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2018/04/25

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  • 『100分de名著 こころ』夏目漱石

    他者からの承認が欲しい、何かに当たっていきたい、手応えが欲しい →でも勇気がなくて出来ない 個人の時代 →孤独の時代 死について書いた、デス・ノベル 自我の孤独、は明治になり新しくできた →今日的な自死の始まり 高等遊民:高い教養を持ち、人品もしっかりしているのに、社会に出ず家にこもっている人たち 俗世に汚れない知性へのしたわしさ 浮世離れしたきれいさ 自分がこの人だ、と見込んだ人が、先生 そのような師弟関係は実の親子に等しい いい先生は自分の血肉を若い人たちに分け与えたいという熱意をもつ 恋は罪悪です もう取り返しがつかないという黒い光が、私の未来を貫き、一瞬で全生涯を照らした 卑怯 ↔️ …

  • 調べて忘れる

    今週のお題「習慣にしたいこと・していること」 わからないことがあれば、すぐに調べるようにしています。 分からない事だらけなので。 そして、意識しているわけではありませんが、すぐに忘れてしまいます。 何となくその方が負荷が少なくて良いような気がしています。 ご飯を食べたり、寝たり、服を着たりという大事なことは、勝手に覚えているものだから、大丈夫かな、と。

  • 『10分de名著』古市憲寿

    神曲、源氏物語、失われた時を求めて、相対性理論、ツァトラストラ、古事記、風と共に去りぬ、資本論 『わが闘争』は世界を動かしたのはたしか 教養と財産がなければ出世出来ない社会 ナチ党は完全に能力に応じた機会を与えようとした エリートから国民主権を取り戻すと宣言して、支持された インドネシアなど南方からの神話 「生む」ではなく「成る」 明日のことは明日自らが思い悩む 学問をするのに簡単な道などない だからそれを厭わない者だけが、絶頂を極める希望を持てる 前提知識と目的があれば、ほとんどの本は読める 「まんがて読破」シリーズも、あらすじを追うには良い

  • 『100分de名著 武士道』新渡戸稲造 山本博文

    日本人の道徳意識や思考方法という日本文化の解説書 武士道は文字に書かれた掟ではない、口伝や格言 仏教、神道、儒教が源 おちつき、生に執着せず死に親しむ 主君への忠、先祖の崇拝、親への孝、謙譲 君臣、父子、夫婦、兄弟、朋友の関係 ※それ以前から日本人の反応として知られていた 名誉:もっとも重要、命よりも、主君への忠義も名誉のため これは世間が認定するもの 欧米では「日本は好戦的で野蛮」というイメージ 『武士道』がそれに反論した 切腹も擁護した 潔く死ねれば、武士の名誉 名誉は利害と無関係 義理:人として武士として行うべき道 一分:これをしないと「この自分の気持ちがすまない」という心の動き 礼:泣…

  • 『シッダルタ』ヘッセ 手塚富雄

    言葉で心の中を伝えたり語ることは出来ない 解脱は教義では授けられない 世界は、全ては、そのままそこにある 不安を感じても何の役にも立たない 自己の法則と軌道で歩く 一切の生命の統一 聴くときは己が耳になり切る 時は存在しない 「ある物」は常に「全ての物」である 完成者は、安らかで静かで清らかに微笑む

  • 『ここちよさの建築』光嶋裕介

    太古の昔、火の周りに人は集まり、集団で幸せに暮らせるようになった 生、死、労働 この三つを切り離したのが、現在の建築 その家には暖炉と囲炉裏という「火」があった 「窓」があった→自然という他者に開かれていた 建築は住人の考えを映す 建築は価値実現の意図を持ち、作られた建物 住人の記憶の器でもある 科学と芸術 空間は人を包む存在 立面図は美しさを示すために書かれる 20世紀は機能的で場所を選ばない、モダニズム建築 建築の空間に対して感じたことを言語化する → 自分が世界をどう捉えているか、がわかる 絵を描く、日記、詩、俳句、短歌、写真、話す、どれでも可 建築家自身と解釈が違っても良い 常にもっと…

  • 『最終講義分裂病と人類 治療文化論 昭和を送る戦争と平和 ある観察』中井久夫 斉藤環

    常に患者やマイノリティ側に立つという倫理観 知識欲が権力欲に転じないように気をつける 一般の診断に治療基準からこぼれ落ちる、個人症候群、という考え方 オープンダイアローグ:患者に精神疾患の症状が現れた時、家族、患者、医療従事者が一度に集まり対話していく治療法 治療が上手く行かなかったとき、これでダメなのがわかったという前進はある 身体診察は患者との関係を良くする 医師としてのマナー 統合失調症:ざわざわ感、筒抜け感、あべこべ感 脳や遺伝子に異常はない 今の私には分からないが、もしあなたの立場なら辛いだろうと思う 治せなくても、看護は必ず出来る 全ての疾患はケアできる 分裂病親和者:わずかな兆し…

  • 『日本の面影』小泉八雲 池田雅之

    日本の知識人や上流階級への批判 西洋ばかり追いかけ、迷信や宗教に無関心 日本の文化の本当の良さを知らない 人間は事実より、幻想や想像力に頼って生きる ワーグナー「あらゆる理解は、愛を通して我らにいたる」 神道の真髄は、国民の心の中に生きている 書物や儀式や戒律の中にあるものでは無い 太陽に向かい柏手を打つ人がいる 多くの人は、日本最古の神社にも向かい柏手を打つ 八百万の神へ、あらゆる方向に頭を下げる人もいる 多くの人はお月さんも拝む 見る:主体的 聞く:受動的 日本人の微笑みは「自己制御できたものが幸せになる」という道徳観を象徴している 生にも死にも、全てに微笑みを向ける穏やかで親切な暖かい心…

  • あ、桃色だ。

    今週のお題「小さい春みつけた」 家から一番近いドラッグストアに、スイーツを置いている棚があります。 大福とかあん団子とかみたらし団子とか、結構な和の甘味が充実しているのです。 ほかに、まるごとバナナやプッチンプリンもありますけども。 ある日そこを見てみると、普段見慣れない色を発見しました。 さくら餅、桃色です。 いよいよ、春ですね。

  • 『聖書がわかれば世界が見える』池上彰

    アメリカ大統領は就任式で聖書に手を置いて宣誓する 紙幣にもコインにも、我々は神を信じる、と記されている イスラム教の考え方 アッラーの教えをユダヤ教徒が守らない イエスを通じて、新約聖書を与えた キリスト教徒も守らない ムハンマドを通じて、クルアーンを与えた トーラー = モーセ五書 創世記、出エジプト記、レビ記、民数記、申命記 ユダヤ教徒が最も大切にしている クルアーンではユダヤ人とキリスト教徒を、啓典の民、と呼び大事にするように求められている 創世記では、神が人の寿命を120年までに縮めた 生物学的にもそれが限界とわかってきた パレスチナ自治区にアブラハムとサラの墓が現存している エルサレ…

  • 『方言と日本のこころ』澤村美幸

    以前、方言とその話者は社会的に評価が低かった 共通語はよそゆき、方言は普段着 家族にしか使わないケースもある 日本語は地域により全く違う 言語形成期:3-15歳、人の言葉の基本的な部分が作られる 地方の方言を残すため、方言ソングが作られている たむ(だむ):訛っていること、平安時代の言い回し、さえずる、うちゆがむ 貴族の人口は、当時の日本では四万分の一 平安時代の文献に出てくる言葉は、貴族層のもの 東国方言:べい、ぬの代わりにない 明治時代、教育現場で方言撲滅運動が起きた 使ったら鞭打ち、掃除当番など 方言を話す人はバイリンガル イズ、ヌー、サン、スー、ゴー、ログ、スズ、ハズ ふと方言が出ると…

  • 『塀の中の少年たち』

    犯罪を犯して塀の中に入る少年たち。 彼らは更生を期待して、施設に入るはずです。 世間を騒がせるような重大犯罪を犯した少年も、やはり同じです。 そんな少年たちは、実際に塀の中でどんなことを話し、どんな生活を送るのか。 一説には少年院に入るような彼らは、ある種の脳精神疾患を持っている場合が多いのだとか。 善悪の区別が出来ない。 相手の痛みを理解したり、共感したりすることが出来ない。 本書を読むと、そのことをまざまざと見せつけられた思いがしました。 このような施設は、まだまだ改善の余地があるようです。

  • 生まれて初めての

    今週のお題「大発見」 長女が生まれて何ヶ月だったでしょうか。 仰向けの姿勢で、腹筋を使っているのかいないのかわかりませんが、ゆっくりゆっくり一生懸命に手で足に触れました。 その瞬間、本人はびっくりした表情になりました。 「足の存在を発見した瞬間だね」 妻は笑いながら言いました。

  • 『限界風俗嬢』小野一光

    基本的には、喜んでこの仕事を選ぶことは少ないようです。 みんな、それぞれの事情がある。 本書はそんな風俗嬢たちに、実際に取材をして赤裸々にありのままを語ってもらったものを、まとめてあります。 彼女たちは悪くない、モラルというものが何と言おうと。 いや、そう言い切るのも難しいのですけど。

  • 『ヤクザ2000人に会いました』

    著者がヤクザなわけではありません。 しかしライターとして、数多くのヤクザと会い、会話をしてきました。 本音を引き出して、楽しい記事を書く。 それは本当に大変なことだろうと想像されます。 怒らせたら本当に怖いでしょうし、何で怒るかもわからない気がします。 いや、そこをわかっているから、著者は活動できるのでしょうけど。 まあ、貴重な著書なのは確かです。

  • 『70歳から楽になる』アルボムッレ・スマナサーラ

    原始仏教の僧侶である著者。 自身も高齢になり、様々な体や脳の変化が出てきていると言います。 そこでどう考えて、どうふるまうか。 仏教では欲を消していくことが、心の安寧、ひいては幸せに繋がると教えています。 歳をとるのは、そのためのチャンス、そう捉えることが良いのかも知れませんね。

  • 『アンダーワールド池袋』

    埼玉に住んでいたわたしは、小中高と少し遠出をする際に池袋、というのは良くあるパターンでした。 本当に幼い頃には気づかなかったのですが、池袋は場所により淫靡な街なのですよね。 そのアンダーな部分と人を詳しく書いているのが本書です。 こういうところも、サンシャインも西武と東武のデパートも包括している池袋は、やはりすごい所だと思いました。

  • 『すらすら読める奥の細道』立松和平

    松尾芭蕉の名前は、日本人なら誰もが知っているはずです。 そしてその代表的な俳句も、いくつかは出てくることでしょう。 そして代表作は『奥の細道』です。 紀行文の所々に俳句が挿入されているのですが、実はわたしはこれまでちゃんと読んだことがありませんでした。 さわりだけ、教科書で読んだ記憶がある程度です。 本書では、原文と現代語訳、さらに立松和平氏の解説まであるので、まさにすらすらと読めます。 かといって、ただ簡単なわけではなく、かなり濃い内容です。 現代から数百年前の奥州へ、俳聖の目線でトリップできる。 何とも贅沢な著書です。

  • 『変な家』雨穴

    変な家。 とても変な間取りの家です。 不必要な部屋や廊下は、やはり通常は作らないものです。 なるべくスペースを有効に使いたいから。 では、その間取りは何のために? 家がトリックになっているミステリーはありますが、これはなかなかです。 そこまでする、執念のようなものを感じてそら恐ろしくなりました。

  • 『メイドは恋する蜂谷くん』

    好きな子と上手くいくために、その子の許嫁男子の家でメイドとして働く。 なんかすごい設定で、訳がわかりません。 しかし主人公の蜂谷くんの健気さだけでなく、許嫁男子の人の良さにも心が温まります。 それにしても、これらを見ている我々読者の感情は、一体何と名付けたら良いものなのでしょうか? あり得ないようだけど、ファンタジーなどと違い絶対にないとも言い切れない。 そんな何とも言えない物語です。

  • 『仕事の流儀』松本人志

    しばらく前の松本人志氏の著書です。 お笑いに対して、映画に対して、自身の仕事への観念を著しています。 やはり真剣なんですよね。 それはみんなそうなのでしょうけど。 時に天才とも評される著者の流儀は、どんな仕事にも通じるものがある気がしました。

  • 『自分の頭で考える日本の論点』出口治明

    コロナ 貧富の格差 ウクライナ戦争 国防 現代の日本社会は、いや、もと言うべきかも知れませんが、問題が山積しています。 個人ではどうしようもないことは多いのですが、全ての人は全てのことに無関係ではないはずです。 だから我々も、問題について考えていく必要があります。 考える習慣を身につけた方が良いけど、どうしたら良いかがまず難問です。 情報の取り方、それらの捉え方、そして考え方、というように、気をつける点はたくさんあります。 それでも、民主主義で暮らす以上、私たちは考えなければならないのですよね。

  • 『幕末百話』

    幕末から明治に変わる時期に、様々な市井の人たちから聞いた実話を集めたものです。 切ったはったが日常的にある時代だったのですね。 人が死ぬと言うことも、日常的です。 当時の風俗が良く分かり、とても興味深いです。

  • 『超思考』北野武

    過激なことを言うには、書籍はとても良い方法のような気がします。 変な編集もないし、嫌な人は読まなければよいという選択をしやすいし、何より著者が慎重に言葉を選びやすいからです。 過激だけど、まともなことしか言っていないように感じます。 今の世の中がいかに異常か、と言うことなのでしょうか。 だとしたら、とても恐ろしいことです。

  • 『ソモサン・セッパ公式問答集』

    TV番組のクイズ問題を書籍化したものです。 什么生(ソモサン)って、中国語なんですかね? 禅問答に使う言葉のようですけど。 解答を見てモヤッとする場合もありますが、基本的にはスッキリする、楽しい問答集です!

  • 『受ける受けない精神科セカンドオピニオン』

    セカンドオピニオン 転院 紹介診療 それぞれの違いって、よくわからないですよね。 ちなみに精神科はかなり特殊な科で、患者さんが病院を変えることは多いようです。 病気の性質上、仕方がないことなのかも知れませんけど。 患者さんもそれぞれの病院の人たちも、みんなが幸せになるにはどうしたら良いか? 本書はきっと、そのヒントになるはずです。

  • 『54字の物語 怪』

    たくさん出ている超短編集の、怪談バージョンです。 54文字って、本当に短いですよね。 そこで説明して結末をつけるのは、かなりシャープでスマートなものが要求されるはずです。 それが出来るのは本当にすごいです。 そして本書を読むと、そのスタイルに怪談の相性がとても良いことが、よくわかります。

  • 『まだ見ぬ地球外生命』

    地球外生命体。 可能性は指摘されていますが、まだ具体的には見つかってはいません。 それでもこの広い宇宙には、きっといる。 何だかワクワクしますよね、少し怖い気もしますけど。

  • 『敗北からの芸人論』徳井健太

    そこまで売れてトップで活躍しているわけではない芸人。 本書の著者です。 でも、いや、だからこそなのか、お笑いに対しての熱量がすごいです。 わたしのような一般人からすると、コンビのうちの、(有名)じゃない方芸人という認識でしかなかったのですが…。 そうですよね、お笑いが好きで、研究して、勉強して、努力して、プロとして頑張っているんですよね。 読んでいて、こちらも熱くなってきます。

  • 『コンパニオンバードの臨床テクニック』

    鳥のお医者さんって、すごいですよね。 人と全く違うし、哺乳類とも全く違う動物を診療するなんて。 しなければならない検査や処置も、勝手が違います。 そんな時、この書籍はとてもためになるはずです。

  • 『毒父家族』

    ああ、そうか。 タイトルから中身を類推して読んで、そう思った。 そう、確かに我々は親の影響を確実に多く受けるよな、と。 それが長い時間いる母親の場合は多いけど、父親がそうであればそうなのですよね。 著者は毒親に苦しめられ、様々な依存症にも苦しめられてきたようです。 親からはなかなか子どもは逃げられません。 それでも幸せになって欲しい。 そう願って止みません。

  • 『店長がバカすぎて』

    書店員さんが主人公の小説です。 良く本を読んで、本や作家や業界に対しての気持ちを持っている、しっかりとした店員さんです。 店長、作家、居酒屋を営む父、などなど。 魅力的なメンバーがたくさんです。

  • 『赤い追憶』阿刀田高

    阿刀田高氏による短編集です。 官能的だけど生々し過ぎない匙加減が、丁度良い。 話し言葉と書き言葉の匙加減も丁度良い。 違和感を感じずに読みやすいです。

  • 『スナックさいばらおんなのけものみち』

    そうか! 本書のタイトルで腑に落ちました。 著者の西原理恵子氏は、スナックのママがよく似合うのですね。 人生の経験が豊富で、自分の考えをしっかり持っている。 どんな相談にも対応できる懐の深さがあり、軽やかに応えられる。 読んでいて、元気になること請け合いです。

  • 『おばけずき』泉鏡花

    日本の怪談は、とても怖い。 それは我々日本人にとって、馴染みがあるからだと思います。 それも書き手により、上手ければとても怖いものに昇華します。 本書は、もののけの類が生き生きと書かれていて、描写がとてもリアルです。

  • 『ブラック語録大全』

    ブラック企業。 程度はありますが、資本主義という枠組みがある以上、雇われる立場の人は搾取される立場なのは確かでしょう。 さて、本書では様々な企業や人々による、ブラック語録が数多く収納されています。 時として、死者まで出るのですよね、ブラック企業では。 本当に恐ろしいことです。

  • 『サッカー 間で受ける解剖図鑑』

    いいプレーをするには、ボールを受ける瞬間から。 さらに言うと、その前から勝負はほぼ決まっているのですよね。 本書では、パスを相手選手のいないところ、つまり間で受けるにはどうしたら良いか、を徹底的に書いてくれています。 著者はフットサル選手です。 フットサルではボールの受け方一つ一つに、名前がついています。 言語化されていると、プレーが再現しやすくて良いですね。 本当にためになります!

  • 『なのはな』萩尾望都

    福島の原発事故に対して書かれた、放射性物質などに対して、とても示唆に富んだマンガです。 それらの技術や物質を擬人化する、まさにマンガならではの手法が取られています。 人にとってはまだ扱える相手では無い、のかも知れませんね。

  • 『ご近所半日旅』

    コロナが流行っていたころ、著者はライフワークである旅行に、なかなか行けなくなってしまいました。 さて、どうするか? そこでたどり着いたのが、本書のタイトルにある、ご近所半日旅です。 レンタサイクルやバスなどを駆使して、また、ただいつもと違う道を歩いたりして、その旅は出来ます。 知らない路地を歩いたり、普段訪れないところに行く。 そうか、これがまさに旅なのですね!

  • 『40代、50代て必ずやっておきたい学び直し超入門』

    学びに年齢はない。 そのように勇気づけられました。 年齢や状況により、時間や脳に制約はありますが。 それでも常に前進することは出来るのですよね。 素敵です。

  • 『犬と猫の臨床診断学』

    犬と猫の医療における、診断する方法についてまとめた著書です。 病気や検査についての本はたくさんありますが、診断学の本はそう多くありません。 本書にあるように、持っている知識や経験などを体系化出来ると、きっと診断力は上がる気がします。

  • 『特攻服少女と1825日』

    特攻服を着て写真を撮り雑誌に載る。 ある年代の少女たちは、それに憧れた。 レディースと呼ばれる、少女たちによる暴走族がいました。 本書はそのリーダーで、雑誌に出て人気を博した少女を中心とした、ルポルタージュです。 怖い人たちというイメージがありましたが、そこは少女たちなのですよね。 でも、きっと実際に会うと、やはり怖いようにも感じました。

  • 今すぐ、簡単!

    今週のお題「元気を出す方法」 大きな声 過敏な動き 悩まず目の前のことに集中 今すぐ、やればできる! から元気でも良いから! そうは行かない時もあるのですけどね…。 まずはやってみています。

  • 『触楽入門』

    目を閉じて物に触れるとき、感覚は研ぎ澄まされている しかし対象物がわかると、とたんに近くへの注意が削がれてしまう 写生は模写ではなく、感覚を実現させること 近づいてみるのは、触れるのと似ている 水とお湯を注ぐ音を、それぞれ常人は聞き分けられる 精神も肉体も痛みを感じる脳の部分は同じ スマホをたくさん使うと、指先の感覚がアップ 全身各所の触感を意識してみる 幻肢痛は幻覚を意図的に見ることで治せる 人に触れられると落ち着く 他者が自分を受け入れてくれているという感覚 ハグ オキシトシン アップ コルチゾール減少

  • 『統一教会 何が問題なのか』

    宗教というものは、元々は実態がありません。 各自の中に神があり、信仰があり、場合により他者との関係性があります。 だからあえて他者に無理に働きかける必要はないはずなのです。 しかし、宗教や団体は存在します。 そして二世も。 宗教団体や今の政治家は、お金と権力に絡め取られている。 もしくは、それが目当てでそうなっている、と言ったら言い過ぎでしょうか。

  • 人として、生きる

    今週のお題「最近おいしかったもの」 『約束のネバーランド』というアニメや映画化もされたマンガがあります。 作中では、少年少女が家畜として育てられ、やがて出荷されて食されます。 我々の目から見ると、なんともおぞましい設定です。 しかし、これが少年少女ではなく牛や豚や鶏だとしたら、ただの普通の話なのですよね。 では、仕方がないか、と言ってしまって良いのでしょうか? 良くはない、そんなことは分かっています。 それでも人は食べなければ、生きてはいけません。 食べられる側を考えたら、不味いとか嫌いとかまして残して廃棄するなんて、言語道断です。 なんでも美味しく食べる。 いや、美味しいというのもおこがまし…

  • 『こんな長寿に誰がした!』ひろさちや

    年々寿命が伸びています。 それに伴って、健康寿命という考え方も提唱されるようになって来ました。 それは長生きはするけど、不健康な晩年を長く過ごさなくてはならない人が増えている、という事に他なりません。 仏教に詳しい著者による、死生観と高齢期の生き方について書かれたのが本書です。 長生きしてしまうかも知れない私たちは、色々出来なくなる時期をどうするか。 しっかり考えておかなければならないのかも知れませんね。

  • 『大家さんと僕と僕』矢部太郎

    お笑い芸人の矢部太郎氏は、漫画家としての活動に舞台を移しました。 自身の住まいの大家さんとの日々を描いた自伝的な漫画である『大家さんと僕』は、大ヒットしました。 それで賞を貰ったり、さらに有名になったりと、様々な出来事があったようです。 本書では、それらを著者の漫画と文章で、楽しく描いています。 テレビなどで見る通り、とても素朴なのですよね。 絵にもそれが現れています。

  • 『日本人と象徴天皇』

    日本人は何をもって日本人と言えるのか。 古来からあるものに、渡来する人たちがいて、文化が流入して、生活が変わり、言葉も変わり。 全ては諸行無常で、日本人というもの自体も一定ではありません。 その中で、天皇の存在は日本の有史から常に一貫してあります。 先の大戦後から、天皇は日本の象徴と位置づけられるようになりました。 なんとも抽象的な言葉ではあります。 それでも、やはり日本の核になる部分に存在しているのは、確かなのでしょうね。

  • 『もう、貴方はいりません』

    熟年離婚 男性が女性から離婚を言い渡されるという、実に恐ろしい現象があります。 日々の生活で不満を持ち続け、そしてついに、もう貴方は必要ないという、三行半を突きつけられるわけです。 必要だから仕方なく夫婦でいる、という場合は恐ろしいですね。 まずは妻と楽しく暮らす関係性を、間違いなく構築することが、とても大事なようです。

  • 『騙されない!ための経済学』森永卓郎

    騙されないように、と経済学を学ぶのは、少し大袈裟な気がします。 しかし経済の本質は、いかに売るか、生産するか、所有させるかなので、ある意味ではその気にさせられて買わされる、というのは正しい気がします。 一緒になってお金儲けのレースに乗らない! そう言えると、とても良いのですよね。

  • 『香港デモ戦記』

    自由に暮らせる場所が、中国に唯一ありました。 それが香港です。 しかし、そんな状況を変えようと、中国共産党は動きだしました。 多くの香港に住む人たちは、中国に、ではなく香港に住んでいる、香港人という意識なのではないでしょうか。 本書は、中国共産党による支配から逃れたい、香港人たちのデモの記録です。 おそらく天安門の学生たちのように、蹴散らされてしまうのでしょう。 それでも、世界は見ている。 そして歴史はいずれこの事件に審判を下す、のかも知れません。

  • 『赤ちゃんの値段』

    赤ちゃんには値段があります。 人種や月齢によって値段が変わります。 日本人の赤ちゃんは、比較的良い値段です。 おぞましい、という言葉が一番しっくり来ます。 出来れば知りたくもなかった。 それでも、こんな事を防ぐためには、多くの人が現状を知る必要があるでしょう。 問題の根は深い。 それでも、こんな事が許されて良いはずはありません。

  • 館・館・園

    今週のお題「急に休みになったら」 美術館に行きます、小さな。 それから図書館で借りた本を返して、新たな本を借ります。 最後に大きな公園で、歩いたりボールで遊んだりさっき借りた本を読んだりします。 これらは全部、家の近所にあります。 なんだか、とても良い所に住んでいるようですね、私は。

  • 『我が家は前からソーシャル・ディスタンス』綾小路きみまろ

    著者の漫談のネタ帳、のような著書です。 文字に起こしても面白いのですよね、著者の漫談は。 そう改めて認識させられます。 実際のステージでは、そこに間の取り方や、立ち居振る舞いや、声の大小やスピードが加わるのですよね。 そんなの絶対笑うよな、と思わされました。

  • 『田園調布ホームレス』

    田園調布にもホームレスの人はいるんですね! 好んでそこ、というわけではないのかも知れませんけど。 釣りが出来たり、閑静だったりと、意外に良い場所のようです。 いや、それでも楽ではないのですよね。

  • 『誰もおしえてくれなかった源氏物語の本当の面白さ』

    源氏物語は、世界最古の小説と言われています。 それもかなりの長編です。 だからこそ、読み通すのはなかなかに骨が折れます。 また、原文は古文なので、現代語訳が多く出されています。 本書ではそんな源氏物語を、数多くの人が読みやすいように、現代の視点からの面白さをたくさん紹介してくれています。 当時とは価値観や風習が、かなり変わっています。 その違いも面白さ、と捉えることが出来そうです。

  • 『読書会という幸福』

    読書会とは、参加者が同じ本を読んできて、それについて話し合う会です。 参加者や課題本により、かなり違う内容になりそうです。 著者は何十年と続く、ある程度の固定メンバーで文学書を読む読書会に、参加してきました。 自分だったら選ばない本を読んだり、挫折しそうな本でも読まざるを得ないため読み通せたり、他者との対話で得られるものがあったり、ということを読書会の効能としてあげています。 きっと楽しいのでしょうね。 読書が孤独なものではなくなるのは、新しい感覚です。

  • 『犬と猫の問題行動の予防と対応』

    犬と猫は家庭で飼育されることの多い動物の、代表的なものです。 そして昆虫や小鳥やハムスターたちよりも、存在感があります。 その分、ないたり吠えたり噛んだりと、人が困ってしまうことがあります。 それらは問題行動と定義されています。 本書はそれをまず防ごう、ということで、動物を家に迎えた時からの、気をつけることなどが丁寧に書いてあります。 お互いに幸せに暮らすためにはどうしたら良いか? 本書はその指針となってくれるので、とてもありがたいです。

  • 『揉まれて、ゆるんで、癒されて』ジェーン・スー

    著者は体のあちこちが凝る。 それをあちこちのマッサージ屋さんで、ほぐしてもらう。 そしてまた、新たに日常生活を営んでいく。 本書はそんな著者のマッサージ屋さん体験記です。 好きなだけあり、とてもリアルな体験談で、感想も面白いです。 好きな人は、いく時の参考になります。

  • 『ふるさとって呼んでもいいですか』ナディ

    日本に難民として移住するというのは、どういうことか? 本書では、少女時代に一家で移住してきた著者の実体験が、とてもリアルに書いてあります。 日本語を喋れず、学校へも行けず。 そんな状況からでも頑張って逞しく生きて行く。 そして徐々に色々なことが好転していきます。 エッセイなのですが、主人公を応援してしまいます。 周りにも良心的な人が出てくるのは、やはり主人公の力になりたい、とその人たちが思ったからなのでしょうね。

  • 没有

    今週のお題「一生モノ」 数十年生きてきて、ずっとあるものは、無い。 確かに小さい頃から使っているものはあるけど、それらは形や色は変わり、前と同じ物だとは、言えないのではないか? 主義や思想も、生きて行く上で大なり小なり常に形を変えている。 体も新陳代謝で置き換わり続けている。 もし必要であれば手術で摘出するであろう臓器など、やはり一生モノとは言い難い。 両親や友人知人も、常に同じではなく、付き合い方も変わり続けている。 そう考えていくと、一生モノなんて無いのではないだろうか? 地球? 太陽? それも怪しいのかも知れません。 まさか、ね。

  • 『世界が嗤う日本のジョーク』

    世界には、国や人種同士のキャラクターや、それを元にしたジョークがあります。 時代によりそれは移り変わりがあります。 今の日本には、そのようなジョークは少ないように感じます。 たまに新聞に、風刺の一コマ漫画が書かれていることはありますが。 ジョークで色々わかることもあり、昔のものだと当時が想像出来たりします。 何より楽しく読めるのが良いですよね!

  • 『新入社員、会議についていけません。』

    業界用語 社会人用語 会社用語 そんなもの、新人にはわかりません。 いや、あえてわからないように隠語を使っているのでしょうか? 優越感をもちたいから? ケムにまきたいから? それしか語彙がないから? 私もさっぱりわからない言葉だらけでした。 新入社員には、なりたくないわー。

  • 『香千秋』

    綺麗 美しい そのように感じるのは、その人の感性とか教養とか好みとか、色々な物が混ざった結果として、現れます。 本書は多くの写真が使われていて、それらの解説が書かれています。 文字を読まなくても、大人向けの絵本として楽しめます。 読んだら、さらに教養が身につくかも知れません。

  • 『女と男の絶妙な話。』伊集院静

    作家である伊集院静氏の著書です。 男女間のことは、それぞれでみんな違う、と私は思っているのですけど。 だからこそ、このように他人の話を聞くのが面白いのかと。 著者は先日鬼籍に入りました。 ご冥福をお祈りします。

  • 『僕の人生には事件が起きない』岩井勇気

    ライトノベルは好きだという著者。 お笑い芸人です。 日常生活のエッセイなのですが、やはり目の付け所が違うのか、斜めから見ているのか、普通では無いように感じます。 事件は起きていないのかもしれませんが、普通のことが面白くなっています。 つい先日、著者には事件が起きたようです。

  • 『突き抜けろ』三木谷浩史

    始めた時は、社員がたったの数人でした。 仕事も飛び込みのような形で取る。 取れないことも、いや、取れないことがほとんどだったりして。 そこに仕事が入り、綺羅星のように優秀な人が入り、企業はどんどん成長していきます。 それにはやはり、著者である社長のような人が必要なのでしょうね。 さて、そこから先に何があるのか?

  • 豊富な抱負

    今週のお題「2024年にやりたいこと」 食べる。 寝る。 排泄する。 数十年間の人生で、してきたのはこれだけです。 人はやらなければいけないことなんて、実はなくて、やってはいけないこともない。 そんな存在かも知れません。 広い宇宙の中では。 そして、長い時間の中では。 そんな風に考えると、今年も楽な気持ちで行けそうな気がします。

  • 『10分で名著』

    神曲、源氏物語、失われた時を求めて、相対性理論、ツァトラストラ、古事記、風と共に去りぬ、資本論 『わが闘争』は世界を動かしたのは確か 教養と財産がなければ出世出来ない社会 ナチ党は完全に能力に応じた機会を与えようとした エリートから国民主権を取り戻す、と宣言して支持された インドネシアなど南方からの神話は、生む、ではなく、なる tomorrow is another day 明日のことは明日自らが思い悩む 学問をするのに簡単な道などない。だからそれを厭わない者だけが絶頂を極める希望を持てる 前提知識と目的があれば、ほとんどの本は読める 『まんがで読破』シリーズも、あらすじを追うのに良い

  • 『実録 脱税の手口』

    数年前にお笑い芸人の徳井氏が、脱税で事件になりました。 アダルト女優が脱税で、追加徴税されるということも、ありました。 しかし、それらの悪質性は、全く異なるようです。 実にありとあらゆるものに、税金はかかります。 そのため、知らず知らずのうちに、税金未納になってしまうと言うことがありあるようです。 本当に恐ろしいことですけど。 意図的な脱税は、普通の人には縁のない話かな、と感じました。

  • 『異端の人間学』五木寛之 佐藤優

    仏教の信者とキリスト教の信者である、それぞれ著名な作家さん。 戦争や投獄など、現代の一般人にはなかなか出来ない経験をしてきた彼らの、人間を見る目はどんなものか。 それでも、それだからこそ、なのか愛情を感じるのですよね。 考え方は違うのですけど、大きな部分では同じなのかもしれませんね。

  • 『女のお悩み動物園』ジェーン・スー

    様々なタイプの、悩みを抱える大人の女性たち。 彼女たちを動物園のどうぶつに例えて、楽しく解説しているのが、本書です。 面白おかしく、そしてイラッとくる。 それでもチャーミングなのかも知れませんね。 みんな色々考えているんですね。

  • 『大阪人はなぜ振り込め詐欺にひっかからないのか』竹山

    カンニング竹山氏の著書です。 自身が振り込め詐欺に狙われた経験から、我々読者がそんな目に合わないようにと、本書を著してくれました。 大阪は振り込め詐欺の被害が、極端に少ないそうです。 なぜか? 大阪のおばちゃんが、詐欺師から見ると、めちゃくちゃやりにくい相手なのだそうです。 何となく想像がつきますよね。 本書はとても具体的に書いてくれているので、しっかり読めば、かなりの耐性が出来るはずです。 それでも気をつけなければならないのが、詐欺師なのですけど。

  • 『沢村さん家のそろそろごはんですヨ』益田ミリ

    三人家族の穏やかな日常を描いたシリーズ作品のうちの、一冊です。 ある程度年老いた両親と、大人の女性。 相変わらず色々なことはあるけど、何も起きないといえば起きなない。 それでも、何か難しいな、と感じます

  • 『武士と忍者の戦い図鑑』

    武士は戦いのプロで、戦がなくなったら、実質は用済みになりました。 忍者も戦いがなければ、あまり用はないのかも知れません。 しかし、現代のスパイ活動をしているという点で、武士とは大きく異なるようです。 むしろ平時こそ、その重要性は高いと言えます。 きっと忍者の方が死にやすいんだろうな、と本書を読んでいて感じました。 パルクールなんかは得意なのでしょうけどね!

  • 『井上ひさしの憲法指南』井上ひさし

    反戦論者である著者による、憲法の解釈と、憲法擁護の意見を書いたものです。 本書を読むと、この憲法が平和維持のために素晴らしいものだと言うことが、とてもよくわかります。 ロシア 中国 北朝鮮 まずはこれらの国に、憲法を輸出することが出来ると、とても良いのにな、と思いました。 人によっては、憲法を世界遺産にしよう!とも言っているのだとか。

  • 『凶悪』

    ある死刑囚が、雑誌の記事である本書の著者に独白しました。 「娑婆に多くの殺人を犯しているのに発覚せずに、のうのうと暮らしている人物がいる」 自らは手を下さず、見つからず、恐ろしい殺人事件を次々と重ねていく犯人は、まさに凶悪です。 この独白が無ければ。 著者が取材をしなければ。 そしてそれが上手くいかなければ。 この犯行は、どれも闇から闇へと葬られていました。 それでも、全てが明るみに出たとは言い難い。 それほど多いというべきか、犯行が周到だというべきか。 ただただ恐ろしい。 それでも、実際にあったことなのですよね。

  • 『死る旅』松原タニシ

    死にまつわる話を、怪談といいます。 本書は、現代の怪談とも言うべき話が、たくさん集まっています。 それから、死にまつわる職業についてのお話なども。 死後の世界は存在しないと思っていても、やはり怖いものは怖い。 では、死後に何かあるのか? 現代のでわかっている事柄でも、説明できないことがある。 そんな気がする。 でも…。 読者を、そんな不思議な世界に連れて行ってくれる本です。

  • 『マンガでわかる!マルクス資本論』斎藤幸平

    人間だけが自然とのやりとりに過剰な破壊をもたらしている 労働時間を減らすことを望もう 資本主義:使うより売ることが大事 金儲け運動を誰も止められない 労働の喜びは、構想と実行を自らやるととても多くなる アソシエーション:自発的な結社 資本主義にとって変わるには、これらが人と自然の関係を持続可能な形でコントロールできると良い 例)労働組合、NPO GDP至上主義はもうたくさん 地域自治主義 資本主義は無限の経済成長を求める 自然への過負荷 人類の未来は無い

  • 『嫌われない毒舌のすすめ』有吉弘行

    毒舌とか悪口は、元々言われた方はいい気がするわけがないのですよね。 場合によっては、第三者として聞いていても不快になりかねません。 だから、本当に注意して話す必要があるはずです。 それが上手いと言われている、有吉弘行氏が毒舌の使い方を実に詳しく書いてくれているのが、本書です。 わかりやすい! わかりやすいから、やはり毒舌は難しいと言うことが、とてもよくわかります。 初心者は、余計なことを言わない方が良い気がしました。

  • 『ゼロから話せるポルトガル語』

    オブリガード アミーゴ くらいしか知らなかったポルトガル語。 本書は、その入門書です。 スペイン語と近いと聞いていましたが、結構違うようです。 それでもアルファベットを使っているので、そこはシンプルかも知れません。 CDもついているので、会話練習も出来ます。 それでは、チャオ!

  • プロテインミルクティー味

    ダイエットしなきゃ! と思ってはみたものの、なかなか上手くいきません。 食べすぎなのだろう、ということは、良く分かっているのですが。 それを止められないのですよね。 それが出来れば、そもそも太らないというか。 まぁ、聞き苦しい言い訳です。 さて、ちゃんとやろう! そこで、まずは筋肉があれば良いのだ、という考えに至りました。 基礎代謝が増えて、太りにくくなるはずです。 それを簡単にするには…。 プロテインを飲もう! そして飲み始めましたが、あまり美味しくないのです。 30年ほど前にも飲んでいましたが、確か美味しくないからやめたんだったっけ、と思い出しました。 しかし、時代は変わりました。 プロテ…

  • 『ルポ・児童相談所』

    児童虐待など、家庭で問題があり生活が困難になった時に、一時保護などをするのが児童相談所の役目です。 家庭の外に助けを求める術がない子どもたちにとって、本当に大切な施設です。 しかし、虐待をするような親がすんなり子どもを渡さない事も多いようです。 子どもも一人の人間です。 尊厳を持って扱われ、幸せに暮らしてもらう必要があります。 それを守る児童相談所。 そこで働く人たち。 めちゃくちゃ大変な仕事のようです。 それでもやはり、本当に意義のある仕事だと思います。

  • 『怨霊になった天皇』竹田恒泰

    死後に霊が祟るというのは日本独特のものなのですね。 似たような考えも海外にありますが、とりわけこの国ではそれが強いようです。 だって、天皇が怨霊になるんです。 本書を読んで、何となく日本で自殺が多い理由も少しわかった気がしました。 死生観も。 死者に対する畏敬の念と考えると、悪いことでは無いように思います。 祟られたくは無いですけど。

  • 『ぼおるぺん古事記 三』

    古事記で天つ神が降臨して、日本を治め始めるまでが書かれています。 瓊瓊杵命がとても良い味を出しているのは、やはりマンガならでは、ですね。 イワナガヒメの悲哀なども。 今出ているのはここまでのようです。 なかなか大変なテーマだと思いますが、ぜひ続編を読みたいので、著者さまには頑張ってもらいたいです。

  • 『思考の整理学』外山滋比古

    一人では多すぎる、全てを奪ってしまう 一人の相手にのめり込むと、他が見えなくなる 頭脳を倉庫にしても仕方がない PCの方が上だから 現代は情報過多 不要なものは忘れる 過度な忙しさから解放される 考えるためには忘れる必要がある 全く関係のないこと同士を続けてやるとよい どんどん忘れたら、大事な事が古典として残る 在庫の知識をいつも再点検 いらないものを捨てる 必要な知識が残る 書く時は一気に書く 終わった後で修正する 書き直しの労は惜しまない 手を加える余地がなくなったら、OK よく話すと老化せず死なない 石の上にも三年 知的活動でよいもの 外国語の古典 未知のことを理解 全く新しい世界に挑戦…

  • 『正法眼蔵』道元 ひろさちや

    哲学:言葉で真理を説明する営み 人には元々仏性があるはず なぜ仏になる修行が必要なのか 身心脱落:あらゆる自我意識を捨て去ること 角砂糖が湯に溶けるような 自分が悟りの世界に溶ける 迷いも悟りもない 仏も衆生もない 目の前には、ただあるがままの世界 蜘蛛の糸を登っている その部分が仏の世界 迷いはあると受け入れれば、迷わない わからないと分かることが悟り なりきれ! 花にも月にも、今一つの光色おもいかさねず いま目の前にいるその人をしっかり拝みなさい 相手をそのまま肯定する 努力と悟りは無関係 ある時突然やってくる 迷う時は迷えばよい 政治権力や民衆に迎合すると、正伝の仏教が歪む 全て存在は仏…

  • 『新約聖書福音書』若松英輔

    福音書:マタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの4つ イエスの生涯が書かれている 福音:喜びの知らせ キリスト者以外の人だからこそ、読み解ける言葉がある 文字の奥に言葉を超えた何かがある それを感じよう 人間が認識する真理より、もっと大事なものを、イエスは教えてくれる わかる、と感じると人はもう探求しない それは恐ろしいこと 理解した気になってはいけない イエスの行った全てを記すなら、世界もその書を納めきれないだろう 12使徒も民も、イエスを政治的指導者として捉えていた 聖霊:人々への神の働き 罪人:傲慢で自らの力だけで生きていると思い込んでいる人 神の名による戦争は、イエスが大切にしていたことと全く異…

  • ヤキモチ

    今週のお題「餅」 お好み焼きや鍋やスイーツなど、意外に餅を食べることは普段からある。 それでもシンプルに焼いた餅を食べることは、お正月以外には、ほぼない。 一方で、些細なことで嫉妬をしてしまう機会は、十分にある。 これはそういう出来事がある、というよりも、自身が精神的に成熟していないことが原因であろう。 執着がなければ、嫉妬はなくなるはずだから。 嫉妬のことを、ヤキモチともいう。 普段から十分に焼いているから、餅を焼くのは正月だけで良い、ということなのだろうか。

  • 『ブルシット・ジョブの謎』酒井隆文

    あなたの仕事は世の中に貢献していますか? 40%の人は、していないと回答した 商品を売るには、相手にそれが必要だと錯覚させねばならない 広告業を無くせば、かなりの不要なものが減る 他者や社会への貢献度と報酬は、反比例する やりがいのある仕事を出来ている人へのやっかみの様なものがある 目的がない無意味な状態は辛い キリスト教では、他者の時間を買うことが許されていなかった 福利厚生は、出来るだけ利用されない様に設計されている ほとんどのエッセンシャルワークは、様々な形のケア

  • 『さらば、欲望』

    資本主義社会に生きている私たちは、様々な、もしかしたら全ての相手から、欲望を掻き立てられているのかもしれません。 おそらくそれが、その仕組みの正体です。 本書には、今の世の中の様々なことが書いてあります。 もしかしたら、大部分の人は最早どうしようもないところに追いやられているのかも知れません。 それでも、何とか欲望の魔手から逃れようと、私たちは気づかなかければならない。

  • 『絶望しそうになったら道元を読め!』

    曹洞宗の開祖である道元氏。 紛れもなく名僧であり、日本初の哲学者とも言われる、偉大な人物です。 その氏は、我々一般の人に向けた書を書いてくれています。 それでも難解だと言われているのですけど…。 ただ、言葉に表すことが出来ない悟りについての解説なので、簡単にわかるということが、そもそも難しいはずです。 だからわからないのは、氏や読書のせいではありません。たぶん。 本書はそれらの著書をわかりやすく解説しつつ、役立つ場面を紹介してくれるという、親切設計です。 賢い人たちの考えることです。 きっと我々の役に立ってくれるはず!

  • 『マッチング・アプリ症候群』

    昔よりも出会いは増えたのかもしれない。 その最たるものが、マッチング・アプリだろう。 著者は自身が実際にアプリに登録して利用し、様々な男性と出会い、その経験や考察を本書に記しています。 人との出会いは難しい。 まともな人は沢山いるはずなのに。 何ともやりきれない気分にやりました。

  • 『歌舞伎町と貧困女子』

    東横キッズという言葉がを最近になって知りました。 そして今は国会でまでも、ホストと貧困女子の関係を論じています。 悪い人間は、いる。 いや、悪い行為がある、というべきか。 その対象には、騙される人間がいる。 それは無知なのか、弱いのか、御しやすいのか、それはわからない。 それでと、そういう場所やそういう行為は、ある。

  • 『ヤクザになる理由』廣末登

    あの時はああするしかなかった。 人生には、そんな風に言うしかないことが、きっと誰にでもあるはずです。 そして、酷い人生だった、とも。 いや、そこまで言わなければならない人は、そんなに多くないかもしれませんけど。 本書は数多くのヤクザの人たちに、どうしてヤクザになったのか?という理由を取材しています。 最初からなりたくてそうなる、ということはあまりないようです。 そうなるしかなかった。 いや、他にもあっただろう! そう言ったら酷かもしれない。 そんなケースは、あります。

  • 言わなきゃ良かった

    今週のお題「書いてよかった2023」 まぁ、おっちょこちょいです。 浅はかというか。 そんな私は、ろくなことをしません。 余計な一言で相手を不快にさせてしまったり。 (もちろんそんな意図は無かったのですが) 硬くて美味しい物を食べて、差し歯が抜けたり。 筋肉痛なのにフットサルをして、肉離れに移行したり。 それでいくと、書くのは良いですよね。 推敲出来るから。 だからといって、完璧ではないのですけど。 それでも訂正できる分、まだましです。 とても有意義なことを書けているかというと、いささか心許ない気はしますが…。

  • 『ぼおるぺん古事記 ニ』

    古事記は面白い。 子どもの頃に、ジャポニカ学習帳の表紙と裏表紙の裏面に書いてある、因幡の白兎などの話を読んだ。 実は長い長いお話なのだけど。 本書はそれをボールペンで書いた漫画の、第二巻です。 もともと国譲りの話の件は、何となく釈然としない気もしていましたが、どちらも憎めないキャラに書いてあって、ホッとしました。

  • 『信用』入江慎也

    闇営業の騒動で芸人を引退せざるを得なくなった著者。 友だちたくさん芸人や、飲み会芸人として知られていました。 色々ありつつ、現在はハウスクリーニングの会社を立ち上げて、地道に頑張っているようです。 本書のタイトルは信用。 世間では悪いイメージがついてしまった著者が、今の仕事でやっていくには、信用が大事でしょう。 それで苦労することもあり、それを勝ち取っていく過程もあり。 人間は誰でも、本質的には孤独なのですよね。 他人の評価など気にならずに、軽やかに生きていけると良いのですけど。 なかなか…。

  • 『酒とバカの日々』赤塚不二夫

    『おそ松くん』 『天才バカボン』 『モーレツア太郎』 などなど、数々の面白いマンガを世に出した赤塚不二夫氏。 大の酒飲みだった、ということでも知られています。 一人で篭らず、外で友人を作ろう。 行きつけと呼べる場所を作ろう。 たくさん遊ぶことが、いい仕事をすることにつながる。 ある意味では、本当にそうだと思います。 ただ、大変そうなのですよね、お酒をたくさん飲み続けるのが。 最終的には著者はアルコールで命を縮めてしまったという事実も、忘れてはいけないはずです。

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