gotobird さん プロフィール

  •  
gotobirdさん: 近未来将棋小説 紅に王手
ハンドル名gotobird さん
ブログタイトル近未来将棋小説 紅に王手
ブログURLhttps://odahati.muragon.com/
サイト紹介文織田八之助が江戸時代と現代を駆け抜ける梵暮ら物語り
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供30回 / 217日(平均1.0回/週) - 参加 2018/04/27 13:13

gotobird さんのブログ記事

  • 梵踊りの巻
  • 「あの明かりが祭り場のようだな」 「結構な人でござるな」 花小路神社の境内では420人程はいるであろう人々達が音楽に合わせて梵踊りを踊っている 「あそこにいるのは マニラ帰りの皆さんだ  あそこにいるのは ミートアップルのバターさんだし  フルスモークの方達も来ているな」 「八之助さんは知り合いが多いでござるな」 「昔 結構来てたからな    音楽や踊りも梵が示すJAHガイダンスなんだ」 「JAH [続きを読む]
  • MUD MAXの巻
  • de de~de ♪   d e de~d ♪ de de~de ♪   d e de~d ♪ 「どんどん近づいてるでござるな」 de de~de ♪   d e de~d ♪ de de~de ♪   d e de~d ♪ 「わくわくするな      de de~de ♪   d e de~d ♪」 八之助は  de de~de をくちぶさみながら   梵巻きを深く溜め込んだ ぷっは〜   猿 [続きを読む]
  • MUDの巻き
  • 八之助と猿乃助は歩いていた 「今宵の月は細いの〜」 「そうでござるな〜 星が綺麗でござる」 ひゅ〜    「今 流れ星の音が聴こえたぞ 」 「風の音 星の音 そして 心は梵 踊り」  八之助は ONE ステップ TWO ステップを 戯けてみせた 「ヒロ☆ポンさんの漆ジョイントは最高でござるな〜   今も耳を澄ませば 幾千もの星の鼓動が聴こえてくる感じでござる」 ひゅ〜       ひゅ〜      [続きを読む]
  • 漆山を後にする巻
  • 「いや〜美味かったでござるな」 「ござる ござる」 「ハッピーも相当多めでしたな」 「あのとっつぁん 相当 梵好きなんですよ」 「だろうな ありゃ 効くわ              梵と食の相性も最高だからな」 「わたしゃ ハッピーでござる〜」 「八之助さん 今晩 家に泊まっていって下さいよ 」 「ありがたいけど 俺達は蔵王に向かってるんだ            月はまだ あそこなりけりってな」 [続きを読む]
  • ハッピー中華の巻
  • 麻倉漆店も壽々木蕎麦屋も奥州街道沿いにある 今宵も壽々木蕎麦屋は繁盛しているようだ 「あそこでござるか?」 「そうだ あそこだ」 のれんの中からは 笑い声と香ばしい蕎麦の匂いが漂っている 「あれ ヒロ☆ポンさんじゃないですか それに八之助さんまで 久しぶりです」 「おうよ」 「久しぶりです 久しぶりに漆山に来たから やっぱ ハッピー中華だろって なりましてね」 「ありがとうございます どうぞ どう [続きを読む]
  • ゆらゆら 提灯の巻
  • 「最後の詰みはどとうでござったな」 「まぁあなでござる」 「あ〜 あ でござる」 日は沈み 街道沿いの店の提灯がゆらゆらゆらめいている 少し遠ざかった遊郭のピンク色のネオンが走馬燈のようにゆらゆらゆらめいている 「腹減りましたな」 「そうだな」 「はいでござる Hiでござる」 「何がいいですか?」 「そうだな〜 やっぱり 漆山に来たんだから 壽々木蕎麦屋がいいいんじゃないか」 「壽々木蕎麦屋でござ [続きを読む]
  • 漆ジョイント
  • 「漆の匂いが漂う町に ルンルンルン」 「あそこが麻倉漆店だ ハッハッハ サイケに彩ってる〜」 漆喰の白壁にロウソクランプがゆらゆら揺れている トン トン トトトン トン トン トン 「いらっしゃい〜」 建物の中から聞えた声は店主の麻倉ヒロ☆ポン之助の声だ 「お 八之助さんじゃないですか 久しぶりですね〜」 「そうだな 数ヶ月ぶりだな  こちら 猿乃助さん こちら ヒロ☆ポンさんだ」 「どうも 初め [続きを読む]
  • 遊郭ブルース
  • 「お兄さん方 いっしゃいませ〜 遊んでいきなさいよ〜」 「よっ サムライさん ちょと見てってくださいよ」 天童から漆山へ 橋を渡るとその道沿いにちょっとした遊郭があったのであった 「八之助さん 漆山は凄いでござるな」 「そうか 猿乃助 天童の方が凄いだろ いった時ないか?」 「ないでござる」 「・・・それでいいんだよ 」 ぷっ は〜 「俺達は先を急いでる すまんな」 八之助は呼び込み達に軽く手を上 [続きを読む]
  • 漆山ブルース
  • ふと小さな丘の懐から見えた町の光は漆山だろう 夕暮れ沈む静かな町並み ほんのりと漆の匂いが漂う町だ 「猿乃助 漆山見えたぞ」 「あそこでござるか あともう一踏ん張りでござるな」 「麻倉漆山店は町の中心にある 美味い飯屋もあるぞ」 「わ〜い 楽しみでござる もうひとつ俳句を読んでみるでござる  漆山 梵と将棋と 今宵打ち」 「渋いな」 猿乃助は嬉しそうに スキップダンスをしてみせた。  [続きを読む]
  • 猿飛乃助
  • 「香車や桂馬はバック出来ない駒でござるからな〜  飛び越して どうにかなるか 成る思い」 「ハ ハッ ハ 中々 良い俳句だな  週末 山寺で俳句のワークショップがあるらしいから 猿乃助もいかないか?」 「わー 楽しいそうでござるな 山寺といえば玉コンもあるんじゃないですか  進む道 これが定めと 成る今や」 ぷっは〜 「歩む道 先を読めずに 銀共に」 「・・・  八之助さんの俳句は おくが深いでご [続きを読む]
  • 猿+八
  • 八之助と猿乃助は 夕暮れ時の奥州街道を歩いていた 「八之助さんはどうして 猿の私を好意的に誘ってくれるでござるか?」 「・・・名前が似てるからな」 八之助は江戸ジョークを好んでいた 「それだけでござるか?」 「まぁ 第一に梵好き 第二に温泉好き 第三に将棋好き 第四に蕎麦好き 共通の好きなものがあるからな カッパもそうだか 見ためなんて気にするなかれだ」 八之助は懐から梵巻きを一本取り出して火をつ [続きを読む]
  • 八+猿
  • 「猿乃助〜 いるか〜?」 「八之助さんじゃないですか どうしました?」 「いやな 漆山経由で蔵王に行こうと思うんだが 行かないか?」 「いいでござるね〜   温泉♪ 温泉?  ちょっと 準備してきますでよ ちょっと待ってて下さいな」 「おうよ 将棋と梵は 持って来たからよ」 「はいよ〜  将棋♪ 将棋? 温泉♪ 温泉? 梵 梵 梵 ??」 「ハッ ハッ ハッ だな」 今日も夕陽は 静かに 赤く 沈 [続きを読む]
  • 梵暮鳥
  • ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ 「梵暮鳥が鳴いてるね」 「そうだね もう 夕方だね」 ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ ボン ボン クラ クラ ボン クラクラ 「おうちに帰ろう」 「うん [続きを読む]
  • 梵栽
  • 「あっ 八之助さん 梵あります?」  「ありますよ いっぷく行きますか?」 「はい」 八之助と千夜子は 沼を一望できるベンチに腰を下ろした 「ぷっ は〜    八之助さんは 酒 飲まれるんですか?」 「酒ですか 飲んだ時ありますよ どうしてですか?」 「最近 城下町の若旦那達が酒にはまってるみたいで   飲もう 飲もうって私も誘われるんですが 私 酒が どうも あわなくて」 「俺は   [続きを読む]
  • 千の夜に 花いちもんぺ
  • 「八之助さん」 後ろを振りむくと 千夜子ちゃんが手を振っていた 「あ 千夜子ちゃん」 千夜子ちゃんは山の麓に住んでいる歌好きの女性だ 「カッパさん いないみたいですね」 「そう いないみたいなんだ 温泉に行かないかと誘いに来たんだが」 「温泉?」 「そう 蔵王に行こうと思って」 「今から」 「そう 今から 泊まりがけになりそうだな」 「ほんと 八之助さんって 自由な人   風みたい   八之助さん [続きを読む]
  • 穴熊突破口
  • チュンチュンチュン 作業部屋の窓から小鳥の囀りが聞えてくる清々しい空気漂う一時 駒制作の材料 漆がそろそろ切れそうだな 漆山に行くなら 久しぶりに温泉に行きたいところだ カッパと猿乃助を誘ってみるか 漆山町までは 7マイル程の距離だ 八之助は 風呂敷にゴザと梵と将棋駒と蜜ロウを包み 麻袋に入れて家を出た 家の裏 山の東側のカッパがよくいる愛宕沼に立ち寄ってみる 静けさと風通る水面に呼びかけた 「カ [続きを読む]
  • イマジネーションブルース
  • 知るとは想う事なり 願うとは知る事なりけり 八之助は時として思う 地球は丸いらしい  では なぜ 人は落ちぬのかと 時として考える 宇宙とはと 八之助は知っていた この町以外にも町がある事を 海があり 違う大地がある事を 武士として思う 見果てぬ地 アメリカーノ ヨロッパーノ パレスチナーノ などという地にも 和平が訪れる事を 心して願うなりけり 八之助は 武士道 仏教をベースに 独自の考えを持っ [続きを読む]
  • バナナマン
  • 「八之助さん 今日 BNNありますよ」 「お〜 英男 」 八之助は英男の肩を叩いた 「BNNか〜 梵とBNNは相性いいからな  重広さんはBNNいくんでしたっけ?」 「BNN?」 「英男が作ったバナナを乾燥させてやつですよ  きのこみたいな飛びです」 「あ〜 幻覚系ですか 浮世絵と合いそうだな 軽く頂こうかな」 「はい」 八之助は重広に BNNを半分渡し残りを自分でほうばった 八之助 重広 英男も [続きを読む]
  • ホトケシンジゲート
  • 維新天楽隊は天童者を中心にこの町に代々受けつがれている音楽隊だ 人の誕生や生命の死 豊作の喜びや雨を求め 時に楽しく宴 時に内面との対時に 呼ばれし地で 言霊は聖霊なりきり 宿す音に 我 己を知る トン トン トトン トン トン トン 今日もいい音だ 八之助は想う   トン トン トトン トン トン トン 八之助は 太鼓にのってフリースタイルで詩を読んでいた    トン トン トトン トン トン  [続きを読む]
  • 曇り
  • 仏光寺の敷地内には立派な木々が立ち並ぶ 松や紅葉が楽しげに風に揺れている 苔が生い茂る石道を進むと 本堂だ 本堂の中からは 太鼓の音が聴こえる 心が弾む 「よっ ブラフマン」 ・・・ 本堂の脇の石段を振り返ると  「あっ 重広さんじゃないですが 一服中ですか?」 「です 八之助さんもどうですか?」 「です」 重広は江戸から来ている浮世絵画家で 数ヶ月の滞在の予定でこの町にいた 「ぷっ は〜  重広 [続きを読む]
  • 路上の格闘技
  • 「ちょっと 待ちんなまし この辺じゃ見かけね〜顔だな」 「ほっといておくなまし 名も無き旅人でござんすよ」 「・・・おぬし 薩摩の男か」 「・・・それが どうか いたしましたか たとえば おいどんが薩摩者だとしたら」 「聞き捨てならん ここは武士の情け 将棋で勝負をつけようぞ」 「うけてたつ ばってんが」 この時代 路上での喧嘩は将棋が一般的だった 「7 六 歩」 「そうきたか 薩摩者よ  3 四 [続きを読む]
  • in side
  • 山の谷間を清々しい風を通り抜けていく 遠く 朝日連峰の奥底がバイオレットピンクに染まっている 八之助は 夕陽観察が趣味の一つであった ・今日の夕日は88点 中々の夕日空だ 今年こそは海を見てみたい・ 舞鶴から 維新天楽隊の練習場 佛光寺までは 10分程の距離だ ハッピー蕎麦が緩やかに効いてきた 山の鳥達の鳴き声が隅々まで聴こえてくる チュン チュン チュン  ホッ ホッ ホッー ♪ ? ?? ♪  [続きを読む]
  • 4:20
  • 八之助は駒彫の内職を4:00に切り上げた カッパと猿乃助と4:20に 城下町の人気の蕎麦屋舞鶴で待ち合わせをしていた 今夜は維新天楽隊の練習の日だが まずは 腹ごしらえ 恒例だ 舞鶴の店主78は 八之助の同年代で昔から知る良し身だ 「いらっしゃいませ〜」 「どうもっすでござる」 「どもども」 「どうもっす」 「お 八之助御一行様じゃないですか いつもありがとさまね  何にします」 「んじゃ いつも [続きを読む]