今田悼析 さん プロフィール

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今田悼析さん: 鬼籍に入る前に
ハンドル名今田悼析 さん
ブログタイトル鬼籍に入る前に
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/imadatouseki/
サイト紹介文平成4年11月人工透析開始。いずれ訪れるその日に向けて、透析の随(まにま)に綴っています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供27回 / 138日(平均1.4回/週) - 参加 2018/06/05 09:55

今田悼析 さんのブログ記事

  • 行けレインボーマン
  •  「行けレインボーマン 」    安永憲自/ヤング ・フレッシュ  レインボーマンを初めて見た時、月光仮面のパクリだと思ったが、作者が同じ川内康範だった。 川内康範といえば、森進一との“おふくろさん騒動”での耳毛を思い出す。 「レインボ一・セブン!」... [続きを読む]
  • 出逢いと別れ
  •  そのコミックスの第1巻は、女の子が「おばちゃーん、くーだーさいっ」という吹き出しのあるカバー絵だった。 ぼくは、それまでカバー絵に吹き出しのあるコミックスを見たことがなかったので、思わず手に取ってパラパラとページをめくってみた。 そこには、やたらと文... [続きを読む]
  • 復刻:削除した記事〈 1 〉
  •  このブログ『鬼籍に入る前に』は、これまで2記事を削除しています。 どういう記事を削除したのか紹介してみましょう。『「言論の弾圧」? 笑わせる』 (「本気論 本音論」2015/03/30 )最近の「言論の弾圧だ!」と軽々しく言う雰囲気に、どうかと思います。(中... [続きを読む]
  • 屑籠の中のがらくた ②
  •  たとえ“がらくた”であったとしても、何かに使えるんじゃないかと思い、捨てるには惜しいものがある。ここでは、そんな捨てるには惜しい“がらくた”なショートショートを紹介する。≪ 願掛け岩 ≫ その温泉宿には天然の岩石に囲まれた浴槽(よくそう)があって、岩の... [続きを読む]
  • 蒙霧升降
  •  この「蒙霧升降」は、立ち籠める霧のように筒井康隆が気に入らないものを全部民主主義にして書いたようだが、わしは民主主義も資本主義もよくわからん。  湯川秀樹がノーベル賞を取った時は、まだ生まれておらんし、生まれておらんからフランク永井の「有楽町で逢いま... [続きを読む]
  • 鬼畜
  •  母親は寝たきりであり、いつもテレビを見ている。そして息子に向かって言う。 「ほら、見てごらん。鬼畜がいるよ。鬼畜がたくさん椅子に踏ん反り返って座っているよ。いやだねえ。あんなにたくさん鬼畜がいるのに、誰も気がつかないなんて…」 テレビ画面には、椅子に... [続きを読む]
  • 少年は100点をめざす
  •  高校を留年しかかったことがあります。高2の時でした。 高1は、授業日数233日のうち、欠席はなく、遅刻の1回だけでしたが、高2になると、授業日数234日のうち、37日を欠席しました。 一ヶ月以上も休んでいるので、本来なら留年するところですが、アホ高校だったの... [続きを読む]
  • 逆子
  •  まさか幽霊と交配が可能だったとは思わなかった。 おれの枕元に現れた幽霊は驚くほどの美人で、白装束姿がより一層美しさを際立たせており、この世の者とは思えないほどだった。まさしく、この世の者ではなく、あの世の者だったのだが。 おれの枕元になぜ現れたのか理... [続きを読む]
  • あいつ今何してる? ②
  •  Fくんと同じクラスになったのは、小5と小6の二年間だけで、その後一度も同じクラスにはならなかったが、中学では登校や部活で、高校では登校時に顔を合わしていた仲だった。 中3の時にFくんと今は無き旭屋書店の本店まで「薬師丸ひろ子」の写真集を買いに行ったこと... [続きを読む]
  • トウロウ
  •  道に迷ってしまった。夕暮れまでには下山できるものと思っていたのだが、途中で山道を外(はず)れて、川辺に降りてしまったのがいけなかった。元(もと)来た道を戻ったつもりが、なぜか違う道に逸(そ)れ、蒼惶(そうこう)しているうちに迷ってしまった。 いつの間にやら既に... [続きを読む]
  • 城めぐり ⑦
  • 福山城        2002年10月26日撮影 JR福山駅から歩いて福山城に至る。天守閣に登ると芦田川が見渡せた。遥か昔、この城の城主も見渡したと思われる芦田川が緩やかに流れていた。 [続きを読む]
  • 四千回峰行
  •  千日回峰行というのがある。 すべての修行を終えるまで7年間1000日を要し、途中で続けられなくなったら自害するという厳しい修行である。 透析も途中で続けられなくなったら死んでしまうが、千日回峰行よりは随分とマシである。 ただ、千日回峰行には満行という終... [続きを読む]
  • 死に方
  •  突然、煙が立ちのぼったかと思うと、おれの目の前に死神が現れた。 「わたしは、あなたのお命をいただきにやってまいりました」 死神は、にこやかに言った。 「ご存じのことと思いますが、悪魔のように願い事をかなえるということは致しておりません。ただ、あなたに死んでいただきたいだけなのです。もちろん死ぬのを断ることはできません。必ず死んでいただきます」 おれは恐怖のあまり、死神の言うことを黙って聞いている [続きを読む]
  • ジレンマ
  •  突然、煙が立ちのぼったかと思うと、おれの目の前に悪魔が現れた。 「わたしは、あなたの願い事をかなえて差し上げようとやってきました」 悪魔は、にこやかに言った。 「ご存じのことと思いますが、あなたの願い事を三つだけ、かなえて差し上げます。そして、その見返りとして、あなたが死ぬ時には、あなたの魂をいただきたいのです」 おれは別に驚きもせず、悪魔の言うことを黙って聞いていた。 「あのー、いかがなもので [続きを読む]
  • ブッとこいてぷう
  •  突然、神さまが、わたしの枕元に立って、 「おならがしたくなったら、大声で『ブッとこいてぷう』と叫びながらするように。ゆめゆめ疑うことなかれ…」 というお告げをした。 わたしは、敬虔な宗教家であった。神さまのお告げは何があっても守らなければならない。そのため、女性でありながら、神さまのお告げ通り『ブッとこいてぷう』を守った。 そのお告げがあってからというもの、どういうわけか、人前でおならがしたくな [続きを読む]
  • ちよちゃん
  • ≪ どうぶつえん ≫ ちよちゃんは、パパとママの三人で、どうぶつえんに、やってきました。 「いろんなどうぶつがいるのね。パパ」 と、ちよちゃんはいいましたが、パパは、ちよちゃんをかたぐるましていたので、どうぶつどころではありませんでした。 「なあ、ちよ。もう、かたぐるまはいいだろう。パパはつかれたよ」 なにかとパパは、つかれたとくりかえしていました。ちよちゃんは、パパのつかれたを、なんかいきいたこと [続きを読む]
  • ひなたボッコ
  •  ポカポカ陽気の昼下がりのことです。 おじいさんとおばあさんが、縁側で熱いお茶を飲みながら、ひなたぼっこをしておりました。 「なあ、ばあさんや。今日はいい天気じゃなあ」 おじいさんは、縁側に続く花壇を見ながら、何とはなしに、おばあさんに話しかけました。 「ええ、そうですね、おじいさん。ほんとに今日は暖かくいいお天気ですね」 と、おばあさんが、お茶をすすりながら、こたえました。 それから、しばらく、 [続きを読む]