかにしてチームを作るのか』Brian W. Fitzpatrick, Ben Collins-Sussman 解説:及川 卓也 翻訳:角 征典第80回の今回はビジネスカテゴリからこちらです。プログラマ向けに書かれた、「いかにしてチームを作るか」が書かれたビジネス書になります。アザラシは本書を、勝手に「Twitterの大御所」と崇拝している「ヒデヨシ」さんのブログで知りました。内容に関してはこちらとかこちらのエント [続きを読む]
  • 『夢工場ラムレス』
  • 『夢工場ラムレス』河邉 徹第79回目の今回は、ファンタジーカテゴリからこちらです。夢の世界というファンタジックな世界観を見事に紡ぎ上げたこちらの作品になります。簡単なあらすじ夢の中で「夢を見ている」ということを認識できる明晰夢。この明晰夢を見る事が出来る人間だけがたどり着ける場所が、夢を司る工場、夢工場です。この夢工場にたどり着けた人は、人生で一度だけ夢を修正する事ができる、と言います。夢を修正すれ [続きを読む]
  • 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』
  • 『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』町田 そのこ第78回はTwitterでご紹介していただいたこちらです。装丁といいタイトルといい、アザラシの大好物感がそこはかとなく漂っている訳ですが、案の定アザラシの好みど真ん中な作品でした。簡単なあらすじ狭い水槽の中のような小さな街で、生きにくさを感じてもそれでも懸命に生きていく5編の物語がつまった連作短編集です。表題作『夜空に泳ぐチョコレートグラミー』では父親のいない少 [続きを読む]
  • 『14歳のバベル』
  • 『14歳のバベル』暖 あやこ第77回は『本が好き!』様で献本にもなっていた本作です。アザラシは都内某所の図書室で本作を見かけまして、そういえば、ということで手に取ってみました。カテゴリはファンタジーということで、良いですよね?簡単なあらすじ8年前のとある事件をきっかけに、すっかり変わってしまった日本が舞台のファンタジー。当時6歳だった少年、冬人は事件がきっかけになって精神的にダメージを負ってしまっていた [続きを読む]
  • 『真夜中の子供』
  • 『真夜中の子供』辻仁成第76回の今回は、某書店で「サイン本」と書いてあったので手に取ったこちらです。アザラシは結構ミーハーなのです。が、そんな軽い気持ちで手に取ったにもかかわらず、大変濃密な読書時間を満喫できる作品でした。こういう予想外の出会いがあるから、本屋さんに直接行くのって好きなんですよねぇ。簡単なあらすじ西日本一の歓楽街と言われる博多の中洲。そんな夜の中洲に、あるときから一人の少年が現れるよ [続きを読む]
  • 『夏への扉』
  • 『夏への扉』ロバート・A・ハインライン訳:福島 正実第75回の今回は有名SFのこちらです。日本人に人気のSFとして三本の指に入るほどの作品ですが、アザラシは今回まで未読でした。そろそろ読みたいと思っていたところ、つい先日都内某所の書店で友人同士と思われるお客さん達が「この本オススメだよ」と会話しているのを聞いてしまいまして、ついに読む事を決意したのでした。簡単なあらすじ主人公である「ぼく」が飼っている猫の [続きを読む]
  • 『最後のオオカミ』
  • 『最後のオオカミ』マイケル モーパーゴ訳:はら るいイラスト:黒須 高嶺第74回の今回は、ちょっと前に読んだこちらです。小学校3-4年生の読書感想文コンクール課題図書だそうです。「ジャコバイト蜂起」や「カロデンの戦い」という歴史に基づいた作品ですのでカテゴリは「歴史小説」としましたが、例によってカテゴリはあまり気になさらないでください。簡単なあらすじ現代のイギリスに生きるマイケル・マクロードは、インフルエ [続きを読む]