ポセイドン さん プロフィール

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ポセイドンさん: 夢の楽園ハワイに魅せられて
ハンドル名ポセイドン さん
ブログタイトル夢の楽園ハワイに魅せられて
ブログURLhttps://hawaiigrj.blogspot.jp/
サイト紹介文ハワイに関する事柄:民話、全般的なこと等を、長期的に価値ある情報にまとめて、ご紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供66回 / 144日(平均3.2回/週) - 参加 2018/04/26 10:23

ポセイドン さんのブログ記事

  • 088 民話 メネフネ(T. ヘイアウを造る(2))
  • (前回からの続き)スラムさんは、メネフネとヘイアウの関係につき、次のように述べています。「メネフネは、ハワイの島々の各地で、数多くのヘイワウ(古代の神社)を造ったことで、高く評価されている。」そして、その中から3つのヘイアウを取り上げて、簡単に解説しています。以下では、それらを順にご紹介して行きましょう。モオキニ・ヘイアウ・すぐ近くの石は使えない!ハワイ島の北端にあるコハラのホノイプ近くに、モオキニ・ヘイ [続きを読む]
  • 087 民話 メネフネ(T. ヘイアウを造る(1))
  • (新しいお話しの始め)はじめにスラムさんの民話の4番目は、 「ヘイアウを造る」です(*1)。前回までは水路やカヌーを造るお話しでしたが、今回のメネフネはヘイアウ(神社)を造ります。スラムさんの本文に入る前に、まず 「ヘイアウ」について、簡単にお話ししましょう。ヘイアウとは?・神に祈り供え物を捧げる場所かつてハワイの人々は、自然やそこに宿る神々に見守られて、生活していました。タロ(芋)を育てたり、漁に出かけながら、 [続きを読む]
  • 086 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(7))
  • (前回からの続き)こうしてカヌーは、ケプクアが指示した流れに沿って、引き出されました。すなわち、プウヌイの東側を流れるヌウアヌ川に沿うコースです。道半(なか)ばで夜が明けるカヌーはこのコースを通って、海をめざして下って行きました(*1)。ところが、ちょうどワイカハルル近くの、カアラアまで来た時のことです【解説】。東の空が明るくなり、夜が明けたのです。するとメネフネたちは、これまで大切に運んできたカヌーを放 [続きを読む]
  • 085 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(6))
  • (前回からの続き)ケクプアは、出発前の首長カカエの指示を、きちんと覚えていました。そして、その細部に至るまで忠実に従ったのです。メネフネに出会うケクプアたちはプウヌイまで来ると、そこで日が暮れるのを待ちました。そして、大勢の人がハミングするような音が聞こえ始めると、彼らは、アレワの斜面近くをさらに上って行きました【解説1】。そして、ちょうどその時です。ケクプアたちが、あの素晴らしい人たち、メネフネに [続きを読む]
  • 084 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(5))
  • (前回からの続き)カヌーはもう完成したので、メネフネたちは、いつでもそれを海へ引き出せます(*1)。首長のカカエが指示するそこで、首長のカカエは、ケクプアと従者たちに指示しました。「ぐずぐずするんじゃないぞ!」そして、次のように続けました。「 カヌーの先端部には、ロープを持った男が2人いるだろう。そのうちの1人は、カヌーの右舷と左舷の間を、素早く行き来するだろう。この男がカヌーを引き出す棟梁(とうりょう)で、 [続きを読む]
  • 083 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(4))
  • (前回からの続き)タヒチへの大航海にふさわしいカヌーを作るには、優れたコア(Acacia Koa)の木が必要です。ケクプアと従者たちは、その木を探して森を歩き回る旅を続けて来ました。旅を終えて首長に報告するケクプアと従者たちは長い旅を終えて、首長(カカエ)の下に戻って来ました(*1)。そして、これぞと言うコアの木が見つからなかった、と報告しました。さらに、あのワオラニの不思議な出来事についても、詳しく説明しました。カ [続きを読む]
  • 082 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(3))
  • (前回からの続き)ケクプアたちは、ヌウアヌ谷のワオラニの洞窟で一夜を過ごしました(*1)【解説】。そこで、彼らは不思議な体験をしたのでした。真夜中にハミングを聞く洞窟の中で、彼らは真夜中に、人がハミングしているような声を聞きました。そのハミングは、すぐ近くから聞こえて来るのですが、不思議なことに、ハミングしている人の姿は、どこにも見えませんでした。目の前にヘイアウが現われる!そして、夜明けと共にその声は [続きを読む]
  • 081 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(2))
  • (前回からの続き)タヒチに行きたい!カカエ(Kakae)は地域の首長(chief)で、オアフ島のワヒアワ(Wahiawa)、クカニロコ、ワイアルアに住んでいました。ある日、妻がカカエに言いました。「私は是非とも、弟のカハナイアケアクアを探しに行きたいのです。弟は、おそらくタヒチに住んでいると思います。」これを聞いたカカエは、妻の異国への航海のため、直ぐに従者のケクプア(Kekupua)に命じました。「森へ行きなさい。そして良さそうな [続きを読む]
  • 080 民話 メネフネ(T. ケクプアのカヌー(1))
  • (新しいお話しの始め)はじめにスラムさんの民話の3番目は、 「ケクプアのカヌー」です(*1)。本文に入る前に、主な登場人物、および、お話しの舞台となった場所をご紹介しましょう。(1) 主な登場人物・カカエ(Kakae): オアフ島に住む首長(chief)で、メネフネの子孫でもあります。彼の妻が、「タヒチに住むという弟を探しに行きたい」 と言ったことから、このお話しが始まります。・ケクプア(Kekupua): カカエの忠実な従者です。首長 [続きを読む]
  • 079 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(7))
  • (前回からの続き)小屋とカヌーが出来上がるラカは、メネフネと約束したカヌーの小屋を、プヒカウの平地に作りました(*1)。それから、彼は木が生い茂る山に行きました。見ると、メネフネが約束したカヌーは既に完成し、いつでも引き出せそうです。そして、メネフネはラカに、こう話しました(*2)。「あの夜に、カヌーをあなたの小屋まで運びますよ。」 カヌーを森から砂浜へ運ぶその夜の真夜中、メネフネのハミングが聞こえてきました [続きを読む]
  • 078 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(6))
  • (前回からの続き)メネフネたちが大集合仲間達に呼びかける歌が終わると、今度はハミングの音や話し声が聞こえてきました(*1)。そして、直ぐにその場所は人でいっぱいになりました。そうです。 倒れた木を持ち上げようと、大勢の人が集まって来たのです。ところが、彼らがいくら力を振り絞っても、その木はびくともしません。ラカが2人のメネフネを捕えるこれを見たラカは、素早く隠れ場から飛び出しました。そして、彼らのうちの [続きを読む]
  • 077 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(5))
  • (前回からの続き)木の横に穴を掘るおばあさんを訪ねた後、ラカは再び山に行きました(*1)。そして、望み通リの素晴らしい木を見つけました。しかしこれまでとは違い、ラカはそれを直ぐに切り倒そうとはしません。その代わりに、木が倒れる方向に、溝状の長い穴を掘りました。『Kalala-Kamahele (斜めに倒れていく木)』を落とし込もう、と考えたからです【解説1】。そして実際に切り倒すと、その木はちょうど計画通りに、ラカの穴に [続きを読む]
  • 076 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(4))
  • (前回からの続き)日没までに木を切り倒すラカは、このおばあさんの助言に従いました。まず山に行って、カヌーを作るのに良い木を探しました。良さそうな木を一本見つけると、ラカは朝早くからその木を切り始めました。そして、日没までにはそれを切り倒し、地面に横たわらせました。ここまでやり終えると、彼は家に帰って行きました。倒したはずの木が消えたその翌日、きのうの場所に戻ったラカは、あっと驚きました。丸一日かけて [続きを読む]
  • 075 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(3))
  • (前回からの続き)ラカが父の消息を尋ねるある日、 ラカは久しぶりに父を訪ねました(*1)。すると、母が出て来てラカに言いました。「お父さんのことは、おばあさんに聞きなさい。」そこでラカは、おばあさんに父の消息を尋ねました。「お前のお父さんはハワイ島に行ったんだよ。そして死んだと言う噂(うわさ)だよ。」おばあさんに知恵を借りるこの話を聞いたラカは、おばあさんに知恵を借りようと思いました。「お父さんを捜(さが)すには [続きを読む]
  • 074 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(2))
  • (前回からの続き)首長ワヒエロアとその息子ラカ昔々、ハワイのマウイ島に、キパフルと呼ばれるモク(地区)がありました(*1)(*2)。その首長は名をワヒエロア(Wahieloa)と言い、カライコイという所に住んでいました。彼はヒナハウェアを妻としてめとり、やがて彼らの間に男の子が生まれました。男の子は、母方のおばあさんである、ヒナホワナに育てられました。そのおばあさんは、キパフル内のアラエヌイという共同生活区域に住んでい [続きを読む]
  • 073 民話 メネフネ(T. ラカの冒険(1))
  • (新しいお話しの始め)はじめにスラムさんの民話の2番目は、 「ラカの冒険」です(*1)。はじめに、お話しの舞台であるマウイ島のキパフル、そして主な登場人物をご紹介しましょう。(1) キパフルとはどんな所?かつてのマウイ島は、モク(Moku)と呼ばれる、12の地区に分けられていました。キパフル(Kipahulu)はそのうちの1つで、島の南東部にありました。ただし、現在のマウイ島は、かつてよりもかなり粗く、4つの地区(District)に分 [続きを読む]
  • 072 民話 メネフネ(T. ピー の水路(4))
  • (前回からの続き)ピーがご馳走を振る舞う工事が完成すると、ピーはメネフネたちにご馳走を振る舞いました。色々な食物を出すなかで、小海老にだけは細心の注意を払いました。小海老は、メネフネの大好物だからです。ピーは小海老を山のように用意して、メネフネたち全員に行き渡らせました。そして彼自身のためには、一匹の魚を用意しました。メネフネも大満足メネフネたちは、次々と出されるご馳走に、大変満足していました。やが [続きを読む]
  • 071 民話 メネフネ(T. ピー の水路(3))
  • (前回からの続き)メネフネは夜働くさあ、いよいよ準備した石材を使って、ダムと水路を造る工事が始まります。メネフネが働くのは昼ではありません、彼らはいつも夜に仕事をするのです。そこでピーはこの工事を、どの日の夜にするか、を決めました(*1)(*2)。ダムも水路も夜明けまでにその時が来ると、ピーはダムが出来る場所に行って、じーっと待ち続けました。すると真夜中になって、メネフネたちの話し声やハミングが聞こえてきま [続きを読む]
  • 070 民話 メネフネ(T. ピー の水路(2))
  • (前回からの続き)川から水を引こう!昔々、カウアイ島のワイメア村に、ピーと言う名の男がいました(*1)。 彼は、神でもなければマウイのような半神でもない、普通の人でした(*2)。ピーは、ワイメア川の西側にあるキキアオラ地域の水不足を、何とか解消したいと思っていました。そこで、ワイメア川にダムを造って、そこから水路で水を引こうと考えました。そして、それらをどこに造るべきかを調査し、一番良い場所を選び出しました [続きを読む]
  • 069 民話 メネフネ(T. ピーの水路(1))
  • はじめにスラムさんの民話 「ピーの水路」には、耳慣れぬ人名、地名などが幾つも出てきます(*1)。そこで、本文に入る前に、主な人名や地名について簡単に解説しましょう。(1) ピー(Pi) :主人公ピーは、カウアイ島のワイメアに住む、普通の人(ordinary man)です。但し、首長(chief)、土地のオーナー、カフナ(Kahuna)などとする、バージョンの民話もあります(*2)。(2) ワイメア(Waimea) :お話しの舞台ワイメアは、カウアイ島南西部に [続きを読む]
  • 068 民話 メネフネ(T. モケ・マヌさんが語る(2))
  • (前回からの続き)メネフネは超自然的な存在メネフネは超自然的な存在である、と思われてきました。そして彼らは、自分たちよりも地位の高い、ある者に支配されている、と思われています。彼らの支配者にはパワーがある上に、彼らを支配する権限もあります。メネフネは、そのことを十分に理解していました。そこで彼らは、支配者から割り当てられた山や丘に、ずーっと住み続けていたのです。声はすれども姿は見えぬ多くの人たちは、 [続きを読む]
  • 067 民話 メネフネ(T. モケ・マヌさんが語る(1))
  • (はじめに) モケ・マヌさんは語り部かつて文字がなかったハワイでは、伝説は語り部(storyteller)により伝承されていました。その語り部の一人、モケ・マヌ (Moke Manu,1837年生まれ) さんは、メネフネについても語ったことがあります。スラムさんがそれを英訳していますので、以下に、概要をご紹介しましょう(*1)。メネフネは素晴らしかった言い伝えによると、メネフネはとても素晴らしい人たちでした。彼らは背は低いが、その行動 [続きを読む]
  • 066 民話 メネフネ(T. ハワイは妖精の郷(3))
  • (前回からの続きメネフネとクムホヌアの神話フォルナンダーさんは、ハワイに伝わるクムホヌアの神話を引き合いに出して、次のように言います【解説1】(*1)。『ポリネシア人はメネフネの子孫であり、メネフネはルア・ヌウの息子である、とされている【解説2】。 --ところが 「メネフネ」という語は、国の名前としては、はるか昔に消えてしまった。そして後に残されたあの神話が、「メネフネ」という語 を悲しげに咎(とが)めるような言 [続きを読む]
  • 065 民話 メネフネ(T. ハワイは妖精の郷(2))
  • (前回からの続きメネフネ情報に興味あり大半が漠然としたものですが、エネルギッシュな人種メネフネについて、時折、問合わせを受けることがあります(*1)。それはメネフネに関する情報が、ハワイの人々にとって、興味深くて知りたいものの一つだからです。問合せて来る人の何人かは、カアオ(kaao)と呼ばれる、著名な伝説の口承者です。彼らは、メネフネに関する知識を、より一層深めようとしているのです。メネフネは実在したと思 [続きを読む]
  • 064 民話 メネフネ(T. ハワイは妖精の郷(1))
  • (前回からの続き)ハワイは妖精ブラウニーの郷「ハワイは妖精ブラウニーの郷だ(った?)」 と言うことを知れば、興味を持つ人が必ずいるでしょう(*1)。そして、この冒険好きの遊牧の民について、ハワイの人たちはずーっと昔から知っていたのです。勿論、英国アイルランドのスウィフトが、風刺小説ガリバー旅行記(1726年初版)でリリパットの小人を書くよりも、ずーっと前からです。このブラウニーの民話は、世界中の国々で伝承され、そ [続きを読む]