風任せ さん プロフィール

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風任せさん: 会社倒産までの苦闘と地獄ロード・そして再起
ハンドル名風任せ さん
ブログタイトル会社倒産までの苦闘と地獄ロード・そして再起
ブログURLhttps://saikisuru.muragon.com/
サイト紹介文倒産までの経緯・その後に大変な地獄が待っていました。当時乗り越えた知恵とノウハウを苦しんでい
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供43回 / 80日(平均3.8回/週) - 参加 2018/04/16 21:24

風任せ さんのブログ記事

  • 差押え執行官が自宅に。
  • 取引先が判決を基に当方側の資産調査をしないまま、差押え手続きに入っていたようで 当方に資産が無ければ空振りになってしまい、執行費用だけが掛かってしまうのを 承知の上での差押え執行でした。 執行日時の通知が来ていたので当日は自分だけ在宅して訪問を待っていました。 元々、家財品にお金を使うことが少なく、一度購入したものを長く使うこともあり 1つの品で高額なものは殆どありませんでした。 動産に関しても2 [続きを読む]
  • ビジネスローンの過払い金
  • 創業初期にお世話になった全国規模の無担保型ビジネスローン運営会社が、 事業停止することになったとの案内が管財人弁護士名で郵送されてきました。 創業初期に300万円2回を全額返済しましたが、借りたときの金利が高く 200万円ほどの過払い金が発生しているが、破産状態で5万円程の返還に なるということでした。 200万円が5万円には驚きましたが、現状の自分と重なり了承しました。 少しでも返還できる余力が [続きを読む]
  • 裁判所での話し合い・その2
  • 先の話し合いとは別件で地方裁判所に行きました。 こちらの件は債務金額が大きく650万円位の債務でした。 和解などの相談を行う部屋へ通されると、債権者とその弁護士、裁判官が すでに着席していて物々しい雰囲気の中で質疑応答が行われました。 淡々と事務的に進むことは変わらないのですが、 途中・途中で債権者の怒声が入ります。 『どうしてくれるんだ!』『ちゃんと返せよ!』 その都度、裁判官が『お静かに』とい [続きを読む]
  • 裁判所での話合い
  • 債権者からの提訴に伴い裁判所へ向かいました。 裁判官と相手の弁護士に向き合い、これまでの経緯と事実確認をするためです。 1回目ということで、今後どうするかの話は無く事実関係を認知するか否かを 聞かれることで10分程度の時間が掛かりました。 当然のことですが、 非常に事務的な質問を淡々と行われ、次第に自分の心が折れかかっていました。 帰り際に相手の弁護士から『資産は無いんですか?売却できるものは?』 [続きを読む]
  • 生活費をどうするか。
  • 精神的に疲れ果て気力を失っている中でも日々の生活費は掛かります。 最初の4か月程は何とかやり繰りしてきました。 妻も職場を見つけ収入を得ていました。 情けない話、裁判所への出頭や日々の督促などで精神的な切り替えが出来ず ひきこもりのような状態に陥っていました。 ある時、国民保険の切り替えがあり役場へ行った際に生活保護の部署が目に入り フッと立ち寄り悩みを相談しました。 自分『倒産状況にあるのですが [続きを読む]
  • 債権回収機構からの取立て
  • 債権回収機構からの督促が続いていた時の事です。 債権額500万円ほどの内容でしたが 当初は毎月返済で満額返済することが条件で督促が続きました。 当然、返せるアテも無いため居留守などで無反応をしていました。 ある日、自分でも何故なのか分からないですが、電話に対応しました。 相手『これまで待って来たので利息も付いて元金+大幅な利息になっています』 自分『半ば鬱病になっていて〇殺も考えています。もしくは [続きを読む]
  • 取引先からの取立てについて
  • ある日、自宅付近で待機していた取引先関係者が子供の帰宅に合わせて、 自宅に乗り込んできました。 まずは妻に対して強烈な一言 『お宅の旦那がうちの商品代金を踏み倒しているんだけど!泥棒だよ!』 押し問答が続く中で、胸に刺さった言葉が 『倒産するのを分かっていながら取引したのは詐欺だ!最低だ!人間性を疑う!』と。 こちらが悪いのは百も承知ですが、 沈みゆく泥船に石を投げつけるような言葉よりも、少しでも [続きを読む]
  • 提訴状の到達
  • 取引先A社の代理人弁護士名義で提訴する旨の通告書が送達されました。 事業停止から20日ほど、あまりにも早すぎる弁護士介入での通告書に驚きました。 掛売残280万円の支払振込みを2週間以内に行わなければ、裁判を起こすとのことです。 正攻法でいち早く金品を押さえる意図は十分理解できます。 ただ、事業停止までギリギリの生活で金目のものは全て投入しての事でしたから、 払える現金は勿論、大きな金目のものが一 [続きを読む]
  • 督促と来訪の日々…
  • 事業停止してから最初の月末を迎えるまで、毎日がアテもなく嘆くばかりの 日々を送っていました。 家族はその時間を大変不安に見守っていただろうと思います。 来月から収入も無くどうやって生きていくのだろうか? このことに尽きると思います。 自分は最初の半月ほどは督促と来訪に対処していました。 その後、精神崩壊してしまい殆ど自宅でひきこもるように、時には居留守を使い 低額の督促には何とか対応していましたが [続きを読む]
  • リスケならず代位弁済へ
  • 事業停止前に銀行へ打診していたリスケの件は何の回答もなく、 程なく代位弁済で対応するとのことでした。 非常に事務的かつ冷たさを感じる文面で 金の切れ目が縁の切れ目とはよく云ったものです。 この後、債権は保証協会に移り、怒涛の聞き取りや面談、返済計画など 数値化することや形だけ取り繕うような計画の提出など、無い袖は振れないのに 何の意味があるのかも判らないような話し合いと面談が続くのでした。 例えば [続きを読む]
  • 破産することが出来ない…
  • 事業停止する最後まで現金をかき集め、一縷の望みに賭けて事業継続させた ツケがやってきました。 破産手続きにあたって、裁判所に予納金が納められないのです。 負債金額によって金額が変わりますが負債5000万未満でも最低150万円が掛かります。 会社の代表としての立場と個人の立場の両方で破産させなければならず、 予納金が納められないからと云って個人だけ破産ということも出来ません。 あくまでも両方SETで [続きを読む]
  • 矢のような督促
  • 事業停止してから何も行動する気が起きず3日経過しました。 その間、携帯にはジャンジャン電話が鳴り響いていました。 留守電にもメッセージが残されており、自宅に訪問するとのコメントもありました。 精神的には最悪の状況で、家族子供がいるから夜逃げ出来ないものの、 一人身であれば間違いなく夜逃げしたであろうと思います。 万円単位の督促については当方から返済についての返答をしました。 数十万円単位になると先 [続きを読む]
  • 地獄ロードの始まり
  • 事業停止の翌日に事務所に行きました。 FAXが複数届いていて取引先や銀行からのものでした。 昨日、電話するものの連絡がつかない為FAXした旨など、 早速の取り立てが始まりました。 中には脅迫めいた文言もあり『いよいよ来た』という感情が生まれましたが 逆の立場であれば死活問題であり督促は当然の事です。 その中でも、銀行からの督促が事務的かつ冷酷感が伝わるもので 借入金額から鑑みて、ある意味で一番の恐 [続きを読む]
  • ついに事業停止
  • 諦めきれない気持ちと逃げ出したい気持ちの葛藤の中で当日の朝を迎えました。 一応、定時に出社をして、いつも通りデスクに座りましたが シャッターを開けることがどうしてもできません。 そのまま書類を整理しカバンに詰め込み、車に乗り当てもなく走りました。 携帯の電源もオフにして、ただ時間の経過を待ちました。 事実上の営業放棄状態でした。 今頃、会社の電話は鳴りっぱなしだろうなぁ。 この後、どうしたらいいの [続きを読む]
  • 事業停止の前日
  • 売上金で仕入れを行い騙しだまし繋いできましたが、月末の大きな支払いに 対応することが出来ず、残ったスタッフに明日で事業停止する旨を説明しました。 苦楽を共に10年有余の間、支えてくれたことに感謝してもしきれない事と 最後まで諦めずに側で大きな戦力となって、戦ってくれたことは一生忘れないことを 伝えて送り出しました。 さて…明日にはどのように事業停止するべきか。 支払いが出来ない時点で矢のような催促 [続きを読む]
  • 事業停止まで残り1か月
  • 今となっては、あのことを起点に残り1か月と思えますが 当時は最後まで事業をやめないという気持ちでいたので、残り1か月などとは 考えもしていませんでした。 終焉1か月前、取引先が激減して大きな仕入れも出来ない状況になりました。 半ば受注生産対応の形で、在庫を全く持たない中で運営していたのですが ある日、突発的な受注に対応できず穴を開けてしまいました。 当然、取引先からはお叱りを受け、このようなことで [続きを読む]
  • 取引銀行口座の変更
  • 借入金の返済が出来なかった月末から半月を待たずに口座凍結になりました。 銀行担当者のニュアンスから、間一髪で動物的な勘が働き、資金を全て引き上げて 別口座に移し替えていました。 これに伴い、 取引先へ送金・入金も全て別口座に変更して頂きたい旨の案内をしました。 逆の立場であれば、薄々何となく事情が分かると思います。 小社の取引先も同じだったのでしょう。 このことを機に取引額の減少、違う業者への移行 [続きを読む]
  • メインバンクとの終焉
  • 借入金の返済が重くのしかかり、いよいよ月末の支払いができませんでした。 翌日にはすぐに銀行から連絡が入り来訪するとのこと。 担当者が顔色を変えすぐにやってきました。 リスケについても話し合いましたが、如何せん返済原資があまりにも小さくなり すぎていて、まとまる話では無さそうな感触でした。 銀行側の本音として、いっそのこと保証協会付きの融資なので返済を止めてもらい 代位弁済にしてもらった方が有難いと [続きを読む]
  • 行くも地獄、退くも地獄…
  • スタッフも1人を残して皆んな退職しました。 創業した時は借入金も殆ど無く、1人から始めたことが この時点では借入金返済に圧迫されていて状況がまるで違っていました。 毎月の仕入資金を減らすため、取引先を精査させていただき、支払いサイトの 長い取引先には事情を説明して意に沿わない場合は取引を中止していただきました。 何のために経営しているのか、本末転倒のまま終焉まで残りわずか。 将来構想など全く考える [続きを読む]
  • 終焉までのカウントダウン
  • 親からの援助もあり当面は凌げたのですが、如何せん営業を進めど進めど 大きなアタリはありません。基本的には赤字運営から脱却できていないので、 ほどなく資金の枯渇に直面しました。 いよいよスタッフへの給与も再来月あたりには支払えなくなるので、 事前にその旨を話して退職をする人へのアフターフォローを行いました。 親からの援助の後、半年は凌ぎながら何とかやり繰りしたものの、 いよいよ終焉までのカウントダウ [続きを読む]
  • 親からの援助
  • 月末の支払いを乗り切ることが出来ない時点で、仕入が止まり事実上の 事業停止状態になります。 月末まで残り10日に迫ったころ、半ばあきらめ状態の自分に父親が見かねて 『何かの足しになるだろ』と現金で300万円を差出してきました。 こればかりは受け取るわけにいかないと何度も断ったのですが、 父親の一言が胸に刺さり、ありがたく借入しました。 『お前に渡すわけではないんだ。孫に悲しい思いをさせたくないから [続きを読む]
  • 取引先の倒産
  • 最盛期から3分の1に目減りした売上の中で、その内2割を占める取引先が 前触れもなく倒産してしまい、いわゆる夜逃げ状態でした。 2割といっても直近月の取引額が250万円程あり貸し倒れになりました。 当然ながら火の車状態の小社とって致命傷級のダメージです。 自分自身、倒産を知った当日の記憶が殆ど無いので呆然としてしまい、 精神状態がおかしくなったんだと思い起こしています。 月末に控えた支払い関係をどう [続きを読む]
  • 禁じ手の解禁
  • 赤字経営が続く中、自転車操業でやり繰りするにも限界があり 自滅することは分かっていましたが、禁じ手を解禁するしか方法がありませんでした。 キャッシング機能付きキャッシュカード5~6枚で総額枠700万円程を一時しのぎで 借りては返すを繰り返しました。 A社の返済期限が来ればB社から借り入れる。さらにC社から借り入れB社に返す。 初めのころは躊躇しながら借り入れていましたが、いつしか財布の一部と化し [続きを読む]
  • 風前の灯…
  • リーマンショック、東日本大震災へと続く景気後退には小社も太刀打ちすることが できませんでした。 2011年3月末時点の売上は最盛期の3分の1まで減少していて、もはや劇的な上昇は 見込めない状態。取引先の多くが廃業や吸収合併により減少したものでした。 設備資金の返済負担が重くのしかかり、赤字状態が続く中で自分の給与など 当然出ることは無く、経費を削減するにも限界でした。 正常な思考であれば、この状態 [続きを読む]
  • 返済のための売上
  • 売上が伴わず経費倒れの為、苦渋の思いでリストラを行いました。 事業のスリム化を行うとともに、圧縮できる経費は極力減らしました。 例えば、 10の売上の時に20の売上を目指して箱物なり機械を用意しました。 この時点で経費割合を7とした場合、残り3は設備資金の返済原資として 充てることができました。 しかし、後に取引先の3割が無くなることは想定していないため、 実質売上は目減りして7になっています。 [続きを読む]