空華ー日はまた昇る さん プロフィール

  •  
空華ー日はまた昇るさん: 空華ー日はまた昇る
ハンドル名空華ー日はまた昇る さん
ブログタイトル空華ー日はまた昇る
ブログURLhttps://blog.goo.ne.jp/gogouan1231
サイト紹介文小説の創作が好きである。今回のは猫の語り手が吟遊詩人と「アンドロメダ銀河」を旅する話。散文詩 のよ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供65回 / 162日(平均2.8回/週) - 参加 2018/05/12 11:05

空華ー日はまた昇る さんのブログ記事

  • 銀河アンドロメダの感想16(金の花びら )
  • 日本人には第一次大戦はあまりなじみがないであろう。しかしこれがヨーロッパの西部戦線だけで、二百万人が死んでいることを思うと、いかに物凄い戦争だか分かる。この塹壕を舞台とした反戦映画では、西部戦線異状なし、イギリスの「戦場からのラブレター」、大いなる幻影、武器よさらば、戦場のアリア、魔笛【ケネス・プラナー 】と私が知っているのだけでも、これだけある。ナポレオンの時の戦争もそうだが、日本には見られな [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 15 (憧れの惑星)
  •   惑星から惑星へとペンを進めるたびに、新しい町を発見する。書いている僕自身、町に余程興味があるんですね。旅は以前はよく行きました。今はあまり行きませんね。どこの街がいいかと聞かれると、外国では、イタリアのヴェニス、フローレンス、フランスのリヨン、スペインとメキシコの地方都市、日本では函館とか倉敷でしょうかね。京都もいいけれど、混みますからね。日本も奥に行けばいい所があるのでしょうけど、そしてその [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想  14 (黄金のサイのミニ彫刻)
  •  全世界は一個の明珠である。これは道元の言葉である。彼は真理を悟ったのであろう。仏性を悟ったのであろう。仏性とはどういうものであるか、言葉で言って相手を納得させることはできない。しかし、道元が死んだら、後世の人は道元が悟った内容を知ることが出来ない。ここは大慈悲心を起こして、言葉で表現することに挑戦するしかない。「正法眼蔵」がそれだろう。だから、全部読んで理解しないと、著者の言うことが分からないよ [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想  13(愛)
  •   福島の原発事故の起きる前は、脱原発を言うと、色々な圧力があったということが、この不幸な事故のあとになってより鮮明に分かってきた。私も「いのちの花園」という脱原発の長編小説を平成2年に本として出版して、その後、中傷を受けたから、よく分かる。原発問題の前には公害問題があった。四大公害裁判である。私の記憶では、水俣湾に流れこんだ水銀が原因でおきた恐ろしい病気であったが、地元の医療関係者が海のそばに工 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 12 (祭りの中の何でも屋 )
  • この章の最後に、オペラ{セビリアの理髪師}の言う「何と素晴らしい人生」と感じて生きている人は幸せな人だろう。しかしイギリスの哲学者バートランド・ラッセルの「幸福論」によれば、ロンドンの地下鉄の中で人を観察してみれば、皆、何かの悩みに取りつかれた顔をしていて、幸せな人は少ないのではないかと、書いている。フランスの科学者で「パンセ」を書いた天才パスカルは人は一人になって自分を観察してみると、たいて [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 11 (いのちに満ちた明珠 )
  •  カント九条はこのファンタジイのなかでは、日本国憲法九条をさす。今、政権は憲法を改正しようとしている。狙いは九条を改正したいことははっきりしている。言葉の字句の上だけで、判断すれば、そういういう気持ちになることは分からないではない。しかし、現に自衛隊はかつての日本軍より強力で、災害救助では、国民から、その奮闘ぶりを感謝されている。防衛力は合憲という解釈がなされ、しつかりと国民の間に定着している。憲 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想  10 (文化交流 )
  •  人間の悪と善の葛藤を書くのが文学の大事な役目の一つでしょう。でも、私の物語は価値観の追求も入っている。社会をより良くするためには、色々な方からのアプローチが必要であろうが、良い価値観の創造も大切と思う。毎日のように、悪がニュースを騒がす。この世界から、仮に一年くらいでも、今問題になっているパワハラや、セクハラや、悪口、嫌がらせが魔法のようになくなったとしたら、今問題になっている、いじめ、自殺、な [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 9(不思議な長老)
  • 銀河アンドロメダの感想この章には、サイ族の長老が自分のは黄金の魔法、ハルリラのは、バラ色の魔法と言って、自分を誇る場面があるが、この間、死刑になった教祖の主宰していたあのオウム真理教では、道場で座りながら、空中浮遊が出来るなどというのを神通力を習得したとして誇るように聞いていたが、禅では、そういう神通力はたいしたものではないと考える。庭の掃除をする、お茶碗を洗う、歩く、息をする、こうした普段我々 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 8 (大慈悲心)
  •  優れた価値観は常に宇宙の真理の支えがあるものだ。しかし、今まで人類の歴史に出てきた優れた価値観はいくつもあるが、見かけは相当違う。みな、それぞれの民族の文化の衣装をきている。そのこと自体は文化の尊重という意味で、大変、魅力的なことなのだが、奇妙なことに、その価値観の見かけの違いから、口論が始まり、ひどくなると戦争にもなったことがある。一番分かりやすい例では、キリスト教はかってイスラム教の土地に十 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 7 (庭の蛍)
  •  この小説は良い価値観の追求もテーマの一つになっている。つまり「いのち」がよりよく生きるにはということであろう。昔は、仏教とか儒教とか老荘の思想とか神道とか、西欧でいえば、キリスト教とか、哲学とかがあって、人々の生活、そして生きることに指針を与えていた。ところが、昔の伝統ある優れた価値観が、現代になって大きく崩れてきた。武士なら、禅とか、儒教とか、武士道とかそういうものがあった。今は大雑把に言えば [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 6 (祭りの準備)
  • 私は若い頃は萩原朔太郎の詩が好きでしたが、今は良寛が好きです。(かぐわしい草花があたりに繁茂し、春はまさに過ぎ去ろうとしている。桃の花びらがひらひらと川面に散って、川の水はゆったりと流れる。私はもともと僧として俗念を忘れた人であるが、この春の景色にはすっかり夢中になり、休むひまもないほどあちこち花を見に歩いていることだ。)                                     [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 5 (異星人の文化)
  •  こんな普通のファンタジーにも言論の弾圧がある。日本は言論の自由な国の筈なのに、どうやって弾圧するのか。証拠をとられないようにしてやるのです。具体的なことは、今はあまり書きたくないので、これ以上は書きません。すみません。読者の推理力におまかせするしか、今はありません。最近、東京新聞で、オウム事件の林郁夫について、ノンフィクション風に書いてある本が紹介してありましたので、最初の方だけ目を通してみまし [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 4 (異星人)
  • 今日は午前中、パソコンのトラブルを直すのに三時間もかけてしまった。パソコンはうまく動いている時は、魔法のような器械だと思うが、トラブルが起きて中身を見ると、物凄く奥が深い。いつだったか、この仕事をしていて、過労自殺した若い女性のことを思い出した。気の毒なことだと思った。かなり優秀で若いのに、期限付きで慣れない仕事をやれば、トラブルもおきるかもしれない。おきたら、この奥の深いパソコンの森の中に足を踏 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 4 (高邁な志)
  •  ブログ村に昨日まで、小説家と散文詩の両方、入っていたが、小説家の方は都合で抜けた。この二つが一緒になっていることに、不思議な気持ちを持っておられる方もおられたようなので、簡単な説明をしておこうと思う。過去の小説家の中には名文家がいて、その文は散文詩というに相応しい。永井荷風の「フランス物語」の文章は散文詩のように流麗である。外国では、会話を詩で書いた人に、シェイクスピアがいる。彼の有名な文をいく [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 3
  • 魂があるかどうか、これは人によって意見が分かれる。ということは、西欧的科学では、そういうものは分からないということだろう。だから、現代ではそんなものはないと否定する方も多いと思われる。はっきり人間は霊であると宣言しているのは、スピリチュアリズムである。当然、魂もあるとする。シルバーバーチの本を読むと、人間は霊であると、書かれているだけでなく、その文章の迫力はすごい。何しろ、ある東大医学部名誉 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想 2 (魔界と経典)
  • 魔界とか悪魔かいう言葉はどちらかというと、西欧の言葉と思っていた。特にメフィストは若い頃、ゲーテのファウストに熱中したから、悪魔メフィストフェレスはなじみがあった。ところが、最近、仏教の経典が集まっている分厚い本をみていたら、魔界とか、悪魔とかいう言葉を偶然見つけたのだ。日本人に馴染み深い法華経や浄土系の仏典、あるいは有名な僧の著書の中でそういう言葉を見た記憶がないから、あれは西欧のものという思 [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの感想
  • これは「銀河アンドロメダの猫の夢」の私の感想と作者の読者への解説である。書きながら、気が付いたら、文章を直すこともある。文章の名人には、ふた通りあると聞く。ナポレオンがモスクワから、引き揚げた時、あの五十万のナポレオン軍に従軍したと言われるスタンダールは帰ってきてから、「赤と黒」という有名な小説を一気に書いたと言われる。こういうタイプの小説家と、フローベルのように、わずかの文章に推敲に推敲を重ね [続きを読む]
  • いのち
  •  野の百合を見ると、私は 道元とキリストの有名なことばを思い出してしまう。二人の聖人のことばは、俗世間を超越している。つまり、二人とも世間の常識とはまるでかけ離れたことを言う。価値観がまるで違うという風にも言える。道元の言葉は中々難しいので、分かりやすい所で、キリストの言葉をあげてみよう。一番面白いのでは、金持ちは天国に入ることは難しいと、今の金銭至上主義を完璧に否定している。【あながたは神と富 [続きを読む]
  • 生と死【「ダブリン市民」のザ・デッドよりー映画と小説】
  • 物語の最初の三分の二はパーティーの描写、そのあとは主人公ガブリエルが妻から聞かされる妻の若き頃の悲劇の話。つまり、彼女の恋人が十七才という若さで死んだということ。こういう物語の構成を知れば、誰でも作者の何らかの大きな意図を感じてしまうのではなかろうか。パーティーは我々の生きるという華やかな側面、若い恋人が死ぬというのはどんなに美しい生命を謳歌していようが、そこには死の影がつきまっているという [続きを読む]
  • 映画「ブゴバルに手紙は届かない」   」
  • 「ユーゴスラビアはセルビア人やクロアチア人などの多民族国家で、宗教もカトリック、ギリシャ正教、イスラム教と色々であった。外見では区別が難しいと言われているそうである。複雑な歴史的な背景をそれぞれに背負う国民はチトー大統領の下で仲良く暮らしていた。この仲良く暮らしていたというのが大切である。平和である。この有難さはそれが破壊された時に分かる。」映像がスクリーンの大きな画面に現われた。ベルリンの [続きを読む]
  • 海の夢
  •  私は奇妙な夢を見た。 私は地下鉄に乗っている。その時、私は海の中にいるような気持ちになった。座っている人もいる。吊革につかまりながら立っている人もいる。その人達はみな色々な魚が衣服をつけているようだった。奇妙な錯覚だ。その時の私にとって地下鉄は深い海だった。その深さのためか、魚も眠る時があるせいか、ひどく静かである。背広を着た魚というのは妙なものだ。隣の魚とビジネスについて喋っているらしい。 [続きを読む]
  • 映画「ハムレット」
  • ハムレットはあまりに有名で、評論は数限りなくある。そこで、出来れば、全く違った角度から感想を述べてみたい。つまり、シェイクスピアの活躍したイギリスとは違う東洋の伝統を持つ現代日本の視点から、何か面白いものが見えてこないかという気持ちである。最初に出てくる亡霊の場面は迫力がある。それにこの亡霊の存在は、この劇全体の進路にかかわってくる。王子ハムレットの親友ホレーショは最初、こういう亡霊を信じてい [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの猫の夢 41
  • 41 脱原発 いつの間に銀河の野原の、緑の邸宅の周囲を巨木の菩提樹が二本おおいかぶさるようにはえている。「見てごらん、あのコーヒーを飲むオオカミ族のヒトの幽霊を」とハルリラが言った。吾輩はじっと見た。オオカミ族の亡霊の涙が珈琲の茶碗に落ちるその一滴に過去の栄光の影が映ったような気がした。が、吾輩はそれ以上に知路の緑の目に引き付けられた。それはまるで月の光のようではないか。その光が我らの [続きを読む]
  • 銀河アンドロメダの猫の夢 40
  • 40 歌姫アンドロメダ銀河鉄道のブラック中央駅の入口の横には巨木が生えており、駅の構内は、色々な民族が集まっていた。その賑やかなこと。弁当売りの背の高いキリン族の男が大きな声をはりあげている。「弁当! 弁当! こんなうまい弁当はどこの銀河にもないよ。銀河弁当だよ」あの工場長に似たタヌキ族は茶色のカーディガンのような服を着た人が多いと吾輩は思った。キツネ族は緑と白のまだらのワンピースに似た [続きを読む]