zouganista/フィレンツェ さん プロフィール

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zouganista/フィレンツェさん: フィレンツェ・Zouganistaの職人修行
ハンドル名zouganista/フィレンツェ さん
ブログタイトルフィレンツェ・Zouganistaの職人修行
ブログURLhttps://ameblo.jp/zouganista/
サイト紹介文2014年フィレンツェに木象嵌細工の工房をオープン。フィレンツェでの生活やモノづくりの話など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供67回 / 141日(平均3.3回/週) - 参加 2018/04/29 06:46

zouganista/フィレンツェ さんのブログ記事

  • 静から動へ、続き
  • 少し前に”静から動へ”というのを少し書きましたが考えていることをもう少し。 時々お呼びがかかって仕事をさせてもらう知る人ぞ知るというフィレンツェの家具屋さん。アポイント制でクライアントはお城やトスカーナのヴィラなどを所有するような方々ばかり。 扱っているものはアンティークからヴィンテージの家具や雑貨だがサイズ感が違います。。。 作業場も併設して職人さんも何人かそこで仕事をしています。ただ彼らにも出来 [続きを読む]
  • 時を操る仕事
  • 修復という仕事はただ元の姿に戻すということだけではない。 例えば欠損パーツの復元の場合、それが当時どのような道具で加工されて仕上げはどういったものだったか、、、そういったことも読み取る必要がある。材料も同じ種類の木というだけではなく年代も出来る限り合わせた上でその中で一番近いものを使う。 もちろん当時の道具に近いものも持っていなければいけないしそれを使いこなす必要もある。 今の道具ややり方でもその場 [続きを読む]
  • 夏の終わり/スカルペリア中世祭
  • 今年もスカルペリアの中世祭にご招待いただき参加してきました。 スカルペリアはフィレンツェから小一時間の小さな町ですが歴史は古く、ナイフでも有名な町。 毎年9月の第一週の土日に開催されます。 町の人たちが中世の衣装を着ていろいろなイベントを楽しみます。 職人さんも同様に当時の衣装で作業の様子も再現して実演をしたりといろいろ楽しめます。 今年はあいにくの雨で土曜日は中止。日曜日のみの開催だったこともあ [続きを読む]
  • 静から動へ、次世代の職人スタイル
  • フィレンツェは朝晩だいぶ冷え込むようになって秋の気配が漂ってきています。 最近、iPadを新しくした事もあり以前は時間がかかり過ぎていた動画の撮影・アップロードがかなりスムーズに出来るようになりました。画質のクオリティも高く自撮りでもピントが合いやすくなっている様子。各SNSを見ていても動画への対応が著しく進んでいます。 自身の作品を紹介する上で以前は照明や背景を調整してどれだけ作品を綺麗に見せるかがポイ [続きを読む]
  • モノづくりを続けていくために
  • 「良いモノが出来る」 モノづくりの世界でモチベーションをキープするために最も重要な事だと思う。 人からの評価ももちろん大きいが最後は自分との戦いで自分を納得させられない限りは先に進めない。 小さな頃、学校の美術や技術の時間、正直言って苦手意識の方が強かった。なんとか器用にまとめて成績は5段階で4だったが5にはならない。 課題を作っていく途中の段階で上手くいかない所があっても授業の時間は決まっていて仕上げ [続きを読む]
  • レオナルド・ダ・ヴィンチがなぜ偉大か。
  • 今でも多くの人に愛され研究され続けているレオナルド・ダ・ヴィンチ。 私も大好きでヴィンチ村の生家なども前に行ったりしています。 観光地になっている割にはけっこう地味な生家 美術、芸術的な才能は言わずもがなですが私は研究者・発明家の側面としてのダヴィンチに強く惹かれてヴィンチ村やミラノの博物館なども時間を忘れて見学してきました。 彼の功績ですごいのは資料としてまとめたものを残したということ。当時は紙や [続きを読む]
  • 久しぶりに泳いできました。
  • 腰痛がずっと続いていることもあって久しぶりに市営プールで泳いできました。みんな海にいるのか比較的空いていて泳ぎに集中できました。 潜水をしている時の神経が研ぎ澄まされていく感じがとても好きでやっぱり自分には水の中が合うなと改めて実感しました。 腹筋にほとんど力が入らないような状態だったのですがだいぶ回復した感じがしてまた明日から頑張れそうです!! お問い合わせmail@zouganista.com 工房via dei cardato [続きを読む]
  • 周りはバカンス中だけど。。。
  • 今年の夏は大きな仕事をいただいていることもあり、ひたすら仕事をしている。この時期は周りの工房やお店はみんな閉まっていて地元の人もほとんど見かけることはない。 ただ、こういった状況で仕事をするのはけっこう好きでなんとなく得した気分になる。好きな音楽を聴いたりしながら作業をしていると集中し過ぎてここがどこだか分からなくなることもあるけれど、、、 帰り道のこんな景色が自分がフィレンツェにいることを思い出 [続きを読む]
  • 懐かしい夏休み
  • 8月15日、イタリアは祝日。 一昨日から友人の実家に一緒にお邪魔して少しのんびりしてきました。 敷地内にあるたくさんの果物 炭火の本格ビステッカをご馳走になったり、 近くの川で散歩したり。 子供の頃を思い出すちょっと懐かしい束の間の夏休みでした。 お問い合わせmail@zouganista.com 工房via dei cardatori 20r, Firenze (zona San Frediano) [続きを読む]
  • ipadケースを試作
  • 先日ipadを新調しました。スマートフォンを使わない自分にはSNS投稿や外でのメールのやり取りなどのために不可欠で常に持ち歩いている相棒。 という事でケースを制作中。 せっかくなので今までやった事のない(見たこともない。。。)技術をテストも兼ねて使ってみています。 革と木の組み合わせなのですが厚さや接着の方法も今までとは違います。これがうまくいったらまた木の可能性がまたグッと広まるはず!! 表はローズウッド [続きを読む]
  • あらためて、Zouganistaの意味について
  • ここ最近ブログを引越したり新しい方とお話しする機会も増えてきているのであらためてZouganistaという言葉の意味を書いてみます。 5年前にイタリアでの登記登録をする際、いろいろと名前を考えた結果、 zougan(象嵌) + 〜ista(イタリア語で専門家の意) →zouganista(ゾウガニスタ) という造語を看板とすることに決めました。 単に言葉を合わせるというだけではなく日本とイタリアの技術的なことや感覚的なこと、文化なども合わ [続きを読む]
  • 作品づくりの様々なアプローチの仕方
  • 日本は異常気象なのか台風の動きなど今までになくちょっと不気味ですね。。。フィレンツェは比較的涼しかったものの今週あたりからかなり暑くなるようです。 さて作品づくりの際のモチーフや材料選びの方法を聞かれたりするのですがそれはいろいろなパターンがあります。 そんな中この作品づくりはちょっと変わったアプローチでした。 初めて靴木型に木象嵌の装飾を入れたこの作品 フィレンツェの靴工房で壁一面に木型を収納して [続きを読む]
  • 夏のフィレンツェはイベントが目白押し
  • 今年は日本がかなり暑いようですがフィレンツェも暑さが本格的になってきています。 この時期になると週末はもちろん平日の夜にも音楽を中心に様々なイベントが行われています。野外でのコンサートも多く、日が暮れる夜9時過ぎから12時くらいまで。。。 今日は久々にS.S.Annunziata広場での野外コンサート Rossini/Ouverture、Gershwin/Phapsody in Blue、Bernstein/West Side Storyというバラエティに富んだ演目でいろいろと [続きを読む]
  • 同世代の木象嵌細工職人として、、、
  • 今日はカラブリア州から木象嵌をやっているFabioさんが工房を訪ねてきてくれました。 しばらくは家具製造の仕事をしていて1年ほど前に独立して木象嵌をやっているとのこと。Instagramを見て自分の仕事に興味を持ってくれたようで木象嵌でどうやって仕事をしていくかなどお互いに情報交換をしつつ今後のことなども話をしました。 イタリアの中でも地域格差というのは大きく彼のいるカラブリア州の小さな町でお客さんを見つけるの [続きを読む]
  • ありえないことへの挑戦
  • 木象嵌で生活をしていくということを決めてから今までありえないことをたくさんやってきた。それは技術面であったり発想であったり異業種とのコラボレーションだったりイベントの企画だったり。。。当初、周りの人たちは何が何だかわからないという状態でただ変わったことをやっているなという感じだったと思う。 それが少しずつ具体的な形になってきてようやく周りの人たちも自分がやっていたことの意味がわかり始めてきた。誰か [続きを読む]
  • 自然災害の脅威
  • フィレンツェに来てからというもの、東京でサラリーマンをやっていた頃には想像が出来ないほどたくさんの友人、知人が出来た。 日本各地にも友人が増えた分、どこかで災害が起きる度にその被災地近辺の友人の顔が浮かびとても不安になる。今年、昨年と広島の方が何人か工房を訪ねて来てくれたのですがそのことを思い出しつつついつい地図でどのあたりの地域なのかを改めて調べてしまったり、連絡するのは今のタイミングは早すぎる [続きを読む]
  • Giftの意味
  • 最近、英語圏の方が工房に来ることが増えて来ている。イタリアに来てからすっかり英語がイタリア語に切り替わってしまいわけの分からないことを言ってしまいつつなんとか対応しているのですが何人かの方にこんなことを言われた。 「You have a gift!」そして握手を求められる。。。 正直言って正確な意味は分かっていないのだがその場は誤魔化しつつ乗り切る。 Giftというといわゆる贈り物という意味でのギフトだと思っていて何か [続きを読む]
  • スイッチの入る瞬間
  • 材木屋さんなどでちょっとした加工を頼みに行く時に自分の作っているモノや写真を見せたりするようにしている。そうすると自分がどのレベルの仕事を求めているかがすぐに理解してもらえて顔の表情が変わりスイッチが入るのがわかる。このスイッチの入る瞬間というのはどの業種の職人さんも世界共通なのではと思う。 もちろんスイッチが入らないからといって手を抜くわけではない(イタリア人は明らかに手を抜く人も結構いるかな、 [続きを読む]
  • 工房での撮影会
  • 今日は朝からアメリカの家具メーカーが自社製品のカタログ用に工房を使わせて欲しいということで撮影会。 自分の作っているモノもそうですが工房には自分の見せたい空気感を作っているつもりなのでこうやってプロの方達の目にとまるというのはとても嬉しい。物撮りなこともあって今までで一番凝った撮影でした。 工房の写真ということで油断をしていたら自分もこの工房のアーティストとして撮られることに。ちゃんと髭を整えてお [続きを読む]
  • 世界で最高の椅子
  • 椅子というのは腰を下ろして身体を休めたりデスクワークを補助するものである。ただそれとは全く別の用途として位を示すというものでもある。 とある大企業のプレゼンで椅子の価格と意匠を役職に合わせて提案していくという経験があり、ある程度の役職を越えてくると提案できる椅子の種類がなくなってきて社長椅子の段階でとても悩んだ記憶がある。 今週、とても特別な機会を与えていただいて今の時代における世界で最高の椅子を [続きを読む]
  • 木が持つ性格を理解すると。。。
  • 木の持つ性格を活かして作られたモノはその集合体としての性格を新たに持つ。そしてそれが存在する空間、使う人、時間によってスタイルになる。 自分が作ったモノを使う人たちがどういう服を着てどんな音楽を聞いてどんな食事をして、、、性格というのは相性があるので他のどんな分野でも相性のいい性格同士が集まる。つまり性格を理解することによってライフスタイル全体の繋がりを意識することができる。 だからこそ自分はファ [続きを読む]
  • 木が持つ性格
  • 木は生き物でそれぞれが「性格」を持っている。これは硬い柔らかいなどの「性質」とは全く異なる。「性質」は学校でも教えてくれるし資料などもたくさんあるので学ぶ気になればいくらでも知識を得ることが出来る。「性格」の方はというと誰が教えてくれるわけでもなく、ひたすら木と向き合い続けてそれを知ろうという意識を持つことではじめて感覚的に自分の中に入ってくる。 木象嵌というのはその性格を理解して一つのグループ・ [続きを読む]
  • モノに呼ばれる。
  • 以前、木のアーティストが材料調達で森に入る時に 「探すんじゃなくて木に呼ばれるんだよ」 と言っていた。 そのうちお前も呼ばれるようになるよ、と言われてはや10年近く。スタイルも違うし森に入ることもないのでいまだに木に呼ばれるという感覚はないが最近、アンティーク市でモノに呼ばれるようになってきた。 とにかくたくさんのモノで溢れかえる中、目立つところに置いてあるわけではなくても引き寄せられる。。。 さらに自 [続きを読む]
  • イタリア名物のタライ回し。。。
  • 今日は久々にイタリア名物のタライ回しにあった。。。 木箱用のロックを探していて知り合いの職人さんにオススメされたところに行くとここには無いよと一蹴。ここで引き下がると次が続かないのでどんなものを作っているかを見せて気を引いて、、、興味を持ってもらったところでありそうな所を教えてもらう。ここなら絶対あるよと言われてすぐに向かうもそこもダメ。同じやり方で5件ほど回って結局はいつものSenatori(革製品用のパ [続きを読む]