ももまんじう さん プロフィール

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ももまんじうさん: 房総(モーソー)だより
ハンドル名ももまんじう さん
ブログタイトル房総(モーソー)だより
ブログURLhttp://momoman22.blog.fc2.com/
サイト紹介文房総だよりとは、房総名物「桃福」の主人がお贈りするその日の手紙です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 12日(平均9.3回/週) - 参加 2018/04/16 09:32

ももまんじう さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 「ジャムの沼」
  •  ジャムの沼は、底なし沼です。ジャム採取の際には、必ず安全帯を装着し、渡り板から先には決して立ち入らないでください。古の人が“赤池地獄”と称したとおり、一度入ると抜け出せません。美味しいものは常に危険を伴います。しかし、沼を眺めていると“ダメニンゲン”というタコの紙ふうせんが、ジャムにまみれてぷかぷかと浮かんでいるのが確認できます。一見、ジャムの間を漂っているようにも見えますが、ダメニンゲンは、な [続きを読む]
  • 「温泉岩」
  •  房総は有数の温泉地。中でも、奇岩“温泉岩”は有名な源泉のひとつです。岩山の山頂に温泉が湧きだしており、源泉によって泉質や効能が違うのが特徴です。 源泉の大きさは大小あり、深さも深いところで10m以上あるようですので、入浴の際には、十分お気をつけください。ぶどうの炭酸泉は、ワインの成分が確認され、美肌に効果があり、未成年は立ち入り禁止となっています。黒コーラの炭酸泉は、ニキビや反抗期によく効くと言 [続きを読む]
  • 「房総大橋」
  •  南房総の名所のひとつに、日本一の歩道橋「房総大橋」があります。名物「桃福」の包装紙にも描かれている房総大橋ですが、材質には固焼きで仕上げたカステラが使われています。年に一度補修工事があり、その日は一日中、焼きたてのカステラが甘い香りを放っています。橋を渡った先には、干潮の時だけに現れる小島があります。島は貝殻でできていて、暗くなると白くボウッと光るので、うみほたると呼ばれています。 うみほたるは [続きを読む]
  • 「たいやきの子孫」
  •  数十年前、一匹のたいやきが脱走し、海に逃げ込んだという事件がおき、世間を震撼させました。その様子は、詳細に歌い継がれ今日に至っていますが、その後たいやきの子孫が房総沖にて発見されたことはまだ記憶に新しいのではないでしょうか。 体長はたいやきの半分ほどですが、中身はあんこの他に、クリームやチョコ、また突然変異のカレーなど驚くべき進化を遂げています。最新の調査では、中身が透けて見える薄皮のたいやきが [続きを読む]
  • 「黒いダイヤ」
  •  房総の海は豊かで多くの生物が暮らしていますが、“房総しじみ”は数が少なく、資源の保護がうたわれています。 貝ひと粒で、なんと10年分のだしが取れると言われるほどの“だしの塊“で、某有名グルメガイドの掲載料理人は必ず手に入れていると言われています。とても希少なので、「黒いダイヤ」と呼ばれているのです。 あさりなどの貝とは一線を画し、深海に生息するしじみは、大潮の日に砂から出て移動するということ以外わ [続きを読む]
  • 「よい夫婦〜房総マナティ」
  •  4月22日は、よい夫婦の日。よい夫婦と聞いて、まず思いうかぶのは、房総マナティの夫婦。房総近海には海中温泉が湧き出る泉があり、マナティの夫婦はそこで暮らし、大変貴重な海藻“満月藻(まんげつそう)”を夫婦そろって栽培しているのです。満月藻は、今まで多くの海産物研究家が人工養殖を試みましたが、失敗に終わりました。なぜか房総マナティにしか栽培できないのです。満月の夜に収穫する満月藻ですが、種まきはオス、 [続きを読む]
  • 「ブロッコリーの気球に乗って」
  •  チンアナゴがブロッコリーの気球に乗って出かけていきます。今年の糖蜜を市場に出荷するためです。 一昔前は、茄子やきゅうりの馬を使っていたということですが、気球の方が安全に多くの糖蜜を運べるとのことで、とても気にいっているようです。ブロッコリーの気球は一般的にドローンと呼ばれています。自由自在に空を飛び回れるので、人気の乗り物です。 気球に乗るのは免許を持った大人のチンアナゴですが、たまに子供のチン [続きを読む]
  • 「いちご摘み」
  •  雨上がりにチョコレートの里山を散歩していると、小さなかわいい“いちご”が顔を出しています。円錐形のものが多く見られますが、ごくまれに三つ茎のものがあり、見つけると幸運が訪れると言われています。一口サイズなので、ついつい食べすぎてしまい、持ち帰るために用意したカゴもなかなかいっぱいになりません。そのため、誰が行っても摘むより食べすぎてしまうので、ほとんど市場に出回らないのです。実際、日持ちもしませ [続きを読む]
  • 「竜宮の案内役」
  •  みなさんは、竜宮城を訪れたことはありますか。亀を助けないと道が開けないというお話は、今は昔のこと。“浜の子供達に苛められている亀を助けると竜宮へ案内される”という物語は伝統芸能となり、今に伝えられています。以前は、女人禁制もうたわれていましたが、時代に合わないとの理由から撤廃されました。竜宮は万人を受け入れます。案内役は、陽気なメロンパン亀。甲羅がいつも焼きたてなのが自慢のようです。泳げない方も [続きを読む]
  • 「屋根で魚を飼う方法」
  •  4月18日は発明の日。稀代の天才建築家ヤンディが“屋根で魚を飼う方法”を発明した日として知られています。潮目を捕らえ、七色の水瓦を作りだした彼は、実際に屋根の上で鯱が潮の流れに乗って泳ぐ姿を見て、どんなに感動したことでしょう。すばらしい発明に全身を震わせたにちがいありません。「七色瓦の家」は、房総の重要文化財に指定されています。日中の鯱は動きが鈍いので、見学には朝と夕方がおすすめです。 四月十八 [続きを読む]
  • 「しりもも」
  •  今年も“しりもも”の季節がやってきました。しりももは、小さな川の水辺に生え、葉の中ほどに赤子のおしりのような果実をつけ、熟すとその実を川へ落とします。葉がそのまま舟の役割を果たし、下流へと運びます。下流では、流れてきたしりももを狩るための筏が組まれ、春の小川に彩を添えます。何百年かに一度、光輝く大きなしりももが現れ、中に“太郎”と呼ばれる男の赤子が入るそうで、葉に小さく「当タリ」と書かれていたと [続きを読む]
  • 「棚田ノ春」
  •  田植えが済んだ棚田には、房総米の若苗が青々としています。春風が吹き、餅桜の花びらが静かに舞い、水面に浮かびます。わずかに塩気を含んだ花びらは、苗の成長に欠かせない栄養となるのです。房総米は、毎年、米の食味ランキングで“超特A”の評価を受けている優良米です。神々しいほどのつや、噛めば噛むほど甘味が広がり、旨味がずば抜けているのが特徴です。 遠くに見えるプリン山が、午後の蒸気を吹き出しました。まもな [続きを読む]
  • 「潮干狩り」
  •  潮干狩りは、春の房総の風物詩です。潮が引いた浜には、たくさんのアサリが目を出し、呼吸をしています。春のアサリは、冬の間に栄養をたっぷり摂っているので、身が詰まり、ふくふくと太って大変美味です。潮干狩りは、竹製の“ひご網”という専用の漁具でアサリを捕まえます。アサリは、目がでている方向へ飛び出す習性があるので、目を刺激して、飛び出す方向を見極め、網を構えるのです。蓮の花に乗せて砂 [続きを読む]
  • 「ハコフグ」
  •  ハコフグが出世魚というのは、ご存知でしょうか?一年物は「いちごフグ」、五年物は「メロンフグ」と段々と形態を変え、高級さが増します。二十年物と言われるメロンフグは、「キングメロン」と言われ、大変珍重されます。高級鮮魚店“千匹屋”でもなかなか手に入らないそうです。かつては、皇室にも献上されました。いちごフグは、身が柔らかく、特に甘味が強いものを“甘王”と呼ぶそうです。メロンフグは高級魚で、ジュー [続きを読む]
  • 「チュウリップ〜光の酒」
  •  チュウリップが花の時期を終えるころ、いよいよ本格的に酒造りがはじまります。農林水産大臣賞にも輝いたことのある「チュウリップ〜光の酒」です。気温が上がりきった春の日の午後、チュウリップの花弁の奥より、ユラユラと発光した砂糖水のようなあやしい陽炎が昇り、辺りは芳醇な香りに包まれます。立ち昇った酒のしずくは、古の知恵により、その場でホワイトオークの樽に詰め込まれ、1年以上の熟成を経て、全国へ出 [続きを読む]
  • 「桃色ノ空」
  •  春の日、東ヨリの南の空は、桃色のペラペラした寒天で覆われています。空いっぱいに広がる寒天は、太陽の光を受けて、キラリキラリと光っています。同じ頃、産卵を控えたハゼ達は、マングローブの木に登りはじめ、その時が来るのを静かに待つのです。 やがて、寒天が乾き、少しずつ剥がれ、地上に降り出します。 ハゼもこの時とばかりに、一斉に黄金色の卵を産み、大気は金と桃色の粒に包まれます。 降り [続きを読む]
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