星☆ さん プロフィール

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星☆さん: 日本版美男ですね 妄想恋愛二次小説
ハンドル名星☆ さん
ブログタイトル日本版美男ですね 妄想恋愛二次小説
ブログURLhttps://ameblo.jp/yumio-hoshi/
サイト紹介文日本版『美男ですね』の妄想二次小説です!特に廉美子ファンの皆さんのために!
自由文ミステリーあり、ファンタジーあり、ただの恋愛小説ではおわりません。廉さんの勇ましい姿も、美子ちゃんの色っぽい姿も見られます。展開が2転3転します。ハラハラドキドキをお楽しみください!!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供213回 / 231日(平均6.5回/週) - 参加 2018/04/28 10:10

星☆ さんのブログ記事

  • 第19話 Bonds of Father and Son (父と息子の絆)
  • 「僕は正当な手続きで彼を引き取ります。今までお世話になっていたことには感謝しています。 だが、彼にはこれから夢を叶えるため生きて行ってほしいんだ。 両親がいない人間でも、夢を叶えられるということを信じていてほしい。 僕はただのサンタにすぎませんよ。彼の夢を叶えるためのね」「そこまで言うのなら、彼がイエスと言うかどうか試したらいいわ。彼はパリを離れたくない。それに見ず知らずの男と生活したくもな [続きを読む]
  • 第18話 Secret Wish of Two(二人だけの秘密の願い)
  • 「俺? え、え……と、Renと言うんだ」「オッケー、Ren。ありがとう。またね!」と手を振って、何度も振り返りながら走って帰って行った。Alex翔くん マリウスはどうやら「廉」が兄の名だということすら聞かされていないのだろう。 とうとう廉も自分が兄だということを言いそびれて、マリウスの後ろ姿を見送りながらため息を吐いた。 顔も知らぬ同士が一緒に住むにはまだまだ時間が掛かるかもしれない。 世話になって [続きを読む]
  • 第17話 Talking with the Angel Boy (天使の本音)
  • 「──どうして?」 廉は少年が段々自分のことを話し始めてくれたことで、そのまま名乗らずに問いかけた。「今住んでるとこは、ママの知り合いのおばさん家なんだけど、おばさんは僕と一緒に暮らしたくはないんだ。でも、お金はほしいみたいだ。 僕が迷惑なんだよ。でも、あそこを出ちゃったら、僕はもうパリにはいられないかもしれない」「どういうことだ?」「僕のお兄さんという人が来て、僕を外国に連れて行くかもしれな [続きを読む]
  • 第16話 Lost Boy (姿を消した弟)
  • 廉は、次の日も玄関で無下に断られ、また次の日も、マリウスの顔を見ることもなくホテルに帰る羽目となった。 何日通い続けたことだろう。もうこのまま日本に引き返した方が良いのではないかとすら思えた。 しかし、父親の遺言状と一緒に生前愛用していた指揮棒(タクト)を預かっていた。 自分には必要のないタクトだが、世界で活躍した父親が大切にしていた遺品。 父親がいつか自分と同じ道を継ぐ者に託そうと思 [続きを読む]
  • 第15話 Paris Father's Memory(父がいたパリ)
  • 「ああ、マリウスとはしっかり話をすることができたよ。あの日、俺はパリのマリウスが住んでいるアパートまで行ったんだ……」 ロウソクの炎の向こう側で、廉はパリであったことを事細かに話し始めた──。*** 12月2日の羽田国際空港、パリ行き、エールフランスAF293、23:50発、パリ翌3日4:50着。 廉は13時間ほどのフライトで、パリ、シャルルドゴール空港に翌日の朝早く予定通りに到着した。 タクシーに住所を告 [続きを読む]
  • 第13話 Wishes Come True (願えば叶う)
  • 美子は佳奈を孤児院に帰す前にもう一度訊いた。「ねえ、ちょっとだけでいいの。サンタさんへの願いを教えて。 ほら、もう9時になっちゃったよ。今日は後3時間しかないから、サンタさんが忙しすぎて、願いのものを届けられないと困るでしょ? 私からもサンタさんに伝えてあげるから、ね?」 美子は必死だった。今、お店が開いている内に、早く佳奈の願いの品物を買ってきてあげようとしていた。 佳奈はしばらく考えなが [続きを読む]
  • 第12話 Little girl's Little Wish (少女の願いごとは)
  • クリスマスの朝、修道院の礼拝堂ではクリスマスミサの準備に皆大忙しだった。 昨夜のイブでも大勢のお客様で大盛況だったミサが今日のクリスマスで最終日となる。 いよいよ開始時間になり、美子は招待した佳奈や孤児院の子供たちを一列目の座席に座らせた。 しばらくすると、時間通りに教会の鐘が大きく響いて、キャンドルを持ったシスターたちが礼拝堂後方から並んで行進し、中央の祭壇前のキャンドルスタンドに置く [続きを読む]
  • 第11話 Miko's Last Love Song(美子の最後の悲恋歌)
  • 修道院の前まで廉に送ってもらったが、美子は車からすぐには降りることが出来ず、しばらく下を向いて廉の言葉を待っていた。しかし、廉からは一言も言葉を発せられなかった。 美子はうつむいたまま、ハァと小さく息を洩らすと、先に声を出した。「廉さん、今日はありがとうございました。あの……本当に楽しかったです」 そっと廉の顔を覗き込むようにして言うと、廉は悲しそうな顔でただフロントガラスの向こうの景色を [続きを読む]
  • 第10話 Only Lonely Boy(ひとりぼっちの弟)
  • 「……永久とまではいかなくても、場合によっては数年は帰れないだろうな」「そんな…………」「でも、このことは社長にはもう伝えていたが、A.N.JELLのこれからの活動のことを考えたら、まだ公表しない方がいいだろうということになった。 今いきなり、リーダー兼ボーカルの俺が抜けてパリで暮らすことになりました、なんて、ファンをパニックにするだけだからな。 少しの休養期間ということで、ファンクラブに報告はしてお [続きを読む]
  • 第9話 Ren's Little Brother (廉の弟の存在)
  • 映画館の外に出ると、辺りはもうすっかり日が落ち、まだ5時だと言うのにだいぶ暗くなっている。 廉はコートの襟を両手で掴んで肩をすぼめ、「寒くないか? 公園に行くには遅い時間になったな」と優しい目で聞いた。「はい、少し寒くなりましたけど、私は大丈夫です! あまり遅くなると真っ暗になりますから。それに、廉さんのお話も聞きたいので……」「──話か……。あの波止場の近くにレストランがあるんだ。そこに急 [続きを読む]
  • 第8話 Sweet Kiss in the Dark(秘密のキス)
  • 小さな古い映画館は、当時のままひっそりと建っていた。どうやら古い洋画のラブストーリーを上映しているようだ。 参考画像 閉館になりましたCINEMARISEさん 客も少なく、チケット売り場も閑散としていたが、廉がチケットを二枚買って入ると、ロビーにはちらほら珍しく数組のカップルが入っていた。 誰も廉たちを気にする者はなく、それぞれ二人だけの世界にいる。 廉は不思議な解放感を覚えた。場内はも [続きを読む]
  • 第7話 My Dear Prince(私だけの王子様)
  • 廉は、ポケットから車のキーを取り出して、ゆっくり立ち上がった。 女子高生たちは、「どうするどうする?」と小声で話し、廉に声をかけようかソワソワしていたようだったが、廉が立ち上がったのを見て、「キャッ、やっぱり」と小さく声を上げ、興奮してその場で足をバタバタさせながら友達同士顔を見合わせて、もう今にもこちらにやって来そうな様子だった。 しかし、幸いにも廉が立ち去るのが少し早かったせいで、彼女 [続きを読む]
  • 第6話 Mr. Good Looking(カッコいい彼氏)
  • 日曜の夕方の都内は、朝とは違い人がどんどん増えて賑やかになっていた。 恋人たちは寄り添いながら歩道を歩いている。オープンカフェやテラスレストランはもう既に人で溢れていたが、 廉は周りを気にすることなく、車を道路の駐車スペースに停めるとすぐに美子の右手をさっと握ってツカツカと店に向かって歩いていく。「れ、廉さん、どこに行くんですか?」小声で美子が訊くと、「そこ、ほらオープンスペースのあるカフ [続きを読む]
  • 第5話 Memory of his Family(廉の家族のこと)
  • 「俺の父親ねぇ……。まあ、さっき言ったみたいに、俺が小学2,3年生の時までは親父が一緒に遊んでくれたこともあったな……。ただ、その頃は母親がもう家に帰らなくなってたころだったけどな」 美子は静かに頷いて廉の言葉を待った。「親父は有名な指揮者であり作曲家だったと言っても、あの頃はまだ若かったからまだそれほど仕事が忙しくなくて、子供だった俺の面倒を見られたのかもな。 ただ、そうは言っても、誕生日や学 [続きを読む]
  • 第4話 My Sweet Lover(俺の愛しい娘)
  • 廉が真っ直ぐ向かった先は──修道院だった。美子に逢うために。 美子は今頃日曜礼拝も終わり寮の部屋に戻っている頃だろう。 美子は朝からウキウキしていた。 昨夜、廉からの電話で、今日は一緒にディナーデートに行く予定を告げられたからだ。「も〜っ! どうしよう……何を着て行けばいいかしら?」さっきから美子の部屋から声が響いている。「これはちょっとラフすぎるし、こっちのはちょっとフォーマルすぎるわ [続きを読む]
  • 第3話 ANJELL's Hard work(大忙しのA.N.JELL)
  • ※※※ 一か月前 ※※※   AJ事務所では社長がA.N.JELLのメンバーに手渡しでボーナスを支給するのが恒例だった。 今日、11月25日も毎年同じ日に、廉、柊、勇気、美男の四人を社長室に呼びだしていた。「社長ー、今年は結構俺たち頑張ったからね。ボーナスも出来高制ってことで良い方に予想していていいですよね?」勇気が社長室に入るなり、安藤に先走って声を掛けた。「そうだよ! 俺らは今年 [続きを読む]
  • 第2話 Good bye my Love(さよなら愛しい人)
  • 『今年も街に 初めての雪が舞うよあの日の約束 あなたを見送った駅静かに白く輝く』  美子が瞳をキラキラさせながら歌っている。 廉はそんな美子の姿を見て自然と笑みが零れ、我を忘れて天使が歌う姿から目が離せずにいたが、ふと美子がこちらを向いて目が合うと、小さく頷いたがすぐに目を逸らした。『離れていても あなたが分かる きっと同じ空見上げて 歌ってる今分かったの こんなに愛してる あなたを愛してるそ [続きを読む]
  • 第1話 Rhapsody in White(LAGOON)
  • 美子が働く修道院では、毎年12月の第一日曜の一日だけ、寄付金を募るために小さなライブを行っている。 子供たちやお世話になっている近所の人々を礼拝堂に集め、ゴスペルやポップス、中でも以前美子が歌手活動をしていた時に歌っていた曲などを中心に、シスター達が合唱したり、美子がソロを披露する。そして来てくれた人々から心付けや寄付を頂くことになっていた。 そして24日と25日の2日間は、教会恒例のクリスマス [続きを読む]
  • アナザーストーリーpart 20 まえおき
  • いつもお越しいただき、お読みいただいております皆さまへ私の美男ですねアナザーストーリーをお読みいただいて、ありがとうございます!!3連休、いかがお過ごしでしょうか?明日、連休最終日に次のお話を投稿させていただく予定です。正直に申し上げて、実はまだ序章の段階しか書けておらずお話の展開はどうなって行くか私にも分からない極めて冒険的な状況ですが、皆さんと一緒に読み進めながら展開する形式にしてみようかな、と [続きを読む]
  • アナザーストーリーpart 19 あとがき
  • いつもお読みいただいております皆さまへいつも私の拙いブログにお越しいただき、『美男ですね』のアナザーストーリー(二次小説)をお読みいただきまして、本当にありがとうございます!part19 『真実の愛編』はいかがでしたでしょうか?皆さまの心をほんの少しでも動かすことが出来ましたら本望ですが、ファンタジー仕立てフィクション多めのお話でしたので、隙間時間に楽しんでいただけましたら嬉しいです!!私はクリスチャンで [続きを読む]
  • 第31話 最終話 ふたりの真実の愛と未来
  • 廉と美子は、翌日ブロードウェイミュージカル『The Phantom of the Opera(オペラ座の怪人)』を堪能していた。 スタンディングオベーションで惜しみない拍手を送り、二人は見つめ合い心から微笑み合った。こんな本当の恋人たちのようなデートが出来るのも、ほんのひと時。 明日は帰国の途に就かなければならない。 二人は、今このとき初めて愛し合う普通の恋人同士の幸せを味わえているのだろう。 日本からの社長 [続きを読む]
  • 第30話 愛と自由の女神に誓う
  • 二人が驚いて寄り添っていると、その周りを囲むようにしてどんどん集まって来ては二人に拍手を送ってくれていた。  廉も美子も頭を下げ、真っ赤になりながら ”Thank you ! ”と拍手に応えていた。 バッテリーパークの夕日がやがて完全にビルの向こうに沈むと、リバティ島の『自由の女神』像(Liberty Enlightening the World)のライトアップが始まり、美しいグリーンの姿が神秘的に照らし出されていた。二人が初めて [続きを読む]
  • 第29話 予定通りのプロポーズ?
  • 司祭は微笑みながらミカエル像を見上げて続けた。「大天使ミカエルは人間の味方です。きっと、あなた方の愛を見届けて下さったに違いありません。奇蹟は信じるものにだけ起こるものです。 ミカエルはその姿を容易に人間の前に現わしません。それは人間に対して真実の愛を持っているからです。 姿や形ではない信じ合うことが真実の愛なのですから」と微笑んで廉と美子を交互に見つめた。 奇蹟が起きてから、廉も美子も [続きを読む]
  • 第28話 『カタチ無き物』とは
  • 司祭が真っ青な顔で廉と美子の傍に駆け付け、「あなたはもしや……」と声を掛けると、美子は「司祭様……廉さんを、廉さんを助けてください! 廉さんが死んでしまう!」と叫んだ。「貴女はあの本の中にいた女性ですね? とうとう呪いに勝ったですね?」と美子に声を掛けたが、瀕死の状態で横たわっている廉を見て青ざめて立ち尽くした。「おお、なんということだ…………。彼はルシファーの呪いに勝った死んではならない人で [続きを読む]