大徳子 さん プロフィール

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大徳子さん: 怒涛の向こう側〜逆縁に生きて
ハンドル名大徳子 さん
ブログタイトル怒涛の向こう側〜逆縁に生きて
ブログURLhttps://ameblo.jp/stromae/
サイト紹介文18才の息子が突然みずから命を絶ちました。怒涛の向こうには何がある。自死遺族、残された母の手記です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供8回 / 8日(平均7.0回/週) - 参加 2018/04/12 16:58

大徳子 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 早くおうちに帰っておいで
  • 母はボケてもいるし、年のせいで少しのことでも大騒ぎとなります。だから、警察に行く時も出掛けに彼女を安心させるために、「大丈夫よ。3男くんは優柔不断だから。変なことは絶対にしないし できないわよ。」と、私はそんなことを口にしていました。それはあながち嘘でもなかったのです。 よく言えば優しい。悪くいえば、はっきりしないところが3男にはありました。日常のくだらない事を決めるのにも、答がかえってこない。(お [続きを読む]
  • 捜索願
  • そこに書いてあることと言っている本当の意味とが一致するのにどれだけかかったのでしょう。一瞬、その台詞が、何かのシナリオの一部なのか、書きかけのコピーの写しなのかと、私は頭の中が混乱しかけたのですが、それが 只ならない内容だと自覚するのと部屋を飛び出すのとは ほぼ同時でした。 そして、居間にあった携帯を取ると、私は1男の部屋へ駆けつけました。「こんな紙が置いてあったのよ ! 」すぐにナタリに電話をしま [続きを読む]
  • さよなら
  • 心配はしていなかったとはいえ、時間だけが刻々とたって、やはり 「遅いな」という現実がありました。予告もなしに家を留守にして、こんな時間まで帰ってこないというのは、もちろん3男が生まれてこの方、初めてのことでした。 外出の理由がはっきりしないまま、私は3男の部屋を何度も出入りしました。部屋は散らかっているわけでもなく、かといって特別に整理されているということでもなく、いつもの彼の生活空間という以外に気 [続きを読む]
  • いない
  • ほかに理由などはありませんでした。その日は日曜日でしかもバカンスの最後の日だったので、一日の生活時間のリズムが遅れ気味になっていました。午後1時を過ぎても昼食の支度は整っていませんでしたが、私はテレビを横目にそろそろ昼の準備をと思っていました。ところが、その矢先のことでした。突如1男が玄関を指差して、叫んだのです。「あれっ、3男くんの靴ないよ…」 はっと見ると、確かに3男の靴がありません。部屋で寝 [続きを読む]
  • あの日…
  • あれは、2週間の冬のバカンスの最終日。テレビでは華やかに繰り広げられた冬季オリンピックの閉会式が始まっていて、私も連日の興奮の余韻にひたっていました。朝のうちには、いつもの通り母を連れ出して、買い物に出かけていました。翌朝には 3男はライドシェアで5時に出発する予定だったので、食の細い彼用に食べやすい形の菓子バン類、それに その日に毎度持っていくサンドイッチの材料などを調達するためでした。 すべて [続きを読む]
  • はじめに Ⅲ
  • その冬は、それに加えて、大きな動きがありました。当時3男は、兄の2男と同じく地元の高校の理数コースに通っていました。一年目は兄と同じ学校でもあることだし、そのまま 「大事は起こらず」過ぎたのですが、問題は2年目でした。 もともと3男は理数科志望でも何もなかったのですが、たっての 「ハラ男の希望」により2男と同じく 理数科では定評のあるその高校に通うことになっていたのでした。ただ入学時にその学校を3 [続きを読む]
  • はじめに Ⅱ
  • 3男は4人兄弟の末っ子でした。まだ6才の時に両親が離婚して、以来、彼と兄2男の二人は父親の家と母親の家とを一週間おきに往復するという生活を余儀なくさせられていました。 ただ、16才の冬、父親の家から戻った夜に3男が泣いているのでした。「もうパパの家に行きたくない…」聞けば 父 ハラ男との間で喧嘩が次第にひどくなる一方でもう耐えられない、というのです。初めて見た 3男の涙でした。 ただ 私がその時に言 [続きを読む]
  • はじめに
  • 息子が私の人生から忽然と消えてしまいました。今までは 子供たちがいる生活が当たり前のことと思っていました。たとえ 離れて暮らしていても、彼らは私の人生の一部であることに何の疑いも持たずにいました。 いるのが当たり前だという彼が前触れもなくいなくなって、そしてその現実が本当なのか本当でないのかとわからなくなるくらいに、すれすれの淵を彷徨う自分がいます。 わからないままに ネットをうろうろしながら自分と [続きを読む]
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