ほっこり さん プロフィール

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ほっこりさん: 読書と日々のこと
ハンドル名ほっこり さん
ブログタイトル読書と日々のこと
ブログURLhttp://happy39129.blog.fc2.com/
サイト紹介文本を読んだ時の気持ちを綴っていきます
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 143日(平均2.5回/週) - 参加 2018/03/27 16:55

ほっこり さんのブログ記事

  • 送り火  高橋弘希著
  • 2018年芥川賞受賞作。受賞後、すぐに図書館に予約したら意外と早く借りられました。父の転勤でいくつかの学校を転校してきた歩は中学三年生。今回の転校先は青森の中三男子3人の学校。その中で行われる表面的にはいじめに見えない残虐なゲーム。歩は不信を覚えつつそこから抜け出せず、流されていく。そして、いじめていた晃はかつていじめられていたことを知り、いじめられていた稔はいじめていた晃ではなく傍観していた歩を恨ん [続きを読む]
  • 奇跡のリンゴ  石川卓治著
  • たまたまネットで見つけた本ですが、NHKの『プロフェッショナル』というその道のエキスパートを取り上げる番組で放送された、木村秋則さんについて書かれた本です。木村さんは無農薬で育てられた奇跡のリンゴを育てている方です。リンゴはその昔、ヨーロッパでは小さくて甘くなく料理に使われていたフルーツでした。アメリカにわたり品種改良され、どんどん甘く大きくなり今のようなおいしいリンゴが出来ました。このりんご、農家 [続きを読む]
  • よい謝罪  竹中功著
  • 吉本興業で35年にわたって謝罪会見を取り仕切ってきた著者が書いた、謝罪の極意。素直に謝るのは大切と分かっていながら、いざとなると意地を張ったり、言い訳をしたくなったりして・・・謝罪とは被害者の抱えている怒りをしっかりと受け止め、誠意をもって反省の気持ちを伝える事。心に訴えかけるもので、弁解、言い訳、正当化、無責任な姿勢は被害者の気持ちを悪化させてしまいます。被害者の気持ちが収まったところで、弁償・賠 [続きを読む]
  • 逝かない身体  川口有美子著 No.2
  • この本を読み進める中で、浮かんできた思いを順不同で思い出せるものを書いてみます。・お母さんにかかりっきりで、子供たちは寂しい思いをするだろうな。 でも寂しい思いをしつつ、病気の人と触れ合い、命を感じるのは大事な事なのかもしれない。・ご主人とはお母さんの死後、離婚されます。 介護をしていなかったら離婚しなくて済んだのかな? 介護ていなくても離婚することになってたのかな? でも何が大事かは、本人たちの [続きを読む]
  • 逝けない身体〜ALS的日常を生きる  川口有美子著
  • 生死を巡る本が続きますが、ノンフィクションの本を探していたところ、この本に出合いました。ALSとは毎日少しずつ筋肉が固まり、手足が動かなくなり呼吸も困難になります。そこで人工呼吸器をつけるかどうか、すなわち生死を患者または家族が選択しなければいけなくなります。川口さんは人工呼吸器をつけることを決断し、お父さん、妹さんと一緒にALSを患うお母さんの介護の道を選択しました。川口さんは旦那様、娘さん、息子さん [続きを読む]
  • 安楽死を遂げるまで  宮下洋一著
  • スイス、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、アメリカの一部の州では安楽死が、医療行為として認められています。日本では認められていません。安楽死には医師が死をもたらす行為をするものと、医師が薬を処方し本人が飲んだり点滴のストッパーを解除したりする自殺ほう助の方法があります。著者が本人、家族、医師に話を聞き、日本での過去の安楽死事件をも追ったノンフィクションです。現在、私は心身ともに病気ではありません [続きを読む]
  • 万引き家族
  • カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞した、是枝監督の作品。現在の日本社会の問題が盛り込まれている作品でした。子供への虐待、独居老人と年金などなど。他人同士が万引きをしながら家族のように生活をするストーリー。万引きは犯罪であり、絶対にしてはいけないことという前提でありながら、その他人同士の家族が周りの目を盗みながらも、温かい関係の中暮らしています。勿論そんな生活が続くわけもなく、最後は警察に見つかり [続きを読む]
  • 極夜行  角幡唯介著  No.2
  • 角幡さんは1匹の犬と旅をします。彼にとって犬は運搬を担い、白熊や狼など獣からの攻撃を知らせてくれるボディーガードであるばかりでなく、旅の友であり癒しでありました。デポといって旅の前に食料や燃料を備蓄しておく場所があります。彼はそれを頼りに旅をしますが、熊に荒らされ、人に荒らされ食料が尽きていきます。狩猟もうまくいかずこのままでは自分の命が危うい、と思うとき最後は友である犬をも食料とみなすようになり [続きを読む]
  • 極夜行  角幡唯介著 No.1
  • 一日中太陽が沈まないのは『白夜』一日中太陽の出ないのが・・・『極夜』知りませんでした。ということで興味を持ち読みました。北極は半年が白夜、半年が極夜。角幡唯介さんが極夜を冒険するノンフィクション。地理的な冒険ではなく、24時間闇の中での生活を冒険する話。生死を掛けて-50度にも達する雪と光の世界を一人旅します。彼にとっては人生を掛けた旅。冒険家の多くはそうなのでしょうね。人は他人に理解してもらえないこ [続きを読む]
  • 小さなご近所さん
  • 数年前、若いお腹の大きなお嫁さんとその旦那様がお隣に引っ越してこられました。女の子の赤ちゃんが生まれ、早いその子は小学校2年生。その子のお母さんも私も仕事をしているので、そんなに出会うことはありません。でも見かけると声を掛けます。先日、その子の登校時、私はゴミ出しの帰り『おはよう』と声を掛けたらなんと、ハイタッチしてきたのです。真顔でした。でも笑顔の苦手な子が自分からハイタッチしてくれるなんて、な [続きを読む]
  • BORN TO RUN   クリストファー・マクドゥーガル著
  • 『トレイルと喧嘩するんじゃない。トレイルが差し出すものを受け取るんだ。』この本はトレイルランナー(山を走るランナー)のバイブルともいわれている本。走るために生まれたといわれるメキシコの奥地に住む、タラウマラ族について書かれています。彼らが履いて走る、草履のようなサンダルのようなゴム底に紐を通しただけのワラーチという履物があります。それを手作りしたことで出会った本。タラウマラ族は平和に暮らしていまし [続きを読む]
  • 富士山
  • 初めて富士山を見たのは20歳の時、飛行機からでした。綺麗な形で感動しました。それ以来新幹線から見る度、♪♪富士は日本一の山〜♪♪と、心中で唄い、その美しい形に感動していました。7年前に引っ越してから、通勤時に電車の窓からその姿を発見したときうれしくて『あっ!富士山!』と声が漏れそうになったほどでした。そしていつか登ってみたいと思いながら、昨年5合目から富士山に挑みました。ランニングクラブの仲間と一緒で [続きを読む]
  • ワンダー R.J。パラシオ著
  • 以前読んだ『もうひとつのワンダー』の前編です。普通でない顔を持つ11歳のオギーが初めて学校に行き、悲しいこと、つらい経験をします。そんな中でも家族と数少ない友人の愛情に支えられ、オギーと周りの人たちが成長していくストーリー。オギーは読んでいてつらくなるような思いをたくさん経験します。でも家族の愛に包まれていることがよくわかるので、全体として温かい安心した気持ちで読むことが出来ます。アメリカの家庭では [続きを読む]
  • さよなら、田中さん  鈴木るりか著
  • 小学4、5,6年生の3年連続で『12歳の文学賞』を受賞した鈴木るりかさん。どんな小説なのかなあ?と興味を持ち読んでみました。田中花実さんは小学校6年生。母子家庭で生活は苦しく、お母さんは工事現場で仕事をしています。そんな貧しい環境の中でも、お母さんの愛情を一杯受けたくましく暮らす6年生の1年間のことが書かれています。12歳の女の子が書いたとは思えない文章力と表現力。銀杏の臭いにおいを『ウンチじゃないのにウン [続きを読む]
  • NHKが面白い
  • NHKテレビ 最近マイブームです。受信料については色々思う所もありますが、それはさておき面白いのです。ある番組では・・・葉を切って巣まで運び、そこで刻む担当に代わり、巣の中に持って行って巣の中でキノコを作るアリ。アリが30種類の仕事分担をしているのです。しかも音を聞き分けてコミュニケーションをとります。こんな面白いアリがいるなんて!またこのアリを25年間研究し続けている方がいます。好きなことを見つけてな [続きを読む]
  • あじさいラン
  • 梅雨の晴れ間。走ってアジサイを見に行きました。朝6時出発。クラブの仲間と約12キロ走ります。やっと着いたところには一面のアジサイが道の斜面に咲きほこっていました。地域の方が竹林をアジサイに変えた、その名も アジサイ通り。様々な種類に、さまざまな色、とても素晴らしかったです。帰りは行列のできるこだわりパン屋さんでパンのご褒美。うぐいす豆がたっぷり入ったパン。おいしかった〜思わず自宅用にも買ってしまいま [続きを読む]
  • こっちへお入り  平安寿子著
  • 職場のアラサー男性から勧められてお借りしました。独身OLの江利が、落語に出会い聞くだけでなく演じ始めます。落語の中で笑ったり泣いたり、自分の人生を考えたりして進んでいくお話です。笑点はテレビで観たことも、収録を見に行ったこともあります。しかし、落語は見たことがありません。なんとなく子供の時の印象でおじいちゃん、おばあちゃんの見るものだと思っていましたので、先入観を持っていました。落語の中では、悲しい [続きを読む]
  • 上州八王子トレイル
  • 晴天に恵まれた中、群馬県の山の中11キロのトレイルでした。太陽はギラギラ暑いのですが、山の中は日陰になり涼しい風が吹き抜けます。その中を登ったり駆け下りたり、一心に進むのが楽しいのです。遅い私でも私なりに、ロードはタイムと戦わなければなりません。とにかくきついのですが、トレイルは山の中を小動物になった気分で駆け抜けます。山の中で待機してらっしゃったスタッフの方が女性で10位内に入ってますよ、と言ってく [続きを読む]
  • はなちゃんのみそ汁
  • 以前、録画して観ていなかった映画の1作品です。お母さんが幼い娘さんを置いて、無くなる話ということを知っていました。胸が苦しくなって泣く映画は避けたかったので、見ていませんでした。でもお大好きなブロガーさんがこの本を紹介されていましたので、思い切って観てみました。結婚前に乳がんが発見され、結婚し、出産を経て亡くなるまでのことが描かれています。本には亡くなった後のことも書かれているようですし、他にもも [続きを読む]
  • 聖地巡礼  内田樹×釈徹宗 
  • 社員旅行で大浦天主堂に行くので、読んでみました。豊臣秀吉の時代のキリスト教弾圧により、京都にいた26人のキリスト教徒が耳と鼻をそがれたまま長崎まで歩かされ処刑されました。江戸時代の末期、開国され殉教した26聖人のために建てられたのが大浦天主堂です。キリシタンにとって拷問の痛みは一時的なものであって、それに屈することこそ永遠の恥になると信じていたためどんな力にも負けることなく殉教していきました。踏み絵で [続きを読む]
  • 一人でできるけれど・・・
  • 今日は24回目の結婚記念日です。最近分かってきたことがあります。一人で大体のことはできますが、ひとりぼっちは無理だなあということです。家事、運転、引っ越しを海外含め4回、子育てもほとんど一人でしてきました。だから大概のことは一人でできると思います。でも独りぼっちは嫌だなあ。一人だとどんどん負のスパイラルに落ち込んでいきそうです。ご飯を作る気にも、掃除をする気にも、出かける気にもならないような気がする [続きを読む]
  • 歩こう会
  • 毎年地域の5キロ、10キロの歩こう会の誘導のお手伝いに、ランニングクラブから参加します。初めてお手伝いした5年前は、小学生が多数参加していました。おそらく大人の参加数はそう変わらないと思いますが、小学生の参加数が年々減り今年はほんのわずか。子供人数が減っていることだけが原因ではないと思われます。・家族単位での行動が中心で、地域の行事に興味がうすくなっている・子供たちだけでの参加は危険(交通事故、熱中症 [続きを読む]
  • 一瞬の判断と不注意
  • 大学生のアメフトの試合での危険なタックルの問題が、ここ数日注目されています。指導者、学生の責任問題に揺れています。基本的に悪人というのはいないと思っています。でも誰もが悪い気持ちも持っています。ただ、一瞬の判断で一線を越えてしまった時が怖いのです。今回の選手も、追い込まれていたとはいえタックルする一瞬の判断で、やめることもできたのです。また、悪い気持ちでなくても不注意で、悪いことが起こってしまうこ [続きを読む]
  • もうひとつのワンダー   R.J.パラシオ
  • 子供向けの本ですが、とてもいい本です。本当は『ワンダー』を借りるつもりが間違って続編の『もうひとつのワンダー』を借りてしまいました。『ワンダー』ではオーガストという普通のでも顔だけが普通でない男の子を巡る、友達との関係を描いているそうです。『もうひとつのワンダー』では『ワンダー』と同じ時系列でオーガストをいじめた子、幼なじみ、同級生について書かれています。その子たちにもその子たちなりの思いや生活が [続きを読む]