涙兎 さん プロフィール

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涙兎さん: 君と→←僕との距離
ハンドル名涙兎 さん
ブログタイトル君と→←僕との距離
ブログURLhttp://ruito25.blog.fc2.com/
サイト紹介文K-POPグループ『SHINWHA-神話-』のCP小話部屋になります。BL表現しかありません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供26回 / 16日(平均11.4回/週) - 参加 2018/04/10 10:40

涙兎 さんのブログ記事

  • 春一番
  • 「馬鹿は風邪ひかないって云うのにな」「ちょっ!ゴホッ・・・ヒョン、酷くない?!」おでこに冷えピタを貼ってくれる優しさとは裏腹に、グサグサと弱りきった躰と心に容赦なく突き刺さる毒塗れの小言の雨嵐。「散々そんな格好で寝てたら風邪ひくぞって、わざわざ俺が心配してちゃんと忠告してやったのにそれを無視してソファーなんかでしかも風呂上りに薄着でザコ寝なんかしたジニくんですからねぇ〜」「うぐっ」「馬鹿を通り越し [続きを読む]
  • 休日の過ごし方
  • 春晴れの穏やかな陽気に誘われて、ぶらりと外へ出てみた。とくにあそこに行きたいだとか、あれが見たいだとかはなくて。予定もなかったし、ただ思い付きでぶらぶらと歩いてみた。「んー・・・気持ち良いなぁ」雰囲気が素敵だな、と立ち寄ったカフェのテラス席。持ってきてた読みかけの本を置いて、澄み渡った青空にぐっと手を伸ばす。深く吸い込んだ芽吹いたばかりの草花の匂いと、シナモンが香るコーヒーの匂い。道行く恋人たちの [続きを読む]
  • Missing you
  • 『もしもし?』「・・・・もしもし」間接照明にぼんやり浮かび上がる、冴えない横顔。着信を知らせる画面に表示された名前をみて、切れる様子もないから仕方なく出てみたけどやっぱり無視しとくんだったと小さく溜め息を吐いた。『何でそんなに機嫌悪いのさ?』「お前には関係ないだろ」誰が聞いても判る不機嫌丸出しの声。云ってることと態度が噛み合ってないことくらい、自分でも気付いてる。でも、それは『またそうやって、俺だ [続きを読む]
  • You are a beautiful liar
  • 「何で、俺じゃダメなのかな?」独り言のように吐き出した問い掛けに応えなんてあるはずもなく、溜め息と一緒に虚しく消えていった。たぶん、この気持ちを押し付けても優しいあの人のことだから気付かないふりをしてくれるだろう。悪戯に傷つけたら、俺じゃない誰かの下へ逃げて慰めてもらうんだろ?そんなの指咥えてただ見てるだけなんて出来るわけないじゃん。ずっと・・・俺だって、ヒョンのこと想って狙ってたんだから。あの笑 [続きを読む]
  • Truth
  • 「・・・くそっ!」勢いで投げつけたスマホが、音を立てて床に転がった。傷つけたくて傷つけた訳じゃない。売り言葉に買い言葉で。どうしてか、今日に限って2人とも虫の居所が悪くて些細なことでぶつかった。最初に突っかかってきたのはエンディでいつもなら気にもしないことがやけにザワついて、思わず云い返してしまったのがいけなかった。火に油を注いで退くに退けなくなってきて、さらにお互い頑固な性格が足を引っ張って止める [続きを読む]
  • 独占欲
  • 「じゃんけん、ぽん!」「ぽん」今、この瞬間からお前のすべてを奪うための一世一代の大勝負。右手はグーで、左手はパーで。ハイ、俺の勝ち。「・・・・」「はいはい、そんな顔してもダメだぞ」勝敗なんて初めから判ってたことだろ?お前のすべては俺のモノ。独占欲振りかざしてお前に伝えたら、簡単に抱かせてくれそうだけどもっと気持ち良いことをしてみたいから王様気分で命令でもしてみようか?キスしたり、添い寝してみたりも [続きを読む]
  • カフェオレ
  • いつもはブラック派だけれど、ミルクと砂糖を少しだけ・・・。小さなスプーン1杯分の愛情も混ぜて、ヒョンへ差し出した。「お疲れ様、エリヒョン」「あぁ、サンキューな」見上げてきた瞳に疲労の影がおちていて、少し心配になる。「煮詰まってたり、する?」「うーん・・・そんなことはないぞぉ!って云いたいとこ、なんだけどな」弱気を覗かせるなんて珍しいことだからよっぽどなんだろう。「無理はだめだよ?」「判ってるよ」教科書のような [続きを読む]
  • もちぷに
  • 「腹、減ったなぁ〜」最近、どうした?!ってビックリするくらいお腹が減ってしかたがない。別に食べてない訳じゃなくて。朝・昼・晩、毎日ちゃんときっちり3食デザート付き。・・・食べてるのに、お腹が減る。「どうしておなかがへるのかな」んー・・・確か、キッチンの戸棚にお土産だって貰ったクッキーがあったはず。「おやつをたべないとへるのかな」あー・・・でも、パンって気分だしベーグルでも買ってくるか?クリームチー [続きを読む]
  • お時計さん
  • その手はなんのためにありますか?                              大好きな人を抱き締めるためです。その声はなんのためにありますか?                              大好きな人の名前を呼ぶためです。その足はなんのためにありますか?                              大好きな人のもとへ行くためです。それじゃぁ、その [続きを読む]
  • I Want
  • 「エリヒョンなんてしらないっ!」「ちょっ・・・おい!まっ・・・エンディ?!」勢いよく立ち上がったせいで、テーブルの上のマグカップが音をたてて倒れた。その拍子にエリヒョンの脚に中身が零れたように見えたけど、お構いなしでそのまま部屋を飛び出す。今の僕には、あれもこれもどれもそれもどうでも良いことだった。それでもエレベーターに乗り込んで、ドアが閉まる瞬間に覗いたヒョンの切羽詰まった表情にチクリと胸が痛ん [続きを読む]
  • ふわふわ
  • かしゃん、かしゃん・・・とリズミカルな金属音がキッチンから聞こえる。そろそろ昼時だな、と作業を途中で切り上げてリビングを覗くと楽しそうに鼻歌交じりに何かをしているエンディの姿が目に入った。「ずいぶんと、ご機嫌さんだな」「エリヒョン」対面式のカウンターから様子を伺うと、見馴れない銀色の物体を持っていた。「何だ?それ、」「あ、これのこと?」よくぞ聞いてくれました!と云わんばかりに、目をキラキラさせなが [続きを読む]
  • Throw My Fist
  • 「痛っ」「ほら、動くなって」あちらこちら擦り切れてる傷を消毒しながら、逃げようとする顔を睨む。「だって、」「だって、じゃない」すぐさま反論を制すると、しゅんと大人しくなるその姿に思わず吹き出しそうになった。壁にもたれ座り込んだままピクリとも動かなくなったから、さすがにこのままにしとくのは可哀想かと思って連れ帰ってきたのが1時間ほど前のことだ。されるがまま、手当を受けているその姿を手を動かしながら盗 [続きを読む]
  • Throw My Fist
  • 誰も居なくなった駐車場に、荒い息遣いだけがこだまする。スーツが汚れるのもお構いなしに、大の字で寝っ転がってるその人へと近づいてじぃっと見下ろした。影ができたせいで、殴られた痕が生々しく浮かび上がっている。視線だけ僕に寄越して、起き上がるつもりはないようだ。「・・・ずいぶん派手にやられちゃいましたね」「イケメンになったろ?」ウィンクを投げて、イテテッと渇いたように笑ってみせる。目蓋も頬も口元も、どこ [続きを読む]
  • 9095
  • 「すいません・・・行き先、変更しても良いですか?」スマホに届いたメッセージを恨めしく睨み付けながら、タクシーの運転手に声をかけた。いつの間にか降り出した、雨に濡れた窓ガラス越しにながれる街並みはキラキラ輝いていてまるで宝石箱をひっくり返したようだった。そんなロマンチックな風景とは裏腹に、曇りガラスに写った自分の顔は不機嫌そのものに見えた。嫌いな訳ではない、いつものことだから。今に始まったことじゃな [続きを読む]
  • マシュマロ
  • 久しぶりの休日なのに・・・2人揃っての貴重なお休みなのに、何で?今日のために、いろいろ考えてたんだよ?下調べだってしてたんだよ?おいいしそうだなって云ってたカフェで遅めの朝食にして、欲しがってたスニーカー買いに行って、夕飯の材料を調達して一緒に作って食べて朝から夜までずっと一緒にやりたいことも行きたいとこも沢山あったのに・・・何でさっきからカメラ越しにしか俺のこと見てくれないの?てか、なに撮ってんの [続きを読む]
  • 桜吹雪
  • 桜の下には、叶わない恋に焼き殺された女の亡骸が埋まってるんだって。溢れ出た想いを吸い上げキレイに色づいて散ってゆくために、その花を咲かせて舞い誇ってるんだって。「僕も、桜みたいに散ってみたいな・・・」「なんだそれ?」火照った躰に残る余韻を味わいながらヒョンの肩にもたれて、ふとそんなことを考えた。「一瞬でも精一杯大輪の花を咲かせて、風に吹かれて舞い散って・・・大好きな人の上に降り注いで、忘れられない [続きを読む]
  • ムッキムキ
  • 職業柄、なのか最近ますます相方さんの腕周りの筋肉が発達したような気がする・・・ 娘ちゃんと一緒にマッスルポーズ!wどっちかと云うと低身長な方なのでいつかミヌさんみたいな躰にならへんかなぁ?と密かに期待してたりします(ノ)’∀`(ヾ) [続きを読む]