テオ(theophrastos) さん プロフィール

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テオ(theophrastos)さん: 東方の森
ハンドル名テオ(theophrastos) さん
ブログタイトル東方の森
ブログURLhttps://ameblo.jp/theophrastos/
サイト紹介文東方神起妄想小説、ホミンです。基本、正午更新予定です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供98回 / 24日(平均28.6回/週) - 参加 2018/05/04 07:01

テオ(theophrastos) さんのブログ記事

  • 水の色 5
  • 憂慮すべき事態は新段階に入ったらしい。それは朝、出勤時のことだった。「おはようございます」「おはようございます」エレベーターに乗り合わせたのは、ゴミを捨てに行くらしい隣の奥さん。歳は俺の母親とそんなに違わないくらいかな…?「ねぇチョンさん、一緒に暮らしてる方って…?」「あ…」そういえば、ここに入居するときには婚約者と一緒に、もうすぐ結婚しますなんて挨拶したんだった。「あのときの婚約者には振られてし [続きを読む]
  • 水の色 4
  • その後、シンさんから報告を受けた。「全国的に照会したんですけど、それらしき捜索願は出てないんですよね。指紋の方も、ちょっと珍しいものだったらしいんですけど、該当者はこちらでは出てこなくて、今のところ進展なしなんです。すみません」「そうですか…」俺は半分ほっとしているのかも…。「私も考えたんですけどね」シンさんが続ける。「もしかして、最初から出生届も出されてない、学校にも通わせてもらってないような子 [続きを読む]
  • 水の色 3
  • チャンミンの成長なのか、できていたことを取り戻してるのか、どちらかはわからないものの進歩はしてる。俺がいない間の昼食は、自分でラーメンを作って食べるなんてこともできるようになったし、料理には興味があるみたいだ。あの光ってた目は何だ?って思いは消えてないけど、あのときは人間離れして見えた全裸男も、今では俺の可愛いチャンミンと思えば…ん? なんかちょっとおかしいか?とにかく、その後あやしいところはない [続きを読む]
  • 注意点
  • お越しいただき、ありがとうございます。これはアメンバーに関する記事です。アメンバーをこれから希望する方、申請したけど承認されてない・途中になってるという方、まず、テーマ別で「アメンバー」を選択して、そこにある「新・アメンバー申請」「お願い」そしてこの「注意点」をお読みください。*途中になってるという方が再びご連絡くださるなら、最初と同じようにしていただけますか? 件数が増えて、元の書き込みは見つけ [続きを読む]
  • 水の色 2
  • あれから数日…全裸男はまだ俺の家にいる。もう服を着ているけど。家に連れ帰り、シャワーを使うように勧めたがよくわからないみたいだったので、思い切って俺が洗ってやった。何かのショックで何もできない状態なのかもと思ったし、あの決してきれいとも言えない池から出てきたことを思うと、洗わないで家に置く気にはなれなかった。幸い、今では一人でシャワー使えてる。無駄に広い分譲マンション…女に逃げられた今となっては、 [続きを読む]
  • 雑談
  • お越しいただき、ありがとうございます。初のアメンバー記事を上げたところで、いささか力尽きてしまいました(爆)。あのー、アメンバーの手続きが宙に浮いてる方が数人いらっしゃるので、あれ読めない?と思ったら、私から返信したコメントやメッセージを見直してみてください。何かが足りなくて止まってると思います。突発的にまた書き始めてしまった「水の色」、ファンタジーに寄せてみる気ですが、斜め上に展開しますので何だこ [続きを読む]
  • I Think U Know 11
  • その日、夕方に来るように言われて、チャンミンはユナと一緒に行くことにした。ダンガリーシャツにベージュのチノパン、平凡な大学生って感じかな…?地下鉄の駅を上がって、白っぽいビルの上階へ…まあまあ小綺麗な感じのところでよかった、とチャンミンは思った。扉の向こうには…「やあ、チャンミンくん? おーい、みんな」爽やかで優しい感じの男性が声を掛けると、さらに三人の男性が現れた。なるほど…ここがホストクラブで [続きを読む]
  • 水の色 1
  • 俺は近所の池の周りを走るのが好きだ。まあ仕事柄、普段から身体は動かしてるんだけど、それはそれ。特に最近、イライラが募るだけの訳があるから、我ながらやりすぎじゃね?と思いつつ、帰りがけのこんな時間に走ってたりする。あー、でもそろそろまずいかな。不審者に間違えられでもしたら、マジ仕事ヤバい…。湖というほどではないが池にしては大きいこの池…、ここらでは「大池」で通じる。この大池のほとり、ベンチに座って暗 [続きを読む]
  • I Think U Know 10
  • その後、これが嘘の彼氏としての役割か、と思うような出来事は時々あった。こちらは知らない学生がうろうろして、仲間からあとで…「シム・チャンミンはどいつだ?って来た奴がいて、でもお前を指差したら、じーって見てそのまま帰っちゃったよ」などと言われたりする。自分のどのあたりが虫除けとして有効なのか?背が高いから? 顔がはっきりしてるから?大したことではないそれらのことで、それでも人の役に立っているのならま [続きを読む]
  • I Think U Know 9
  • オーナーがいない夜、ユノは思い切ってジョンスに声を掛けた…「すみません、ちょっとだけ話せませんか? おいドンへ、しばらく頼むわ」「えー?」「奥にいるから、何か困ったら呼びに来て。じゃ」不服顔のドンへを置いて、ジョンスと引っ込む。「店長、どうかしました?」「ジョンスさん、この店はやはりあなたが店長として切り盛りするのが一番じゃないかと、私は思うんです」万事心得たジョンスを見るにつけ、それは自然と心に [続きを読む]
  • 二週間の恋・あとがき
  • お越しいただき、ありがとうございます。これはある種の不思議な話になるのかもしれず、好みが分かれることとも思いますのでアメンバー限定にしようかとも考えたのですが、お話とつながるあとがきなので、オープンで書かせていただきますm(__)mなんか好みじゃないな〜という方は、この先は読まれないようにお願いいたします。リクエストがきっかけで生まれた話ですが、リクエストそのままというより、自分が書ける話にしてしまいま [続きを読む]
  • 二週間の恋 8(完)
  • *死や病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。お前には亡くなった後も驚かされてばかりで、参るよ。キュヒョンくんがわざわざ訪ねてきてくれたのにはびっくりした。「チャンミンに頼まれましたから」と受け取ったのは、アイドルみたいに可愛く笑うお前の写真…「一番写りのいい写真を先生に、って」「先生って、あいつの恋人だったってことですか?」なんて…やられたな、お [続きを読む]
  • 二週間の恋 7
  • *死や病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。チャンミン…、お前はどうしているんだろうな。遠くにいるような気もするし、今もすぐ側にいるような気がするときもあるんだ。俺たちのデートは実現しなかった。お前は自分で予告したとおり、あれから二週間後に亡くなったから。それでも、結婚式に出るために休みを取っていた日だったので、ゆっくりお前を看取ることができて、 [続きを読む]
  • 二週間の恋 6
  • *死や病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。それから、毎日転がり落ちるように僕の病状は悪化している。家族や、親友のキュヒョンなんかがまめに来てくれるようになった。「キュヒョン、もう来なくてもいいよ。つらいだろ?」「そうやって追い払われる方が傷つくよ」こいつ意外とタフなんだな。「じゃあ、好きにしな」「うん」良いこともあった。ユノ先生の頭の上に、あの [続きを読む]
  • 二週間の恋 5
  • *死や病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。病室に戻り、てきぱきと指示を出し、看護師に引き継いでいくユノ先生…。少し悪寒と吐き気がするような感じだけど、どこからどこまでが症状なのか、あの雲の影響なのか、よくわからない。「チャンミン…、必ずまた寄るから」先生の声がして、頭が撫でられるのがわかった。「ボアさんが来てくれるよ」ボアさんは若く見えるけどベ [続きを読む]
  • 二週間の恋 4
  • *死や病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。あれ? 僕の額に、頬に、少し熱いものが触れる。もしかして、先生の唇…?先生勇気あるな。子どもの頃は、目が大きくて可愛いなんて言われた僕だけど、さすがに病が進行した今、骨が浮き出てひどい顔してると思うんだ。一般の人なら、触れるのもちょっとためらうんじゃない?「先生…」「ユノ」「は?」「ただの、ユノって呼べ [続きを読む]
  • 二週間の恋 3
  • *死と病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。僕は考えた。ひたすら、考えた。先生がほんとうに僕に会いに来てくれたならそこでどうするか、苦しくなるほど考えた。考えたことの全部をやりきれるかはわからないが、がんばれ自分…人生最後の大仕事だ。ユノ先生は今日はもう来ないかな、と思い始めた午後4時、先生が来てくれた…!「チャンミン、どこに行きたい? 屋上?  [続きを読む]
  • 二週間の恋 2
  • *死と病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかはご自身の判断でお願いいたします。「あの…先生」僕は先生の頭の上に見えるものから目が離せない。「二週間後に、何か普段と違うご予定がおありですか?」「え、二週間後?」ユノ先生はびっくりしたように、うーんと考えて、言った。「そういえば、友達の結婚式で久しぶりに故郷に帰るよ」きっとそれだ…。「先生、お願いがあるんですが」「へぇ、珍しいね」「今 [続きを読む]
  • 二週間の恋 1
  • *死と病気にまつわる記述が多く出てきます。この先を読み進めるかは、ご自身の判断でお願いいたします。僕は子どもの頃から病気で、入退院を繰り返してきた。まるで趣味のように勉強を続けて、大学に入学できたときは何より嬉しかったんだ。でも、そろそろ僕は限界らしい。せっかく入った大学も、ろくに通えずに休学して、どうやら卒業なんて出来なさそうだ。そもそも、卒業できるほど長くは生きられない。医者が以前言っていたこ [続きを読む]
  • I Think U Know 8
  • その女性に声を掛けられたのは、大学の学食だった。「あの、シム・チャンミンさんですか?」目が合って微かにうなづくと、彼女は韓国語で話し掛けてきた。「一度話してみたかったの。私も留学生で、イム・ユナです。…ここいいですか?」こういうときに限って、なんでキュヒョンはいないのかな?とチャンミンは考えた。同じ国の子で、ものすごい美人がこの大学にいたんだよ、お前知ってる?「チャンミンさんはキュヒョンさんのお友 [続きを読む]
  • I Think U Know 7
  • 開店前のこの時間、珍しくオーナーのヒチョルが訪れていた。「あなたのオーナーが?」「にっこにっこにー」「おー、うまいねモモちゃん!」店でヒチョルのお気に入りが愛らしい感じのモモちゃんなのは感じていたが、このじゃれ合いは何だ?眉をひそめたユノに、ドンヘが言った。「すげぇよな、何あれ? 秋葉原のノリ?」「俺にもわかんないけど…」ふと店内を見渡すと、そこには憂い顔のジョンスがいた。右手を頬に、左手で右の肘 [続きを読む]
  • 片想い・若葉4(完)
  • 不意に、結婚式に出てやった友人の言葉がよみがえった。「ユノ、結婚とは忍耐だよ」…忍耐…忍耐…だな、うん。「じゃあチャンミン、しばらくここにいるか? 俺はあっち行って自分のことしてるから。な?」グサッときた件は、とりあえず後回しだ…。黙々と身体を動かす。…スーツケースの中身を出して、仕分けして、あ、そうそう…「チャンミン、これおみやげだから。置いとくね」あいつの背中に声を掛けて戻る。それから大体の区 [続きを読む]
  • お願い
  • お越しいただき、ありがとうございます。これは主にアメブロで読んでいただいている読者様に向けたもので、カテゴリ(テーマ)はアメンバーにしておきますが、それ以外の話も含みます。私は数ヶ月、いわゆる東方神起小説を読んできて、自分も書き出したというところです(爆)。ランキングからいろいろなところにお邪魔していると、気付いたことがありました。アメブロ以外(例えばfc2など)では、自分がそこにブログを持ってなくとも、 [続きを読む]
  • 片想い・若葉3
  • とはいうものの、どこからどう手をつければ…「チャンミン、ヒョンはおなかすいちゃったなぁー」「ふん」「お鍋、あつあつだよねー?」「ヒョンに出す鍋はありません」…おい、これがほんとの飯テロか?「チャンミーン…」ヒョンもお目々うるうるは、やればできるぞ。こいつが俺の悲しい顔だか可愛い顔だかに、意外と弱いのはわかっている。「はるばるスコットランドから帰ってきたヒョンにこの仕打ち、チャンミンがそんなに冷たい [続きを読む]
  • 片想い・若葉2
  • ベッドルームの隅に見える足…?どこがどうなってる…?どうやら壁とカーテンの間にチャンミンが座り込んでいて、カーテンの下から足先だけ出ているようだ。俺は思い切ってカーテンを開けてみた。「あの…チャンミン?」いた。俺のバンビちゃんが。…生きてるけど、固まってる?「ただいま。…チャンミナ、どうした?」「子どもの頃、カーテンに隠れると落ち着いたので、やってみようかと」…3歳の子がそれやるのはわかるけど、3 [続きを読む]