たつみ さん プロフィール

  •  
たつみさん: 本の森を歩く
ハンドル名たつみ さん
ブログタイトル本の森を歩く
ブログURLhttp://book-forester.com/
サイト紹介文面白かった小説の紹介、感想。 基本的にネタバレしません。長編小説が好き。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 180日(平均0.5回/週) - 参加 2018/06/05 11:50

たつみ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 国宝 吉田修一
  • 読者ではなく、観客になっている。 『国宝』を読みながら、はっきりとそう感じる瞬間が何度もありました。 とにかく舞台のシーンが素晴らしい。 二人の歌舞伎役者の人生と、その周囲の人々についての物語。 青春篇、花... [続きを読む]
  • 狗賓童子の島 飯嶋和一
  • 『狗賓童子(ぐひんどうじ)の島』 一枚の紙を何百枚も重ねると、本ってこんなにも厚くなるんだ。そんな当たり前のことを思ってしまった。 おそらく、この小説を読み終えるまでにかかった時間があれば、リーダビリティ―の高い小説なら... [続きを読む]
  • 流 東山彰良
  • 舞台が台湾ということで、読みづらいのかな?と少し心配していましたが、まったく問題ナシ。軽々と国境を越え、作品の世界に入り込むことができる。 笑えるエピソードも多く、プロローグから下品な大陸ネタで楽しませてくれます。 (女... [続きを読む]
  • 何者 朝井リョウ
  • 流行作家という言葉を聞かなくなって久しい。 私自身も使わないですし、この言葉自体にあまり良い印象を持っていなかったような気がします。 しかし、朝井リョウの『何者』を読んで、流行作家という言葉を使いたい(もちろんポジティブ... [続きを読む]
  • 光圀伝 冲方丁
  • 出だしから、なんとも物騒なご老公さま……。子どもの頃にテレビで見ていた『水戸黄門』のイメージは、『光圀伝』によって粉々に打ち砕かれた。さらば、家族団らんの思い出。ネタバレでは無いと思うので書いてしまうと、印籠も出てこないし、「この紋所が云々」といったセリフで皆がひれ伏す、なんてこともありません。『光圀伝』は私のような歴史オンチほど、より多くの驚きを味わことのできる小説です。 京の文化人を唸らせ、詩 [続きを読む]
  • 新世界より 貴志祐介
  • 「私たちは、人間だ!」この言葉が深く胸に刺さる。人間の愚かさを客観的に提示しながら、すべての人間が当事者であるという事実も突きつけてくる、寓意に満ちた新世界。純粋にして残酷。思春期の比喩としてのファンタジー、そんな読み方もできるかも知れません。 『新世界より』を読み終えて、久しぶりに読みたくなった漫画が大友克洋さんの『AKIRA』と、冨樫義博さんの『ハンター×ハンター(キメラ=アント編)』であることを、 [続きを読む]
  • シブミ トレヴェニアン
  • 最高ランクの報酬を得る暗殺者。ニコライ・アレクサンドロヴィッチ・ヘル。上海生まれ。国籍、年齢不明。第二次大戦中の日本で五年間、囲碁の棋士に師事。終戦後、占領軍通信センターで通訳の職を得る。東京巣鴨拘置所で三年間の独房生活を経験。 出版は1979年。四十年も昔に書かれた小説とは思えない、というのが率直な感想です。その要因は、普通のスパイアクションにとどまらない普遍的、哲学的なテーマが根底にあること。それ [続きを読む]
  • 重力ピエロ 伊坂幸太郎
  • わたしが初めて読んだ伊坂幸太郎作品。本屋さんで【なんだ、小説まだまだいけるじゃん!】という『重力ピエロ』の帯文に惹かれて読んだのがきっかけだったと思います。以来すっかりファンになって、新刊をハードカバーで読む作家として追い続けています。それだけではなく、恐ろしいことに伊坂幸太郎さんは時々、小説に後から加筆修正を……。同じ小説とは思えないくらい大幅に改稿した、文庫版『モダンタイムス』に衝撃を受けてか [続きを読む]
  • 過去の記事 …