あきひ さん プロフィール

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あきひさん: 極東エデン
ハンドル名あきひ さん
ブログタイトル極東エデン
ブログURLhttps://ameblo.jp/covertly/
サイト紹介文SUPER JUNIOR イェソンメイン BL妄想小説ブログ。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供8回 / 9日(平均6.2回/週) - 参加 2018/05/14 18:10

あきひ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 銀の鳥籠に君を、[後編]
  • 早くも後悔している。 二ヶ月が過ぎようとしていたが、日数の問題ではなかった。 「何故ほぼ毎日いるんだ」 机上の紙片を見ながら、イェソンは頭を抱えた。 実際、まもなく引き出しひとつが、他人のラヴレターで埋まろうとしていた。 「ほぼ毎日、誰かがくれるんです」 すっかり出窓を自分の席にしたリョウクは、事もなげに云う。 一、二通ならまだいいと思ってしまうのは、まずい慣れを感じる。 今のところ最高は七通だ。 つまり [続きを読む]
  • 銀の鳥籠に君を、[前編] ※パラレルです
  • 青さを失うことなく雲に一刷毛された空は、卒業する中庭の上級生たちに柔らかな陽射しを注いでいる。集まった家族と抱き合い、仲間との別れを惜しみつつも、彼らの顔には笑みがあった。窮屈な寮生活からの解放が、同時に自由と云う名の束縛を纏うことを今日だけは忘れたいのだろうと思い、我ながら屈折していると窓から離れる。北寮寮監室。これから一年を過ごすには、悪くない部屋だ。調度品に華美さはなく、いっそ冷たいほど整然 [続きを読む]
  • 繋いだ手が離れないのならば (恋愛片道チケットⅡ)
  • 南米ツアー中、積極的にセルカをアップしているイェソンのフレームのなかに、ドンヘは何かと顔を出した。イェソンもあの日のことは無かったかのように、それを許した。許さなければ、意識していると取られそうだったからだ。それだけイェソンは意識していた。すぐ横に、肩が触れ合いそうな距離に、ドンヘの息遣いを感じ、あの熱に浮かされたようなひとときが夢でも嘘でもないのだと再認識させられていた。なんでもない。距離が近い [続きを読む]
  • 恋愛片道チケット
  • それは唐突で、まるで予感も無いことだった。「好きなんです」話があると云い、云うまでは照れくさそうに下を向いていたくせに、告白は真っ直ぐ目を合わせて行われた。ベッドに座っていたイェソンは見上げながら問う。「……どういう意味?」半ば解っているのに、聞かずにはいられない。仲のいいメンバーだと思っていた。この南米ツアーで、熱に浮かされてしまったのか。「色恋の意味。イェソンヒョンを欲しいと思ってる」「冗談」 [続きを読む]
  • 幻に縋る
  • 云われて、ぎょっとする。メンバーもいる楽屋にて。イェソンは、真っ直ぐ見つめてくるリョウクに「なに? もう一度」「何度も云えません」「もう一度だけ」じゃあ、と呟いて、リョウクはイェソンの耳元に唇を近づけて、「ぎゅってしてください」イェソンは照れくさそうに離れていく顔を見つめ、開いた口が塞がらない。「どうした? なにか不安か?」自分の愛し方が足らないのかと不安なのはイェソンの方だが、思わず聞かずにはい [続きを読む]
  • 愚かな麻痺
  • 明け方。不意に目覚めて、イェソンは不自然に伸ばされた左腕に気がついた。身体を横にし、枕に沿うような左腕。ひとつ欠伸をし、またかと思う。癖と云うのは、まったく厄介だ。ここには、リョウクの頭が乗るのだ。抱き合って、そのあとシャワーを浴びたり、そのまま汗に濡れた頭が、イェソンの左腕に。『ヒョン』少し甘えた調子で、そう呼ばれたら、額にキスを落としてやる。すると静かに目を閉じて、眠りにつく。儀式のような僅か [続きを読む]
  • 黙れよ情欲
  • 自分も経験した期間だと云うのに、長く感じる。入隊中、長いと思わないことはなかったけれど、『待つ』と云うのは別の感覚だ。他のメンバーが入隊していても、時間が経てば再開の時はやってくると冷静に考えられると云うのに。イェソンは小さく嘆息した。そして見るともなく目を落としていた雑誌から顔を上げ、辺りを見回し、気づかれずに済んだとホッとする。溜め息などを目撃されたら、どうしたどうしたと詰め寄られるのは目に見 [続きを読む]
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