橙子 さん プロフィール

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橙子さん: ママと呼ばないで
ハンドル名橙子 さん
ブログタイトルママと呼ばないで
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tokotoko_touko/
サイト紹介文結婚・出産・離婚を経験しても子ども嫌いは変わらなかった。そんなあたしの今までとこれから。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 24日(平均5.0回/週) - 参加 2018/03/25 22:09

橙子 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 心のワンオペ育児
  • 一般的にワンオペ育児とは、夫や親に頼れず一人で子育てをする事だ。親が近くに住んでいなかったり、夫が仕事で留守がちだったりと理由は人それぞれだけれども、あたしの場合はどちらでもない。実家は近かったし、両親もよく家に出入りしていた。夫も帰りは早く、週末も必ず家にいた。それでもあたしはずっと孤独感を抱えていた。結婚はしたかった。夫の事が好きだった。けれど、子どもは欲しくなかった。それでも、健康体である以 [続きを読む]
  • 母が味方になった日
  • あたしはとにかく小さい頃から母に怒られてばかりだった。何から説明したら良いのかもわからないほど、理不尽な出来事がたくさんあった。小学生の時は友達からプールに誘われた話をしただけで「子どもだけで行くなんて危ないこと出来るわけないでしょう!」と怒鳴られた。あたしはそんな母が怖くてすぐに謝って諦めた。それで済めばよくある話なのだが一度でも母の機嫌を損ねると、その怒りは一週間くらいは収まらない。次の日、学 [続きを読む]
  • アパートとマイホーム
  • あたしが主婦だった頃は一戸建ての家に住んでいた。新築で広くて庭もあって裕福とは言えない家で育ったあたしには、まさに夢のマイホームだった。だけど、今のアパート暮らしの方が自分の家らしい生活が出来ている。あたしの家の前で隣の人が洗車をしていたり、その子どもが自転車やおもちゃを散らかしていて、片付けてもらわないと車が出せなかった。わざわざケンカを売っても仕方がないので「せっかく遊んでいるのにごめんね」な [続きを読む]
  • 二番目の苦しみ
  • あたしにとって、今までで一番辛い経験は出産だった。じゃあ二番目は何だろうかと、余計な考え事をしてしまった。答えはすぐに出た。それは、夫婦揃って両親に離婚報告をした日だ。夫は子どもが学校に行っている時間を選んだ。それは決して、子どもを傷つけない為ではなかった。あたしを悪者に仕立てるのが目的だったのだ。両親を前に、夫はあたしが一方的に別れたがっているという嘘を語り始めた。確かにあたしは離婚を望んでいた [続きを読む]
  • 苦労の押し売り
  • あたしは結婚して一人だけ子どもを産んだ。二人目は欲しいと思わなかった。「もう一人くらい産まないの?」と聞かれると「お金も無いので一人で充分です」と答えていた。本音を言えばお金の問題じゃない。一生遊んで暮らせるほどのお金があってもあたしは出産自体がトラウマだし、育児中は嫌な思い出しかないし保育園や学校での人付き合いも進んでしたいとは思わない。そんな話を面と向かってする必要もないので、お金が無いのを理 [続きを読む]
  • 妬む心の沈め方
  • 有休を消化しないまま、今年度が終わろうとしている。職場が人手不足かといえば、そうでもない。あたしの勤めている会社では、祝祭日は主婦を休ませたり、早く帰らせる習慣がある。本人が希望せずとも、主婦なら突然休みがもらえたりする。だけど、独身一人暮らしのあたしは当然対象外だ。主婦を優先させるのは構わないけれど、休まない人だと思われている気がする。一番後回しでも、あたしにも一声かけてくれたら良いのに。働くの [続きを読む]
  • ママ集団への警戒心
  • あたしは主婦だった頃から「私も主婦なの」と言われても親しみを持てなかった。直後に「お子さんはいるの?」なんて聞かれようものなら、むしろ警戒していた。その理由は説明不要かも知れないが、子どもがいなければいない理由を聞かれ一人しかいなければ「もう一人くらい産めば?」と催促されるという誰もが経験する会話の展開が大嫌いだったからだ。それがまだ一対一なら良いのだが、相手が複数いる場合は味方ゼロの空間にいきな [続きを読む]
  • 求められるもの
  • ある日、親子クラスのレッスン後のフォローをすることになった。よりによって、あたしが一番嫌いな赤ちゃん連れの時間帯である。やる事はロッカーでの安全監視と母親がトイレに行く間の見守りくらいで難しくはない。最初は静かだったけれど、段々とレッスンを終えた親子が集まり着替え終わった子どもたちは並んでいたゴミ箱を押しながら走り始めた。事故に繋がるようなスピードとはほど遠いが、注意するべきなのかも知れない。だけ [続きを読む]
  • 歩かない子ども
  • 「どうしてもう一人くらい産まなかったの?」なんて平気で聞く相手には「どうしてそんな失礼な事を聞けるのですか?」と言ってやりたい。今まで何度も思ったけれど、ケンカを売っても話が長引くだけだ。「一人目が思ったより手がかかっちゃって、ちょっと疲れちゃったんですよねぇ」あたしは嫌々ながらに愛想笑いをした。「最初の子で面倒見すぎたんじゃないの?」関わりたくない相手ほど何を言っても絡んでくる。「そうかも知れま [続きを読む]
  • 大人の居場所
  • 美容室を探す時「お子様連れ大歓迎」「キッズスペースあり」こんな表示を見るとそのお店は候補から外れる。子どもを持つ親にとって、これが素晴らしいサービスなのはわかっている。だけど、あたしは子どもが苦手だ。美容室は髪を切るのが目的とはいえ、リラックスして過ごしたい。隣にずっと赤ちゃんがいたり、大声を上げる子がいたらストレスを感じてしまう。それでも、直接関わらずに済めばまだ良い。近づいて来られるのは本当に [続きを読む]
  • 息苦しさと開放感
  • 離婚して夫が子どもを引き取り、育児という義務から開放されたあたしは子どもに対する苦手意識や嫌悪感が少しだけ軽くなった。それでも、抱っこされている子や、よちよち歩きの小さな子とは目線を合わせたくないし、触るのも触られるのも嫌だ。会話の流れで可愛いと言わざるを得なくなる空気にも耐えられない。子どもが苦手と言うと、時々勘違いされる。「そのうち慣れる」なんて言われても、あたしは子どもとの接し方がわからない [続きを読む]
  • 子ども嫌いの始まり
  • それはあたしが保育園に通い始めた年長の時だ。何故か同じクラスには髪の長い女の子がいなかった。背中が隠れるくらいにまで伸びたあたしの髪は珍しがられて毎日のように「触らせて!」と女の子たちに追いかけまわされ、それが一番嫌だった。母は私の髪を大切に伸ばしていたけれど、保育園での出来事を話したら切ってくれた。いとこは年上で落ち着いている子が多かった。保育園に入って初めて子どもの怖さを知ってしまったのである [続きを読む]
  • 一番の苦しみ
  • あたしにとって人生で一番辛かった経験は出産だ。産んだら忘れるなんて言うけれど、10年以上経った今でも忘れていない。陣痛が始まったのは昼間だった。すぐに病院に行ったものの夜になっても生まれる気配が全くなく、痛みだけが繰り返していた。終わりが見えない恐怖に耐えられず、飛び降りて死んでしまいたかった。だけど病室は2階。飛び降りたところで意味がない。ここで騒ぎを起こしても、もう手遅れだとあきらめた。繰り返 [続きを読む]
  • 正義と女の集まり
  • 小学校の役員の仕事で、他校の保護者たちと顔を合わせる機会があった。新年度を迎えたばかりで異動の話題が上がり「ねぇ、そっちに〇〇っていう先生行かなかった?」うちの子どもの担任ではないのは確かだが、聞き覚えのない名前だ。「あいつ本当使えないから、気を付けて」一人が言い出すと「だよね〜」「この前だってさ…」次々と悪口が始まった。あまり聞きたい話ではなかったが、その先生は仕事に不慣れなだけのようだ。誰だっ [続きを読む]
  • ママと呼ばないで
  • 「あら橙子ちゃん、結婚したんだってね」声をかけて来たのは、実家の近所に住む中年の女性だった。あたしが入籍し、引越しをしてまだ1日だというのに20歳で結婚したという珍しさからか、一気に噂が広まったようだ。「で、赤ちゃんはいつなの?」そんなことを聞かれるとは思わず、驚きしかなかった。この女性の頭の中では、あたしが妊娠して結婚したというストーリーが勝手に出来てしまっているのだろう。この頃、あたしは派遣で [続きを読む]
  • あたしの今
  • 「先生見て!学校でここに画鋲刺さった」手のひらを指差す少年をからかうようにあたしは聞いた。「うわぁ、痛そう!泣いた?」「泣かないよ、痛くないし」「え〜、先生だったら無理だな。多分泣いちゃう」「平気だよ、こんなの大したことないじゃん」淡々としつつも、どこか嬉しそうに答える少年。あたしも自然と笑っていた。子どもが嫌いなあたしが、こんな時間を過ごす日が来るとは思わなかった。自分が産んだ子どもですら、可愛 [続きを読む]
  • 終わらない報告
  • 離婚して子どもを手放した事は隠すつもりもないけれど、関わりのある全ての人には報告しきれない。職場がスポーツクラブだけに日常的に会話をする相手の数が多すぎる。もう、あたしの事は「子どもを捨てたバカ女」で構わない。皆で好きに噂して、どんどん広めてくれたら良いのに。自然と伝わるよう、名字を旧姓に戻すべきだったのだろうか。「お子さん元気?」と聞かれて、離婚報告をするのにもそろそろ疲れて来た。何故他人が離婚 [続きを読む]
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