日高梅子 さん プロフィール

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日高梅子さん: 緑高の楽屋
ハンドル名日高梅子 さん
ブログタイトル緑高の楽屋
ブログURLhttps://ameblo.jp/6tyajotei/
サイト紹介文オリジナルBL小説ブログ「まっちゃまろまん文庫」にあげた記事をまとめ・整理しています。
自由文作品ごとに続けてあげているので読みやすくなっているかと思います。
本ブログで書きかけだったものの続きも少々。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供61回 / 158日(平均2.7回/週) - 参加 2018/04/16 21:55

日高梅子 さんのブログ記事

  • 24,休んだ理由
  • 「で、蓮人は?」アレだけエラそうなこと言っといて今日は休みか。「学校来てるんですか?」「朝はいた。」昨日は学校自体を休んでた。「今日のは隼一も知らない?」「……本人からは聞いてません。」?「すみません。ちゃんと自分で連絡入れるように言っときます。」「隼一が謝ることじゃないだろ。」時計が戻ったみたいだな。自分が責任持って蓮人を連れてこないと、って思ってる感じ。隼一には走ることだけ考えてて欲しいのに [続きを読む]
  • 23,親の心
  • よ〜く休んでたし、隼一が無理やり引っ張ってやっと来るって感じだった。来てもやる気ないし。隼一がいなかったら、きっと入部すらしてなかった。「そういやそうだったな……。」いつの間にちゃんと部活するようになったんだ?今も相変わらずぶーたれてるし、厭味ったらしいし、暴力的でサディステックなんちゃら(ぷぷ)だけど。でも練習嫌がったりめんどくさがったりはしなくなった。けどまさか上目指すようになるなんていつの [続きを読む]
  • 22,去年の
  • 今の蓮人ならインターハイの可能性もなくはない。……けど。「どしたんですか。蓮人」……隼一。「今日も元気に麗しく!!」「サディスティックビューーーーティーーーーー!!!」ギッ!!「!!!!!〜!」「機嫌悪いですね」「そりゃ悪くもなるだろ。」まあ、ふだんから基本機嫌悪いヤツだけどアレはうっとうしいもんな。でも今のは不機嫌プラス……「気合?」かな?「インターハイ行くって言ってました。」「!蓮人が?」… [続きを読む]
  • 21,自力
  • たしかに。蓮人が隼一の周りでウロチョロ……いや、ウロウロ…………ガッツリ立ちはだかってるのはホント邪魔。「はあ……」これで何敗目だろ。数えるのも嫌だな。「気のせいですよ。そんなの。」そうであってほしいな〜って思っちゃいるんだけど。毎度毎度。「何してんの?」「ウワァ?!!!」「……蓮人。」「どしたんですか。ヤな奴見たような顔して。」「その通りだからだよ。」「部長自らサボってないで練習しまようよ。遅 [続きを読む]
  • 20,比較対象
  • 「どいつもこいつも色ボケしやがって……」「アンタが言いますか。」人材獲得に奔走したり、受験勉強あんのにキッツイ練習したり……そうとう大変なはずだけど、そのエネルギー源は結局隼一さんなんだろ。「オマエが言うか。」「オレは隼一さんのことそんな目で見てません。」何ですぐそこに結び付けるかな。たしかに隼一さん目当てで入部した。でもそういう意味でじゃない。それにもし恋愛がらみで考えたとしても「かなわないで [続きを読む]
  • 23,努力の前に
  • よ〜く休んでたし、隼一が無理やり引っ張ってやっと来るって感じだった。来てもやる気ないし。隼一がいなかったら、きっと入部すらしてなかった。「そういやそうだったな……。」いつの間にちゃんと部活するようになったんだ?今も相変わらずぶーたれてるし、厭味ったらしいし、暴力的でサディステックなんちゃら(ぷぷ)だけど。でも練習嫌がったりめんどくさがったりはしなくなった。けどまさか上目指すようになるなんていつの [続きを読む]
  • 19,目線
  • 「てか、目立つの嫌だっつってただろが。」それが何で目立ってなんぼみたいな部に?「?」……気のせいか?「国見さん。何か睨まれてません?」「ヤッパリ?」誰だっけ、あの子。見覚えあるようなないような……「何かうらまれるようなことしたんですか?」「してねえよ。」「過去に手ぇ出したとか。」「それはない。オレかわいい系は好みじゃねえもん。」「じゃあ、アッチの方。」アッチ?「もともと知り合いなんでしょ?そうい [続きを読む]
  • 18,その後どうしていたか
  • 「すごいですね。」「だろ?」よし。マコトが認めるなら間違いない。コイツは走力は大したことないけど見る目はある。なんせ入部した時にはすでに隼一のこと知り尽くしてた。身長体重、好きな食べ物、嫌いな食べ物、誕生日、星座、血液型……アイドルか。ベストタイム押さえてんのはわかるけど、それがいつどの大会でどんな条件のもとで出したものかも完璧。もちろん今のタイムだけじゃなくて、いつの何の大会の時点でのタイムが [続きを読む]
  • 17,守るべきもの
  • 「おかえり。」「…………ただいま。」「ただいま。」「オマエも言うのかよ。」「ありがと、隼一。」…………。「いくら何でもおかしいだろ。姉ちゃん。」「『姉ちゃん』じゃない。」「……『凛』姉ちゃん。」別に……前からだってそう呼ぶこともあったし。そこはこだわることないだろ。気にしすぎなんだよ。何でもかんでも……それに隼一まで巻き込むことじゃない。オレももういい年(?)だし。そもそも男だし。護衛とかいらな [続きを読む]
  • 16,進路決定
  • 「まさか……」山道・駅伝……「箱根!!!!」なるほどね。ちょうど箱根五区と同じくらいの条件だわ。箱根駅伝って各区間だいたい20kmぐらいの距離だったはず。で、五区の山登りの高低差って……へ〜、800mくらいなの?二隆峠と同じくらいなの?思ってた以上に昇るんだな〜。……じゃなくて「バカか!!!」大学トップクラスの選手と同じことするつもりか。「神か!『山の神』目指す気か!」「やっぱ憧れるよね。」「そうだねえ [続きを読む]
  • 15,なぜ走るのか
  • 「別に送ってくれなくてもいいのに。」「ついでだし。」恋人か。バス降りて、ウチまでは徒歩15分。隼一の家まではそこからさらにチャリで15分。ウチの方に回らなければ20分で着くのに。「何で緑高?」「え?」「仁が言ってた。全国行きたきゃ七ツ島か神工に行けばよかったのにって。」誰でも思うよな。「走って登下校すればちょうどいいトレーニングになる距離だから。」「いや、ちょうどよくはないだろ。」常人からしたら。「七 [続きを読む]
  • 14,帰り道
  • 「ばんわー。」「オウ、お帰り。蓮人。」小さな商店と診療所くらいならあるけど、スーパーもコンビニも病院もない。そんな永千で暮らすには車は必須。けれど免許のない学生やじいさんばあさんにとっちゃこの町営バスが生命線。「ちょっと待ってもらっていい?隼一多分間に合わない。」「他に急ぐ人がいなかったらな。」バスっつってもマイクロバス。運転手は役場の職員=近所のおっさん。だからけっこう融通きかせてくれるし、「 [続きを読む]
  • 13,天空の町
  • さでぃすてぃっくびゅぅーてぃ〜…………Sかどうかはさておき、「お姫様」って点は間違ってないな。ワガママ姫。いや、女王様か?しかも大エースを……隼一さんに守ってもらってその態度って。「悪い、蓮人。」隼一さんも。何で甘やかすんだ。「ジャー、失礼しまーす。」「ヘイヘイ。とっとと帰れ。」部長もなんだかんだで甘い。「いいんですか?」蓮人さんが隼一さん独占するの。この人こそ一番ムカついてるんじゃないのか? 「 [続きを読む]
  • 12,贅沢者
  • 「う〜ん……かっこいい。」「国見さん。ベタです。」「だってかっこいいんだもん。」ピンチに助けに来るとか「かっこいい」の基本で王道だろ。基本で王道だからこそありがちになってベタになるんだろ。しっかし、アレだな。着替えて部室から帰ってくるタイミングがコレってまるで漫画みたいだな。たしかどこぞの演劇部員が好きだったな、こういうの。けど演劇でベタなのはヤバイんじゃね?「遅いッ!」……オイ。助けてもらっと [続きを読む]
  • 11,交錯
  • 「オマエも悪いんだよ。そうやってすぐ手を出すから。」「手は出してないです。足です。」「へりくつ言うな。……先輩睨むな!」コイツ走ってなくても十分目つき悪いな。けど、納得。「この顔」のことね。素材のいい奴はどんな顔してもお美しくなるわけだ。「蓮人サンッ!オレにも手首ストレッチくださいッ!」「いや、見下してくださいッ!お願いしますッ!」なんだ、そのお願い。「うるせえッ!」「罵倒!!!!!」めんどくさ [続きを読む]
  • 10,称号
  • 「人に暴力振るうんじゃありません。幼稚園で習わなかったのか。」「オレ幼稚園じゃないです。保育園派です。」「知らねえよ。保育園でも習うだろ。おウチでも言われただろ。」「…………言われたような〜ないような〜。」ムカつく。「言われてますよ。今でも毎日。」「隼一ィ!!!」「オバチャン愚痴ってた。気の毒だからそろそろ成長しろよ。」「ソレ今言わなくていいだろ!」……これがウチの準エース。エースとはだいぶ差が [続きを読む]
  • 9,早さ
  • やっぱりか。「隼一ー!そろそろあがれー!時間ヤバイぞー!!」補習と面談とで今日は部活には出られない……と思ったけど、のぞくだけのぞいてみてよかった。「居残り練習したいって気持ちは買うし、させてやりたいけどさ、下校時刻は守れ。」三回破ると三日間放課後二時間、生徒指導課室でお勉強。つまりマトモに部活に出られなくなる。それじゃ本末転倒。てか、他の連中まで何でいつまでもグランドにいるんだよ。「『隼一さん [続きを読む]
  • 8,追っかけ
  • 「うっわ!今日もクソ速えーな、隼一。」「さすがにフォームキレイだなー。」「うん……カッコイイ。」「オイオイオイオイ。」オイオイオイオイ……に・わ・か・め!一年なんてたった一か月。二、三年の先輩たちだってせいぜい一年とちょっと。けどこちとら小学生のころから三年以上、ずっと……ず〜っと隼一さんを追っかけてんだよ。そう!小六の冬からずっと!!それまでマラソンだとか駅伝だとかには全く興味なかった。この冬 [続きを読む]
  • 7,そのうちの一回
  • 「とにかく。部長サン的にはOKなんだな。片桐勧誘すんの。」「んー……一個だけ条件。」「ミルクティーおごっただろうが。」「簡単なことよー。」くっそ。調子に乗りやがっ……「ノート貸してちょーだい☆世界史と英語。」…………「ちゃんと授業聞けよ!」「聞いてるわよ。」「寝てんだろが、どーせ!」三年になっても相変わらずか。一年の時はも少し……や、かなり真面目だった気がするんだけど。「まだ演劇モード?」「引退す [続きを読む]
  • 6,始まったらすぐに
  • 誰かさんと違ってアタシにはセンサーなんてついてないんだけど……「や、その、別に……部活のモチベーション上げたいだけで……」わかりやすいのよね、この子。「何かあると」とっても面倒見がよくなっちゃう。「今度は上手くいくといいわねえ〜。」まあ、人に迷惑かけるわけでもなし。かわいらしくていいと思うわ。ただ「今度こそホントにねえ〜。」アタシが知ってるのは高校入学からの約二年だけだけど……「これで何人目?」 [続きを読む]
  • 5,そうまでするってことは
  • 「だってさ。全国レベルがどんなにすごいのかなんてわかんねーもん。すごいってことしかわかんない。」「……アンタって時々おバカよね。」でもまあ、実際そういうもんか。十までしか知らない人間にとっちゃ百も千も万も全部「いっぱい」。とはいえ「アタシに言われてもね。本人と交渉してちょうだいな。」いくら部長でも「ウチ辞めて陸上部行きなさい☆」なんて言う権限はない。「本人がオッケーっつったらいいんだな。」「その [続きを読む]
  • 4,バケもん候補
  • 「なんでイキナリ思いついたの。全国に行こうなんて。」「行けそうな気がするるんだよ。」「バカ?」「根拠もなく言ってるわけじゃねえよ。今ウチには全国級の選手がいる。」「そんな子いたっけ?」「二年の梅本って奴。」「ああ!」いっつも表彰朝礼長引かせてる子ね。何枚賞状もらってくるんだっつー……。「ソイツのおかげで去年は七ツ島、神工と競り合うとこまでいけた。」「へ〜。」「……最終区でワープ追い上げてくれたか [続きを読む]
  • 3,可能性
  • 「バカじゃないの?」「……………………なことねーだろ。」「小声になってるわよ。」都大路?今なんか「都大路」とか口走った?陸上部が?「都大路行きたい。」って?「行きたきゃ行けば?やっぱ日本人としては一度は行っとくべきよね。『京都』は。」「旅行じゃねーし。京都なら修学旅行で行ったことあるし。」ウチも中学は京都だったわ。どこも同じなのね。「アタシは去年も行ったけどね〜。全国大会京都であったから。」「あ [続きを読む]
  • 2,どなたさま?
  • さーて、今日は何食べよ。よかった。ウチの学校に食堂あって。ウチの母親は普段全く料理なんかしない。なのにたまに「お母さんごっこ」に目覚めたりする。けどうまくいった試しがない。家に帰る頃までには「異臭」は消えてますよう……「にッ!!!!!!?」何?!あの超まがまがしいオーラ!!すんごい顔で食堂のぞいてる人がいる!!誰、アレ!!「…………味酒先輩?」違うだろ。アンタそんな人じゃないはずだろ。オーラなん [続きを読む]
  • 1,勧誘
  • 「部長さん、秀君を僕にください。」「は?」「あ、『お父さん』の方がよかった?やっぱ『お母さん』?」……何なの。「久々に一緒にランチしませんこと?」「それアタシの真似?」まあクラス離れたから当然ランチご一緒するのは久しぶりではあるけれど……「何企んでんの?国見。」「ミルクティーおごる。」…………「仕っ方ないわね〜。」「片桐?」「いるだろ。なぜか演劇部に。」「ああ、走るのメチャクチャ速かった子?」そ [続きを読む]