旭 尾花秋 さん プロフィール

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旭 尾花秋さん: 六畳御息所ーろくじょうみやすどころー
ハンドル名旭 尾花秋 さん
ブログタイトル六畳御息所ーろくじょうみやすどころー
ブログURLhttps://blogs.yahoo.co.jp/asahiokaaki
サイト紹介文40歳で北海道から上京してK-AYSで初めての一人暮らしを始めた男の迸る遠吠え。
自由文六畳ワンルーム暮らしのおじさんの居直り人生実況中継。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 127日(平均0.7回/週) - 参加 2018/06/02 16:44

旭 尾花秋 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 第12話  秋風六畳――終わりゆく夏、溶けゆくバナナ。
  • お盆を過ぎたころからか、夜通し鳴いていた蝉の声がぴたりと止み、虫の音がしんみりと響くようになった。夏が終わろうとしている。「危険な暑さ」と報道され、熱中症対策などもしきりに促される中、私は30年ぶりの東京の夏を、恐縮ながらとても楽しく過ごさせていただいた。夏は好きだし、暑さには強い、と自分では思っている。これはおそらく幼少時に培われたものであろう。埼玉で生まれ、間もなく東京に越したそうなので、10 [続きを読む]
  • 第11話  六畳の食卓から――カップ麺は贅沢品です。
  • 東京に移ってからも相変わらずの非正規時給ライフを送っているが、この六畳御息所で、それなりにやってはいける。そんな手応えをつかみつつあるものの、まだまだ脇が甘いようである。月末に給料をいただいて、月が替わった頃にはもう底が見えてくる。……なぜだろう。計算上ではこんなことは起こり得ないはずなのだが。と言いつつ、では本当に、綿密に計算したのかと問われると、とたんに自信がなくなる。家賃や光熱費など、いわゆ [続きを読む]
  • 第10話  馬鹿の境界――フェアに行こうぜ。
  • 人は歳を取るだけでは賢くはならぬ。息をして飯を食っているだけでは進歩はせぬ。第4話から6回にわたってお送りした「バニャラ事変」の顛末をご覧くださった方々にはご理解いただけたかと思う。しかしながら、ただただ馬鹿を晒し者にして満足しているようでは、我々も賢くはならぬ。進歩はせぬ。こんなすかしっ屁の如き出来事からでも、我々は学ばねばならぬ。そんな思いで、あえて計6発ものすかしっ屁を世に放出した。あるいは計 [続きを読む]
  • 第9話  ワニャニャの流儀(3)――その真髄に迫る。
  • さて、警察による検査とは穏やかじゃないね、というところから。検査したけりゃしてくれて構わないのだが、例のゆとり君たちに対しても、こちらは何を隠すこともなくこれは「真剣」であり、居合の稽古に使うために持っている、と明言しているのだから、そもそも何を検査するの? という話である。こちらが「これは模造刀ですよ」と言っているのなら「いやいやもしかして」も理解できるが、はなから真剣だと言っているのに、それ以 [続きを読む]
  • 第8話  ワニャニャの流儀(2)――実もなく音もなく、ただ……。
  • 前話の何ともきな臭い返答から約10日後。一応、あくまで一応、次に愛刀を載せてもらうとしたらどうすればよいか、再びワニャニャエアに問い合わせの電話をしてみた。次もワニャニャエアに乗りたいかと問われれば答えは当然「否」であるが、大変残念なことに次回(4月)分もすでにワニャニャエアで予約してしまっている。少なくともあと一回はワニャニャエアに乗らざるを得ないし、逆に言えばワニャニャエアにあと一回チャンスを [続きを読む]
  • 第7話  ワニャニャの流儀――我々に学ぶべきものはあるのか。
  • 日本の大手LCC「ワニャニャエア」による、何の落ち度もない客に対する搭乗拒否の様子の一部始終を、3回にわたってお届けした。内容を端的に表す言葉としては、本編でも幾度か使った「不毛」がやはり最適であろう。が、不毛の一言で片づけてよいものか。多少なりともこの不毛な大地に水を与えることで、何か実るものはないかと、私なりに考えてみた。決して豊かなものにはなるまいが、やらないよりはまし。その程度のものと思っ [続きを読む]
  • 第6話  「甘い」LCCの罠――地獄巡りは愛刀とともに。(3)
  • いよいよ佳境の「ワニャニャエア劇場」。前回の続き、地獄の五十丁目から始めよう。以前の問い合わせ内容を確認してほしいという私の要求に一切応じようとしない不動の三人衆。その強気の姿勢の裏には、私が今この場で証拠となるメールを表示することは不可能であろうという目算があるに違いない。要は「ガタガタぬかすんならてめえで証拠出せよ」ということである。およそ客商売の人間とは思えぬ傲岸不遜ぶりであるが、同時に狡猾 [続きを読む]
  • 第4話 「甘い」LCCの罠――地獄巡りは愛刀とともに。
  • おかげさまで無事に職を得て、この六畳御息所でそれなりの生活をさせていただいている。おしゃれな街や無駄に広い部屋への憧れも特にないので、六畳暮らしに何ら不満はない。欲を言い出せばきりがないのが人というものである。と何やら悟ったようなことをほざいているが、私にも当然、欲はある。欲しい物は欲しいし、やりたいことはやりたい。例えば。月に一度、居合を習いに札幌へ行きたい。読者諸氏の「は?」は一旦脇に置こう。 [続きを読む]
  • 第3話  六畳事始――飲みかけボトルとGの亡骸。
  • 私と六畳のファーストコンタクトは2017年の12月、クリスマス直前のことであった。その時すでに、私の手の中には六畳の鍵があった。鍵を手にしているということはつまり契約が済んでいるということであり、その状態でファーストコンタクトを迎えるということはつまり、契約以前に部屋を訪れていないということである。そう、世にいう「内見」というものをせずして、私はこの六畳と契りを交わしたのである。前話で述べたとおり [続きを読む]
  • 第2話  六畳への道程――Jの嵐に光が射す時。
  • 縁もゆかりもないK−AYSに漂着した経緯を、簡単に説明しておこう。北海道を出て東京に移ることは、昨年、2017年の秋口には大筋で決定していた。一緒に上京する母は自分の兄、すなわち私の伯父のところへ猫2匹とともに入ることが決まっていたが、決して広くはないマンションの一室である。私まで居候するのは気が引けるし、私としても正直しんどい。何より母には母の荷物があり、猫には猫の荷物がある。私と私の荷物が入る余地 [続きを読む]
  • 第1話  漂着――ここから始まる。
  • 四十にして縁もゆかりもない街に流れ着いた。転勤や転職ではない。移住と言えば多少恰好がつくのかもしれないが、実情は限りなく漂着に近い。10歳から30年暮らした札幌の隣町から、東京はA区に流れ着いた。あまり詳らかにするわけにはいかないが、最寄の駅はK−AYSである。「東京」という広いくくりであれば、縁がないわけではない。あまり詳らかにするわけにはいかないが、埼玉県のS山市に生を受けて間もなく東京のK瀬市に移 [続きを読む]
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