ふくやん さん プロフィール

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ふくやんさん: ラブライブ!サンシャイン!! School idol novel
ハンドル名ふくやん さん
ブログタイトルラブライブ!サンシャイン!! School idol novel
ブログURLhttp://lovelivesunshine-novel.tumblr.com/
サイト紹介文ラブライブ!サンシャイン!!のノベライズを書いています。スクールアイドルノベル是非読んでください。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供22回 / 6日(平均25.7回/週) - 参加 2018/05/10 04:26

ふくやん さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 前に進んで、大切な人。
  • Aqoursの五人は思い切り全力で駆けていった。場所は、例の神社の階段だ。大切なのは毎日の積み重ね。この階段は急であり、また長い。走っていてもお世辞にも楽しいとは言い難いものだろう。だけれど、走り出すと決めたからには止まってなんかいられない。――やりたいことを思い切りやるためには、やりたくないことだって思い切りやらなければいけないのだ。目指すはラブライブ。そして奇跡を起こし、優勝まで辿り着くこと。Aqours [続きを読む]
  • いまここで見つけたタカラモノ
  • 三人の手によって綺麗になった部室には早速“らしい”光景が見えていた。ホワイトボードに貼り付けられているのは、梨子が考案したレッスンスケジュール。そしてそれを見つめる他の四人。「うわあ。何だか本格的に部活動って感じだ…。本当にスクールアイドル部なんだね…!!」そう口にするルビィの目は、紙面に載っているアイドルを眺めている時と同じようにきらきら輝いていた。これまで踏み出したくても踏み出せなかった場所に [続きを読む]
  • いつもそばにいても、伝えきれない。
  • ――そこは、全ての運命が始まろうとしていた場所。理事長である鞠莉からスクールアイドル部の部室として設けられた場所は、未使用の新品という都合のいいことはなく。かつて別の誰かが何らかの活動していたことが、散然とした部屋の様子から明確に窺えた。そこで存在感を放っていたホワイトボードには、うっすらと文字の形跡が残されている。歌詞なのではないかという推測が立った。真偽は分からない。いま。Aqoursのリーダーであ [続きを読む]
  • 変わるってどういうこと?
  • 花丸はいつものように書店に立ち寄っていた。手にしているのはスクールアイドルが特集されている雑誌だ。そこでは、スクールアイドルのレジェンドであるμ's、その歴史が事細かに掘り下げられていた。星空凛(ほしぞらりん)。彼女はμ'sにおけるダンスパフォーマンスの要として、かつて大きな活躍を見せていた。その運動能力はメンバー内でも随一を誇っていた。反して、誰よりも女の子らしい内面を持つというそのギャップに、多く [続きを読む]
  • くすぶる赤毛の仔のもとに
  • 「ふふーんっ。部室もできたし、スクールアイドル部もいよいよって感じだ!!」ファーストライブを終えて、念願の部の設立に胸を弾ませている千歌、そして曜と梨子。始まりの女神たちの軌跡に導かれ、ついに第一歩を踏み出した彼女ら三人は、これから始まる青春の日々を朧気ながらに思い描いていた。あのライブで学んだ大切なこと。――ひと一人にできることは本当に限られている。皆の力を合わせることで、人は前へと進んでいくこ [続きを読む]
  • 物語はいつも優しいけれど。
  • 二章≪前進≫ある小さき少女には心安らげる居場所があった。――それは、物語の世界。花丸は幼少から内向的で、一人で遊ぶことが多かった。友達を作ることはままならず、そしてそれを本人さえ気に止めることも次第になくなっていった。周りの皆が面白いとしていることに共感できない。日なたの眩しさがどうしても苦手で、いつだって木陰で身を縮めている。ひとつ庭に大勢の子供が集まれば、一人は見かけるひとりぼっちの女の子。砂 [続きを読む]
  • ≪羽根−Ⅰ≫
  • 「こんにちは、高海千歌さん。私は高坂穂乃果といいます」「私は今、夢のなかであなた達をずっと見ています」「何だかとっても不思議な気分。未来のスクールアイドルにお話ができるなんて」「ちゃんと私たちμ'sの名前が後のスクールアイドルにも知られてるみたいで、すごく感動しちゃった」「本当に続けてきて、そして成し遂げることが出来てよかった。だから私は、これからあなたにメッセージを届けられるんだ」「千歌ちゃんはAq [続きを読む]
  • ぷちらいぶ!〜その1〜
  • 「曜ちゃん!梨子ちゃん!大変だ大変だー!!」「ついに始まったね!スクールアイドルノベル!」「全十章の内、とりあえずは一章が終わったってことね」「…うゆ。ファーストライブはドキドキはらはらだったね…」「本家でいうところの第3話。作者お気に入りの回ずら〜」「気合入ってたものねー。…強烈な闇の力に飲み込まれることなく御してしまうだなんて、なかなかこの作者もやるじゃない」「闇の力…ね。堕天使の善子が言うと [続きを読む]
  • ダイスキだったらダイジョウブ!
  • 落雷の影響で停電が起きてしまった。会場を不安が染めていく。ステージを演出している照明が落ちてしまったのはもちろんのこと、音楽もぷつりと止まってしまった。こんな状況下ではライブなど続けることができない。千歌は突然のことに頭の中が真っ白になってしまっていた。完全なイレギュラーだ。こうなってしまった以上は中断する他ない。考える力を取り戻すまでに数秒を要した。どうする。どうすればいい。会場を華やがせていた [続きを読む]
  • スタートダッシュ
  • ――その日は豪雨だった。風も強くなっている。少女三人のスタートダッシュを飾るにはあまり喜ばしい天候とは言い難い。ついに始まる。これまでの集大成。この日のためにどれだけ頑張ってきただろう。始まりが肝心だ。どんな結果に落ち着くことになっても、ここで何を感じ、どう思うかがこれから先に繋がっていく。もっとも、理事長である鞠莉に課された試練、満員にならなければグループは解散という要素は無視できない。Aqoursと [続きを読む]
  • 楽しい日はあっという間に
  • 旅館、十千万は安寧の夜に身を委ねている。辺りは静まり返っていた。その日はライブ前日。高まっていく緊張感に負けないように、ただし無理のないよう穏やかに、Aqours三人は本番に備えて最後の詰めに入っていた。隣の部屋では美渡が漫画を読みながら菓子を摘まんでいる。妹らの様子を気にしているのだろう。遠足前日の高揚感のような雰囲気が高見家を包んでいるその夜は、普段は落ち着き払っている美渡にも少なからず影響を与えて [続きを読む]
  • きっと青春が聞こえる
  • 「――決めたよっ。私はこれにする!」ルビィと花丸は書店へ買い物に訪れていた。読書家の花丸は一度本屋へ立ち寄ると常識外れの量を買い込んでいく。その量たるや、籠に収まりきらず台車を用意しなければならないほど。誰よりも物語をこよなく愛している彼女は、どんなジャンルのストーリーでも文庫であれば一時間もあれば読破してしまう。ルビィといえばスクールアイドルを追いかけているため、そういった類の雑誌を多数愛読する [続きを読む]
  • Aqours
  • 「「「――1・2・3・4! 1・2・3・4!!」」」地道に基礎を積み重ねていく日々。なかなかはっきりした成果は出てこないものの、少しずつ変化は始まっている。大輪を咲かせるためには、ライブを成功させるには、宣伝も練習も欠かすことはできない。遠回りが一番の近道なのだ。紅く焼けた砂浜で三人はひとつの議題に明け暮れていた。衣装は完成されつつある。振り付けや歌唱もあとは訓練次第。詞曲に至っては完璧にできあが [続きを読む]
  • ファーストステップ
  • 「――ここを満員にできたら、現在の人数に関わらずスクールアイドル部を正式に承認してあげるわ!」壮大なジョークの後に三人が連れてこられた場所は、他でもない体育館だった。鞠莉は平然とここを満員にすればと言うが、その言葉を受けて呆然と立ち尽くす千歌たちにはこの体育館はいつもよりも広く見えているのだろう、下手なライブハウスよりも断然大きなこの空間を埋め尽くすことなど本当に可能なのだろうかと、ライブができる [続きを読む]
  • Shining days!!
  • 「「「――1・2・3・4! 1・2・3・4!!」」」梨子が加入したことで三人となった、非公認の浦の星スクールアイドル部。作詞の千歌、作曲の梨子、衣装・振り付けの曜。これでようやく最低限のメンバーは揃った。これによりひとつの区切りが付いたことで、ステップはパフォーマンスを上げるための基礎体力作り、及び歌とダンスの練習へ突入した。しかし未だ部の申請に必要な人数には満たない。それでも、生徒会長のダイヤに [続きを読む]
  • 海に還るもの
  • 「――転校生の、梨子ちゃんだっけ?」「千歌が珍しく自分から潜りたいっていうものだから、何事かと思っちゃったよ」「私には芸術的気質ってないから、あんまり感覚的なことって分からないけど…」「でも、ずっと海と一緒だった私は確かにあると思ってるよ。――海の音は間違いなくあるんだって」ダイビングショップを営む果南の家へやってきた千歌たち二年生一行は、梨子の葛藤を解消するために早速ウェットスーツに身を包んでい [続きを読む]
  • ユメノトビラ
  • ――どうしたらまた楽しくピアノを弾くことができるだろう。才能に目覚めてしまったら人は、それに適った努力を払わなければいけない。心の奥底に眠るそれが深ければ深いほど、その全てを発揮するのに必要な犠牲は大きなものになっていくだろう。梨子は自身に秘められた伝えたいという気持ちを余すことなく表現してみせたいと、そう覚悟してここまでやってきた。その情熱の道中で、どこかに落としてきたもの。そしてそれを拾い上げ [続きを読む]
  • 忘れちゃいけない気持ち
  • 千歌の実家、旅館『十千万(とちまん)』の前には一匹の犬が待ち構えていた。梨子が気になるのか知らない匂いに興味を示しているのか、終始彼女をじっと見つめたまま、しいたけと名付けられた犬は大人しくそこに座り込んでいた。梨子は梨子で犬が苦手なのか噴出す汗を止められず、いつ襲ってくるかとばかりにびくびくしながら一刻も早く中に入りたがっている。なぜこのような状況になっているかというと、千歌はある作戦に打って出 [続きを読む]
  • 仲間を集めよう!
  • 「さっすが曜ちゃん!絵も描けるんだよねー可愛い!!」昼下がりの教室。千歌は曜のスケッチブックに描かれた衣装デザインのイラストを前にして高揚していた。生徒会長のダイヤとの泥試合は続いている。この絵を見せるだけでも何か進展があるんじゃないだろうか。千歌はとにかく自身の覚悟を彼女に示そうと常に必死だった。思いは形にしなければ伝わらない、仲間がなかなか集まらないこの現状、この一枚であの堅牢な牙城を少しでも [続きを読む]
  • 旋律は夜のなかに
  • 一章≪覚悟≫――どうしようもない。人は誰しもそんな困難を前にすることがあるだろう。桜内梨子。彼女もまた、同じようにそんな挫折を経験している者の一人だった。大きなピアノのコンクール。期待が秘められた多くの拍手は会場をずしりと重たく包み込んでいた。演奏を開始する、その直前。どうしたことかその手は完全に動かなくなり、ひとつの音も奏でることなく無言のまま舞台を後にしてしまったというトラウマとも呼ぶべき、彼 [続きを読む]
  • 突然の転校生
  • 「――それでは、転校生を紹介します」ワインレッドの長髪が風に靡いて揺れる。彼女は何かに導かれるように、そこに訪れた。その時々で出会った存在や出来事には何か必ず意味がある。世界は目に見えない偶然と必然が複雑に絡み合って形を成しているのだ。教室の中を、赤い旋律が緩やかに流れていく。何かが確かに動き出そうとしていた。「――よくこんな申請書を持ってくる気になれますわね…」「おまけに人数さえ未だ不足の状態。 [続きを読む]
  • 今度こそ一緒に!
  • 「――またダイヤさんのところにお願いしに行くの?」千歌は一向に諦める気配を見せない。これほど火がついている彼女を見るのはいつ以来だろうか。長年の付き合いの中にある様々なエピソードに思いを巡らしては曜は千歌の様子を今日もじっと伺っていた。考えてもみればあれほど真面目でお堅い生徒会長のダイヤが理にかなわないことで部の設立を拒む筈がない。きっと何かがあるのだろう。そこを何とかして突き止めた方がいいのでは [続きを読む]
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