駒澤の先生 さん プロフィール

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駒澤の先生さん: 駒澤塾:中学受験の算数・理科
ハンドル名駒澤の先生 さん
ブログタイトル駒澤塾:中学受験の算数・理科
ブログURLhttps://komazawajuku.hatenablog.com/
サイト紹介文中学受験の算数と理科について、過去問の解説、苦手単元の克服法、効率的な学習法などを紹介しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供29回 / 14日(平均14.5回/週) - 参加 2018/05/15 15:49

駒澤の先生 さんのブログ記事

  • 上手な記憶法:予習シリーズの活用方法
  • 理科は受験日までに膨大な知識を覚えなければなりません。 受験参考書を見ると「えぇ?11歳の子どもがこんな事まで覚えるの?」と驚くような知識まで載っています。 でも全部なんて覚えなくて良いです。 ごく一部を覚えれば十分です。 では必須の項目をどうやって選ぶ?念頭に置くべきことは、受験参考書には必ず過大な量の情報が載っているということです。 利用者は受験に出題された知識が載ってなければ怒りますが、出題 [続きを読む]
  • 算数:数の性質:素数のトントンパッ
  • 1から100までの間に素数は25個あります。 この25個は暗唱できればベストですが、そうでなくても見てすぐに「あ、素数だ」とわかるレベルまで全員がなっておくべきです。 25個の素数をトントンパッと楽しい作業で拾い上げる手順を紹介します。別に複雑な作業ではありません。1から100までの数字を並べて、そこから素数でない数字(=倍数)を消し込んでいくだけです。この100個の数字を並べて倍数をマークし [続きを読む]
  • 計算速度向上に逆九九を
  • ある時、分数の約分がひどく遅い生徒がいました。 解こうとする生徒の手元と表情を見ていて思いついたのが九九を逆に暗唱するという計算速度向上法、名づけて「逆九九」でした。うわぁ、先に謝罪します。 この稿を書くにあたり「逆九九」で検索してみたら、大きい数字から先に言うのを一般に逆九九と呼ぶみたいでした。 これまで間違った名前で教えて来た生徒たち、ごめんね。 大きな実害で出てないと思うけど・・・私が逆 [続きを読む]
  • 過去問の演習開始の時期は
  • 過去問の演習をいつ頃からやるか、これもまた正解の無い問題です。 特定の学校への合格をうたっている塾では通塾開始の当初から過去問を演習させているところもありますし、受験ギリギリまで触れさせない主義の先生もいるようです。 私は過去問の演習は秋頃から、という意見です。その理由は以下の3点です。1:今の時期にやると生徒の心が折れるかも2:頭の良い子ほど変な誤解をする恐れが3:学校毎の傾向は有る。だがしか [続きを読む]
  • 慶應に入れたきゃ鯛の尾頭つきを
  • 中学入試の問題を見ていると、たまに爆笑することがあります。 今回の問題もそのひとつです。 慶應中等部の理科 2015年(平成27年)の大問5 <生物><魚類><骨格><循環器><呼吸器>です。いや、べつにいいんですけれど。 中学入試で魚の問題でフナとかメダカはよく見ますけど、鯛! しかもその骨格! 「あぁ、慶應って鯛の尾頭つきを食べなれてる子が欲しいんだなぁ」って、変なツボに入ってしまったので。【問題 [続きを読む]
  • 先に解けるようになる、ということ
  • 生徒が「わからない」と口にする場合、その原因は多種多様です。 原因をきちんと考えて適切な対策をするためには「わからせること」が「目的」なのか「手段」なのかを明確に考えておくべきです。 今日は「先に解けるようになって、後からわかる」ことは是か非かという微妙な話題になりました。  微妙な話題なので、今日、長いです。私は中学受験の勉強において「わからせること」は、得点力を上げるための「手段」のひとつで [続きを読む]
  • 目黒星美、世田谷、早中:太陽・月・地球の三球儀
  • <地学><天体>の3弾目、<三球儀>の問題です。 取り上げる過去問は<目黒星美><世田谷><早稲田中>です。 今回の解法ノウハウで月の満ち欠けだけでなく金星の満ち欠け・見える方向・時刻の問題や、季節ごとに見える星座の時刻と方向を考える問題まで解けるようになります。まずは次の図をご覧ください。 どちらも<三球儀>を使った問題でほぼ同じ構図ですが、ひとつ大きな違いがあります。 2つの図の違いはすぐ [続きを読む]
  • 攻玉社2013年の理科:月の動きを完璧に
  • <地学><天体>の連投第2弾です。 今回の解法ノウハウで「皆既日食になりかけの太陽の形」を解けるようにします。 それが出来れば「地平線近くの月の形から月齢と時刻を求める」問題なんて瞬殺が可能になります。 攻玉社2013年(平成25年)第1回入試の理科:大問4のAパートの(2)です。 【問題】・・・(部分的な引用になるので、問題文をすこし変更しています。)昨年(註:2012年)5月21日の朝に日本全域で日食が [続きを読む]
  • 女子学院2002年の理科:透明半球と太陽の動き
  • 天体の動きに関する問題は苦手な生徒が多い単元です。 努力と根性で山のような数の演習をこなして来た、でも解けない、分からない、複雑すぎて嫌い、という生徒を見ると猛然とファイトが沸いて来ます。 という訳で<地学><天体>の単元からまずは<透明半球>の話です。<天体>に関する解法としては<透明半球><しじまか表><南の空の太陽と月の図><三球儀>などがあります。 まずは<透明半球>の問題を解説します。 [続きを読む]
  • 高輪中学と世田谷学園の算数:平面図形・60度定規の問題
  • 平面図形の問題では三角定規を使うものが数多く出ます。 <平面図形><60度定規>の出題から高輪中学2010年(平成22年)A日程入試から大問2番の(2) と 世田谷学園2009年(平成21年)第1次入試から大問5番をとりあげてみました。 【問題】半径8cm、中心角30度のおうぎ形があります。 この図形をずらしたり、回転させたりすることで、5cmの幅を通すことができるでしょうか。 また、その理由を説明しなさい。  [続きを読む]
  • 上手な記憶法:夢と睡眠と照明と
  • 「夢というのは昼間の体験を再生して記憶に残すべき情報を選ぶ仕組み」という話はあちこちで聞きます。 今日は夢を最大限に活用するための工夫と睡眠の質を上げるための注意事項、そして見落とされがちな照明の話です。【暗記の学習をする時間帯】生活のリズムは個人ごとに違いますし、家族のリズムの影響も受けますので「絶対にこれ」ということは言えないのですが、一般論としてお勧めしているのは次のやり方です。★ 暗記の学 [続きを読む]
  • 本郷中学2013年第3回入試の理科:大問1番
  • フェーン現象に関する問題です。 そのしくみを「おいしい野菜炒めの作り方」で説明します。 本郷中学 2013年(平成25年) 第3回入試 理科 大問1番 <地学> <気象> <フェーン現象> <水の三態>【問題】次の図2のように、太平洋側の高度0mのA地点から、26℃の空気の塊(かたまり)が山脈の斜面に沿って上昇し、高度600mのB地点で雲を生じ、雨を降らせながら高度1800mのC地点で山脈を越え、雲は消えま [続きを読む]
  • 上手な暗記法:解法の引き出し
  • SF作家の小松左京さんはとても博識な人でした。 膨大な情報をどのように管理しているのか、どこかのインタビューで「僕の頭の中にはたくさんの引き出しが有って、必要になった時にはスっとそれを引っ張り出すと中に関連情報が見えるんだ。」と答えていました。 今日は単元の名前で解法の引き出しを作りましょう、という話です。小4から小5にかけての頃に来る算数に関する相談のひとつに 「文章題を解く時にとりあえず知 [続きを読む]
  • 集中できるのは30分間
  • 以前、某エンタテイメント系の企業に勤めていたときに社員研修としてシルクドソレイユのショーを見たことがあります。 まわりの観客の邪魔にならないよう視線を落とさずに小さなメモ帳に進行状況の時間経過を調べたのですが、そのときの話をハリウッド映画の起承転結や勉強に集中させるコツとからめて書きます。 結論は表題に書いたように「何かにハマって夢中になっている人」は別として、ぼんやりと、あるいは他人から強制され [続きを読む]
  • 四谷大塚 小5算数上巻⑫場合の数(3)
  • 四谷大塚の5年生で次回の週テストは「場合の数(3)」です。 5年生から通塾を始めた人にとっては(3)って何?という話かも。 という訳で(1)と(2)で学んだこと、および場合の数を学ぶポイントの話です。 また、Sapixのカリキュラムについてもふれました。場合の数(1) と(2)は小4の下巻の最後の方で学んでいます。小4下巻の第14回   1.規則正しい数え方 2.樹形図の利用 3.図形のならべ方小4下巻の第18回   1.選び方の樹 [続きを読む]
  • 早大学院2013年の算数:大問1の(3)
  • 算数の受験につかう解法ツールの長所のひとつとして「考え方が目に見える」ことがあります。 その事例として 早大学院 2013年(平成25年)の算数から 大問1の(3) を取り上げて見ました。  出題単元と使う解法は<塩水算(濃度)> <3種以上の食塩水の混合> <濃度てんびん> <しのぜ表>です。【問題】濃度2%の食塩水Aが300g、濃度4%の食塩水Bが200g、濃度6%の食塩水Cが400g、濃度12%の食 [続きを読む]
  • 立教新座2012年第1回の算数:大問5番
  • 受験教育に対する紋切り型の批判として「知識や解法の丸覚え」という表現を頻繁に見ます。 しかし、あるレベル以上の学校には本質を理解していることを求めて来る良問がたくさん有ります。 という訳で立教新座の2012年(平成24年)、第1回入試の大問5番 <時計算>の本質的な理解を尋ねる私の大好きな問題です。【問題】太郎君は、地球よりも1日の時間が長い星を想像して、そこで使う時計を考えました。 この星の1分は地 [続きを読む]
  • 割合の問題はクチビルを作ろう
  • ② + 2 = ⑤ − 4 を式の変形(移項)を使わずに解く方法と、それに使う<線分図>の話です。 算数がちょっと苦手な生徒に<割合の線分図>を書かせるときのコツも書きます。【前回の記事から】② + 2 = ⑤ − 4 という等式から①を求める問題は大人なら簡単ですね。移項して 2 + 4 = ⑤ − ② にすることで ① = 2 だとすぐわかります。これを式の変形(移項)を使わずに解きなさい、ヒントは<線分図>。と [続きを読む]
  • 方程式を教えるべきか
  • 保護者から「中学受験の算数は大部分が方程式で答を出せる。それは自分が指導できるので先生は方程式で解けない部分だけを教えてください。」という依頼をされることがあります。 はたしてそうでしょうか? ならばなぜ受験算数などというジャンルが有るのでしょうか? 今日は方程式の利用に関わる話です。講師の中にも「マルイチ算は魔法のツール。式さえ立てられれば正解を得ることができる。」と言い切る者がけっこう居ます。 [続きを読む]
  • テントウ虫の活用:理科・物理・電気
  • 『理科の計算単元が苦手な生徒』で<電気で覚えなければいけない比例関係>として 即答できるレベルまで生徒に覚えさせている A × B = C の関係が有ると書きました。今日はその5つの<テントウ虫>の話です。下のイメージは小6の春頃から知識の見直しの演習で生徒に使わせているチェックシートです。(縮小しているので少し画質が悪いかも?)例えば(1)の[電流]と[電圧]と[抵抗]でしたら[抵抗]の単位は[Ω] [続きを読む]
  • 麻布中学2017年算数:大問4の(1)
  • <テントウ虫>の活用の例として 麻布中学の2017年(平成29年)の算数から大問4の(1)を取り上げてみました。 <旅人算・比の利用> <ダイヤグラムを使った状況の整理> <速さのテントウ虫・距離が一定>【問題】ふだん、太一君は自宅から学校まで歩いて通っています。 今朝、太一君は自宅からある地点までは走り、残りは歩いて学校まで行くことにしました。 月曜日は、自宅から99mだけ走ったところ、ふだんより1分早 [続きを読む]
  • たかがテントウ虫されどテントウ虫
  • 私が<テントウ虫>と呼んでいるのは、A × B = C の関係を楕円の中をT字形に分割した図で表したものです。塾や先生によって<きはじの図>、<はじきの円>、<みはじの図>、<T字図>、<ドラ鈴>など、いろいろな呼び方をされています。この解法、すっごく嫌われてます。今日の話題はこれについての私の意見です。【きはじが嫌いな人たち】いやぁ、改めて思いました。 この<きはじの図>は嫌われ方が凄い、まったく意 [続きを読む]
  • 慶應中等部2012年理科:大問4
  • 慶應中等部 2012年(平成24年)の理科から大問4番<化学> <水溶液の性質>  情報の整理能力を要求する問題です。【問題】次のA群のア〜カのグループには、それぞれ性質の面で他の3つとは異なる液体が1つずつ含まれていて、B群の中に異なる理由を説明した文があります。それぞれ性質の異なる液体の番号を解答らんのAに、その理由を解答らんのBに書きなさい。[A群]ア:1 塩酸 2 食酢 3 蒸留水 4 エタノールイ [続きを読む]
  • 上手な暗記法:情報の冗長化
  • 暗記を楽にやりたいというのは受験生の誰もが思う願いですね。今日は、情報のサイズを大きくして(情報の冗長化)覚えましょうという話です。生物の神経組織や脳のつくりは、進化と共に拡大されて来ました。乱暴な表現をすれば小脳:生命活動の根幹をつかさどる中脳:より複雑な動きを実現する大脳:記憶とか原始的な感情をつかさどるそして大脳新皮質:合理的で分析的な思考や、言語機能をつかさどる。(wikipedia)我々を含 [続きを読む]