卯野つぐみ さん プロフィール

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卯野つぐみさん: ふんわり物書きもどき生活
ハンドル名卯野つぐみ さん
ブログタイトルふんわり物書きもどき生活
ブログURLhttps://ameblo.jp/fuwakira-tugumi/
サイト紹介文エブリスタで小説を書いています。小説にまつわる雑談(?)と、更新お知らせ(注:BL多め)
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供106回 / 144日(平均5.2回/週) - 参加 2018/06/01 13:11

卯野つぐみ さんのブログ記事

  • 【完結済】BL短編『春色KISS』
  •  決して無理して笑おうだとか、人当たりいいように笑顔でいてようとか考えているわけではない。ただ昔から『いつも笑ってるね』と言われ続け、こんなに辛いのに笑ってるわけはないじゃないかとか、こんなに苦しいのに笑顔なんて作れるわけないじゃないかと思ってきた。それも中学生になり全寮制の中高一貫校に入り、人より少しばかり整っていた顔と標準装備の笑顔と、努力の賜物の成績で生徒会入りを果たし、『いつも柔らかい笑顔 [続きを読む]
  • 【更新p53-58】BL短編『王子様は憂鬱』
  •  俺が煌紀の元に駆け寄った時のあいつの顔は、なかなか見物だった。 そのあいつの呆けたような顔と、戸惑ったような顔が一瞬にして組を背負って行く人間の顔になった時、正直、俺は煌紀に見惚れていたた。と言うか、惚れ直したと言ってもいいかもしれない。こいつは御輿みこしとして相応しい奴だ。いつか、こいつが大人になって、もっと懐が大きくなったら、こいつは組を引っ張って行くのに相応しい漢おとこになるはずだ。 俺は [続きを読む]
  • 【完結済】BL短編『今日、君に会いに行く』3:それから
  •  数日して、俺は大部屋に移った。 残念ながらすぐに退院とはならなかった。当たり前だ。元意識不明の重体患者がそんなに簡単に退院できるわけがない。俺は相変わらず病室で彼が来るのを待つ。 放課後の待ち合わせ場所が病院に変わっただけで、彼は相変わらず走ってくる。なんとも不思議だ。不思議だけれど、前以上に待ち遠しい。 最近はリハビリも本格化して、復帰できるように悪戦苦闘している。ささくれだった心を、彼は清涼 [続きを読む]
  • 【完結済】BL短編『今日、君に会いに行く』2:今日、君を待っている
  •  魔が差した。 今日の俺を一言で表すのなら、この言葉一番しっくりくるだろう。 それはどうしようもない後悔を引き連れてやってくるのだけれど、まだその時の俺は何も気付いていなかった。 俺の大切な奴は俺とは違い落ち着いている。 俺が周りの奴らとワーワーと騒いでいる時でも、奴は比較的大人しい奴らとつるんで傍観しているようなタイプだ。冷めているともクールとも取れるが、俺からすればその大人な態度、雰囲気は自分 [続きを読む]
  • 【完結済】短編『エー・アイ』
  •  マユは結婚しなかった。 三十路の時は、縁があればくらいには、結婚を考えていた。四十路に入れば、無理してまでする必要は、と思うようになった。 老後の心配がないとは言わないが、それでも、手に職を持っていたおかげで定年までは勤め上げることができるだろう。有難いことに、努めている会社は再雇用制度もあり、更に短時間パートに格下げになるにしても、元気である限り、働き続けることができる制度も整っている。 贅沢 [続きを読む]
  • 【完結済】ML短編『コバルトブルーの街』2:ビター&スイート
  •  久々に地元に帰ってきた。 地元には苦い思い出があり、あまり近づきたくないと随分と遠ざけてしまったが、その日は不意に海が見たくなった。海を見たいと思った時に思い浮かんだのがたまたま地元だっただけだと、誰にするわけでもない言い訳を心の中でする。 何もない、小さな町だ。 あるものと言えば海と山と、そして神社。そこで育ち、そして遠ざけた。やくざという道を選んでしまった手前、小さな町だからこそ帰りにくかっ [続きを読む]
  • 【更新p49-52】BL短編『王子様は憂鬱』
  •  央二の店に着き、篤郎を待つ間、俺は直じかに店の従業員にもう一度話を聞いた。別にうちの組員を疑ったわけではなく、時間が経てば思い出したこともあるかも知れないと思っただけだったけど、それは見事に的中した。従業員の一人が、そういえば、と話し始めたことはある意味衝撃的だった。 しつこい客がいることは央二がことあるごとに漏らしていたから知ってはいたが、央二の『紳士っぽい人やし、地位もあるからアホなことはし [続きを読む]
  • 【完結済】BL短編『今日、君に会いに行く』1:今日、君に会いに行く
  •  馬鹿みたいな喧嘩をした。今から思えば本当に些細なことで、こんなことになるのなら笑ってやり過ごせばよかった。 俺の大好きな彼はよく言えば社交性に富んでいて、誰とでもあっという間に仲良くなる。逆に俺はと言えばどちらかと言えば内向的な方だ。人当たりは悪くはないだろうけれど、そこまで人付き合いがうまいわけではないので、友達の幅は限られている。 そうなると必然的に優先順位が同じでもずれが生じるもので、放課 [続きを読む]
  • 【完結済】ML短編『コバルトブルーの街』1:コバルトブルーの街
  •  久しぶりに海岸線を学生の頃のように自転車で走る。きらきら輝く海が眩しくて、どこか懐かしい。 懐かしい、なんて言えるようになるまで結構時間がかかったけど、何年も経てば純粋に何もかもが懐かしいなんて想えるようになるから不思議だ。 僕は、椎野琉生しいのるい。これでもパティシエだったりする。隣り町のスィートハウス『antique』で創作ケーキをせっせと作っている。 今日はちょっと煮詰まって、何年ぶりかにこの町 [続きを読む]
  • 【更新p44-48】BL短編『王子様は憂鬱』
  •  気がついたら、俺は暗い部屋に寝かされていた。 頭が異様に重く、体は妙にダルいけど、意識はしっかりしているみたいだ。だけど、俺には何がどうなってここにいるのかがわからない。確か、バイトでいつものしつこい客相手にしていて、それから…… なんかあんまり記憶ない? 別に体調も悪く無かったし、アルコールも飲んでないから酔っ払うはずもない。席を離れたのは、少し別の席に呼ばれて、戻って来るまでの僅か数分。その [続きを読む]
  • 【完結済】短編『駿足の夏』
  • 『……スリーアウト、スリーアウト。延長12回が終了しましたが、同点のまま、延長13回を迎えました。13回以降は導入されてから初めてのタイブレーク方式となります。タイブレークとは……』 疾風はやては、アナウンサーの興奮気味の実況中継を、ぼんやりと聞き流していた。テーブルには大学受験用の問題集を広げ、文房具は躍るようにあちこちに転がっている。 完治したはずの足が疼くのは、痛みを感じるからではないはずだ。続き [続きを読む]
  • 【完結済】短編『神の思惑』
  •  子徒歩義ことほぎは、遥か昔から暇を持て余していた。 記憶は既に曖昧になってしまったが、一時は華々しい世界に身を置いたこともある。人の世でも神の世でも、派閥争いで負けた側というのはいつの時代でも閑職に追いやられるものである。いや、好き好んで派閥に属していたわけではないのだが。しかしこれ幸いとばかりに甘んじて受け入れたものだから、狛犬の傍得目そばえめは未だにチクリチクリと嫌味を言ってくる。子徒歩義は [続きを読む]
  • 【更新p40-43】BL短編『王子様は憂鬱』
  •  腐ってる。 こういうことをするたびに、自分が腐ってる、と思う。俺が片思い中の煌紀、煌紀が片思い中の央二、央二が片思い中の煌紀。二人は大切なツレで、だから俺の気持ちは絶対に報われない。だから離れたくなる。だから自分の想いを殺したくなる。「何考えてんのや、篤郎」 ベッドの端に腰掛け、煙草を斜はすに咥え、ニヤリと笑ってベッドの中の俺を見る、瑛二。 気怠い情事の後。「別に」 そっぽ向く俺に、興味ないとで [続きを読む]
  • 【完結済】短編『たった一杯分の時間』
  •  昔付き合っていた人のことを、ふと思い出すのはどういう時だろう。 雨足が強くなって、避難するように飛び込んだ喫茶店は、意外に水玖みくの好みに合った。静かに流れるジャズの音色は物悲しく、年季の入った木のテーブルはどっしりと落ち着いている。忙しなく流れる時間から切り離されたように、ゆっくりとした時が流れている。 ハンカチで濡れた上着を軽く拭って、奥のテーブル席に向かう。窓がないところも、現世と空間が切 [続きを読む]
  • 【更新p34-39】BL短編『王子様は憂鬱』
  • 「今日は本当に忙しいところをわざわざありがとうございます」 富勇会会長に、オヤジが礼を言うのを頭を下げながら聞く。「おう。煌紀」「はいっ」 俺は頭をあげながら返事する。「こいつをまだまだ引かすなよ。これからの極道は頭や。気張れよ」「はい」 これで俺の進路決定やな。勉強は嫌いではないけれど大学行く意味あるのか思っていた。そのツケか……「僧堂そうどうも安泰やな」続きはこちらから王子様は憂鬱BL 高校生× [続きを読む]
  • 【8/21完結済】短編『たった一杯分の時間』
  • こんにちは、卯野つぐみですそういえば、妄想コンテストの「雨の日」の結果が発表されました残念ながらかすりもしませんでしたが、懲りずに現在募集中の妄想コンテストの「真夜中」に 応募しようと頭を捻らせています雨の日は比較的パッと頭の中に思い浮かんだ話ですが、最近はなかなかパッと思い浮かびません四苦八苦している間に締め切りの日が近づいて、ついついなんとなく思い浮かんだことをあまり推敲することなく書いてしま [続きを読む]
  • 【8/20更新】BL長編「王子様は憂鬱」
  • こんばんは、卯野つぐみです2日に一回の割合で更新をしたいと考えていますが、 気が付いてみたらあっという間に4日も経っていましたなかなか更新ができずにいますが、その間にもスターをくれる人が(更新をしていないにも関わらず)とってもありがたいなと思いますスターをくれる方、読んでくれる方がいるので、できるだけ早く更新をしたいと考えてますできるだけ二日に一回の割合で更新できるように頑張りたいと思います王子様は憂 [続きを読む]
  • 【8/17完結済】ML短編『コバルトブルーの街』
  • こんにちは、卯野つぐみです急に思い立って、風景の絵を描いてみました絵心がないくせに「コバルトブルーの街」のイメージ風景ですせっかく書いたので、使いたいなと思ったのですが 、一応本編が終わってる関係もあり、どこに挿入すればいいものか悩んでいました結局、絵に自信があるわけではないので、サポーター特典として、スターを2回くださった方が見れるようにしました応援してくれてるお礼か残念な絵というのはちょっと申し [続きを読む]
  • 【8/16更新】BL長編「王子様は憂鬱」
  • こんばんは、卯野つぐみですお盆休みはそろそろ終わりでしょうか今日から仕事だった方、明日から仕事の方、またまた、お盆休みがなかった方、お疲れ様です私はお盆休みがなかったくちですが、それでもどちらかと言うとゆっくりしていましたが、なぜか妙に疲れぎみですそろそろ暑さに参ってくる頃でしょうか皆さんもお気をつけください妄想コンテストの小説をアップした関係で、少し間が空きましたが、今日は「王子様は憂鬱」を2ペ [続きを読む]
  • 【完結】短編「駿足の夏」
  • こんばんは、卯野つぐみです妄想コンテストのテーマ「夏が来た」で書き始めた「駿足の夏」バタバタっと新作発表し、バタバタっと完結しました色々思うところはありますが、一応完結ですお盆休み中の方が多いのでしょうね、私は今日1日、病院へ行くのに休みましたが、基本、お盆休みはありませんこの三連休はついつい高校野球三昧をしましたが、いい試合が多く、見るだけで疲れました駿足の夏ヒューマンドラマ短編、更新中事故で好 [続きを読む]
  • 【新作】短編『駿足の夏』
  • こんばんは、卯野つぐみです現在更新中の小説を少しお休みして、エブリスタの締め切り間近の妄想コンテストに参加する作品を書いていました今回のテーマ「夏が来た」は、なかなか構想を思いつくことができず、もう、参加するのは見合わせてもいいかなと一瞬頭をよぎりましたが、急に書きたいものが出てきて、慌ただしく仕上げましたあまりに慌ただしく仕上げたので、内容的には 駆け足すぎて、できればいつか加筆修正をしたいなと [続きを読む]
  • 【8/8更新】BL長編「王子様は憂鬱」
  • こんばんは、卯野つぐみです更新できたり、できなかったり、不安定が続いていますが、今日は更新毎日更新できるのが一番いいのですが、修正が多くてなかなかあまり更新できない日が続かないようにがんばります王子様は憂鬱BL 高校生×高校生+α長編、更新中家庭環境は若干特殊。だけど、いたって普通の高校生。高校生3人の恋愛模様。 よければこちらもご覧ください                   エブリスタに飛びます [続きを読む]
  • 【8/7更新】BL長編「王子様は憂鬱」
  • こんばんは、卯野つぐみですなかなかコンスタントに更新ができずに、飛び飛びになっていますが、更新しました新規で書いているわけではないので、もう少しコンスタントに更新したいのですが、修正に時間がかかっています方言を使った小説ですが、以前グサグサと抉るような感想をもらったことがあるので、方言にかなり修正をかけています前は方言とは書いてなかったのですが、今回は方言タグもつけていますだってね〜、関西人じゃな [続きを読む]
  • 【8/4更新】BL長編「王子様は憂鬱」
  • こんばんは、卯野つぐみです昨日(今日)、夜中に更新できたのですが、さすがにそれは不味いだろうと、やめておきましたエブリスタさんの機能がいまいちよくわかってないので、しおりをしてくれたり、ファン登録をしてくれている方に、どんな通知の届きかたするのかわからなくて、もし夜中に通知行ったら申し訳ないなぁ……とそんなわけで、一日更新が空き、今日は3ページ更新です王子様は憂鬱BL 高校生×高校生+α長編、更新中家 [続きを読む]