星☆ さん プロフィール

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星☆さん: 日本版美男ですね 妄想恋愛二次小説
ハンドル名星☆ さん
ブログタイトル日本版美男ですね 妄想恋愛二次小説
ブログURLhttps://ameblo.jp/yumio-hoshi/
サイト紹介文日本版『美男ですね』の妄想二次小説です!特に廉美子ファンの皆さんのために!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供31回 / 26日(平均8.3回/週) - 参加 2018/04/28 10:10

星☆ さんのブログ記事

  • 第20話 とうとう美子が!
  • 廉は看護師の女性に恐る恐る聞いた。「あの……彼女は大丈夫でしょうか? 」「すみません、先生ではないのでハッキリと申し上げられませんが……今は容態も安定されていますが、明日まで急激な変化がなければ……。 もし容態に変化がありましたら、すぐにお知らせください」と言った。「ありがとうございます」廉が礼を言うと、頭を下げて看護師が静かに出て行った。そうだ、「結海ちゃん、さっき何て……? 」振り返って結海を見 [続きを読む]
  • 第19話 わたしは娘です
  • そのときトントンと病室のドアをノックする音がして、院長さまが真っ青な顔で入ってきた。院長さまの後ろには結海が隠れて目を真っ赤にはらしている。廉が慌てて涙を見られないように拭って立ち上がると、廉の姿を見つけて結海が駆け寄り、「廉さん! 美子さん、 死んじゃったの? 」とまた泣き出した。「大丈夫! 美子は死なないよ。結海ちゃん」と廉は優しく頭を撫でてあげた。「…………私のせいなの…… 。私が朝すぐに起きな [続きを読む]
  • 第18話 一番大事なのはお前だ
  • 院長は事の重大さを知って慌てた。「美子が? どこでそんなことに? 」「あそこ! あの交差点で車が美子さんを跳ね飛ばしたの! 」ワンワン泣いて言葉がつまって嗚咽している結海を抱きしめて、「分かったわ! すぐに救急車に連絡しましょう! どこの病院に行ったか調べましょう! 」と電話を取った。院長は病院名を突き止めると、結海の願いどおりすぐ廉に連絡を入れた。廉は稽古場でリハの真っただ中だった。マネージャーから直 [続きを読む]
  • 第17話 美子さん、死なないで!
  • ───── 一瞬何が起きたか美子には理解できなかった。ただ地面があまりにも近すぎて焼けたタイヤの臭いが鼻腔の奥に入り込んできて苦しかった。横断歩道がはるか後ろに見えて、さっき自分が歩いていた場所ではなかった。美子は全く痛みを感じなかった。さっきまであんなに笑顔で手を振っていた結海が向こうで立ちすくんでいる姿が横になって見えた。大丈夫だよ、と言ってあげたかった。だって、少しも痛くないのだから……。手 [続きを読む]
  • 第16話 人生の最後の日曜日?
  • 翌朝早く目を覚ました美子は、結海を起こした。「結海ちゃん、起きて! 今日が最後の日なの。今日は早く出かけてお母さんに会いましょう! それからお父さんにも。お話ししたいことがあったんだよね?今夜が2度目の満月だから、ある場所に行かないと元には帰れないのよ! 」美子が少し焦って結海を揺すった。結海は揺すられながらも、やはり子供のせいかまだ眠そうに布団を被ってまるまっていた。「結海ちゃん、お願い、起きて! [続きを読む]
  • 第15話 元の世界に戻る方法
  • 美子は寮の部屋に帰ると、結海をお風呂場に連れていってあげて、自分は部屋で例の日記帳を開いて確かめていた。「確か、この辺だったかな……」開いたページには、廉と初詣に行く日の事が書かれていた。これだ!この後、お地蔵様の祠の前でめまいがして、お母さんとお父さんが元気だったころの時代にタイムスリップしたんだわ。そして、子供だった廉さんに会って一緒に誕生日を祝ったり、麗子さんに廉さんのことを寂しくないように [続きを読む]
  • 第14話 今日はふたりの大切な日
  • 「こっから見る景色がすごく綺麗なんだよ!特に夕焼けが綺麗に見えるんだ。街の灯りと夕焼けが混じって、山の方は暗くなって来るし、いっぺんで景色が虹のように変化するんだよ」廉が得意げに言うと、美子が「廉さん、この観覧車好きですもんね! そういえば、あの時も…… 」と言いかけた美子に、コホッと咳払いして、廉は係の人が開けた観覧車のドアから先に入り、結海の手をとって乗せた。美子が結海の背中をそっと押してあげて [続きを読む]
  • 第13話 パパとママ 理想と現実
  • すると、廉が「ママ、俺にもその唐揚げ取って〜! 」と甘えた声で便乗してきた。「も〜廉さん! 私は廉さんのお母さんじゃありませんよ! 」仕方ないなあ、ハイ、廉さん! と皿に取ってあげた。うふふと二人のやりとりを笑ってみている結海に、 「どうしたの、結海ちゃん? 」と美子が聞くと、「二人ってとっても仲良しだね! やっぱり廉さんは美子さんのことをとっても愛してるんだね? 」と生意気な事を言った。廉は飲んでいたお [続きを読む]
  • 第12話 あの思い出の場所で
  • 遊園地は美子たちが孤児院の子供たちをいつも連れて行くあの場所にした。(part 11で登場する遊園地です)あそこなら混みすぎないし、適度にアトラクションはある。観覧車は高台にあって見晴らしも良く、ここならあの子も喜んでくれるだろう、と思ったのだ。駐車場で車から降りると、結海は向こうに見えている大きな観覧車を指さして、「わあこれ、これのことだったんだ! スゴイ! ここにはまだあったんだね! 」と燥いで言った。「 [続きを読む]
  • 第11話 カッコ良くて優しい廉
  • 美子は、自分は未来ではきっと近所のおばさんか何かで、いつも結海ちゃんに自分のお話をしていたのだろうと推測していた。──それが自分のせいでこんなことになるとは……廉には親戚の子と言ってある。本当の事を話して心配を掛けたくなかったのだ。結海がここに来た責任を一人で背負いこんで、何があっても結海を元の時代に帰してあげたい気持ちだった。美子と結海が話していると、フォンフォン、寮の窓の下で廉のレクサスのクラ [続きを読む]
  • 第10話 ここ(過去)にきた理由
  • 「でも、どうして美子さんは信じてくれたの? 私が未来から来たってお話」「──信じるよ……私も前にそんな経験があったから……。それに、結海ちゃんは私に会いに来たということは私と未来でなにか関係があったからなの?私は一体結海ちゃんとどんな関係だったのかな……? 結海ちゃんはお母さんとお父さんを捜しにきたって言ってたよね?」「うん。美子さんのことはよく知ってるよ。修道院で暮らしてたって私によくお話してた [続きを読む]
  • 第9話 天使とデートの約束
  • ──思い出せば確かに美子に似ていた気がする。さすがに親戚だけある。大きなキラキラした瞳、ふっくらとしたピンク色の頬、しっかりとした眉、ん? 眉? まあ、雰囲気もかなり似てたな…… 。どうしてもっと早く気が付かなかったんだろう。それじゃ、あのとき俺の事を知っていたわけだ。美子の親戚なら美子からも俺の話は聞いていただろうし。なんだ、あの子はそれで俺を見て驚いていたのか──じーっと俺の顔を見てたから、ただ [続きを読む]
  • 第8話 謎の少女の正体
  • 美子に先回りして今日の事を聞いてやろう。あいつ驚くだろうな。俺に内緒にしてたが、ひょんなことでバレちゃったんだからな……。俺が心が広いことを知ったら、きっとこう言うだろうな。「廉さん、知ってたんですか?やだぁ流石廉さんですね!廉さんにご迷惑掛けないように黙ってたんですが、私の事はなんでもお見通しなんですね!廉さんってホントに素敵!だ〜い好きです!」な〜んて、きっと言うに違いない。エヘへと鼻の下を伸 [続きを読む]
  • 第7話 少女と美子の関係
  • フーッとため息をついた。今日は何だか可笑しなことばかり起きる。美子を追いかけていたら、危うく女の子を轢きそうになるし、その女の子からは不可解な言葉を掛けられ……廉は今日一日の困惑が今までで一番甚だしかった。グッタリ疲れたし、美子は見つからなかったし………このまま合宿所に帰るか──まだ昼過ぎの都内は雨のせいで暗くどこか寂しそうに見えた。傘で埋まった歩道は、色とりどりの瓦屋根の様だった。レクサスを合宿 [続きを読む]
  • 第6話 不思議な少女
  • ゆっくり走りながら脇目を振っていると、すぐ前の横断歩道を渡る赤い傘の少女に気づき、廉は慌てて急ブレーキを踏んだ。キキキキキー!!ハンドルに頭を付け、やっと数メートル手前で止まった。ハッと顔を上げると、その少女は驚いたような表情で傘を差したまま立ちすくんでいた。廉が慌てて車を降りて、少女に駆け寄った。「大丈夫か? 怪我はないか?」少女はまだ驚いた表情のまま廉を見上げている。何も言わない少女に「ごめん [続きを読む]
  • 第5話 美子が浮気?
  • レクサスを修道院の近くの道路に止めて様子を伺っていると、ちょうど美子が傘を差して門から出てきたところだった。なぜか綺麗にお化粧までして誰かと待ち合わせでもしてるのか、と思われるような装いだった。……………一体どこに行くつもりだ?あんなに綺麗な格好までして、どこのどいつと逢うんだよ!──もしかして……………男か?いや……嘘だろ? まさか、俺以外の誰か他の男と逢うのか?それとも、もうそういう仲なのか? [続きを読む]
  • 第4話 日記帳の秘密
  • 美子は修道院の自分の部屋で書物を調べていた。さっき都内で一番大きい図書館に寄って借りてきたのだった。合宿所に行ったのは、自分の部屋、今は美男の部屋になっているところだが、そこに忘れていったあるノートを探していたのだった。寝ている美男を起こさないように探していた引き出し奥のもの──それは一年前の自分の日記帳だった。日記帳には修道女をしていた頃からの他愛もない毎日が綴られていて、ここ1,2年は美男の代わ [続きを読む]
  • 第3話 芽生えた小さな卑屈の種
  • あいつは俺と逢えなくても平気なのか──?妄想しながら廉は段々と不安になってきた。今までだって俺に「逢いたい」とは言ってきたことが無かった。気を遣って言わないのだろうと思っていたが、案外逢った時でもそれほど寂しそうにも見えなかったしな── 。このままでいいのだろうか?廉は自分の投げかけた疑問で自爆したように、どんどん深みに入り込み、美子の事が心配で仕方なくなってしまっていた。「俺なんかいなくても、あ [続きを読む]
  • 第2話 廉のプレゼント大作戦
  • 廉はライブの練習の帰り、買い物客でごったがえしている街の中を運転しながら信号で止まってふと何気なく脇を見た。デパートのショーウィンドウが目に留まった。特に代わり映えの無いデパートのショーケースの中のマネキンが、夏の装いに変わっていて涼やかに見えた。「あれ美子に似合いそうだな──」と頭の中では美子がマネキンとなってそこに立っているかのように美子にその水色のワンピースが似合って見えた。買って行ってやろ [続きを読む]
  • 第1話 ANJEL の夏
  • 春と言うより少し蒸し暑い初夏の青空が、綿雲をあちこちのんびり漂わせて、まるで地上のゴチャゴチャしたミニチュアの人間たちを暇に任せて眺めているような穏やかな午後だった。「暑いなぁ〜、まだ5月だよ〜。このままだと6月にはもう真夏になるんじゃない?」勇気が恨めしそうにピーカン晴れの気持ちの良い天気に悪態をついた。「勇気、でも、夏になれば海に遊びに行ったりできるだろ?廉もそろそろサーフィンに行くのか?」柊は [続きを読む]
  • アナザーストーリーpart 14 まえおき
  • いつもお読みいただいております皆さまへ超大型連休になったゴールデンウィークですが、もう少しで終わってしまいますね皆さま、ご家族やお友達などとご一緒に充実されたお休みを過ごされたことと思いますさて、大変お待たせしておりますアナザーストーリーpart 14のお話をお休みの間に書きあげました。今回は今までのお話を振り返り、少しずつ引用したりしました。もし全てのpart をお読みいただいています方がいらっしゃいました [続きを読む]
  • アナザーストーリーpart 13『運命編』あとがき
  • いつもお読み頂いております皆さまへ いつもお越し頂き、私のアナザーストーリーをお読みいただいて、本当にありがとうございました‼? 『運命編』はいかがでしたでしょうか? 昔からなぜか気になる人っていましたよね?いつも目で追いかけて、好きかどうかまだ分からないのに、ずっと見つめていたい気持ちになって。。──それが恋の始まり、ですよね? 素敵な人だから、人気者だから、と、人それぞれ恋の入り口は違いま [続きを読む]
  • 第15話最終話 運命の天使は小悪魔?
  • 誰もいない二人きりの深夜の遊歩道は、水面に月の光がキラキラと反射して、まるで水の上に無数の星が降ってきて二人の影を揺らしているかのように幻想的だった。 廉の閉ざした心の端っこをこじ開けて入りこんできたのは美子だった。美子という運命の人に出逢ったことで、廉の人生が変わっていく── これから二人はどんな運命が待っているのだろうか。きっと試練も絶望もあるに違いない。誰も試練なくして幸運など掴めな [続きを読む]
  • 第14話 運命の人はお前だった
  • 「──そうだったのか── お前、あの時も修道女の格好だったのか?それで、あの白いワンピースを着てたのか?」「はい。あの時も修道院のお仕事が終わって向かったので制服のままでした……」と不思議そうに首をかしげた。「──これでやっと謎が解けたよ。あの女性はお前だったんだな……俺はずっと気になっていたんだ。お前があそこにいたのを俺にはちゃんと見えていたよ!ただ、顔までは見えなかったがまさかお前だったとはな [続きを読む]
  • 第13話 赤いドレスの白い天使?
  • その後様々な誤解やすれ違いを経て、それでも運命の二人はどんどん絆が深まっていた。もう廉の頭の中は、あの赤いドレスの天使より、美子の方が独占していた。美子は、廉の心の中のぽっかり空いた、家族からの愛情という欠けた領域を、いとも簡単に埋めてくれた。廉と境遇は違うが、同じように家族のいなかった美子は、廉とは正反対に明るく前向きだった。それが廉には眩しくて愛しくて仕方なかった。 廉が「お前が好きだ」と美子 [続きを読む]